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【暗黒から】ファイアーモリブレム30【英雄へ】
[207]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/02(月) 00:16:33 ID:??? 守備力も高いぞイングランドユース→ クラブJ >クラブ→日本の攻撃力はそれすらも超えていく!追加点のチャンス! リチャード「どらあっ!ボールを寄越しなァ!!」 松山「渡しはしない!」 ガッ…ぽーーーーん! リチャード「なっ…ひ、ヒールリフトだとォ!?」 岬「いいぞ松山!次は僕に!」 松山「ああ、頼んだぞ岬!」 放送「松山くんの素晴らしい突破で日本が一気に攻め込みます! 右サイドと駆け上がる岬くん、センタリングのチャンスだー!!」 リネカー「(おかしい……何故だ?データ上ならば互角、いや、守備だけならば我々の方が有利と見てもいいはず。なのに……)」 前線で孤立し、自チームの苦戦に顔をしかめるリネカーを見て、観客席のブロランは顎を撫でながら頷く。 ブロラン「ははぁ…なぁるほど。これがお前の言っていた『まずいこと』か」 フラット「リネカーはイングランドには珍しい、そして新しいタイプの『キャプテン』だ。 これまでパワープレイを中心としてきたイングランドサッカーに革命を起こせる可能性を持っている」 事実、リネカーの評価は欧州でもトップクラスである。 シュナイダーやイスラスといった単独で目立つプレーが少ないだけで 相手の弱点を巧みに突き、チームの状態を最良に保つことが出来る優れた戦術眼を持っている。
[208]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/02(月) 00:20:06 ID:??? ブロラン「そうさねぇ。組織プレイを織り交ぜ、スピードサッカーを盛りこみ…… だが、その自信満々の作戦も当たらなければ意味がないってこった」 フラット「……キャプテンは傲慢でなくてはならない。たとえ策をしくじろうとも 士気を盛り上げ味方を鼓舞し、しかしこれだけは守らなくてはいけないことがある」 ブロラン「味方を信じ、チームを信じる。口で言うことは簡単だが、それを実行動にするには 多くの感情を犠牲にした上で、さらにはリスクを負う覚悟も持たなければならない」 フラット「リネカーは優れたキャプテンだ。『若き獅子王』と称される通り、将来はイングランドの中心を担っていくだろう。だが……」 岬「それっ!日向!」 日向「うおおおぉぉぉっ!!吹っ飛べェ!」 ズドッギャアアアアアァァァァンッ!! ピピイィィィィッ! 放送「は……入ったァ!ゴーーーーールッ!!日向くんのライトニングタイガーで 全日本が2点目を奪った!このリードは2回戦進出に向けて大きな架け橋と成り得たでしょう!」 日向「フン、サッカーの母国だか始祖だかなんだかしらんが大したことねぇな」 前半の早い段階で2点ものリードを得た日向は余裕の笑みを浮かべる。 だが、次の瞬間その穏やかな空気を一変させる衝撃が起こった。 リネカー「な に を や っ て い る ん だ お 前 た ち ! !」 ロリマー「えっ…?リ、リネカー?ど、どうしちゃったのさ、そんな怖い顔してさ…」 リネカー「黙れ!元はといえば貴様があんな弱いシュートを勝手に撃ちさえしなければ……!」
[209]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/02(月) 00:21:27 ID:??? ロリマー「えっ…?ちょ、ちょっと、それってどういう意味!?」 リネカー「はっきり言われないと分からないのか!?何故俺に回さなかった! お前の女のような細脚で撃ったシュートが本気で決まるとでも思っていたのか!?」 ロリマー「……ぁ……」 リッキー「(うあっちゃあ……出ちまったか。あいつの最も嫌な癖が……)」 リネカー「どうして俺の指示通りに守備をしない!マツヤマのキープ力はお前たちも理解しているだろう! 試合前のミーティングで言ったはずだ!まずは奴にパスを出させ、その渡った相手にプレスをかけろと! わざわざ相手の土俵に踏み込む愚かな真似をするな!何故それが分からない!!」 リチャード「(けっ……まーた『指示王』様のありがた迷惑なお説教かよ)」 ロブソン「(言われるのと実際に動くのとでは大きく違うんだ。ただでさえマークに付くだけでも苦労してるというのに……)」 あまりにも不甲斐ない――もちろんイングランドユースのメンバーも一生懸命守って入るのだが。 簡単に抜かれて得点を許してしまう味方の守備の甘さに、髪をかき乱しながら激昂するリネカーの姿があった。 フラット「あまりにも精神的に脆い。これではまだキャプテンを任せられる器ではない」 ブロラン「相変わらず仏頂面の割には言うことが厳しいねぇ。ま、そこに関しては同意だわ」 フラット「……知識に頼ることは悪いことではない。だが、頼りすぎてはいけないのだ」 ブロラン「ましてや自分とは能力も感性も違う他人に押し付けるのなんてもってのほかだぜ。 あーあー。悔しいがもはや勝負ありってところかな?」 松山「(リネカー……)」
