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【しばし】ファイアーモリブレム29【別れの時】
[986]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/04/27(水) 01:18:44 ID:??? 誰に合わせてくる?→ クラブ4 >クラブ→次藤が自慢のヘッドでクリアーに成功!ピンチは脱出できたが森崎は暇だ… オランダ7番「あ、しまった!この軌道じゃイスラスまで届かない!」 ファーポストの位置を陣取っていたイスラスには到底届かない低めのセンタリングとなってしまい、 すかさず次藤がパワーを活かしてしっかりと足場を確保しつつジャンプする。 次藤「ふんがっ!!」 バコォッ!! 放送「頭三つほど高い!レベルが違いすぎる!次藤くんが素晴らしい守備で日本のピンチを防ぎます! 彼の働きはまさに二人目のキーパーと言っても過言ではないでしょう!」 森崎「(うーん。確かにありがたいんだが俺の活躍の機会が全然巡ってこないなぁ。 順調に点を重ねてる翼や日向、そして別リーグのシュナイダーやカルロスに比べるとまだまだ活躍が足りないぞ。 かといってわざとピンチを演出するってのものなぁ…あ〜、もっと強い連中と早く戦いたいぜ!)」 次藤「フッ、何がオランダの彗星タイ。流れ星は落ちる運命だと相場が決まっとるのじゃ。がっはっはっは」 その後もオランダはイスラスが果敢に攻め込むものの、疲労の蓄積からか徐々に動きが鈍くなり攻め手が尽きる。 その分リブタが奮起をし、日本の猛攻をなんとか防ぐもののその必死の抵抗が限界だった。 ピッピッピイィィィィィィッ!! 放送「試合終了〜〜!!2対0で日本が勝利を収めました! これで日本はリーグ戦で単独トップ!次戦のウルグアイ戦の結果を待たずして 決勝トーナメント出場決定だ〜〜〜〜っ!!!」 イスラス「(ジトウ…そしてモリサキ、か。俺一人で充分だとタカをくくってみたらこの様だ。情けねぇにもほどがある……)」
[987]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/04/27(水) 01:20:04 ID:??? リブタ「ちくしょう…く、悔しい……ごめんなイスラス、俺、もう夜中にデザートはやめる。 もっと体を引き締めて高くジャンプできるようにしてみせる。 だから、だから次こそ勝とう!予選リーグは2位通過して、決勝トーナメントでリベンジしようよ!」 イスラス「…ああ、そう……だ、な……(な、んだ……からだが……言う事を……きか、ね……)」 グラッ……ドサアッ!! リブタ「イ、イスラス!どうしたイスラス!お、おい!しっかりしろ!」 シャル「いやあっ!イスラス!た、担架を!はやく担架を用意して!!」 レオン「(ああっ……私は…私はなんということを……)」 森崎「ん…?なんだあいつ、あんなギリギリの状態になるまで頑張っていたのかよ。無茶しすぎだぜ…」 中山「(……あのオランダの9番……もしや、いや、でもまさか!?)」 中山は試合終了直後力尽きるように倒れこみ、担架で運ばれるイスラスの方を見た。 彼が運ばれるオランダのベンチの奥に、減少した能力に悩み苦しみ、答えを探していた頃の自分に 新たな力を授けてくれた漆黒のローブの影が確かにいたのである。 中山「(見間違いじゃない…!でも、なぜあの人がオランダのベンチなんかに…?)」 そこで中山は自分に力を授けてくれたその老人の言葉を思い出す。 無闇矢鱈に力を使ってはいけない。その反動はいずれ己の身を滅ぼす、と。 だが、お主だけには特別に教えてあげよう。その力を無限に、さらに今以上に強く使うことができる方法を。 中山「(森崎……すまない。俺は、俺はもう……引き返せないんだ……)」
