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【呪われた】幻想のポイズン51【くじ運】
[27]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/04/27(水) 00:29:30 ID:??? 幻想郷で反町の残してきたチームメイト達が、元気一杯に試合を行っていた頃。 反町達幻想郷Jrユースは、一路宿舎を離れ、パルク・デ・フランススタジアムへと足を運んでいた。 今日はいよいよフランス国際Jrユース大会の幕開けの日。 幻想郷Jrユースの面々は、主力を欠きながらもこの大会に参加する為にと……。 観客達が大勢詰め寄せたこのスタジアムで開催されるセレモニーに、いよいよ参加しようとしていたのである。 輝夜「いいわね皆! 昨日の特訓の成果、しっかりと見せるのよ!!」 うどんげ「は、はいっ!!」 反町「…………(なんでここまで行進に対して情熱を傾けるんだろう?)」 監督である輝夜の声に、ややうんざりとした様子で反町は耳を傾けつつ……。 やがて、係員に誘導されるままに自身が先頭に立ち、フィールドへと入場をしてゆく。 ワァァァアアアアアアアアアアアアアッ!! ピーッ! ピーッ!! ワァァァアアアアアアッ!! ジョン「皆さん、こんにちわ! ジョン=カタビラです!! さぁ、いよいよ始まりましたフランス国際Jrユース!! このパルク・デ・フランススタジアムは超満員! なんでJrユースの大会にこんなに観客がいるんだと思わず言いたくなるくらいに超満員です!! しかし、それもある意味当然と言えば当然かもしれません! 何せこの大会には、この地球には存在しない筈のチームが出場しているのですから! そう、今、正に入場をしてきた幻想郷Jrユース! 今大会、幻想郷から選りすぐりの精鋭を集めて作られたチーム!! 彼女達のサッカーを見る為に、この超満員の観客達は集まったと言って過言では無いでしょう! キャプテンの反町選手を筆頭に、今、フィールドへと入場を果たしています! 何故かスライドしています!!」 観客「うわっ、本当に女の子ばかりじゃねぇか!? あんなのでサッカーになるのか!?」 「噂ではプロのチームにも勝ったらしいぜ? あながち油断できねぇよ」「プロのチームに勝ったって……マジで?」
[28]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/04/27(水) 00:30:35 ID:??? ジョン「……っとぉ? しかし、これは……幻想郷Jrユース、何故か博麗霊夢選手以下、数名の選手の姿が見えません。 これは一体、どうしたことかぁ?」 にとり「ひゅ、ひゅいぃ……人が、人がいっぱいだよぉ……」 妖精1「落ち着いてよ河童……」 反町「(霊夢さんも魔理沙さんも咲夜さんも早苗さんも妖夢もいない……でも、このメンバーでやるしかないんだ……! ……っていうか、あの人たちこの大会も実況するのか?)」 訝しがる実況の声を聞き、改めて自身らの境遇がかなり窮地に陥っている事を自覚しつつ……。 それでも反町は前を向き、スライドしながら入場行進をする。 ジョン「幻想郷Jrユース、アクシデントでもあったのか? しかし、それはひとまず置いておきましょう。 続いて入場してきたのは、南米からの招待国! アルゼンチンとウルグアイ! この2チームには派遣選手が派遣されており、どちらも攻撃力はピカイチ!! どのようなサッカーをしてくれるのか、なんとも楽しみです!」 観客「おおおおおおっ!? な、なんだあいつら!? フィールドに酒持って入ってるぞ!?」 「っていうか角がある件……」「翼があるやつまでいるぞ!?」「アルゼンチンのヤツ、絶対Jrユースって年齢じゃないだろ……」 勇儀「んー、『せれもにい』ってのはどうもめんどっちくてよくないねぇ。 早く試合が始まらんもんか」 萃香「ま、何でも余興ってのは大事なもんさ。 長ったらしい挨拶は嫌いだが、これから戦う連中の顔が揃うのを見るのも悪かないよ勇儀」 ビクトリーノ「(……不安だ。 こいつらと一緒に試合して大丈夫なのか、本当に不安だ)」 永琳「………………」 ディアス「永琳さん、観客席睨んでも仕方ねーぜ? ほら、スマイルスマイル」 永琳「ふぅ……まぁ、確かに自分でも場違いなのは自覚しているけれどね」 ディアス「場違いだろうがなんだろうが今はアルゼンチンのメンバーなんだから気にすんなって。 試合が始まってパフォーマンス見せれば、観客はみーんな俺達の味方になるさ」
