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【翼、森崎】もうひとつの物語【そして祐一】
[677]森崎名無しさん:2011/12/31(土) 03:19:07 ID:??? 乙でした やはり祐一は主役にもキャプテンにもなれそうにないな
[678]もうひとつの物語 ◆Etq65eJh4c :2011/12/31(土) 12:11:37 ID:0NqDbDHs >> 677さん パラ的には十分強いんですがね… そういえばどちらもハートの3ですね。 変な所でシンクロしなくても…(;´Д`) ★森崎→ドリブル 47+ ハート3 +やや華麗なドリブル(+2)= 52★ ★杉森→そなえる 42+ ハート3 + 読みあて(+2) = 47★ MAX【攻撃側】−MAX【守備側】 ≧2→ボールはゴールに吸い込まれる!待望の1点! 普通の試合ではありえない、GKとGKの1対1。 その極限の状態で、くしくも彼らの思考はまったく同じであった。 森崎「(GKが1対1にまで持ち込むなんぞ頭にあるまい! そしてさらなるリスクを犯してまでドリブルを狙いに来るとは微塵にも思わないだろう! だからこそ、そこを突く!お前を抜いて1点だ!!)」 杉森「(GKが1対1にまで持ち込むとは… そしてこの状態でさらにリスクの高いドリブルでゴールを目指すのは余りにもセオリーから外れている!! だからこそ、そこだ!お前はそれを狙ってくる!!)」 バッ!! ババッ!! 森崎「よし!!」 杉森「な、なにぃ!?」 勝負の明暗を分けたのは、地力の差であった。
[679]もうひとつの物語 ◆Etq65eJh4c :2011/12/31(土) 12:19:37 ID:0NqDbDHs 無人のゴールに向けてボールを蹴る森崎。 この試合の初めての得点はGKのオーバラップ、それも1対1で取ったものという非情に稀な結果となった。 ピピィ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!! 角馬「こ、これはなんということでしょう!? このまま0対0の接戦となると思われていましたがその拮抗を破ったのは森崎選手! 前評判通りのその破天荒さで、自ら得点をねじり取りに行きましたァァァァァ!!!」 ワァァァァァァァァァァァ!!! 観客はそのミラクルプレイに湧き、 南葛は博打に成功したことに安堵し、 御影専農は作戦が狂い始め、混乱している。 井沢「おいおい…ほんとにやりやがったよ…」 滝「とはいえ、待望の一点だ。これでだいぶ楽にはなるな」 あゆみ「…」 祐一「す、すげぇな…」 下鶴「すいません、俺がボールをとられたばっかりに…」 大部「いや、データでは確かに奴のオーバーラップは選択肢にあった… が、あまりにも確率が低いため無意識のうちに除外していた。 俺らにも責任はある」 杉森「…」 富山「(なんなんじゃ!?なんなんじゃあのGKは!?)」
[680]もうひとつの物語 ◆Etq65eJh4c :2011/12/31(土) 12:29:48 ID:0NqDbDHs だがその中の、ちょっとした違和感に気づいたのは意外にも来生であった。 来生「あん?森崎、なんだかそんなに嬉しそうな顔じゃねぇな?」 森崎「…」 いつもの彼なら迷わず相手チームを挑発している、 もしくはチームメイトに激と言う名の愚痴をこぼしてもおかしくない。 その彼が、何も言わないというのはかえって不気味である。 祐一「…」 A 「ボールを支配されてたのが気にくわないんですか?」 B 「誰かが何とかしてくれるだろう、そんな気持ちがあったって事が言いたいんですか?」 C 「翼がいないとやっぱり駄目だ。それを否定したかったんですか?」 D 「相手のキーパーと何かあったんですか?」 E その他 先に2票入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
[681]森崎名無しさん:2011/12/31(土) 12:46:02 ID:gz3gqPls B
[682]森崎名無しさん:2011/12/31(土) 13:04:48 ID:YxVEtRZ+ B
