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【暗黒から】ファイアーモリブレム30【英雄へ】
[853]森崎名無しさん:2011/05/22(日) 16:07:40 ID:??? 成功したね
[854]森崎名無しさん:2011/05/22(日) 16:11:58 ID:??? やっとまともな数値だしたか 減衰なしでもコーナー(なぜかドイツ)だし でもカシムいなかったらきつかったな
[855]森崎名無しさん:2011/05/22(日) 16:14:22 ID:??? ≦−2→森崎が弾いたボールがトニーニョに直撃!早田がフォロー 頑張竜セービングだけどこれってカウンターパンチの判定では?
[856]森崎名無しさん:2011/05/22(日) 16:18:11 ID:??? 何故かトニーニョがとばっちり受けてるw
[857]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/22(日) 16:33:54 ID:??? >>852-853 はい。中山の『デスペレイトブロック』でマッハシュートが(5)減衰されたのでセービング成功です。 >>854-856 結果が大幅に間違っていましたね。コピペで楽しようとしたのが裏目に出てしまいました…修正いたします。 ============ コインブラ→ クラブ8 + マッハシュート78+(フリー補正+2)=88>83 次藤→ スペードJ+(パワーブロック+3) + ブロック60+(人数補正+3)=77>吹っ飛び 石崎→ クラブ9 + ブロック54+(人数補正+3)=66>吹っ飛び 中山→ ダイヤQ+(デスペレイトブロック+8) + ブロック52+(人数補正+3)+(?????+10)=85>吹っ飛び 【攻撃側】−【守備側】(ディフェンダー) ≧4〜2→威力を減衰しながらキーパーとの対決へ 森崎→ ダイヤ10 + 頑張竜セービング75+(カシムの声援+3)=88 【攻撃側】−【守備側】(キーパー) ≦−2→森崎ががっちりキャッチ! ※活躍ポイントが5→7に上昇しました。 ※森崎現ガッツ 420/760→100/760 ※森崎に(ガッツ100以下ペナ-5)が発生しました。 ============ 次藤「ぐっ…こ、こいつはシュナイダーのシュートよりも…ぐほおぉぉぉ!!」 石崎「み、見えねぇ!なんにも見え…ぎゃあああああぁぁっ!!」 車にはねられたかのように空中に吹き飛ばされる次藤と石崎の姿を見ても中山には恐怖心の欠片も無かった。 そもそも中山が黒ローブの医者から与えられた新たな力はアカネイア大陸の者たちが使うような魔法とは少し違う。 恐怖心を消すことで一切の躊躇のない、人間の持つ秘められた潜在能力を発揮するというものなのだ。 中山「(俺はただ……森崎を守りたい。それだけなんだ――)うわああああぁぁぁぁっ!!」
[858]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/22(日) 16:35:04 ID:??? バッ!!ギュウウオオオオォォォォ…… ボ ゴ ッ ! ! かつてアカネイア大陸に『闇のオーブ』と呼ばれる不思議な宝玉があった。 持ち主に何事にも左右されない大きな勇気を与える力があると伝えられている。 そしてこの大きな力を研究し、人々の役に建てようと研究に身を費やす若者がいた。 だが、その若者は志半ばでその道を諦め人々の前から姿を消した。 自分の理想を理解できぬ愚かな師匠と学友たちの手で追放されてしまったのである。 ガーネフ「……ふ、ふふふ……そうだ。それでいい……お前はその自己犠牲のもとで 夢を、野望を叶えるのだ。それこそが私の目指す魔道の真理!ふぇふぇふぇ……!」 ラムカーネ「(……よくやった中山。後は……俺達の仕事だ)」 中山のブロックは次藤や石崎のブロックとは違い、シュートの勢いを弱めることに特化している。 それは自分の後ろに控えている大事な存在の負担を少しでも軽減したいという優しさが産み出したものだった。 もちろんその分自分の体に係る負担は並大抵のものではなく、中山は激痛に身を委ねながら次藤たちと同じように空を舞う。 森崎「中山!お前のおかげで今…俺にもはっきりとシュートコースが分かったぞ!」 キュインキュインキュイン……キュワワァァンッ!! 森崎「手元で消えるようにボールが落下するのはお見通しなんだよ!うおおぉぉぉっ!!」 ゴスゥッ!ガゴゴ…! 森崎「(負けるか…負けてたまるか!中山が身を呈して弱めたこのシュートだけは…!) ぐううううおおおおおおああがあああああああぁぁぁぁああああああっ!!!!」 体の中央でしっかりと包み込むように森崎は体を屈めてボールを受け止める。 そしてシュートの勢いに体が押し込まれないように素早くステップすると 背後のゴールバーに自分の背中をぶつけることでボールの勢いを完全に押さえ込む。そして……
