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【暗黒から】ファイアーモリブレム30【英雄へ】
[713]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/18(水) 20:47:37 ID:??? レナート「ぐ……ぐぬぬ……こ、こんなはずでは…こんなはずでは〜〜〜!!」 アマラウ「(なぁドトール、やっぱりこいつじゃゲルティスの代役は難しいんじゃ…)」 ドトール「(かといってもう一人のキーパーであるグレミオのメオンはダイレクトシュートに全く手が出ない。 空中戦にも長けている全日本相手では到底任せきれない。 ここはレナートの調子が軌道に乗ってくるのを気長に待つしか無い)」 レナートとは幼なじみでありサンパウロの同僚でもあるアマラウとドトールは 調子の波が激しいものの、軌道に乗りさえすれば相当なセーブ力を持つレナートのポテンシャルを信じていた。 だがその悠長な考え方もブラジルが2点取られても3点取り返せると思える攻撃力があるからであった。 カルロス「……これしきの事で俺たちブラジルユースが揺らぐことはない。勝負はこれからだぞツバサ!」 早い時間帯で先制点をとれた日本陣営はゴールを決めた翼を囲み喜びの声を上げていた。 岬「ナイスシュート翼くん!」 松山「いい流れだ。今の俺達ならばやれるぞ!」 三杉「相手国には悪いがあのキーパーがいなければはっきり言ってドイツ以下だ。 この調子で積極的にシュートを狙って撃っていこう」 日向「アリティアカップでも奴は大したことがなかった。どんどん俺達にボールを回していけ」 新田「よーし!俺だってこの決勝の舞台でゴールを決めてみせるぞ!」 翼「(まだだ……この程度でロベルトが納得するわけがない。 小学生の頃、俺を置いて一人でブラジルへと行ってしまった時のようにはさせない。 俺という存在を認めさせるんだ。二度と……二度とキャプテンになれないなどと言わせないほどに!)」 翼を中心に活気に湧く選手たちを見て、ブラジルのベンチ内ではロベルトがじっと視線を送っていた。
[714]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/18(水) 20:48:46 ID:??? ロベルト「……分かるかコインブラよ。あれが翼だ。大空翼。 誰よりもサッカーを愛し、愛されてきた存在にもかかわらず……」 コインブラ「誰よりもサッカーを嫌い、サッカーに嫌われ続ける存在……ですか」 複雑な感情をはらんだ眼差しをサングラス越しに向けるロベルトの横で、 褐色の肌と黒みがかった金髪が印象的な青年が静かに口を開いた。 ロベルト「あの者の話が本当ならば……これ以上『奴』を野放しにするわけにはいかない。 手遅れにならないうちに、私は翼に教えてやらなければならない」 コインブラ「……俺にとっては誰が誰であろうと構わない。ただ……」 ロベルト「ただ……なんだね?」 コインブラ「何故『彼』が選ばれたのかが俺には理解出来ない。 そしてその『彼』のために何故多くの者が貶められ、 動かされ続けなければならないのかがどうしても分からない。 …不可能だったとは思えない。他にやり方がなかったのでしょうか」 ロベルト「それには私も同意だ。だが『彼』を目立たせ、輝かせるためにはどうしても必要なことだったのかもしれないな」 コインブラ「あなたはそれで満足なんですか、ロベルト本郷。もしも俺があなたの立場ならば……」 ロベルト「それは言わぬ約束だ。今はただ……『奴』を、翼を倒してこい」 コインブラ「……はい」 翼を倒せ。そうロベルトに言われたはずのコインブラだったが、 その視線は日本のゴール前。森崎有三のもとへと向けられていた。 コインブラ「(……持たざる者、か。いや……持たされた者、か)」
[715]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/18(水) 20:50:34 ID:??? 日本の1点リードのまま、前半戦は中盤で激しいボール争いが展開されていた。 パルメイラスの名ドリブラー・ネイが巧みな消えるフェイントを披露すれば、 カミソリファイター・早田がキレのあるカミソリタックルでボールを奪う。 ガラスの貴公子・三杉が華麗なドリブルで突破を図れば サントスの巨神ディウセウが豪快なタックルでこぼれ球にする。 右往左往するボールを制し、ようやく試合が動き出したのは前半20分を過ぎたあたりであった。 どちらに傾く?→ !card !とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します ダイヤ→岬が見事なインターセプト!前方へ駆け込む新田へとパスを送る! ハート→松山がイーグルタックルでボール奪取!そのままミドルシュートを狙う! スペード→サントスのストライカー・ザガロが豪快に右サイドをドリブルで上がる! クラブ→ブラジルユースキャプテン・カルロスが僅かな隙を抜け出し攻めこんでくる! JOKER→そのころブラジルユースベンチでは…
[716]森崎名無しさん:2011/05/18(水) 20:52:06 ID:??? どちらに傾く?→ ダイヤA