[683]もうひとつの物語 ◆Etq65eJh4c :2011/12/31(土) 13:17:27 ID:0NqDbDHs B 「誰かが何とかしてくれるだろう、そんな気持ちがあったって事が言いたいんですか?」 森崎は確かに普通のキーパーとは違う、破天荒なキーパーではあるがここまで無茶な事はしないはずだ。 だからこそ、なお… 祐一「誰かが何とかしてくれるだろう、そんな気持ちがあったって事が言いたいんですか?」 ざわ… ざわ… その問に、森崎はハハッと笑う。 森崎「あぁ、別に俺のオーバーラップが失敗して1点とられてもそれはそれで構わなかったさ。 もっとも、失敗する気はさらさらないが、な。」 そう前置きをして、森崎は皆に向けて言う。 森崎「お前ら、前半の試合展開はなんなんだ? 俺は試合前に言ったはずだ。ゴールは任せろ、お前らは点を取れって。 いいかお前ら。【何とかしてくれるだろう】と【何とかしてくれる】は違うんだ。 俺はお前らなら【何とか得点してくれる】と思って信頼してるんだ。 …。信頼を裏切らないでくれよ」
[684]もうひとつの物語 ◆Etq65eJh4c :2011/12/31(土) 13:25:15 ID:0NqDbDHs そう言ってそれ以上は何も話さず、ゴールへ戻る森崎。 それを聞いた皆は… 滝「そうだ…体力温存とか行ってる場合じゃない。もっと積極的に攻めるぞ!」 来生「俺はまだゴールを入れてないんだ!俺に回してくれよ!」 井沢「攻撃は最大の守り、か。ガンガンプレスに行くぞ!」 岩見「相手はこちらを攻めあぐねてあんな作戦に出たんだ。もっと強気でいいんだ!」 攻撃陣は士気が上がり。 山森「僕がボールを奪わなきゃ、どうにもならない…この試合のキーパーソンになってみせる!」 石崎「まったく…でも俺たちの活躍の場も欲しいしな。」 高杉「あぁ。攻めてきたらカウンターにして返してやる!」 中里「(言葉ではなく、行動で示すとは…さすがナリ)」 守備陣は兜の緒を締めなおし。 あゆみ「(そう…そうよね…。私、他人に頼ってばっかりだったみたい…)」 祐一「(俺も…【何とかしてくれる】。そういう選手に、俺はなるんだ!)」 決意を新たにする者もいた。 ※南葛の士気があがりました!森崎を除く選手たち全員に+1の補正が入ります
[685]もうひとつの物語 ◆Etq65eJh4c :2011/12/31(土) 13:30:53 ID:0NqDbDHs 一方、御影専農。 南葛とは対照的に、攻めは通じず守りも破られる。 インカムからも監督の苦悩する声がくるだけで、選手全員戸惑っている。 杉森「(俺は…こういう時どうすればいい…どんなサッカーをやればいい… 森崎…セオリーを破っているのにもかかわらず、貴様の行動には結果が必ずついてくる。 俺は…俺はそれが羨ましいのか…?)」 キッ!! 杉森「皆!!とられたら取り返す!それがただそれだけだ。 試合開始に作戦がある。皆、話を聞いてくれ。」 ヒソヒソ… 大部「おい、でも監督はこんな…」 杉森「この試合は監督の為の試合か?これは、俺たちの試合のはずだ。 俺達が考え、俺たちが行動する。それが…それがサッカーじゃないのか!? (そうだろう、森崎…)」 下鶴「…。前半残り数分。やってみる価値はあると思います。」
[686]もうひとつの物語 ◆Etq65eJh4c :2011/12/31(土) 13:42:07 ID:0NqDbDHs そして試合開始の笛が鳴る。 ピピーーー!! 角馬「さぁ、0-1のこの試合。 残り数分ですが御影専農、どういう作戦にでるのでしょうか? まず、山岸選手から下鶴選手へボールが回ります。」 下鶴「よし…大部さん!」 来生「またボール回しか!?祐一、突っ込むぞ!」 祐一「よし!」 角馬「御影専農一旦ボールを下げますが、今度は南葛も積極的にあがっています!」 大部「(…頼みますよ!)それっ!」 ポンッ 角馬「大部選手、ヒールを使ってバックパス!?こ、これは!?」 来生「な、なにぃ!?」
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0ch BBS 2007-01-24