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【黄金】キャプテン平凡2【十二球編】
[731]キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/05/01(日) 22:40:30 ID:??? ヒカル「私は聖域に来る前の記憶がないんだ……いや、そもそもいつから聖域にいたのか、それさえも定かではない」 凡太「えーっと……?」 沙織「よく分からないことを言うわねぇ……」 ヒカル「自分でも何を言ってるかよく分からないが、私は自分でも気付かない内に聖域にいたんだ。 ある日、突然、しかし、それまでもそうであったように、何の違和感もなく、聖域で暮らしていたかのように、 突然現れた」 紫龍「……ますます分からない」 シャイナ「おい……大丈夫かヒカル?」 説明するといいながら、訳の分からない言動を続けるヒカルに、星矢達は困惑を隠せない。 ヒカル「わからないだろう……私にもよく分からない。 だが、私は、私が本当はこの世界の人間でなく、別の世界の人間のような気がしてならないんだ」 凡太(この世界でない……別の世界?) 凡太はヒカルが語る内容に奇妙な感覚を覚える。 凡太(世界とは……もしや?) そんな凡太の思いを余所に、ヒカルは話を続ける。 ヒカル「そして、その世界での私は男で……そして……そして……くっ!」 星矢「ヒカルさん!?」 瞬「ど、どうしたんですか?」
[732]キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/05/01(日) 22:41:30 ID:??? 不意にヒカルが頭を押さえ床にうずくまる。 星矢と瞬が慌てて駆け寄りその身体を支えるが、幸いにも大したことはなさそうだった。 沙織「どうしたんですか……一体?」 ヒカル「駄目だ……これ以上は思い出せない……」 美穂「お嬢様、これはアレですよ、主に中学生が掛かるという……」 ヒカル「違う!」 氷河「掛かった奴はみんなそう言うんだ」 紫龍「氷河よ……お前が言うな」 ヒカル「違うったら違う!ホントにそう言うんじゃないって!」 シャイナ「うーん、若林の件で落ち込んでると思ったが、そう言う冗談が言えるなら大丈夫そうだな」 沙織「冗談……なのかしら?」 美穂「俺設定という奴ですよ……ボクっ娘やオレッ娘など、男っぽい言動を好む女子に有りがちな症状です」 シャイナ「あー……わかった、ヒカルお前、自分が男になった想像して801妄想してんだろ?」 ヒカル「や、801?何のことだそれは?」 シャイナ「いいって、いいって……実を言うとあたしもたまにやるんだよね、寝る前とか」
[733]キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/05/01(日) 22:43:11 ID:??? 美穂「もう、これだから腐女子は……星矢ちゃん、私は腐ってませんからねぇ〜?」 星矢「さっきから何の話だ? まったくわからんぞ」 きょとんとした表情で女子の会話を聞く無邪気な星矢。 ヒカル「ホントに何の話だよ!?お前ら、あたしの話ちゃんと聞いてたか!?」 シャイナ「聞いてたって、ま、今度私の本も貸してやるからさ…… ショタ鬼畜攻めだから趣味に合うかどうかわかんないけど」 ヒカル「シャイナ、私はお前の言ってることの方が意味分からないよ!?」 こうしてヒカルの告白はうやむやの内に流されてしまった。 だが、ひとり凡太だけはヒカルの話に引っかかるものを感じていた。 凡太(世界……ヒカルさんの言ってた世界って、僕らがめぐった世界と何か……)