[717]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/18(水) 21:08:43 ID:??? どちらに傾く?→ ダイヤA >ダイヤ→岬が見事なインターセプト!前方へ駆け込む新田へとパスを送る! 岬「(リベリオ、ザガロ、ネイと優れたシューターが揃っているブラジルだけど…やはり最後は)」 サンタマリア「カルロス、頼んだ!」 岬「彼に頼らざるをえないみたいだ!それっ!」 くるっ…バムゥッ!! サンタマリア「し…しまった!」 カルロス「(ちいっ…的確にパスコースを呼んでくる。タロー・ミサキ。彼はなかなか手強いぞ)」 岬「行くぞ新田!走れ!」 バコォッ! 新田「きたきたきたぁ!チャンス来たァ!いくぞぉおおおおっ!!」 放送「岬くん、美麗なムーンサルトパスカットでインターセプト成功! そのまま空中からダイレクトに新田くんへとパスを繋ぐ!」
[718]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/18(水) 21:10:40 ID:??? 自慢の俊足でバイタルエリアへと駈け込むと、新田は右足を大きく振り上げた。 新田「レナートさん!悪いけど日本の2点目を取らせてもらいます!」 レナート「来たか新田!たとえお前だろうとこれ以上ブラジルのゴールは割らせんぞ!」 新田「くらえっ、ここだァ!ファルコンクロウ〜〜〜〜っ!!」 サンパウロ対決→ !card !とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します ダイヤ・ハート→新田のファルコンクロウが2点目をたたき出す! スペード・クラブ→とるっ!ようやくエンジンがかかってきたレナートががっちりキャッチ! JOKER→そのころブラジルユースベンチでは…
[719]森崎名無しさん:2011/05/18(水) 21:11:52 ID:??? サンパウロ対決→ ハート7
[720]森崎名無しさん:2011/05/18(水) 21:13:14 ID:??? 2分の1でいいとこ引くなw
[721]森崎名無しさん:2011/05/18(水) 21:18:55 ID:??? 森崎が選ばれた理由ほんと気になる 早くシナリオ進めたくなるね
[722]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/18(水) 22:02:28 ID:??? >>720 ドイツ戦の引きが悪かった反動でしょうか? 試合形式でしっかりと判定していたらどうなっていたか気になりますねw >>721 その質問の内容が第2部に色々と関わってくる…? ============ サンパウロ対決→ ハート7 >ダイヤ・ハート→新田のファルコンクロウが2点目をたたき出す! 翼のような鋭い縦回転はないものの、蹴り足の速さから相手にシュートコースをすぐに悟られず 隼が獲物を刈り取るかのようにゴールネットへと放たれる必殺技、ファルコンクロウ。 レナートも新田のこの技はクラブで何度か受けたことがあるが、 アカネイアとの特別試合で覚醒を繰り返した新田の成長したキック力はまったくの想定外のことだった。 ブン…ギュルルッ、ズバァッ!! レナート「え……あ……」 アマラウ「あっちゃ〜こいつはちょっとやばいかもな」 ドトール「予想以上に日本の中盤の層が厚い。そこさえ抜け出せればすぐに点を返せると思うのだが…」 カルロス「2点差……これまで無失点で決勝まで勝ち上がってきた俺達が……!」 あっという間に劣勢に立たされるブラジルユース。その様子を観客席から眺めるのは サンパウロトップチームのキャプテン、そして現在のブラジルA代表のキャプテンでもあるオリベイラ。 そして長年彼の相方としてブラジルで愛され続けてきた名ストライカー、ナシメント。 二人は苦しい表情を浮かべるカルロスを見下ろしながら口を開く。
[723]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/18(水) 22:04:15 ID:??? ナシメント「思ったより苦戦してるな。これはちょっとやばいんじゃないか?」 オリベイラ「これまで楽に勝ち進めてきたことが仇となったか。 激戦続きだった日本と違い、試合による成長を重ねられなかったのは苦しいな」 ナシメント「そうだな。どれだけ練習したかだなんて大した差が出るわけがない。 だって何処の国も練習するのは当たり前なんだから。要は実践でどれだけ力を発揮できるかどうか。 日本は恵まれてるねぇ。なんせこの決勝トーナメントだけで イングランド、アルゼンチン、ドイツとの強豪3連戦と来たものだ。 大会前の下馬評なんてとっくに覆されていてもなーんにもおかしくないぜ」 オリベイラ「(…カルロス・サンターナ。この程度で挫けていてはいけない。 君には期待しているのだから。将来のブラジルを背負う新たな『キャプテン』として…)」 その後試合は日本の優勢ムードで流れていく。圧倒されるブラジルも ジェトーリオの果敢なディフェンスなどからなんとか反撃に転じるが 多くの厳しい戦いを乗り越え成長を繰り返してきた日本の厚い中盤を超えることができない。 前半も残り5分弱となった頃。このままではいけないとやや遠い位置ながらも ブラジルはロングシュート攻勢へと打って出てきた。 必殺シュート王国ブラジル→ !card !とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します ダイヤ→サンタマリアのバナナシュートが襲いかかる! ハート→ネイとトニーニョのブースターシュートが襲いかかる! スペード→ザガロのダブルイールが襲いかかる! クラブ→カルロスのファントムシュートが襲いかかる! JOKER→おっと、ここでフリーキックを得たブラジル選手交代だ!
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0ch BBS 2007-01-24