※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【暗黒から】ファイアーモリブレム30【英雄へ】
[521]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/11(水) 01:47:26 ID:??? 松山「よし来い三杉!」 三杉「任せたよ松山!決めてくるんだ!」 バコッ!! ミューラー「ツバサじゃ……ない、だとォ…!?」 松山「いくぞ!ずえりゃあああぁぁぁっ!!」 バッ!! そのがむしゃらな打ち方の『オーバーヘッドキック』と呼んでいいものかどうか不恰好なものであり、 翼のような打点の高さや三杉のようなコーナーの隅をつけるような器用さを松山は持ち合わせていない。 だが前方へ飛び込むような……松山がかつて『雪下ろしオーバー』と名付けていたこのシュートは プレミアリーグでしっかりと鍛えあげられた松山の強靭な足腰のパワーを空中でもボールにしっかりと伝えられる唯一の方法でもあった。 松山「くらえっ!!」 バグゴォッ!! ミューラー「(弾速が速い!だがこの程度ならとど……なにィ!?)」 バァンッ!! 高度の低い松山のオーバーヘッドキックの軌道は彼が得意としている地を這うロングシュートのように低いものだった。 そしてそのボールは飛び込み気味で蹴った松山の足によって地面に強くたたきつけられ、ミューラーの拳の手前で真上に跳ね上がる。 バッスゥッ!! ゴールネットの上部にボールが突き刺さった。日本が前半終了間際に同点に追いついた瞬間だった。
[522]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/11(水) 01:48:42 ID:??? ピピイイィィィッ!! 放送「決まった!ゴーーーールッ!!松山くんの…これはボレーシュート気味のオーバーヘッドでしょうか? 全身を投げ出すように打ち付ける強烈なダイレクトシュートがミューラーくんの牙城をついに破りました〜〜!!」 ミューラー「(ば…馬鹿な!この俺が、こんな単純な技に遅れをとるだと…!?)」 2mに届きそうなほどの巨体を縮めてガクリと肩を落とす姿を見て、 現在クラブチームでチームメイトであるミッターマイヤーは観客席から渋い顔をする。 ミッターマイヤー「…困りましたね。また彼の悪い癖が出てしまいましたか」 幻のキーパーと呼ばれていたこの男はドイツの高山にて一人の老人と共に暮らしていた。 彼の指導のもと、ミューラーはこの年令にてすでに世界クラスの実力を得ることが出来ていた。 だが、彼にとって不幸なのは自分のサッカーを形成してきた指導者がこの老人だけだということだ。 この老人の教えだけを忠実に聞き精進に励んできたミューラーはある種の依存症となっており 老人の言葉は素直に受け止めることができるが、それ以外の指導者の言葉に対して素直に従わない傾向があった。 ミッターマイヤー「彼は師匠の教えと自分の能力に自信を持ち過ぎているのだ。 だが、自己の考えを否定し、改めることを考えないようでは とてもプロの選手として大成することなどできはしない」 ユルゲン「大方サイクロンを止められるのはお前だけだとその師匠に発破をかけられていたのでしょう。 その言語を忠実に受けすぎて、翼以外の選手に対して慢心が生まれるようになってしまった」 ヘルマー「日本が予想以上に攻撃の幅が広くなったのは確かに驚いたが これまでの戦績を見ていれば他の連中にも注意を割くべきだと分かることだったろうに」 エッフェンベルク「自己を否定するのは思った以上に勇気がいることだ。彼もまだまだ若いってことだね。 これがまだ翼に点を奪われていたのならすぐに立ち直れていただろうけど」
[523]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/11(水) 01:49:55 ID:??? ミューラー「(俺はサイクロンを止めるために練習を重ねてきた。それを…あんな奴に決められてしまうなんて…!)」 自分に自信を持ち過ぎたがゆえの失点から来るメンタルの崩壊。 限られた人としか交流してこなかった故の精神的な幼さを克服するには、ミューラーはまだ時間がかかりそうだった。 ※ハーフタイムで森崎のガッツが回復しました。 720→760/760 試合後半。日本は前半終了間際に追いついたことで、非常に士気が高まっており、 制度の高い連携を繰り返しながら再びドイツゴールを脅かす。 ハーフタイムを挟み少し頭が冷えたとは言え、前半に比べて明らかにミューラーは気落ちしていた。 