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【しばし】ファイアーモリブレム29【別れの時】
[476]森崎名無しさん:2011/04/21(木) 00:54:06 ID:??? まさにファルコンナイト的なステータスに仕上がりつつあるなw
[477]森崎名無しさん:2011/04/21(木) 00:56:12 ID:??? そろそろ誰か惚れて彼女ができそう
[478]森崎名無しさん:2011/04/21(木) 00:56:43 ID:??? >>477 そ れ だ
[479]森崎名無しさん:2011/04/21(木) 00:58:08 ID:??? ビラク「ごくっ」
[480]森崎名無しさん:2011/04/21(木) 00:58:45 ID:??? むしろこの後会話でジョーカー引いて【実は今、付き合ってる人が…】で活躍の理由判明じゃね?
[481]森崎名無しさん:2011/04/21(木) 01:16:00 ID:??? むしろ嫉妬パワー 撃破した相手が岬、三杉、日向だし
[482]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/04/21(木) 03:27:49 ID:??? 新田ドリブルJOKER覚醒→ ダイヤ8 >ダイヤ・ハート→技+2 ※新田の技が16→18に上がり、『芸術的なドリブル』(+5 1/4)を習得しました! ============ 日向「速いだけのドリブルで、この俺を抜けるか!」 新田「うおおおおぉぉぉおおおおおっ!!」 シュババババッ!ババッ! 日向「(なっ…!?こ、こいつ…ここまで器用で、なおかつ力強いステップを踏めたのか!?)」 吠える新田の気迫に、日向は珍しく危険を感じた。 そこには単純な足の速さだけではなく、洗練された技術、 そして鍛え抜かれた足腰によるパワーも十分備わっているドリブルがあったのだ。 日向「(…松山に続き、どうやらこいつも俺の期待以上の成長を見せてくれる。いいだろう。その力に敬意を評し……)」 ズアッ!! 日向の力づくのタックルが新田の足元へと迫る。 新田は強引に跳ね除けようとするが、やはり力では日向に分がある。 体制を崩されそうになりながら、新田は足元のボールを見つめ葛藤する。 新田「(! だ、駄目だ!せっかくスピードに乗せることが出来てるんだ。 ここで止められてしまえば上がっていった翼さんや岬さんたちに戻る猶予を与えてしまうことになる。 抜けない……止められてしまう……いや、違う!相手が力押しで来るというのなら……!)」
[483]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/04/21(木) 03:28:51 ID:??? 〜数ヶ月前。サンパウロFCトップチーム練習コートにて〜 その日、新田はチームメイトのジウたちと共にトップチームとユースチームの練習試合へと駆り出されていた。 現在若手とベテランの調和を目指すフロントの意向通り、有望株な若手を探すべく、 週に一回プロクラブにとっては異例の昇格を賭けた対抗試合が行われているのである。 ピッピッピイイィィィィィ! 陽子「はい、そこまで!4対0でプロチームの勝利!」 オリベイラ「残念だったな、来週こそは点を奪えるといいね、期待のルーキー軍団」 ネルソン「始めの頃に比べると、ようやくゲームらしいゲームが出来るようになってきたな」 バモラ「ハハハ、悪いけど簡単には点をやれないヨ。こっちもレギュラーがかかっているんだからネ」 ストラット「……ふん。こいつら相手じゃウォーミングアップにもならなかったな」 トップチームの代表格の四人。チームキャプテンのオリベイラ、最年長の抑え役ネルソン、 正GKのバモラ、そしてセリエAのミランから移籍してきたイタリアの若きストライカーであるストラットは 思った以上のユースチームの健闘に各々の反応を示していた。 アマラウ「ムカムカ〜。同い年のくせにあいつ態度悪っ!あのチョンマゲヘアーもなんか腹立つ!」 ドトール「プロとしての経歴はあいつのほうが上だからしょうがない。…まぁ、このまま黙ってはいられんのは同意だな」 ジウ「レナート、来週こそ頼むぜ。俺達が勝つためには最少失点で切り抜けることが大事なんだからさ」 レナート「お、おう…ま、任せろ……(メガロゾーンなんか怖くない…怖くないったら怖くない…)」 バビントン「この試合で結果を出せれば晴れて正式にプロ契約なんだから。今度も頑張ろうよみんな!」
[484]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/04/21(木) 03:30:15 ID:??? マウリシオ「でも、これまでの戦績は0勝5敗で合計18失点。少しも勝機が見えてこないんだよな〜」 石崎「相手の猛攻撃を止めるだけで精一杯だっつーの。なぁ新田、お前の力でなんとか1点奪って……ん?」 石崎はキョロキョロと辺りを見回してみるが、ユースチームのFWである新田の姿が見えない。 先程の試合で、プロチームのストラットにストライカーとしての差をむざむざと見せつけられ、 どこか上の空だったのが気がかりだったのだが… 陽子「あら?どうしたのかしら石崎くん」 石崎「よ、陽子さん、新田の姿が見えないんです!」 陽子「(あちゃあ。彼はちょっとナイーブなところがあるからなぁ。落ち込みすぎてなきゃいいんだけど…)」 〜サンパウロ郊外〜 新田「(…駄目だ。アリティアカップで通用していた俺の技術が、サンパウロのプロチームにはまったく通用しない。 どれだけ工夫を凝らしても、どれだけ相手の裏をかことしても、全て跳ね返されてしまう……)」 数度に渡るシュートチャンスを手に入れたのにもかかわらず、 その全てを台無しにしてしまった無失点続きの今の自分に、新田はショックを隠せないでいた。 新田「(せっかく片桐さんと岬さんの推薦で憧れのブラジルへと研修に来ることが出来たのに…… 俺にはやっぱり山森に比べて才能なんて無いのかな。……自信……無くなりそうだよ)」 膝を抱えて座り込み、小柄な体をさらに折りたたむかのような座り方をしている新田。 するとその足元に、コロコロとひとつのサッカーボールが転がってくる。 新田「(……ボール?いったい誰が…?)」
[485]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/04/21(木) 03:31:53 ID:??? ふと顔を上げると一人の少年が立っていた。年頃は自分と同じくらいだろうか。 肩に届きそうなほどの鮮やかな金髪が風に揺れるさまは、一つの芸術品のような輝きを思わせる。 先ほど転がってきたボールは彼が蹴りこんだものなのだろうか? 少年は新田の足元で止まったボールを拾おうとこちらに近づいてくる。 だが、その少年はボールを手で拾わずに器用に足先で浮き上がらせると 新田の目の前で軽やかにリズムよくリフティングを始めだしたのだ。 少年「よっ…ほっ、はっ」 新田「(…何のつもりだよまったく。今はサッカーボールなんて見たくもないのに)」 少年「君」 新田「…え?」 突然朗らかに話しかけてきたその少年の態度に新田は困惑する。 そんな新田の反応を知ってか知らずか、少年は新田の頭上へとボールを飛ばしてくる。 新田「わっ、とっ、たっ!?」 ポンッ 慌てて素早く立ち上がると、ヘディングでボールを浮き上がらせる。 沈んだ気持ちなんてお構いなしに、ボールを押し付けてくるこの謎の少年はいったい誰なのだろうか。 しかしそんな思慮を巡らす暇もなく、少年は新田に向かってボールを奪おうと接近してくる。 新田「(勝負しようってのか?…馬鹿にして!)」
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0ch BBS 2007-01-24