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【黄金】キャプテン平凡2【十二球編】
[510]キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/04/22(金) 00:39:45 ID:??? ヒカルちゃんとはよくよく臭い仲のようです……というような所で、今日はこの辺で。 お疲れ様でした。
[511]森崎名無しさん:2011/04/22(金) 03:49:56 ID:??? 感動した
[512]森崎名無しさん:2011/04/22(金) 07:10:33 ID:??? 若林が知らない間に二人は深い仲に…
[513]キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/04/22(金) 23:17:02 ID:??? ……そんなこんなの夜が明けて。 凡太が目を覚ましてしばらく、昨夜付き添いで泊まった面子が病室に集まる。 星矢「どうだ、凡太、調子は?」 凡太「体中痛いけど、まあなんとか」 瞬「骨が何カ所も折れてるんだから、無理しないで寝ていてくれよ」 凡太「うん……まあしばらくは大人しくしてるよ」 沙織「本当に良かった……一時は本当に死んでしまったのかと思ったもの」 凡太「沙織さん……済みません、みっともない所を」 沙織「みっともないなんて、そんなことあるはずないじゃない! 貴方は聖闘士でもないのに私の事を命がけで守ってくれたのに……」 凡太「あ、いや……でも途中でリタイヤしちゃいましたし」 シャイナ「いや立派だよ。お前が居なきゃお嬢さんは死んでたかもしれないもからね」 ヒカル「そうだな、まあ謙遜するな……立派だぞ凡太……プッ…くくっ……」 凡太「ヒ、ヒカルさん、何ですかその笑いは?」 ヒカル「くくっ……い、言ってもいいのか?」 凡太「……いえ、止めて下さい」
[514]キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/04/22(金) 23:18:04 ID:??? 紫龍「……ところで凡太、ちょっといいか?」 凡太「はい?えっと……」 紫龍から声をかけられ、凡太は少し言葉に詰まる。 何せ昨日会ったばかりな上に、試合の後もいろいろあったので咄嗟に名前が出てこなかったのだ。 瞬「そっか、凡太君は昨日会ったばかりだもんね。改めて紹介するよ、彼は龍座の紫龍。 僕たちと同じ青銅聖闘士で……まあ、幼なじみだね」 最後の所、瞬はちょっと言いよどむ。同じ城戸光政に集められた孤児であり、光政の非嫡子で有るということは、 沙織の手前流石に言いかねた。 紫龍「紫龍だ。よろしくな」 凡太「あっ、どうも……平山凡太です」 凡太はそう言って、差し出された紫龍の手を握る。 紫龍「ふむ……あの男が言っていた通り、いい目をしている」 凡太「はぁ……それはどうも?」 凡太はその言葉に、不思議そうな顔で紫龍で見つめる。
[515]キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/04/22(金) 23:20:06 ID:??? 星矢「紫龍、凡太のこと知ってたのか?」 その疑問は、凡太の代わりに星矢が紫龍に問うた。 紫龍「ふっ……このまま突っ込まれなかったらどうしようかと思ったぞ」 シャイナ「聞いて欲しいなら、初めから言えよ」 紫龍「少しは、雰囲気というものを考えても良いだろう……まあいい」 氷河「で、紫龍。凡太のことは誰に聞いたんだ?あの男とか、思わせぶりな事言ってたが」 紫龍「うむ……お前達と別れてから、俺は中国に帰って農作業にいそしんでいたのだが……」 星矢「ああ、そう言ってたな」 紫龍「それはそれは充実した日々だった、食事は美味いし、五老峰は東京と違って空気も美味い。 おまけに春麗は甲斐甲斐しく世話を焼いてくれる……老師からはちょくちょく聖闘士に戻れと言われたが、 俺はあそこで農業をして一生を終える気だった……」 星矢「結構な生活だな……で、何でまたその生活を捨てて日本へ?」 紫龍「うむ……農作業にも慣れ、俺がそろそろ春麗と一緒に暮らそうかなぁ?なんて甘い将来設計を立て ていた頃だ……あいつが現れたのは」 瞬「誰だい?」 紫龍「SGGK若林源三……奴はそう名乗った」
[516]キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/04/22(金) 23:21:09 ID:??? 凡太「若林君!?」 ヒカル「げ、源三が五老峰に!?」 若林の名を聞き、それまで黙って話を聞いていた凡太は勢い込んで身を起こす。 凡太「ぐはっ……い、痛い!」 途端、全身に痛みが走った。 沙織「ぼ、凡太さん、落ち着いて下さい!」 凡太「だ、大丈夫です、沙織さん……それより紫龍さん、若林君が貴方の所へ来たというのは……」 痛みの走る胸を押さえ、凡太は紫龍に続きを促す。 紫龍「……うむ、奴が俺の所に来たのは……」
[517]キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/04/22(金) 23:25:08 ID:??? 回想:中国・五老峰 春麗「紫龍ー!」 五老峰の麓、戦いを止め、鍬で畑を耕す紫龍の元へ、修業時代に知り合った少女春麗が駆け寄る。 紫龍「やあ、春麗どうした?」 春麗「老師がお呼びですよ、紫龍」 ここまで走ってきた春麗は、荒い息を整えながら紫龍にそう告げる。 紫龍「老師が……ふっ、またお説教かな」 紫龍は鍬を置き、畑の外に出る。 春麗「紫龍、もう聖闘士に戻る気はないのでしょう?」 畑の外に出た紫龍に寄り添う春麗。 紫龍「ああ、俺はもうどこにも行かないよ」 老師の元へ向かう為歩きながら、紫龍は春麗の肩を抱いた。 春麗「よかった……」 春麗もはそのまま身体を紫龍に寄りかからせ、その胸に顔を埋める。
[518]キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/04/22(金) 23:26:10 ID:??? 紫龍「はははっ、歩きにくいよ春麗」 春麗「だって……」 白昼堂々いちゃつく二人。が、その二人の前に……。 ???「そこの二人、ちょっとまってくれ……」 ザッ…… 紫龍「んっ……?」 一人の男が立ち塞がった。 ???「そこの娘さん、あんた今、聖闘士といわなかったか?」 春麗「きゃっ!?な、何ですか?」 紫龍「……君は?」 若林「俺か……俺はSGGK若林源三」 紫龍「SGGK……若林源三?」 若林「……」
[519]キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/04/22(金) 23:27:38 ID:c6pFN/GM ★五老峰に現れた若林、その目的は……。 A:いや、最早俺はSGGKなどではない……。 B:廬山にいるという聖闘士に会いに来た。 C:俺は愛に迷ってここまで流れてきた……お前らいちゃつきやがって! 先に2票入った選択肢に決定します。 (以降、しばらく若林を操作することになります)
[520]森崎名無しさん:2011/04/22(金) 23:28:00 ID:2T533Yos C
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0ch BBS 2007-01-24