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【完全決着】キャプテン霧雨70【新たなる野望】
[598]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/04/18(月) 00:46:39 ID:??? >>595 はい、OKです。仲のいい人であれば割と楽に誘えるでしょう >>B さすがにサッカーだけ協力ってのもあれだしな 魔理沙「(……折角、一緒に教団を広げてきたんだ。 ここで一人抜けるってのも、いい気分じゃないよな…)」 迂闊な一言が原因であったとはいえ、作ったのは自分という気持ちもある。 そして長い時間をかけ育てた教団への愛着もある。 と、そこまで考えたところで否定的な材料が自分の中にないことに、魔理沙は苦笑する。 魔理沙「……やるぜ。サッカーだけでなく迎えたいって言ってもらえたしな。 その私がサッカーだけ協力するってのは、やっぱりよろしくない」 岡山姉「お…お……おおおおおおおおお!!! やったーーーーーーーーーーーーーッ!!これで巫女世界は救われる!! 魔理沙神ありがとう!!ありがとう!!キャッホーーーーーーーーーーイ!!」 魔理沙「だからうるさいっての」 その魔理沙の返答に、地にひれ伏さんばかりに大喜びする岡山姉。 うるさいと若干思いつつも、そこまで喜んでいる姿を見て、魔理沙には悪い気がしないのであった。 カペロマン「(……さっきの巫女さんといい、女性陣は一癖ありそうだな)」 (7)金木「(……なんというか、魔理沙のチームに戻ってきたという実感が沸いてきたな)」 そしてやっぱり、魔理沙とその周囲は変人認定されるのであった。
[599]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/04/18(月) 00:47:42 ID:??? ――守矢神社 居住空間 居間 諏訪子「あ、戻ってきたね。お帰り……って、魔理沙! 魔理沙も来てくれたんだ。昨日は流石にお疲れだったかな」 居間でのんびりと待っていた諏訪子も、魔理沙の顔を見ると表情を綻ばせる。 魔理沙としても、親友である彼女の顔を見れて改めてホッとする。 帰る瞬間までに色々あったが、何とか全員無事だったのだと。 魔理沙「……。ああ、まぁそんなところだぜ。 今日は新メンバーを集めてきたぞ、ほら」 諏訪子「あ、金木くん!……と、西ドイツの!?」 カペロマン「おや、顔を覚えてもらってたか。光栄の限りだね。 全日本での試合では、あれだけのシュートをよく何本も止めてたな。 スワコ…だったか。あんたらのチームに加わることになったテオドール・カペロマンだ。 ま、よろしく頼むぜ」 (7)金木「久しぶりですね。こっちでも、よろしくお願いします」 諏訪子「う、うんうん!!よろしく!!! すごいよ魔理沙!どうやってこの2人を連れてきたのさ!?」 魔理沙「秘密の諸事情があってな」 カペロマン「…ま、そういうわけで」 (7)金木「ええ、まぁそんな感じです」
[600]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/04/18(月) 00:48:43 ID:??? いきなりのエース加入である。諏訪子の喜びようもひとしおである。 しかし、理由を言うわけにも行かず適当にはぐらかす。 一応魔理沙から口止めを受けた2人も適当なはぐらかし方で誤魔化す。 諏訪子「?……ま、まあいっか!これで一気にチームメイトが7人だね! 試合できるようになるまで、後4人だ!」 魔理沙「(……GKがいないのがなんとも、なぁ)」 現在集まっているメンバーは微妙に攻撃系に偏っている。 守備が出来るのは諏訪子ぐらいのものである。 と、そこまで考えたところで魔理沙はこれまでの慌しさから気になっていたことを諏訪子に聞く。 魔理沙「そうだ。ぬえは?ぬえはこっちに来てないのか?」 諏訪子「あれ、会わなかった?魔理沙の家にいるって言ってたけど……」 魔理沙「な……な……なん……だ……と…!!!」 ガタッ!! カペロマン「おお!?」 (7)金木「ま、魔理沙…?」 魔理沙「(私が忘れている間、ぬえはきっと小さな胸を痛めながら待ち続けてくれてたんだよな… 私はなんて酷いことを…!!) 弟子馬鹿モードに脳が切り替わった魔理沙の(妄想)視界には、はっきりと写った。 一番中、寒空の下まだ帰ってこないのかな、と待ち続けるぬえの姿が。 魔理沙の脳内でぬえが、「師匠、まだかな…」と呟いた時、魔理沙の中の何かが爆発した。
