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【未来は僕らの】城山正の挑戦21【手の中】
[416]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2011/05/11(水) 02:02:32 ID:f+elgYJw 鍛冶屋「どうもお待たせしました」 チナ「……あなたがこれを作ったと聞いてやってまいりました」 そっとオリハルコン製のホイッスルを差し出す。 鍛冶屋「それは確かに私の作ったヒヒイロカネの……」 チナ「……ヒヒ……?ああそうです、その伝説の金属の加工技術をあなたが持っていると聞き及んでいます」 じっと鍛冶屋の目を腕をみつめる。 鍛冶屋「……確かに。私は伝説の金属を打つ事ができます。だが、その金属自体が無ければ……っ! そのホイッスルも旅の行商人からやっと極少量手に入れたものです」 チナ「……その金属を大量に……いえ鉱脈を知っているとしたら……?」 鍛冶屋「本当ですかっ!?そんな場所がどこにっ!?……いや、そんな場所があるはずが……っ!」 立ち上がり声を上げる鍛冶屋の前にそっと握り拳大のオリハルコンを差し出す。 チナ「……打って頂ければ、それが本物かどうか、そして私たちが本当のことを言っているとわかっていただけると思います」 鍛冶屋「……この輝き……この大きさでこの軽さ……っ!」 オリハルコンを両手に頂き目を見張る鍛冶屋。 チナ「……カントク、今回は何を打ってもらいますか……?大きさからして鎧は無理だと思いますが」 美津乃「私は剣がいいけど、弓とか短剣二振りとかもいけそうだね」 ピノ「盾とか兜も大丈夫そう。あたしも剣が欲しいけど」 城山「……なんかトントン拍子に進んだな。話がはやくていいけどさ」 職業監督なのにリーダーとしての威厳もへったくれもない状態にちょっとしょぼんとするが、 元より指導力とは無縁なので気にしないことにする。
[417]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2011/05/11(水) 02:06:13 ID:f+elgYJw 何を作ってもらいますか? A 剣 B 盾 C 兜 D 弓 E 短剣2本 F どたまかなづち G その他・上記のものと同じくらいの金属量で出来そうなものに限ります(同意するときはコピペかアンカーをお願いします) どれもそれなりに強いものになります(軽かったり命中に+がついたり、威力が大きかったりetc) 先に2票入った選択肢で続行。ID表示でお願いします。ID無しではカウント出来ません。 今日はここまで。ようやく現実に帰る目処がたちました。シロノトリガーのシナリオの進捗度はほぼ変わっていませんがw まあ、ちゃんとした人(チナやクリス)がいいように話を進めてくれるでしょう。便利だな、ちゃんとした人。 ドンとズナッフはどうしたんだろうね。前スレもどうするんだろうね。謎が謎を呼んで次回に続くっ! ってほどのこともないか。んじゃ、また。
[418]森崎名無しさん:2011/05/11(水) 06:26:56 ID:Or+F6qIc E お疲れ様でした
[419]森崎名無しさん:2011/05/11(水) 06:37:46 ID:z6BD7eT2 A 乙ですー
[420]森崎名無しさん:2011/05/11(水) 06:42:06 ID:NaR1PHX2 E
[421]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2011/05/13(金) 01:22:28 ID:sjPt2QyI 昨日は夕食後仮眠が睡眠になってしまい、更新を休んだ挙句に朝、寝坊して遅刻するという体たらくを発揮。 すみませんでした。それでは更新再開です。 E 短剣2本 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 城山「どうしたもんかなぁ」 ケンだツルギだと騒ぐ前衛組を前に思案する。 城山(チナさんはあんまり欲しがってないみたいだし、ドンとズナッフは問題外だ。あいつらにくれてやるのは最後でいい。 オレも装備に不安があるっちゃあるけど、オレがピンチの時は既に全滅寸前のはずだ。やっぱり頼むなら武器か」 ピノ「カントク〜!」 美津乃「シロちゃん!」 結論をせかす声が飛ぶ。一番の火力を誇るピノに渡して一撃の大きさを取るか、美津乃に渡して戦力の底上げを図るか。 悩みぬいた結果、出した結論は。 城山「よし、短剣を2本よろしく」 美津乃・ピノ『え゛〜っ!?』 非難めいた声が聞こえたが、これ以上すったもんだされた挙句、話が流れるのを恐れた鍛冶屋が先に承諾をする。 鍛冶屋「心得た。しかしすぐには出来ぬゆえ、しばらくしたらまた来ていただきたい」 チナ「……よろしくお願いします」 そして一番の発言力を持つチナが承認してしまったため、二人も押し黙る。 城山「ぐっ!ってえっ!!」 ピノがつま先を踏み、美津乃が脇腹をつねり上げたので、沈黙した2人に変わって城山の方が声を上げてしまった。