[734]キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/05/01(日) 22:44:14 ID:??? 沙織「ともあれ、若林さんとヒカルさんのことはひとまず置いておきましょう」 ヒカル「置いておかないで欲しいんだが……」 混乱した話をさっぱりと切り替え、沙織は場をもう一度し切り直した。 沙織「まずは……凡太さん、ありがとうございました。 貴方が居なければ、私は死んでいたかも知れない……」 沙織はそう言うと、凡太に向かって深々と頭を下げた。 星矢「おおっ……お嬢さんが頭を下げるなんて?」 シャイナ「傲慢なお嬢さんが、珍しいこともあるもんだ」 氷河「どうしたんです沙織お嬢さん、狂ったんですか?」 紫龍「崖から落ちて頭を打ったかな?」 美穂「槍でも振るんじゃないですか?」 瞬「……君たち」 いつになく殊勝な沙織の振る舞いに、言いたい放題の星矢達と、それをやんわりとたしなめる瞬。 凡太「沙織さん……」
[735]キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/05/01(日) 22:45:55 ID:bIZsZTcA ★頭を下げてきた沙織お嬢様に。 A:感謝するなら金をくれ。 B:それより、鋼鉄聖衣壊れちゃったんで代わり下さい。 C:ピンチの人を助けるのは人として当然ですよ。 D:お嬢さんの為なら僕の命なんて安いもんです。 E:べ、別にお嬢様を助けようとしたんじゃないんだからね!勘違いしないでよね! F:好きな人を守るのは当然です! 先に2票入った選択肢に決定します。
[736]森崎名無しさん:2011/05/01(日) 22:47:17 ID:2YWupm5o C Bは自然とついてくると予想
[737]森崎名無しさん:2011/05/01(日) 22:48:24 ID:lrf7UPkc E
[738]森崎名無しさん:2011/05/01(日) 22:49:31 ID:GHUJlO1E C
[739]キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/05/01(日) 23:15:42 ID:??? 書き忘れ:過去の記憶に触れたことでヒカルの全能力値が+1されました。 > C:ピンチの人を助けるのは人として当然ですよ。 凡太「いやぁ、ピンチの人を助けるのは人として当然ですよ」 凡太は多少照れながら、努めて軽くそう言った。 氷河「なんだお前、善人か」 その様子を見て氷河はあきれたように言う。 紫龍「善人だといけないのか?」 氷河「いけなくはないが……」 ヒカル「氷河はクール気取りだからな」 沙織「ちょっと黙っててあなた達……貴方にとってはそうでも、それでは私の気が済みません。 何かお礼をしなくては……私に出来ることなら何でもしますから、何でも言って下さい」 凡太「そう言われても……あっ、ココの治療費」 沙織「もちろんそれはこちらが出すべきものですから、それ以外で」 凡太「そ、そう……じゃあ、もう別に良いよ」 沙織「それではこちらの気が済みません!何か他に!」 グッ 沙織は凡太の顔に自分の顔を近づけ返答を迫る。
[740]キャプテン平凡 ◆Dk7Hmjukqo :2011/05/01(日) 23:16:44 ID:bIZsZTcA 凡太「そ、そう言われてもなぁ……あっ、そうだ」 沙織に迫られどぎまぎしながら、凡太は沙織の提案にピッタリの案を思いつく。 凡太「鋼鉄聖衣を……」 下さい、と、言おうとした所で、沙織は皆まで言わせず凡太の言葉を継ぐ。 沙織「ええ、それはもちろん差し上げます。ランドクロスは全損してしまいましたが、マリンクロスとスカイクロスは無事。 両方とも凡太さんに差し上げるつもりでした」 凡太「そ、そうなの?ありがとうございます」 沙織「そんなの当然です。ですから、他に何かありませんか?」 ぐぐっ そう言うと沙織はいっそう顔を近づけ、まるで脅迫するように凡太に迫る。 凡太「ちかいちかいちかい……」 ★どうしてもお礼がしたいんです! A:やっぱり……マニー。金。 B:お嬢さんが欲しい。 C:星矢が欲しい。 D:世界の半分が欲しい。 E:もう溲瓶は嫌だ……入院中のお世話。 F:それ以外(沙織にして欲しいこと、貰いたい物などをお書き下さい) 先に2票入った選択肢に決定します。
[741]森崎名無しさん:2011/05/01(日) 23:17:56 ID:Lfxl2w7g E
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0ch BBS 2007-01-24