[601]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/04/18(月) 00:49:56 ID:??? 魔理沙「こうしちゃいられない!私は家に帰る!!」 カペロマン「お、おい!どうした嬢ちゃん!」 岡山姉「ま、魔理沙神が乱心だ!」 諏訪子「ちょ、ちょっと待ってよ!お昼食べるんじゃ!?」 魔理沙「離してくれ!私はぬえを迎えに行かなきゃいけないんだ!! きっとぬえはなんでもないって顔しているけど手がすっごく冷たくなってるんだ!! 笑顔で私を出迎えようと窓ガラスを擦って鏡代わりにして笑顔の練習してるんだ!! 邪魔をしないでくれ!私は行くんだーーーーーーーーーっ!!!」 少女乱心中…… 神奈子「まったく…で、落ち着いたの?」 魔理沙「ブツブツブツブツ」 諏訪子「それが、ダークサイドに堕ちちゃって…」 神奈子「まったく、何で暴れだしたんだろうね」 諏訪子「(すごく……言いたくないよ…)」
[602]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/04/18(月) 00:50:59 ID:??? 魔理沙が押さえつけられてしばらくした後、食事が始まった。 早苗の作った料理はうどんげの作っていたより遥かに美味しく、カペロマンたちも舌鼓を打つ。 岡山姉も魔理沙がまた教団に加わるといった話をし、守矢神社の面子たちもそれに大いに喜んでいた。 魔理沙「(はふぅ…………。 ……うう、折角一緒に食事してるんだから、話さなきゃとは思うんだが…。 …いや、話しかけるんだ私…!)」 A 神奈子に話を振ろう B 諏訪子に話を振ろう C 早苗に話を振ろう D 新入2人に話を振ろう E 岡山に話を振ろう F 岡山姉に話を振ろう G 飯を食うときぐらい静かにしてよう H ダメだ…やっぱりメシなんて食ってられない!私はぬえのところに行くんだ! ※要3票 現魔理沙ガッツ 620/1020 *先に【2】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません
[603]森崎名無しさん:2011/04/18(月) 00:51:31 ID:h+Lw7O4k D
[604]森崎名無しさん:2011/04/18(月) 00:51:56 ID:6VJrG/YU E
[605]森崎名無しさん:2011/04/18(月) 00:52:16 ID:2SwtQlKM H
[606]森崎名無しさん:2011/04/18(月) 00:52:46 ID:vYitUtz+ D
[607]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/04/18(月) 01:11:11 ID:??? >>D 新入2人に話を振ろう 魔理沙「(ぐっ……抑えろ…!ここで飛び出せば、事情を知らないカナちゃんたちの好感度低下がマッハだ…! それはまずい…!実はチーム内の鼻摘みものでしたなんて状況は嫌だ!)」 あんまりない自制心を限界まで働かせ、魔理沙は今すぐにでも上げたくなる腰を下ろす。 そして、目の前の料理を箸で取って食べる。 確かに美味しい。美味しい料理で、魔理沙の心がやや落ち着く。 箸を持つ手が微妙に震えてはいたが、きっと大丈夫。 魔理沙「や、やア金キにカペろマンくン………。 おいシくご飯はタべてるかな………?」 そのまま、近くに腰を下ろしていた金木とカペロマンに向けて話しかけてみる。 (7)金木「お、お前…大丈夫か……?」 カペロマン「あ、明らかにおかしいぞ…?」 魔理沙「だ、大丈ブ…………いや、やっぱりちょっと待ってくれ。 ……OK。OK…そうさ、星蓮大会が始まる前は弟子なんていなかった。 私は大丈夫…………よしっ!任せろ!」 (7)金木「(……何を?)」 頬を両手で強く叩き、自分に喝を入れる。 今だけは普段どおり(に見えるかもしれない可能性はやぶさかでもないような気もする)魔理沙である。
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0ch BBS 2007-01-24