[859]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/22(日) 16:37:03 ID:??? シュウウゥゥゥ…… コインブラ「(止められた、か。ロベルト本郷。これで貴方は満足したのか……?)」 ロベルト「(……見事だ。それだけの力があるならば……私は安心して……ぐっ……!)」 コインブラのシュートを完璧に止めた森崎の姿を確認したロベルトは がくりと力なく項垂れたかと思うと、すぐにまた背中を伸ばしてフィールドを眺める。 そして至極当然のように服に手をかけると、非常に慣れた手つきで上半身の裸体を晒すのだった。 だが、会場の観客たちはそんな痴態には目もくれず、全日本のGKが見せたファインセーブに心を奪われていた。 森崎「へ……へへ……ブラジルユース敗れたり。俺の……勝ち……だ……!」 ズキィッ!! 森崎「(ぐっ……腰が…背中が…!だ、だが……俺は止めたんだ。 点差は2点。残り時間はあと少し……これで……勝てる……)」 視界がぼんやりと霞みだしたのは疲労によるものだろうか。 ボールを握りしめる握力が徐々に抜けていくのを感じながら森崎は…… ☆どうしますか? Aなんだかんだで一番頼れる翼に渡して逃げきってもらう B試合感の強い岬に渡し翼とのコンビネーションで逃げきってもらう Cテクニックに優れる三杉に渡し、組織プレイで逃げきってもらう Dキープ力の高い松山に渡し、味方のフォローを増やしつつ逃げきってもらう E体力の限界。仲間の様子も気になるし、一旦ボールを外に出して見上監督に交代を進言する Fとりあえず寝釈迦のポーズを取って心を落ち着かせガッツ回復に励む Gここだ!ここでオーバーラップだ!この試合を決めるのは森崎有三様だ! 2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。
[860]森崎名無しさん:2011/05/22(日) 16:46:48 ID:2u4Zi4ak A
[861]森崎名無しさん:2011/05/22(日) 16:50:32 ID:BEZpRCKw A
[862]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/22(日) 17:15:10 ID:??? >Aなんだかんだで一番頼れる翼に渡して逃げきってもらう 森崎「(翼……か)」 南葛SCでも南葛中でも、そしてjrユースにおいても 自分の活躍の機会をなんども奪う内なる敵と認識し、 これまで共闘こそすれ、心から信頼の念を抱くことなどまったくなかった相手。 だが、森崎が頑なに彼に心を許さなかったのはそれだけ彼が 自分の主役の座を脅かすほどの実力を持っていることを本能的に察知しており、 ある意味では自分が最もおそれを抱く相手だということを自覚していたからなのかもしれない。 森崎「(だが、俺が変わったようにお前も何かが変わったんだよな。 特別合宿のとき、お前と再会して前ほど嫌悪感を抱けなかったのは…… お前もプロのクラブで色々と苦労を重ねて自分の活躍を第一に考え チームメイトを蔑ろにしてきたことを反省してくれたんだろうな)」 自分が翼に抱いた悪意の本元。仲間を自分の活躍の道具のようにしか思わない サッカーをするためだけに作られた心の無いサッカー人形のような翼に、 森崎は怒り行動を起こしたのがそもそもの発端であったはずだ。 だが、ここで森崎は一つの疑問にぶち当たる。いつの頃から翼は身勝手なプレイをするようになったのだろうか、と。 石崎の話によれば、南葛市に転向してくる前は一緒にサッカーをしてくれる友だちに恵まれず 一人で孤独にサッカーボールを蹴り続けていたという少し寂しい時代を過ごしてきていたらしい。 森崎「俺があいつに憎悪を抱いたきっかけ。だが、そのきっかけの元はいつ頃アイツの中に生まれたんだ…?」 普通ならば、引越し先でようやく出来たサッカー仲間を絶対に蔑ろにすることはせずに心から大事にするものだろう。 だが、自分が観てきた大空翼という男は自分の活躍を第一に考え、なおかつ他人の活躍を横取りするような非道な男だった。 そしてそれは彼の周囲に集まってくる様々な人間にも少なからず抱く不思議な違和感だった。 森崎「(俺が幼い頃ずっと尊敬していたはずの若林…だけど、いつのまにか俺はアイツの事を憎んでいて…… いや、違う。翼を憎んだ時と同じように若林にも俺が憎悪を抱くキッカケがあったはずなんだ……)」
[863]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/05/22(日) 17:17:25 ID:??? だが。どれだけ自分の古い記憶をよびさまそうとしてもそのキッカケの情景が浮かんでこない。 それはまるで予め自分が彼らをひどく憎むように仕向けられたかのような…… 彼らが自分の存在の邪魔になると認識してしまうような歪んだ性格を与えられたかのような…… 森崎「(……俺は……翼のことを憎みながら力をつけ、そしてここまでの選手へと成長した。 だけどそれは……本当に俺自身の意思によるものだったのか? 俺が翼や若林のことを嫌い、憎むことになった最初の原因が……俺は、俺は思い出せない……!?)」 翼「ナイスセーブだ森崎!後は俺に任せてくれ!」 突然自分の頭に飛び込んできた声に、森崎は我を取り戻して前を見る。 前線に上がってきた翼がこの位置までわざわざ戻り、森崎からボールを受け取ろうとしているのだ。 森崎「いけェ翼!後数分だ!絶対に相手にボールを奪われるんじゃないぞ!」 翼「ああ!もう誰にも渡さない!だってボールは俺の友達だから!!」 その笑顔は相変わらずヘラヘラとした爽やかさと間抜けさを足して割ったようなものだった。 だが、あの顔をしたときの翼は誰よりも強いことを森崎は知っている。だから彼にボールを託すことに躊躇しなかったのだろう。 森崎「(……初めから素直にそうしていれば……俺だってお前や若林のことを嫌いにならずに……)」 ブラジルゴールを目指しドリブルで中央突破していく翼の背中を眺めながら、 森崎はこのやり場のない奇妙な苛立ちをぎゅっと拳を握りしめることで吐き捨てるのだった。
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0ch BBS 2007-01-24