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【黄金】キャプテン平凡2【十二球編】
[443]キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/04/21(木) 00:22:15 ID:??? 重ねて問うジャミアンの言葉に、今度は沙織も沈黙を守ることが出来なかった。 だが、その答えは、ジャミアンに対する返答というよりも、自分の願望を述べたものであるに過ぎない。 ジャミアン「ふむ……まあいい。あの高さから落ちたのだ、生きていたとしても長くはあるまい」 沙織「……」 再び沈黙する沙織。 ジャミアン「さて、城戸沙織よ……最早お前を守る聖闘士も、どこの馬の骨かわからん男も居ない。 いよいよ年貢の納め時だな」 沙織「……」 沙織は無言のままジャミアンを睨み付ける。 だが、その気丈な精神とは裏腹に、落下のダメージが残った身体は思うように動いてくれそうになかった。 ジャミアン「さあ、とっとと来て貰おうか……それとも、今ここで凡太と同じ所に送ってやろうか?」 沙織「……私の命は凡太が身を以て救ってくれたもの。 ……ジャミアン、貴方のような誇りの欠片もない者に差し上げる訳には参りません」 ジャミアン「……言ってくれるね。だが、参るも参らないもねーのさ……。 大人しく来ないのなら、この場で……」 じゃっ…… そう言うと、ジャミアンは一つ、沙織の方へ歩を進める。
[444]キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/04/21(木) 00:23:17 ID:??? 沙織「……っ!」 沙織は何とか体を動かそうと力を入れるが、凡太に庇われたとはいえ落下の衝撃は思いの外大きかったらしく、 やはり思うように動くことは出来ない。 そして、そうしている間にも、ジャミアンはゆっくりと沙織に近づいてゆく。 ジャミアン「それにしてもあの凡太という男、女一人の為に崖から飛び降りるとは……愚かな奴だぜ」 小さく笑うジャミアン、しかし……。 ???「ほう……あの男は凡太というのか」 ジャミアンの背後から突然見知らぬ男の声が聞こえた。 ジャミアン「!?だ、誰だ!?」 ジャミアンは慌てて背後を振り返る。 ピシィッ! と、同時に、鋭い拳圧と、超攻撃的な小宇宙がジャミアンを襲った!
[445]キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/04/21(木) 00:24:24 ID:??? ジャミアン「う、うわぁ!?」 ダッ! ジャミアンは間一髪の所でその拳をかわし、大きく後ろに飛びすさって謎の男から距離を取った。 ジャミアン「だ、誰だ貴様!?」 ???「ふっ、燕雀いずくんぞ鴻鵠の志をしらん……ジャミアン、まさに貴様のことだな」 男はジャミアンの問いには答えず、白銀聖闘士であるジャミアン見下すようにそう言い放ち、ジャミアンと沙織 の前にすっと姿を現す。 ジャミアン「貴様ぁ……言葉の意味はよくわからんが、俺のことを馬鹿にしているな!」 見覚えのない顔にいきなりディスられ憤るジャミアン、しかし、沙織はその男に見覚えがあった。 沙織「あ、貴方は……フェニックス!」 ジャミアン「なに!フェニックスだと!?」 沙織の言葉を、ジャミアンは思わず繰り返す。 沙織「一輝、生きていたのですね……」 一輝「……生憎、地獄の方が俺を嫌っていてな」 フェニックス一輝……その名はジャミアンにも聞き覚えがあった。
[446]キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/04/21(木) 00:26:02 ID:??? ジャミアン「フェニックスだとぉ……青銅聖闘士にもかかわらず、デスクイーン島の暗黒聖闘士をたった一人で 壊滅させたという、あのフェニックスか……?」 一輝「ふっ、どのフェニックスかはしらんが……お前が死ぬことに変わりはない」 ジャミアン「なんだとぉ……?」 人を食った一輝の言葉に、ジャミアンは拳を固める。 ジャミアン「暗黒聖闘士を倒したぐらいで粋がるなよ。所詮青銅と白銀の間には、天と地の差があるのだ……」 一輝「良く喋る奴だ……」 ザッザッザッ…… ジャミアン「なっ……!?」 一輝はそう呟くと、ジャミアンを無視して沙織の方へ歩み寄る。 一輝「……無事なようだな、お嬢さん」 沙織「……貴方も、一輝」 そして、まるで存在を認めないかのように平然ジャミアンに背を向け、沙織と話し始める。 ジャミアン「むきー!貴様ァ!青銅聖闘士の分際で白銀聖闘士の俺様を嘗めているのか!」 一輝「……ギャアギャアとうるさい鴉だな」
