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【守矢の頂を】キャプテン松山27【目指す荒鷲】
[509]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2011/06/02(木) 23:25:52 ID:??? ルーミア「(う〜〜、技を使えばみんな見えなくなるから一緒なのに……。 あれ? 今の私、その見えない相手と一緒にサッカーやってるんだし……???)」 実は闇の中では自分も見通せなくなるルーミアなので、スルー技を使った場合、ボールの位置を測れなくなる。 ルーミア「でもスペルカードを使わないから飛んでくるボールは見えるし……あ、そっか!」 ボールが飛んできてからではなく、松山が見てる位置と方向から、キックする前にコースをしっかり先読みする事。 それをルーミアが意識してからは、練習回数を重ねる内に段々と、松山から口数が消えていった。 松山「(やっぱりな……幻想郷の人達は同じルールのサッカーをやってるのには違いないんだ。 だけど、きっとあまり評価されてない選手程、身体能力や特異な技で強引にごり押してる部分がある。 そのぶんサッカーの伸び白があると言い換えてもいい。基礎を磨けば効率よく技を使えるようになる筈!)」 優秀で有名な者程、サッカーのルール、枠組みの中でも効果的に能力を発揮できるから優秀と目される。 幻想郷でもそれは変わらないのだと松山は結論する。 そのうち、ルーミアが架空のDFをイメージし、松山と共有できるようになってきたのか…… 松山が幻視してるイメージ上のDFがブロックを選んでしまう程、シュートすると見せかけ鮮やかにスルーが決まる。
[510]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2011/06/02(木) 23:26:59 ID:??? 松山「よし! 今のよかったぞ! 続けていこ……」 ルーミア「ねーもう一回今のところ出して! やってみて! 試してみたいことできたのかー」 松山「ん……ああわかった……それっ!」 寸分違わぬコースにボールを送り込むと、ルーミアはさっきと同じようにスルーに行くが。 ノートラップ、ダイレクトでフェイクの振り足とボールとが接触する部分が、じわあと急速に闇で隠れてしまう。 瞬く間に闇はルーミアの姿までも隠して、スルーされたボールがどこに飛び出してくるか全く不明になる。 松山の目には、背後に駆け込んできたセカンドストライカーが、守備は動揺する中ゴールに叩き込む絵が見えた。 松山「今のが……ルーミアちゃんの必殺技か!?」 ルーミア「うんっ! こんなに改心の出来は初めてだよ〜、 キャプテンって実は教えるの上手い人なのか〜!?」 松山「いや……(きっと違うな。 ルーミアちゃん、もしかせずともサッカーではとんでもなく有能かも)」 霊夢が飛翔してシュートする姿に感じた、形容しがたい気持ちとは別の――― ルーミアのポテンシャルへの賞賛の念が湧く。 松山「よし、いい調子のうちにどんどん行くぞ! 次はシュート練習も交互に織り交ぜていくぞ!」 ルーミア「わかった〜!」 *ルーミアの評価値が大きく上がりました
[511]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2011/06/02(木) 23:28:05 ID:??? そうして充実した練習をひとまず終えて、時刻が三時になって…… 松山「よし、よく頑張ったなルーミアちゃん。 今日一日だけで凄い収穫になったんじゃないか?」 ルーミア「だね〜。 なんだか私、自信がついてきたよ♪」 肩で息をしてるが、気力は充実してる笑顔でルーミアは上機嫌だった。 松山との練習を終え、ぶんぶんと手を振って、多目的練習場に用意されてるシャワー室に走っていってしまう。 練習後だというのに元気な様子を微笑ましく見送って、松山もウェアから元の作務衣に着替える。 松山「(さて……俺も別の行動をするにもちょうどいい時間だ。 シャンハイは、俺がどこへ居ても見つけられますと言ってたか……さてどうしよう?)」 どうしますか? A 稗田のお屋敷に行こう B 飲食店通りへ行こう C 茶店【儚月】へ行こう D 陶芸家・我意原の家へ行こう E コルネットのお店へ行ってみる F 宵闇精肉店へ行ってみる G このままここに残って休むor練習する H 人里のサッカーコートへ行く I. その他 行動を併記してください *先に2票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。
[512]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2011/06/02(木) 23:29:06 ID:??? 今日はここまで。 お疲れ様でした。
[513]森崎名無しさん:2011/06/02(木) 23:48:43 ID:??? 乙でしたー
[514]森崎名無しさん:2011/06/03(金) 09:10:21 ID:54rkBjr2 なんかしておくことあったっけ?
[515]森崎名無しさん:2011/06/03(金) 09:35:11 ID:ZnYvl2K2 E 多分ないと思う
[516]514:2011/06/03(金) 10:01:25 ID:f6lWQ4OY E >>515 さんきゅ
[517]森崎名無しさん:2011/06/03(金) 16:02:19 ID:??? ダンジョン探索の準備が必要だが、金ないしなあ……
[518]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2011/06/03(金) 22:35:56 ID:??? >>513 乙感謝です! >>514-515>>517 想定してなかった出費が響いてますね。お役立ちアイテムの量で勝負は厳しいですね。
[519]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2011/06/03(金) 22:38:01 ID:??? E コルネットのお店へ行ってみる 日が落ちはじめ、サッカー場の他からも活気が乏しくなってる練習場で…… 松山は、ついさっき終えたばかりの練習の手応えを確認した。 松山「ルーミアちゃんの練習は上出来だったな……だけど」 それに浮かれてペースを乱して翌日まで響くほど練習で疲れを溜めるわけにはいかない。 明日は明日で迷宮探索に挑まなくてはならないのだ。 松山はそのまま荷を整理して、練習場を出て次に足を向けたのは、コルネットが経営する道具店だった。 松山「相変わらず青色のタマネギみたいなモンスターの看板が目立つな……」 ドアベルの音を耳にしながら店に入ると、商品にハタキかけをしてる人と目が合った。 ナナ「あら、あらら松山君じゃない?」 脚立の上にいたのは、この道具店を経営するコルネットの妻で、随分夫より若く見えるナナという女性だ。 ナナ「でも残念ね〜。 今日から早苗ちゃん、やってきた途端練習と大会に集中したいからお休みを取ってるの。 こんなおばちゃんより、若い子に出迎えてもらう方が嬉しかったでしょ?」 松山「い!? いやっ、そんな――」 ナナ「物凄く張り切ってたわ。 ど〜〜〜〜〜〜うしても! 負けたくない人達とチームがあるんだって! 若い内は脇目をふらない位に熱中できるものがあっていいわね〜」 松山「は、ハハハ……はぁ。 うん。 俺も……そう思います」 話しながら松山が店内の奥に進むと、ナナが清掃の手を止めて松山の横を通り過ぎてカウンターまで回りこんだ。 そのま椅子に座ると、とびきり極上の営業スマイルを浮かべて、改まった口調で松山を出迎える。
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0ch BBS 2007-01-24