[210]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/02(月) 00:23:31 ID:??? 松山は内心複雑に味方に怒鳴り散らす彼の姿を眺めていた。 彼はまさしく自分がふらの時代に必死にひた隠ししてきた感情そのものなのだ。 パスには追いつけず、あっさりと相手の攻撃は通し。だが、相手を信頼しなくて自分が信頼してもらえるわけがないと ぐっと堪えて感情を押し殺し、あくまでも爽やかに、ミスした仲間を励ましてきたのだ。 松山「(でも、俺のそんな思いはあいつらには届くことはなかったんだ。 結局は俺の理想を、俺の夢をあいつらに押し付けていただけにすぎなかったんだから)」 藤沢とはなんとか寄りを戻したものの、ふらのの他の仲間達とは一線を置くようになった松山。 正しいキャプテン像を目指し描いてきた、チームワークを武器とするふらの中学は 全て自分の思い込み、幻だったと気付かされたうえでの選択だった。 彼らには彼らのやりたいことがある。それをキャプテンだからといって無理やりねじ曲げる権利がいったい誰にあるのだろうか。 松山は仲間たちを自分の理想通りに動かそうと必死に叱咤するリネカーを見て、深く息を吐き出したのだった。 松山「(確かに彼のようにはっきりとした意志で接していれば、チームを一つにまとめ上げることも出来ただろう。 だけど、それは違う。俺の目指しているものなんかじゃない。立場や権力で無理やり抑えつけたチームなんて……)」 やはり自分は甘いのだろうか。長年信じ、仲間だと思っていたチームメイトたちに裏切られたにも関わらず 絆と信頼で結び合ったチームに未だに理想を掲げ続ける自分は、やはり甘いと言われても仕方が無いのだろうか。 松山「(森崎。お前がキャプテンとなったチームで俺は世界一を目指したいと言ったよな。 お前は……俺のように、そしてリネカーのようにはならないでくれよ。 己の力に溺れて独りよがりとなったキャプテンほど、哀れな存在というものは無いのだから……)」 そして前半はそのまま日本のペースで終了した。 後半に入って、なんとか立て直しを図ろうとするイングランドだったが、 リネカーの自分が正しい、お前たちが間違っていると言わんばかりの 罵倒に近い指示が飛び交う中で、まともな連携が立てられるはずもなく――
[211]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/02(月) 00:24:58 ID:??? 崩壊の序曲→ !card !とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します ダイヤ→リチャードが指示を無視してオーバーラップで突撃してきた! ハート→ロブソンが指示を無視してロリマーと共に上がってきた! スペード・クラブ→攻撃も守備もチームワークがばらばらとなったイングランドは一気に日本に追い込まれ…… JOKER→そのころイングランドベンチでは…
[212]森崎名無しさん:2011/05/02(月) 00:25:17 ID:??? 崩壊の序曲→ ダイヤ5
[213]森崎名無しさん:2011/05/02(月) 00:27:49 ID:??? JOKERに備えてあちこちで出待ちしている魔王を想像して吹いた
[214]森崎名無しさん:2011/05/02(月) 00:28:09 ID:??? 松山にとって日向は恩人に違いないんだなぁええ話や まぁ信頼で結び合ったチームと、一人のカリスマが掌握するチームで必ず前者がいいチームでもないけど
[215]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/02(月) 00:47:16 ID:??? >>213 彼も手駒を増やすために奔走しているんですよw >>214 どのチームが絶対的に正しいとは言えない、そのとおりだと思います。 森崎がどのような指揮官になるのかは皆さんの選択次第です。 ============ 崩壊の序曲→ ダイヤ5 >ダイヤ→リチャードが指示を無視してオーバーラップで突撃してきた! リチャード「(あーうぜぇ。このチームはテメェの所有物じゃないんだぜ? そんなに自分の指示通りに動かしてぇんならエポッ○社のゲームで レバーをガチャガチャ弄ってろっての!)」 ズダダダダダッ!! リネカー「リチャード!お前はまた勝手に一人で突出して…!!」 リチャード「結果が出せない指揮官にこれ以上ついていけるかよ!俺は俺のやりたいようにやらせてもらう! そもそもそれこそが俺達の……イングランドサッカーってもんじゃねぇのか?なぁ『指示王』さんよぉ!!」 リネカー「なっ……!」 放送「ここでリチャードくんが大胆なオーバーラップを仕掛ける!日本、ここは後手に回らざるをえないか〜!?」 森崎「お、久々のピンチらしいピンチだな。ったく、松山も早田もバッチリ抑えこみすぎだっての」 中山「で、どうする森崎?奴のドリブルもなかなかのパワーとスピードを兼ね備えていそうだが」 石崎「早田の話じゃ、あいつミドルシュートも狙ってくるらしいぜ」 次藤「なら、このままブロックに備えても問題なさそうタイ」
[216]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/02(月) 00:48:30 ID:??? 森崎「(うーむ、ここはどう動くか?なんだか見るからに乱暴なプレイヤーだから迂闊な真似はしないほうがいいと思うが…)」 ☆どうしますか? A全員突っ込め!日本特攻スライディング部隊を見せてやれ! B次藤と石崎をタックルに向かわせ中山は待機 C中山と石崎をタックルに向かわせ次藤は待機 D次藤と中山をタックル向かわせ石崎は待機 E次藤をタックルに向かわせ石崎と中山は待機 F中山をタックルに向かわせ石崎と次藤は待機 G石崎をタックルに向かわせ次藤と中山は待機 Hあいつはミドルシュートも持っているんだ!全員待機! Iよーし!俺がオーバーラップしてあいつからボールを奪ってやる! 2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。
[217]森崎名無しさん:2011/05/02(月) 00:49:59 ID:YjHmyUNc A
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0ch BBS 2007-01-24