[447]キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/04/21(木) 00:29:15 ID:HX6902Kk ジャミアン「ああん!?自分の実力も省みず何を余裕ぶっこいてやがる!青銅が白銀に勝てると思っているのか!? さっきの拳でさえ、不意を突いたにもかかわらず当たらなかったではないか!」 一輝「まったく、口ばかり達者な鴉だ。そんなに気に食わぬのなら……試してみればいいだろう?」 ジャミアン「あっ!?」 一輝「試してみろと言っているんだ。 鴉の嘴を傷付けられるか……俺はここから一歩も動かん。好きなようにしろ」 一輝はジャミアンに背を向けたまま、平然とそう言い放つ。 ジャミアン「よくもそこまで馬鹿に……良かろう!」 ジャミアンはそう言うと両腕を大きく広げ小宇宙を高める! ジャミアン「黒い羽根の恐怖に死ね!フェニックス!」 バサッ……! 先着1名で(順番通りじゃない書き込みは無効)結果が出ても一応最後まで引いて下さい。 ★ジャミアン ブラックウイングシャフト (!card) 47 +(!dice + !dice)= !後のスペースを消して書き込んで下さい。 ブラックウイングシャフトの威力×10生命力(ガッツと同等)にダメージを喰らいます。 生命力が0になったら死亡します。
[448]森崎名無しさん:2011/04/21(木) 00:33:02 ID:??? ★ジャミアン ブラックウイングシャフト ( クラブ5 ) 47 +( 4 + 4 )=
[449]キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/04/21(木) 00:33:42 ID:??? 済みません、判定一回だけですが今日はこれだけ……。
[450]森崎名無しさん:2011/04/21(木) 08:51:17 ID:??? ついに一輝兄さんの登場か なんか引きも凄そうな予感
[451]森崎名無しさん:2011/04/21(木) 18:11:32 ID:??? 全く一輝さんじゅうごさいは 言う事が違うね
[452]キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/04/21(木) 18:56:32 ID:??? > ★ジャミアン ブラックウイングシャフト ( クラブ5 ) 47 +( 4 + 4 )= 55 →55×10=550のダメージを生命力に喰らいます。 ジャミアンが両手を広げると辺り一面に黒い鴉の羽根が舞う! 一輝「むっ、なんだこの羽根は?」 そして、羽根は一輝の身体にまとわりついてゆく。 一輝「鬱陶しいな……」 一輝は身体に付いた羽根を手で払うが、その払った手にも羽根はへばりつき居てしまう。 一輝「くっ……こ、これは一体!?」 全身にまとわりつく羽根に、徐々に体の自由を奪われ、一輝の声に焦りの色が混じった。 ジャミアン「クロウの羽根は絶対に剥がれん!白銀差聖闘士を侮った罪!その身にしっかりと刻み込め!」 一輝「くそっ……まさか白銀の実力がこれほどとは!?」 もはや全身を黒い羽根で覆われ、指一つ動かすこともままならない状態になってから、一輝はようやく自分の不明を悔いた。 ジャミアン「今更悔いても遅いぜ!喰らえ!ブラックウイングシャフト!」 ガガッ! ジャミアンは動けない一輝に必殺のブラックウイングシャフトをたたき込む!
[453]キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/04/21(木) 18:57:54 ID:??? ジャミアン「ふんっ……口程にもない!しょせん青銅は青銅か!」 げしっ! 勝ち誇るジャミアンは倒れた一輝の身体を蹴る付ける。 が、その時、倒したはずの一輝の身体がむくむくと起きあがった。 ジャミアン「むっ!?こいつまだ……!」 それを見てジャミアンは慌てて飛びすさり、一輝に向かい体勢を構え直す。そして……。 バッ…… 一輝の身体を包む黒い羽根がはじけ飛んだ! ジャミアン「お、お前は……!?」 だが、そこに現れたのは、ジャミアンの予想に反した奇妙な生物! 鳥人「君は良い子だね!僕は鳥人だよ!」 ジャミアン「な、なんだお前は!?」 それはタキシードを着た人間の身体に鳥の頭が乗った奇怪な生物! 聖闘士のジャミアンも、こんな奇妙な生物は今までに見たことがない。 鳥人「僕は鳥人だよ!」 鳥人はそう言ってジャミアンの方へ近づいてくる!
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0ch BBS 2007-01-24