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【しばし】ファイアーモリブレム29【別れの時】
[948]森崎名無しさん:2011/04/26(火) 19:19:30 ID:??? 虎の捕食の時間→ ハート8
[949]森崎名無しさん:2011/04/26(火) 19:20:03 ID:??? 虎の捕食の時間→ ダイヤ5 家畜の神よー!
[950]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/04/26(火) 19:51:28 ID:??? 虎の捕食の時間→ ハート8 >ハート→豚は豚小屋へ行け!ライトニングタイガーでリブタを吹き飛ばしつつ日本が2点目! 日向「豚は豚小屋へ行け!うおおおぉぉぉぉ〜〜〜〜〜っ!!」 ドッ!ゴシャアアアアアァァッ!!! リブタ「ブヒイィィィイイイ〜〜〜〜ッ!!」 放送「日向くんのライトニングタイガーが炸裂! オランダの巨漢DFリブタくんを吹き飛ばしゴールへと突き刺さりました〜〜〜っ!!」 日向「(ネットを突き破れなかった…だと?ちっ、伊達に重量級じゃないってことか…)」 リブタ「ぶ…ぶぴぃ……つ、次は、と、止めるぅ……」 三杉「(出会った頃はただの身体の大きいDFなだけだと思っていたが、それはボクの見当違いだったんだ。 彼には相手の蹴り足の角度とボールの回転を見切れる目の良さがある。 もしも無駄な贅肉をそぎ落とし、その身体の内に眠る鋼の肉体が表に現れるようになれば……)」 今回は日向に軍配が上がったものの、アヤックスアカデミーの一員である 優秀なポテンシャルを見せつけられ、日向と三杉はさらに気を引き締める。 その後、試合は後半戦へと突入する。相変わらずオランダは他の者より能力が劣る中山の位置を執拗に攻めた。 守備位置が近い松山や三杉もフォローに回るが、そうすれば他の中盤に出来た穴をイスラスのドリブルで突破されてしまう。 それでも日本のペースで試合を進行できたのはやはり全日本のCBである次藤の力のお陰だろう。 彼はイスラスを初めとするオランダのトータルフットボールによる素早い攻撃をことごとくその巨体で弾き返した。 その硬さといったら彼の後ろに控える森崎が、眠たそうにあくびを初めてしまうほどである。 森崎「(うーむ。もしかしてオランダ戦はこのまま出番なしか?)」 そう思った束の間、ようやくオランダが中盤で競り勝ちこちらに向かってくるようだ。
[951]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/04/26(火) 19:52:49 ID:??? このまま日本の勝利か?→ !card !とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します ダイヤ・ハート→イスラスとリブタの二人が上がってくる! スペード→イスラスが単騎で突っ込んでくる! クラブ→しかし中山がイスラスをタックルで止める!…ん?イスラスが足を痛めて負傷退場? JOKER→そのころベンチでは…
[952]森崎名無しさん:2011/04/26(火) 19:53:23 ID:??? このまま日本の勝利か?→ JOKER
[953]森崎名無しさん:2011/04/26(火) 19:54:19 ID:??? ちょw
[954]森崎名無しさん:2011/04/26(火) 19:55:37 ID:??? 何があったんだwwwwww
[955]森崎名無しさん:2011/04/26(火) 19:56:34 ID:??? そのころベンチで一体何が……w
[956]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/04/26(火) 23:12:45 ID:??? このまま日本の勝利か?→ JOKER >JOKER→そのころベンチでは… レオン「ううむ…まさかあのイスラスがここまで追い込まれようとは」 シャル「(イスラス……あなたはこんなところで負けちゃ駄目、負けちゃ駄目なのよ…!)」 オランダベンチ内。監督のレオンとチームマネージャーのシャルは 苦しい戦いが続くオランダユースの状況に対して不安げな顔を浮かべる。 シャル「監督!このままではさらに点差を広げられてしまいます!何か手を打たないと!」 レオン「むうう……」 ????「ふぇふぇふぇ…お困りのようじゃのう」 レオン「なっ…だ、誰だ貴様は!?」 突如自分の背後に現れた漆黒のローブに身を包むしゃがれた老人の声に、レオンは驚きの声をあげながら振り向く。 ????「わしのことなどどうでもいいじゃろうて。それよりも…このままではあのイスラスという小僧も力尽き お主のチームは先日のフランスのような大敗は免れないじゃろう」 レオン「そ、そんなことは分かっとる!だから何か策を考えているのだ…!」 ????「ふぇふぇふぇ…よければこのわしが知恵を貸してしんぜよう」 レオン「なにィ…?」 ????「(どうれ……少しばかり試合を面白くしてやろうか。 あの『片足』の少年への面白い土産話になろうて……)」