[988]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/04/27(水) 01:21:36 ID:??? 決勝トーナメント出場を決め、一斉に沸き立つ全日本ユース。 しかし中山だけは、その歓喜の輪の中へ入り込むことが出来なかった。 これから自分がしなければならないことを、夢の成就の代償を支払わなければならないという行いを思えば。 どれだけ笑顔をつくろうとしたとしても、心に暗い影を落とし続けるのだ。 熱気あふれるリオ・デ・ジャネイロのスタジアムには相応しくない 漆黒のローブに身を包む老人の姿がそこにあった。 老人の隣には中肉中背、どこにでもいるような、そんな平凡な顔つきの若者。 唯一の特徴といえば、髪の一房が心を奪われてしまうほどの黄金色に光り輝いていることだった。 試合に熱中する観客たちはこの二人には目もくれず歓声を浴びせ続けていた。 ????「しかし素晴らしいのう…こちらの世界には驚くほどに渦巻いておる。 妬み、欲望、人のあらゆる負の感情が大きな塊となって浮かび上がってきておる」 ?????「どうだい爺さん。俺の言ったとおりだろ」 ????「ああ……しかし不思議なものじゃな。戦乱の最中でもなければ サッカーなどというスポーツにうつつを抜かしておるこちらの世界が アカネイア大陸よりも負の力があちらこちらに漂っておるのじゃ?」 ?????「さぁねぇ。ただ、欲望が生まれるのは何処の世界でも共通だろ? それが戦争でもサッカーでも特に変わったりすることはないさ。 まぁこれだけは言えるかもな。この一見平和に思える穏やかな世界こそ―― 本来の形から大きく歪められた、禍々しき力で構築されていった世界だってな」 ????「……本来、か。その本来というのはいったい何をさして言ったものかね?」 ?????「くっくっく…くはははは!おもしれェ事を言うなぁじーさんは。 俺のこの元と変わりきった姿と性格を見れば一目瞭然だろ? そもそも、大元の原因を持ち込んできたのはじーさんの方じゃねぇのか?」
[989]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/04/27(水) 01:22:44 ID:??? ????「ふぇふぇ……わしはただ『きっかけ』を与えただけじゃ。 だが、その狂わされた存在が何処から始まり何処へ向かっていったかはわしが知った事ではない」 ?????「……まぁいいさ。どちらにしろ『俺』がこうして力を手に入れ全日本の正GKを任せられてるんだ。 それが例えまがい物の人格が積みあげてきたものだとしても……他の連中に立場を奪われるよりは気分がいい。 で……あいつにはちゃんと話は付けてるんだろうな?」 ????「ふぉっふぉっふぉっ……いずれ向こうから近づいてくるはずじゃ。 あの不幸な哀れな男はもう逃れられん運命にある。そして因果は巡り巡って……帰ってくるはずじゃ。 しかしお主もやりおるのう。姿形が瓜二つであることをああも利用するとは……」 ?????「俺は全てを取り戻す。どんな手を使おうとも……誰を蹴落そうともな。 だってそうだろ?それこそがこの世界の俺の本質…『キャプテン森崎』の有りの侭の姿なんだからよ!」 ????「(ふぇふぇ…こやつこそ正に王の器じゃ。総てをひれ伏させ総ての頂点に立つに相応しい『狂王』そのものじゃわい…)」 そして二人は再び闇の中へと消えていく。 もう動き出した歯車は止まらないのだから。 〜ワールドユース本戦予選リーグ3節 日本対ウルグアイ〜 森崎「いいかお前たち!既に決勝出場を決めているからとかそんなことは関係ない! 俺達の強さを世界へと証明してやろうぜ!サッカー後進国なんて既に遠い過去の話しさ! ウルグアイユースを下し、全勝でグループDを堂々と抜けだしてやろうじゃないか!」 一同「「「「「「「「「「おう!!!」」」」」」」」」」 放送「当初は死のリーグとも呼ばれたこのDグループはまさかの結果となりました。 なんとトップで抜けだしたのは全日本!そしてウルグアイ、オランダ、フランスの強豪3チームが 2位のイスを必死に争う図になろうとは一体誰が予想できたでしょうか! もはや日本はダークホースなどではない!優勝候補の一角としてその存在を顕に出来る資格を得たのです!」