攻撃陣に比べれば貧弱なDF陣との連携もうまく取れず、あわや失点の場面が何度も繰り返される。 翼「よし!この調子で攻めていけば勝ち越せそうだ!」 日向「(俺のライトニングタイガーはこの試合撃ててもあと1本… 見てろよミューラー。俺のシュートをへなちょこと言い放ったことを必ず後悔させてやる…!)」 怒涛の日本の連続攻撃を辛うじて凌ぎ、ボールをライン外へ押し出すミューラー。日本はコーナーキックを得る。 森崎「(お、セットプレーか。何だか流れが傾きつつあるみたいだし、目立つためにオーバーラップでもしてみるか?)」 もちろん相手チームのドイツは多くのロングシューターを抱えており、 万が一攻撃に失敗した場合手痛いしっぺ返しを受けることは確実なのだが、 有能すぎるDF陣の活躍の影にすっかり隠れてしまっている現状も気になり始めているのも事実だ。
[524]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/11(水) 01:50:55 ID:??? ☆どうしますか? Aここだ!ここでオーバーラップだ! Bいや、わざわざ危険を冒すわけにはいかない。このまま待機だ C元気玉のポーズでドイツの連中を挑発してみるか Dへそで茶を沸かすポーズでドイツの連中を挑発してみるか Eゴールバーで懸垂でもしてドイツの連中を挑発してみるか 2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。
[525]森崎名無しさん:2011/05/11(水) 01:52:05 ID:gTGeqD12 A
[526]森崎名無しさん:2011/05/11(水) 01:55:49 ID:ZsTdjhQ2 B
[527]森崎名無しさん:2011/05/11(水) 03:02:23 ID:AAeDbEDs B
[528]森崎名無しさん:2011/05/11(水) 05:44:18 ID:??? 元気玉なつかしい
[529]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/11(水) 21:52:12 ID:??? >>528 カルツを動揺させたあの奇行はとても印象に残っていますね〜 ============ >Bいや、わざわざ危険を冒すわけにはいかない。このまま待機だ 森崎「バカバカバカ!相手はあのドイツだっての! とてもじゃないが俺が飛び出す余裕なんてあるわきゃないっての!」 活躍したい、目立ちたい、力を証明したい。これまで自分を鍛えあげ高めてきた要素である 自尊心や虚栄心、その他もろもろの少しでも這い上がりたいという感情を抑え、森崎は味方の活躍を願った。 森崎「(いくらミューラーが凄腕のキーパーだとしても今の全日本の攻撃力の前ではそう長くは持つまい)」 実際にミューラーの動きは前半に比べて鈍くなっており、自慢の飛び出しや競り合いにもそこまでの覇気は感じられない。 手放しで喜べないことだが、翼のシュート力ならば点を決めることは難しいことではないと森崎は思っていた。 三杉「(さすがにドイツ相手では楽勝とはさせてもらえそうにないか。 だが試合の流れは確実にこちらに傾きつつある。…ここでしっかりと得点をもぎ取ってみせる。それには…)」 放送「さァ、全日本勝ち越しのチャンスです!コーナーキックを蹴るのは三杉くん! ゴール前で激しくポジション争いする味方たちに向けて軽い助走から…ボールを送り込む!」
[530]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/11(水) 21:54:06 ID:??? 追加点なるか?→ !card !とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します ダイヤ→翼のサイクロンで日本が2点目を奪う! ハートK〜2→日向のタイガーオーバーヘッドで日本が2点目を奪う! スペードK〜6→新田の隼ボレーシュートで日本が2点目を奪う! クラブ→いつの間にシュナイダーがゴール前まで戻っており、センタリングを叩き落す! それ以外→立ち直ったミューラーががっちりキャッチ!ドイツの反撃だ! JOKER→三杉が新技で直接ミューラーからゴールを奪ってしまう!
[531]森崎名無しさん:2011/05/11(水) 21:54:29 ID:??? 追加点なるか?→ クラブ3
前
次
写
名前
E-mail
0ch BBS 2007-01-24