[957]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/04/26(火) 23:13:46 ID:??? 一方そのころ。ミランのオランダトリオとは別の席にて、 苦しい戦いを続けているオランダユースを見守る姿があった。 デンマークA代表GK。長い手足と長髪が実に映えるシューマッハである。 彼はイスラスと直接面識があるわけではなかった。 だが、彼の連れ添いである友人は、イスラスとは並々ならぬ繋がりを持っていたのである。 シューマッハ「で、どうだ?お前の力を受け継いだあの少年は勝てそうか?」 ????「遅い。遅すぎて欠伸が出るぜ」 シューマッハ「……勝てるか負けるかと聞いているんだ。それじゃあ答になってないぞ、マッハーよ」 マッハーと呼ばれた短く揃えて刈り上げた金髪の男性は笑って答えた。 マッハー「遅いから負ける。あいつがもう少し速かったらさっきもタックルで止められることはなかっただけさ」 シューマッハ「……」 マッハー「…だが、たまにはのんびり歩くべきときも必要なのかもしれないな。 俺も……そしてジャイッチも、急いで急いで急ぎ過ぎちまっていたみたいだ」 ケラケラと人懐っこい笑顔を振りまきながら、マッハーは自分の白い肌とは違う色の右足を愛おしそうに撫でた。 マッハー「プロになるために…少しでも早く上に行くために、俺は闇雲に走り続けた。 だが、人の体ってのはほーんとよく出来たものなんだよなぁ。 本質の限界を超えた、身の丈に合わない行動にきっちりブレーキをかけやがる。 まぁ今は……あいつが俺の二の舞にならないようにならないことを祈ってやるだけさ」 ポーランドのマッハー。3年前のjrユース大会直前に、不運な事故でその選手生命を失った天才的なドリブラーである。 彼のチームメイトであり、シューマッハの友人でもあったジャイッチもまた、無茶な練習が祟りフィールドから姿を消した選手だった。 シューマッハ「…やはり連れてこなかったほうがよかったか?」
[958]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/04/26(火) 23:15:07 ID:??? マッハー「いーや。俺が見たいっていって無理して付いてきたんだから。気にすんなって。 後悔がないのかと言われれば、そりゃああるさ。ありまくりだ。あいつに渡って行った右足を奪いとって もう一度全力でフィールドを駆け巡れたらどうするとか言われたら、迷うこと無く俺は行動するね」 シューマッハ「…………」 マッハー「ま、そんなこと魔法や奇跡でも無い限り起こりえないとは思うがね。いっしっし。 とにかくもう少し頑張ってもらいたいもんだ。世界最速の足を与えられたオランダの彗星さんにはねぇ」 シューマッハ「ああ、そうだな……」 シュババッ!! イスラス「うおおぉぉぉっ!!」 翼「くっ…普通ならこれだけ囲めば相手はかなり苦しくなるはずなのに!」 岬「全然苦にせず突っ込んでくる!むしろ速度が上がってる!」 松山「あれだけのスピードに振り回されもせず、よくドリブルできたものだな…」 三杉「そうだ。あの『白い右足』がそれを可能にしているんだよ。 (常人の2倍…いや、それ以上の瞬発力を生み出しながらも その推進力を一瞬で堰き止められるブレーキも合わせ持つ…… まさに奇跡のような足だ。スポーツ選手なら誰もが羨む才能の一つだろう)」 イスラス「(なんだ…?後半に入ってから右足のキレがいつも以上に増してやがる。 そこまでして俺に走り続けて欲しいのか、この暴れ馬は…!)」 自分でも驚くほどのスピードとキレを発揮させるドリブルで、イスラスは再び中央突破してくる。
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0ch BBS 2007-01-24