[422]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2011/05/13(金) 01:24:20 ID:sjPt2QyI ヒリヒリする脇腹とどっちが親指だか分からなくなった右足を引きずりながら鍛冶屋を後にする一行。 チナ「……さて、あとはドンとズナッフですが……」 ピノ「お腹すいたー。具体的には 肉 食べたーい」 美津乃「いいね。肉。ね、シロちゃん?」 城山「肉ねぇ」 お土産を買い込んで乏しくなった財布を覗き込み、どうしたもんだか思案する。 城山「冒険セットから湧き出てくる干し肉とかどうだ?あれならいくらでも食べられるし」 ピノ「いーやー。あれ食べてるとアゴ痛くなってくるし」 チナ「……軍資金を得るためにモンスター狩りにでも行きたいところですが……」 そう言ってメンバーを見回す。 チナ「……今のメンツですと、モンスター識別とドロップアイテムの判定に不安がありますね……。私無駄働きはゴメンです」 ピノ「いっぱいやっつければ、いいんだよ。最近家獣で移動してばっかりだから野良モンスターと戦ってないし。 チリも積もればマウンテーン!」 城山「チリの山ってただのゴミ山だがなー」 美津乃「でも、お金が無いのは首が無いのと一緒だしねー」 どうしたもんだかと、ひとまずミウリ温泉の休憩所へと戻ることにする。 その道中。 美津乃「あれ?また世界がまーわーるー」 城山「まだのぼせて……。アレ?オレも……」 世界が回って、捩れて、明滅する。 エニウェア滞在時間のタイムアップだった。
[423]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2011/05/13(金) 01:25:43 ID:sjPt2QyI 次に視界に入ったのはクリスの教会のソファーだった。 城山「わふっ!」 美津乃「きゃん!」 城山「ごぶぅっ!!」 雑に放り出された結果はソファー、城山、美津乃の順に折り重なる。 クリス「……首尾はどうでした?」 ティーカップを傾けているクリスの表情は曇っており、今回の冒険ではたいした収穫はなかったことが見て取れる。 城山「……オリハルコンの鍛冶屋がみつかったよ。結果はまだわからんが」 美津乃「あとお土産ー!」 にゅっとミウリ木刀を差し出す。 クリス「……結構です」 美津乃「やりぃ。これぞ、『あげる・いらん・もらう』の三段活用」 城山「コレクションが増えたわけだ」 美津乃「いぇい♪」 クリス「……楽しそうなところ悪いのですが、……次元石は……?」 じっと2人をねめつける。憎しみで人が殺せるのならコロッと逝っていただろう。 美津乃「ちゃ、ちゃーんともらってきたよ。ホラ!」 城山「ルドルフの野郎1粒しかくれなかった。ケチだよな」 美津乃が手品師よろしく人差し指と中指、薬指に次元石を2粒挟んでみせる。 クリス「……1粒しか補給できなかったのですか……!?」
[424]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2011/05/13(金) 01:26:44 ID:sjPt2QyI 先着数名様でこのスレに クリスの次元石→!card 美津乃の次元石→!card と(!とcardの間の)スペースを埋めて書き込んで下さい。 カードのマークがクラブだった場合、次元石はただの石塊と化してしまいます。 ジョーカーだった場合、2粒に増えます。 今日はここまで。 明日はいよいよ決勝戦のミーティングまでだろうなぁ。 判定や選択や、中の人のエンジンのかかり具合によっては試合開始までいくかもです。 期待は厳禁ですがwふんじゃ、また。
[425]森崎名無しさん:2011/05/13(金) 01:37:34 ID:??? クリスの次元石→ ハート7 美津乃の次元石→ JOKER 次元石は砕けない乙でした!
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0ch BBS 2007-01-24