[990]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/04/27(水) 01:24:08 ID:??? ビクトリーノ「はんっ、俺は最初からこのグループはお前たちと頂上決戦になると思っていたさ」 ダ・シルバ「だよね。モリサキを始め、海外遠征でめちゃくちゃ強化された全日本は絶対強豪国でも頭ひとつ抜けてるよ」 森崎「ふっ、嬉しいこと言ってくれんじゃねぇか。だが、勝負には手加減しねぇぜ。 たとえここでお前たちが俺達に大敗して決勝に出場出来なくなろうともな!」 ビクトリーノ「自分の道は自分で切り開いてこそさ。俺は勝利を呼ぶ男、ラモン・ビクトリーノ。 南米の黒豹の牙は狙った獲物は逃さない。……覚悟してもらうぜ!」 森崎「こっちこそ臨むところだ!」 ピピイィィィィッ!! 試合開始5分。気合充分で試合に望んだウルグアイのビクトリーノが素早く日本の中盤を突破していく。 成績がオランダと互角な現状、森崎に尻でシュートを止められて以来、 大きく調子を崩し、0勝2敗で敗退濃厚なフランスがオランダ相手に対抗出来るかは微妙なところだからだ。 ビクトリーノ「(得失点差ではもう日本に追いつくのはほぼ不可能だ。 だが、ここで日本から白星を取れれば確実に決勝には進出できる!)」 ダ・シルバ「ビクトリーノ!こっちはいつでもいけるよ!」 ビクトリーノ「いよっしゃぁ!それじゃあ挨拶がわりに行かせてもらうぜ!」 ブォン……バコォッ!! 放送「ビクトリーノくん、この位置からのミドルシュー…いや、これはダ・シルバくんへのパスだ!」 ダ・シルバ「それっ、折り返すよ!」 バァンッ!!
[991]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/04/27(水) 01:26:23 ID:??? 放送「ダ・シルバくんボレーシュートでこのパスをビクトリーノくんに折り返す! こ、これは!南米予選で多くの特典を奪ってきた恐怖のツートップによるコンビプレー!」 ビクトリーノ「いくぜモリサキ!先取点は俺たちウルグアイのものだぜベイベー!」 ギュワアァァァ……バズゥッ!! 放送「黒豹の嵐…パンサーストリームが放たれたァ!!」 森崎「ちいっ、このシュートはわざわざ切りこんでこなくても撃てるって強みがあるからな。厄介だぜ」 次藤「なんてことはなか!またワシがブロックしてやるタイ!」 石崎「俺もいることを忘れるなよ!」 中山「それはいいが、オウンゴールには気をつけるんだぞ石崎」 森崎「(不調の早田の代わりに中山がバックスに下がってきてくれた。 確かに中山のブロックは次藤ほどではないが頼りになるから助かるぜ)」 迫り来るパンサーストリームの軌道へと目を移し、森崎はどのセービングで迎え撃つか選択する。
[992]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/04/27(水) 01:28:29 ID:??? ☆どのセービングで行きますか? Aキャッチング 消費20 Bパンチング 消費40 +2 1/4で+3 Cがんばりダイビング 消費150 +7 味方のフォロー率UP Dがんばりセービング改 消費200 +9 Eがんばりヒップアタック消費100〜400 +10 バランス矯正 マークにより消費変化 Fカウンターパンチ 消費220 +10 勝利時相手を吹っ飛ばし敗北時自分が吹っ飛ぶ G頑張竜セービング 消費320 +15 ・森崎のガッツ760/760 ・森崎のセーブ力60 ビクトリーノ パンサーストリーム67(吹っ飛び係数4) 次藤 ブロック58+(人数補正+3) 石崎 ブロック53+(人数補正+3) 中山 ブロック52+(人数補正+3) 2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。 ============ 今夜の更新はここまで。引き続き新スレのタイトルを募集中です。 【】ファイアーモリブレム30【】 お一人様何案でもかまいません。どうぞよろしくお願い致します! それではまた次回の更新でお会いしましょう〜
[993]森崎名無しさん:2011/04/27(水) 01:31:04 ID:??? 乙でした〜 【迫りくる】ファイアーモリブレム30【黒い影】
[994]森崎名無しさん:2011/04/27(水) 01:32:31 ID:faj9CZ2w E 乙でしたー 【主人公は】ファイアーモリブレム30【俺だ!】 【頑張竜】ファイアーモリブレム30【世界へ】 【暗黒から】ファイアーモリブレム30【英雄へ】 【三姉妹】キャプテンセリカ30【自重して;;】
[995]森崎名無しさん:2011/04/27(水) 01:33:19 ID:c5ucRbnE D
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0ch BBS 2007-01-24