[29]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/04/27(水) 00:31:47 ID:??? ジョン「その後、イングランドやポーランド、他に急遽参加が決まったムカチャッパ共和国やイヌカマッセ王国の入場が続きます。 次に出てきたのは……イタリア、フランス! それに西ドイツの3チーム!! カティナチオと呼ばれる堅牢な守備が売りのイタリアに、開催国であるフランス! そして、爆発的な攻撃力と守備力を持つ優勝候補、西ドイツ! この3チームも、非常に注目すべきチームと言えるでしょう!!」 フラン「うふふ……こんなに沢山の人間達をぐちゃってしたら楽しそうだなー♪」 諏訪子「あーうー……こんなに沢山の人間に信仰されたいなぁ……」 ヘルナンデス「俺はフランちゃんやスワコちゃんに囲まれるだけで嬉しいし楽しいよ!」 映姫「…………」 ヘルナンデス「あ、勿論エイキもだから! 拗ねないで!!」 映姫「誰が拗ねているんですか!? そう、あなたは少し節操がなさ過ぎる!!」 ピエール「(激戦区のDグループ……しかし、開催国である以上、無様に予選敗退などは出来ない。 必ずや勝ち上がり、優勝をしなくては……!)」 こいし「へへへ、私達が出てきた瞬間、観客達も大盛り上がりだね!」 さとり「(この歓声も、無様に負ければ非難と怒号と罵声に変わる……そんな事は阻止しなくては……)」 レミリア「……ん? 何で幻想郷の列にあの霊夢の二番煎じがいない。 咲夜もいない!? どういう事だ、私を恐れて逃げでもしたか?」 神奈子「詳しくは私も聞かされてないが……どうも、幻想郷に霊夢達と帰ったらしいよ。 八雲紫から報告があった」 レミリア「……つまらん大会になりそうだな」 カルツ「ま、そう言うなってお嬢。 幻想郷以外にも歯ごたえのあるチームはやたらとあるからのう」 シュナイダー「全日本に魔界、イタリアやアルゼンチンも十分強豪と言える。 油断は禁物だぞ」 レミリア「ふんっ、お前達に言われるまでもないわ! (しかし何で咲夜まで帰ったのかしら?)」
[30]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/04/27(水) 00:32:48 ID:??? ジョン「続いて出てきたのは……魔界Jrユースに、全日本Jrユース!! 魔界Jrユースは幻想郷と同じく、この地球上には存在しない筈のチーム! その殆どの選手が女性達で固められているという点は同じですが、果たして実力の程は!? キャプテンの神綺選手を先頭に、入場をしてきます! 対して、東洋の島国――全日本Jrユースはキャプテンの森崎選手を先頭に入場! サッカー後進国と言われる日本ですが、果たして実力を示す事は出来るのか!?」 神綺「(キャプテンだけどあまり目立ってないわよねー……他のメンツが濃すぎて)」 魅魔「………………」 アリス「魅魔……魔理沙がいないんだけど、何か知らない?」 魅魔「さて……ねぇ?」 幽香「逃げる負け犬は放っておけばいいわ。 立ち向かってこようとするバカを叩きのめすのが面白いんだから」 佐野「(……負けねぇぞ! 今度こそ……俺は負けない!!)」 森崎「ったく、ひでぇ言われようだな。 サッカー後進国だァ?」 三杉「それだけ日本のサッカーのレベルは低いと他国に思われているという事さ」 日向「試合でその評価を覆せばいいだけだ。 くくく、観客達はさぞや慌てふためくだろうぜ」 三杉「(……ふむ、それは確かに面白いな。 想像するだけで興奮してくる)」 翼「そんなことより早くリグルのプレイが見たい」 岬「翼君……僕達は幻想郷の試合をやる頃、別会場で試合だよ?」 翼「よしわかった、その試合、俺はレギュラー外れるよ!」 若林「……どうしてこうなった」 ジョン「以上、参加チーム全てが出揃いました! いよいよフランス国際Jrユース、開幕ですッ!!」 ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!
