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【しばし】ファイアーモリブレム29【別れの時】
[702]森崎名無しさん:2011/04/23(土) 02:25:54 ID:??? しかし勝ったからよかったが 大事な試合で主人公ヘタレ引き多いのはもやもやするのう 引きに左右されない超実力備えたいぜ
[703]森崎名無しさん:2011/04/23(土) 02:27:42 ID:??? ていうか本来1/13しか出ないはずの(実際これまでもそんなにホイホイ出なかった)必殺が 大事なところでアホほど顔を出したからなw
[704]森崎名無しさん:2011/04/23(土) 02:32:35 ID:??? ある程度引きに左右されない程度には強いはずなんだがなあw アリティアカップのときなんて 最強セーブ+レクスカリバーでもネオイーグル以下だったんだぜ それが今では技のみで素サイクロン圧倒してる・・・のにご覧の有様だよ!
[705]森崎名無しさん:2011/04/23(土) 02:36:02 ID:??? なな何がおこったんだ アベルどうしたんだ
[706]森崎名無しさん:2011/04/23(土) 02:44:29 ID:??? アベルどうしてくれようか 阿部留とか抜きでマジで抱きついてキスしてやりたい気持ちだ
[707]森崎名無しさん:2011/04/23(土) 02:48:25 ID:??? 前から思ってたがこのスレのサッカーは無闇にドラマチックすぎるw ワーレンのときの驚異の追い上げ、ヒューガー(一回目)ラスト感動のセーブ、アリティアカップの連敗から虎さんフルボッコ、 そしてこの試合の異常に素敵な展開…おかしいよ!w
[708]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/04/23(土) 03:15:35 ID:??? ワーレンで買ったファイヤーの書の伏線がここで消化→ ハート6 >ダイヤ・ハート→『パンサーボルケイノ』(威力13 吹っ飛び係数2 消費340)『シュート+1』 ※アベルが『パンサーボルケイノ』と『シュート+1』を習得し、『シュート苦手-3』を克服しました! ============ アリティア騎士団の聖騎士アベル。二つ名は黒豹。 彼の剣と槍はまさに獲物を喰らう黒豹の爪と牙であり、 一度武器を震えば百もの兵士を打ち倒すほどの猛将と呼ばれる男である。 しかし、どれだけ武勇を積もうとも彼に伸し掛る『汚名』は消えることはなかった。 アベルはシュートが下手。 既にアカネイア大陸では貴族だけではなく平民たちにも広く楽しまれている娯楽、サッカー。 ドルーア帝国を打ち倒し、神剣ファルシオンを携えるマルスの国アリティアでもサッカー熱気は盛んであった。 近々国の再興のために新人兵士の募集をかけるに当たって、 サッカーの技術も試験の一つに取り入れることになるとも言われるほどである。 そんな中、勝利と栄光をもたらしたアリティア騎士団の中核である彼は 自分のシュートがどうしてここまで入らないのか悩み、そして苦しんだ。 身体能力は誰も文句が言えないほどのトップクラスであり、 ドリブルも、パスも、タックルも全てが一流の動きを見せることが出来ていた。 だが、何故かシュートを撃とうとすると体が強ばり、足が固まり、腰が引け、目の前が真っ白になる。 自分は何かの病気なのだろうか?それとも悪霊の類に取り憑かれでもしているのか? 宮廷の司祭に相談に行くほど、彼の精神は疲弊していた。称えられ、崇められる存在であるがゆえに このどうしようもなく情けない弱点を持つことは許されざることだったのだ。 アベル「(アカネイアカップ…アリティアカップ…そしてこの特別試合! 俺はいったい何本のチャンスを無駄にしてきた!?何本のシュートを止められてきた!?)」
[709]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/04/23(土) 03:16:36 ID:??? サッカーとは、信頼を絵に書いたような競技であるとアベルは考えている。 文字通り、ボールを仲間にパスすることで託すのだ。この選手ならシュートを決めてくれる、と。 自分はその信頼を裏切り続けてきたのである。民を守り、主君を守り続けることを誇りにする 栄誉あるアリティア騎士団の聖騎士であるはずなのに。 アベル「(もうたくさんなんだ!仲間の期待を裏切り、自分の努力を裏切り続けることが! 俺は……俺は黒豹アベル!アリティアの聖騎士だ! 黒騎士カミュすら一対一で打ち砕いた男!その俺が……その俺が!!)」 ボシュウッ!! アベル「これ以上外すわけにはいかねぇんだ〜〜〜〜〜っ!!!」 ズッゴオオオオオオオオオォォォォォォォォォォオオオオオオンッ!!!!!! バリィィィッ!ドッズウウゥゥゥン!ブパアアァァァンッ!!! 井沢「え……?」 石崎「は…?」 早田「な、なにが起こった…?」 若林「ぁ……ああ………あああああああぁぁぁぁっ!!!」 レナの魔法に包まれ、アベルの渾身の力で蹴り出されたボールは巨大な炎の塊となってゴールに向かう。 そしていとも簡単にネットを突き破ると、後ろの壁にぶち当たり、火山が噴火したかのような爆発音と共にボールは消し飛んだ。 その威力と凄まじさにBチームの選手達は一歩も動くことすらできなかった。 一番遠い距離にいて、PA外からのシュートをことごとくたたき落としてきた若林ですらも。 ピッピッピイイイイィィィィィィィッ!!!
