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【しばし】ファイアーモリブレム29【別れの時】
[955]森崎名無しさん:2011/04/26(火) 19:56:34 ID:??? そのころベンチで一体何が……w
[956]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/04/26(火) 23:12:45 ID:??? このまま日本の勝利か?→ JOKER >JOKER→そのころベンチでは… レオン「ううむ…まさかあのイスラスがここまで追い込まれようとは」 シャル「(イスラス……あなたはこんなところで負けちゃ駄目、負けちゃ駄目なのよ…!)」 オランダベンチ内。監督のレオンとチームマネージャーのシャルは 苦しい戦いが続くオランダユースの状況に対して不安げな顔を浮かべる。 シャル「監督!このままではさらに点差を広げられてしまいます!何か手を打たないと!」 レオン「むうう……」 ????「ふぇふぇふぇ…お困りのようじゃのう」 レオン「なっ…だ、誰だ貴様は!?」 突如自分の背後に現れた漆黒のローブに身を包むしゃがれた老人の声に、レオンは驚きの声をあげながら振り向く。 ????「わしのことなどどうでもいいじゃろうて。それよりも…このままではあのイスラスという小僧も力尽き お主のチームは先日のフランスのような大敗は免れないじゃろう」 レオン「そ、そんなことは分かっとる!だから何か策を考えているのだ…!」 ????「ふぇふぇふぇ…よければこのわしが知恵を貸してしんぜよう」 レオン「なにィ…?」 ????「(どうれ……少しばかり試合を面白くしてやろうか。 あの『片足』の少年への面白い土産話になろうて……)」
[957]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/04/26(火) 23:13:46 ID:??? 一方そのころ。ミランのオランダトリオとは別の席にて、 苦しい戦いを続けているオランダユースを見守る姿があった。 デンマークA代表GK。長い手足と長髪が実に映えるシューマッハである。 彼はイスラスと直接面識があるわけではなかった。 だが、彼の連れ添いである友人は、イスラスとは並々ならぬ繋がりを持っていたのである。 シューマッハ「で、どうだ?お前の力を受け継いだあの少年は勝てそうか?」 ????「遅い。遅すぎて欠伸が出るぜ」 シューマッハ「……勝てるか負けるかと聞いているんだ。それじゃあ答になってないぞ、マッハーよ」 マッハーと呼ばれた短く揃えて刈り上げた金髪の男性は笑って答えた。 マッハー「遅いから負ける。あいつがもう少し速かったらさっきもタックルで止められることはなかっただけさ」 シューマッハ「……」 マッハー「…だが、たまにはのんびり歩くべきときも必要なのかもしれないな。 俺も……そしてジャイッチも、急いで急いで急ぎ過ぎちまっていたみたいだ」 ケラケラと人懐っこい笑顔を振りまきながら、マッハーは自分の白い肌とは違う色の右足を愛おしそうに撫でた。 マッハー「プロになるために…少しでも早く上に行くために、俺は闇雲に走り続けた。 だが、人の体ってのはほーんとよく出来たものなんだよなぁ。 本質の限界を超えた、身の丈に合わない行動にきっちりブレーキをかけやがる。 まぁ今は……あいつが俺の二の舞にならないようにならないことを祈ってやるだけさ」 ポーランドのマッハー。3年前のjrユース大会直前に、不運な事故でその選手生命を失った天才的なドリブラーである。 彼のチームメイトであり、シューマッハの友人でもあったジャイッチもまた、無茶な練習が祟りフィールドから姿を消した選手だった。 シューマッハ「…やはり連れてこなかったほうがよかったか?」
[958]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/04/26(火) 23:15:07 ID:??? マッハー「いーや。俺が見たいっていって無理して付いてきたんだから。気にすんなって。 後悔がないのかと言われれば、そりゃああるさ。ありまくりだ。あいつに渡って行った右足を奪いとって もう一度全力でフィールドを駆け巡れたらどうするとか言われたら、迷うこと無く俺は行動するね」 シューマッハ「…………」 マッハー「ま、そんなこと魔法や奇跡でも無い限り起こりえないとは思うがね。いっしっし。 とにかくもう少し頑張ってもらいたいもんだ。世界最速の足を与えられたオランダの彗星さんにはねぇ」 シューマッハ「ああ、そうだな……」 シュババッ!! イスラス「うおおぉぉぉっ!!」 翼「くっ…普通ならこれだけ囲めば相手はかなり苦しくなるはずなのに!」 岬「全然苦にせず突っ込んでくる!むしろ速度が上がってる!」 松山「あれだけのスピードに振り回されもせず、よくドリブルできたものだな…」 三杉「そうだ。あの『白い右足』がそれを可能にしているんだよ。 (常人の2倍…いや、それ以上の瞬発力を生み出しながらも その推進力を一瞬で堰き止められるブレーキも合わせ持つ…… まさに奇跡のような足だ。スポーツ選手なら誰もが羨む才能の一つだろう)」 イスラス「(なんだ…?後半に入ってから右足のキレがいつも以上に増してやがる。 そこまでして俺に走り続けて欲しいのか、この暴れ馬は…!)」 自分でも驚くほどのスピードとキレを発揮させるドリブルで、イスラスは再び中央突破してくる。
[959]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/04/26(火) 23:16:37 ID:??? 森崎「やーれやれ。またワンパターンなドリブルかよ… まぁ退屈していたところだし、少しは楽しませてくれるかな?」 ☆どうしますか? A全員突っ込め!日本特攻スライディング部隊を見せてやれ! B早田を向かわせ、次藤と石崎は待機 C早田と次藤を向かわせ、石崎は待機 D全員待機!オランダのシュートに備えるんだ! Eよーし!俺がオーバーラップしてあいつからボールを奪ってやる! 2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。
[960]森崎名無しさん:2011/04/26(火) 23:17:36 ID:BkQaYD3c A 次藤ならやってくれる
[961]森崎名無しさん:2011/04/26(火) 23:20:08 ID:cGHCCX4A D
[962]森崎名無しさん:2011/04/26(火) 23:22:04 ID:MwzYmPaE A 石崎のオウンゴール怖いです
[963]森崎名無しさん:2011/04/26(火) 23:22:17 ID:cIoD+moM D
[964]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/04/26(火) 23:28:53 ID:??? >A全員突っ込め!日本特攻スライディング部隊を見せてやれ! 森崎「もう一度タックル部隊でボールを奪ってやれ! あいつに俺たちからゴールを奪おうなんて不可能なんだってことを教えてやるんだ!」 早田「(くっそぉ…しっかりしやがれ早田誠!俺は…俺はエースキラーなんだ!)」 次藤「今日は自分でも怖いくらい調子が良いタイ。どうれ、もういっちょもんでやるとするか」 石崎「ここでボールを奪えれば流石にオランダも諦めるっしょ。いっくぞーっ!」 イスラス「(まるで勝手に足が進みたがっているみてぇだ…よし、今度こそ抜ける!そしてまずは1点を奪う!)」
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0ch BBS 2007-01-24