[31]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/04/27(水) 00:33:52 ID:??? こうして未知のチーム――幻想郷や魔界の参加の効果もあってか大盛り上がりの中。 オープニングセレモニーは会長の挨拶や大会規定などの説明などを挟んで行われ。 それも終わると、いよいよ試合開始時間が迫ってくる。 ジョン「さぁ、このパルク・デ・フランスでは第一試合に幻想郷Jrユース対ウルグアイJrユース。 第二試合にイタリアJrユース対フランスJrユースの試合が行われる事となっています。 第一試合開始は今より30分後! それまで皆さん、お待ち下さい!」 ざわ…… ざわ…… 観客「おっ、Dグループはこのスタジアムで試合するのか!」「まあ、開催国のフランスがこのグループだしな」 「強豪国ばっかで一番見ごたえあるし」「しかし幻想郷かぁ……どんなサッカーするんだろ」 旗を持った女性「あの〜、日本の試合開始は何時頃なんでしょう?」 観客「ん? 日本はこのスタジアムじゃなくて別スタジアムでの試合だよ?」 旗を持った女性「えぇーっ!?」 観客席ではいよいよ始まる試合を前に、今か今かと観客達が興奮した面持ちで待ち……。 そんな中、大きな旗を持った日本人女性は会場を間違えた事実にショックを受けつつ。 誰かの名前を叫びながら、大慌てで別会場へと向かってゆく。 閑話休題。 試合開始を前にした幻想郷Jrユースは、あてがわれた控え室で作戦会議をしていた。 とはいえ、既にスタメンなどは前日に発表をしていたので。 この作戦会議も、あくまでも注意事項などの最終確認などに留まる。
[32]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/04/27(水) 00:34:57 ID:??? 〜 幻想郷Jrユース 控え室 〜 輝夜「よし、みんなきけ! 昨日言ったように、スタメンはFWはリグルと反町!」 リグル「はーい!(白黒や紅白がいなくたって私と反町がいれば勝てるんだ! 皆に今日はそれを教えてやる!)」 反町「はい!(よし……やるぞ! まずは一勝して、勢いをつけるんだ!)」 輝夜「MFはパチュリー、パルスィ、ヒューイ、妹紅!」 パチュリー「はい……(霊夢がいない分、私が上手く纏めないとね……前半だけでも)」 パルスィ「パル!(妬ましい……妖夢がいないのが妬ましい……)」 ヒューイ「わーい(今日もタックルで敵を止めるのは当然として……アシストしたいなぁ、やっぱり)」 妹紅「うん!(よーし、やるぞー!!)」 輝夜「DFは穣子、レティ、チルノ! GKはヤマメ!! 妖精1はボランチの位置に配置するけど……。 実際は勇儀のマンツーマンマークが仕事だから、ポジショニングは深く考えなくていいわ。 とにかくあいつにボールを渡さないよう……渡ってもすぐ奪えるようにぴったり張り付いて!」 穣子「はい!(……博麗の巫女がいなくなっても姉さんに出番は無い、か。 ……ええい、考えても仕方ない! 今は試合に集中!)」 レティ「はい(よし……出番が回ってきたわ。 チルノと穣子がいれば、地味だけど私に出来る事も増える)」 チルノ「おー!(あたいってばスタメンね!! でもなんで大ちゃんがスタメンじゃないんだ?)」 ヤマメ「あいよ!(あの巫女がいなくなったから得られたスタメンだけど……文句は無いさ。 とにかく、活躍するのみだ!)」 妖精1「はい(河童……ううん、今は気にしない。 それより、与えられた仕事をしっかりしないと)」 スタメンを改めて発表した後、輝夜はホワイトボードを指差し更に続ける。 輝夜「今日の初戦、相手はウルグアイ。 その弱点は昨日皆にも言ったと思うけど、立ち上がりが遅いという点よ。 とにかく前半から押して押して、リードを奪いなさい! といっても、皆が皆へとへとになるまでやっちゃ駄目だからそこら辺はペース配分を考えて! FWは伊吹萃香を破れるかどうか……DFは星熊勇儀とビクトリーノ君を止められるかが鍵よ!」
[33]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/04/27(水) 00:36:01 ID:??? リグル「へへん、私がいれば大丈夫さ!」 チルノ「あたいたちってばさいきょーよね!」 輝夜「……本当に気ぃつけてよ? 頼むわよ?」 輝夜の言葉を聞いても、自信満々に任せておけと公言するリグルとチルノ。 これを見て、輝夜は若干頭痛を覚えつつ……最後に反町に視線を向ける。 輝夜「さて……それじゃ、反町君。 大会にあたって、何か言う事ある?」 反町「えっ?」 突如振られた反町は、思わず動揺し……しかし、周囲の者達は一斉に反町へと視線を集中させてゆく。 キャプテン経験もそれなりに長くなってきたものの、相変わらずこういった事になれない反町は。 ゴクリとツバを飲んでから、口を開くのだが……。 A.「まずは一勝だ! この試合に勝って、予選を勝ち抜く上で有利に立とう!」 まずはこの試合に集中しようと言い聞かせる B.「俺達は強い! ガンガン攻めて、リーグ全勝を狙おう!」 強気に全勝宣言をする C.「メンバーが何人か抜けたけど、皆で力を併せれば大丈夫だ!」 皆で力を併せようと宣言する D.「俺にボールを集めろ! 何があっても俺が決めてやる!!」 キャプテンの頼もしさをアピールする E.「もう駄目だぁ……霊夢さんたちがいなくて勝てる訳がないよぉ……逃げるんだぁ……」 弱音を吐く F.「よーし、外の世界の連中を陵辱してやろうぜ!!」 陵辱する G.その他 自由投票枠 先に3票入った選択肢で続行します。 age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
[34]森崎名無しさん:2011/04/27(水) 00:36:52 ID:ryj1h+go B 今日もいい感じに翼君は狂ってるなあw
[35]森崎名無しさん:2011/04/27(水) 00:37:03 ID:??? スライド行進からめて何か言いたい
[36]森崎名無しさん:2011/04/27(水) 00:39:59 ID:zxFL3HW6 G今度はビクトリースライド行進をみせるぞ!
[37]森崎名無しさん:2011/04/27(水) 00:46:27 ID:ynpnGwFs A
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0ch BBS 2007-01-24