[710]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/04/23(土) 03:17:58 ID:??? 試合終了の笛が高々と鳴らされた。そう、ついに終わったのだ。 前半35分、後半35分。延長前半15分、延長後半15分。ロスタイムを含めればもう少し多いだろうか。 100分に渡る若き戦士たちの短くも長い戦いは、ついに終わりの時を迎えたのだった。 Aチーム 3 - 2 Bチーム 前半37分 新田(ジュリアン) 後半27分 翼 後半12分 マルス(アベル) 後半35分 日向 延後17分 アベル 試合を終えた選手たちは、すべての力を使い果たしたかのように次々とその場にしゃがみ込んでいく。 中にはごろりと寝転び、燦燦と輝く太陽を仰向けで見上げるものもいる。 この長き死闘を見守っていた者たちは、人知れず手をたたき始める。 スタジアムを飲み込まんとする拍手の音。果敢に攻め、懸命に守り、走り、跳び、ぶつかり合ってきた AチームとBチーム、総勢32名の若き戦士たちに祝福の拍手を送り続けた。 片桐「…終わりましたね、見上さん」 見上「ああ。ここからが大変だ。メンバーの発表、スタメンの編成、そして……」 陽子「キャプテンの投票。ですね」 全日本ユースの首脳陣たちは、満足のいく試合結果に納得の表情を浮かべていた。 『プロジェクト・カウンターウイング』に変わる、世界一のチームを創り上げるという新たなプロジェクト。 『プロジェクト・エムブレム』がようやく動き出そうとしているのだから。
[711]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/04/23(土) 03:19:24 ID:??? シュナイダー「…………」 カルツ「あらあら、シュナイダーちゃんってば渋い顔しちゃって。 アベルの旦那にあそこまでそっくりなシュートを撃たれてご機嫌斜めになっちまったか?」 シェスター「機嫌が悪いのはそれだけじゃなさそうだけどね… (ニホンは確かにシューターの成長が素晴らしいけど…肝心のキーパーたちがあれじゃあね…)」 カペロマン「ま、ワールドユースでは俺たちドイツの前には敵はいないさ。 唯一注意するべきだったブラジルユースも、なかなかメンバーが招集できないトラブルにあってるみたいだし」 フライハイト「…油断は禁物だぞ。何が起こるのか分からない。それがサッカーなのだから…」 カペロマン「(……相変わらず苦手だぜ、このナメクジみたいな野郎はよ……)」 ポブルセン「ふん、首を洗って待っていやがれジャパニーズども。 この俺があの男以上の地獄の炎でお前たちを焼き尽くしてやる!」 シュナイダー「…そろそろ引き上げるぞ。他の国への偵察も残っているんだからな」
[712]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/04/23(土) 03:20:40 ID:??? ロリマー「あーあ。マツヤマとソーダのチームが負けちゃった」 ロブソン「最後のあのシュートを撃たれてはどうしようもあるまい。 しかし、あのアベルという男はあそこまで強いシュートが撃てるとは思えなかったが…」 リッキー「景色が移り変わっていくように、人も常に何かが変わっていくもんさね。 きっと心境の変化とか何かがあったんだろ?」 リネカー「俺には彼がようやく自分の殻を割り、本来の実力が発揮できたように見えたな。 ……しかし、ニホンの選手にあそこまで対抗出来るアカネイアという国の選手、か」 ディーン「まぁ俺たちのサッカーとはこれ以上深く関わってくることはないだろうな。 なんたって、地球上じゃない、まったく別の世界の人間たちなんだしさ」 リチャード「(ヒヒヒヒ……やるじゃねぇか、あのアベルって奴。 あいつのシュートに怯えるあの引きつった顔、顔、顔……くぅ〜、た・ま・ら・んっ♪)」 リネカー「……さて、我々も引き上げるとしようか。ワールドユースでは きっと彼ら以上の強敵たちが待ち受けているだろうからな」
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0ch BBS 2007-01-24