※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
キャプテン森崎外伝スレ9
[40]森崎名無しさん:2011/05/14(土) 21:14:54 ID:??? ★クロノの推測とは→ クラブ6 ★
[41]森崎名無しさん:2011/05/14(土) 21:15:06 ID:??? ★クロノの推測とは→ ダイヤJ ★
[42]タイトル未定:2011/05/14(土) 21:18:17 ID:1OUna6Yw ★クロノの推測とは→ クラブ6 ★ クロノ「次元漂流者だな」 和輝「次元漂流者? なんですか、それは?」 聞いたことのない言葉に和輝は首を傾げる。 クロノ「それを説明するには次元世界や魔法のことについて 知らないといけないな…」 そう言ってクロノは和輝に説明を始める。 只今、説明中。少々お待ちください。
[43]タイトル未定:2011/05/14(土) 21:20:18 ID:1OUna6Yw 和輝「次元世界に魔法ですか…」 クロノ「信じられないか?」 和輝「いえ、魔法はさっき見せてもらったし、信じてはいるんですが… 次元世界とかスケールが大きすぎて…」 クロノ「そうか。それで、これからのことなんだが…」 和輝「そうですね。僕は元の世界に戻れるんですか?」 クロノ「大丈夫だ。時空管理局は次元漂流者の保護もやっている。 君の世界の捜索ももちろんするよ。 ただ、時間はかかってしまうかもしれないが…」 和輝「お願いします」 そう言って和輝は頭を下げる。 クロノ「わかった。では、管理局に行こうか」 和輝の返事を聞いて、そう言いながら歩き始める。 そして、和輝もその後ろに続く。 クロノ「ああ、そうだ」 しかし、途中でクロノが声を出し、和輝の方に振り向く。 クロノ「言葉遣いを素に戻してもいいぞ。僕はそういうのは気にしない」 和輝「あ、ばれてました?」 クロノ「ぎこちなかったからな」 くくく。と、笑いながらクロノが言う。 和輝「じゃあ、遠慮なく。普通に話す」 クロノ「ああ、それでいい」 そう言いながらクロノはまた前を向き、歩き始める。
[44]タイトル未定:2011/05/14(土) 21:23:48 ID:1OUna6Yw 時空管理局 クロノ「待たせたな。報告は完了した。これから、君がいたあの森の調査に入るそうだ」 和輝「ありがとう。じゃあ、後は調査の報告待ち? どのくらいかかるんだ?」 クロノ「これから調査だからさすがにわからないな」 和輝「そう…。それで、その間はここで過ごせばいいの?」 クロノ「その事だが、結果がわかるまで僕の家で過ごすといい。 君も見知らぬ人よりは、ほんのちょっとの時間だが 一緒にいた僕の方がいいだろう?」 和輝「それはそうだけど…いいのか? こういうのって普通、 ちゃんとした身分の人が保護するとかじゃないの?」 クロノ「大丈夫だ、問題ない。なぜなら僕は管理局員だからだ」 和輝「はい?」 ロノ「僕はここで働いているんだよ。ほら、身分証明書」 そういえば見せてなかったな。と、言ってクロノが証明書を掲示する。 和輝「……さすが異世界。僕と同い年くらいでも仕事ができるとは…」 それを見て、改めて自分が異世界にいることを確認した和輝は少し遠い目をしながら呟く。
[45]タイトル未定:2011/05/14(土) 21:26:02 ID:1OUna6Yw クロノ「君の世界では就業年齢は高いのか。ここでは僕みたいなのは結構いるぞ」 和輝「うわ、11歳で社会人とか常識が違いすぎる…」 クロノ「…もしかしてと思うが11歳とは僕のことか?」 和輝「そうだけど…どうした?」 クロノ「…僕は13だ。もう少しで14になる」 和輝「いいっ!? 僕より上!? にしてはちっさいな!!」 クロノ「よけいなお世話だ!! 僕はこれから成長するんだ!!」 和輝「…そうだといいな」 ムキになるクロノの姿を見て、和輝はほほえましい視線を向ける。 クロノ「ええい、そんな目で僕を見るな! ほら、僕の家に向かうぞ」 そう言い、クロノは肩を少しいからせながら、出口にズンズンと歩いていく。 和輝「ちょ、悪かった! 置いていくな! 待てー!」 そんなクロノに謝りながら和輝はあわてて追いかける。
[46]タイトル未定:2011/05/14(土) 21:32:31 ID:1OUna6Yw >もう少しだけ文章が続きます。…早く判定に入りたい… 数分後、クロノの家 管理局を後にした二人は道中、特に何事もなく無事にクロノの家に着く。 そして、クロノは和輝をリビングに通し、コーヒーを入れ、和輝に差し出し 自分の分も入れて腰を下ろす。 和輝「そういえば、どうしてクロノはあの森に来たんだ?」 まあ、そのおかげで助かったんだけど。と、コーヒーに口を付けながら 和輝はふと出てきた疑問を問いかける。 クロノ「その事か。それはだな、今日は休みだったから魔法の練習をしようと思ってな。 人目の付かないところを探して歩いていたんだよ。 で、ちょうどいい感じの森を見つけて中に入ったんだよ。そこに…」 和輝「僕の騒いでいる声が聞こえてきたと?」 クロノ「そういうことだ」 そう言って、コーヒーを飲みクロノは一息つく。 和輝「休みの日も練習なんてすごいな」 クロノ「たいしたことじゃない」 本当になんでもないようにクロノが言う。 和輝「何か目標でもあるの?」 クロノ「ああ。合格したい試験があるんだ」 和輝「それに合格するのが目標か。かなりの難関なのか?」 クロノ「そうだな。執務官というのになるための試験なんだが、 年に2回あるが合格できるのはほんの数人だ。狭き門だよ」 和輝「そーなのかー」
[47]タイトル未定:2011/05/14(土) 21:33:55 ID:1OUna6Yw クロノ「ところで和輝はあそこにくる前は何をしていたんだ?」 和輝「こっちに来る前って事だよな? それならサッカーの練習をしようと 家を出たところだったな」 クロノ「さっかー? それはなんだ?」 和輝「こっちにはないのか? ボールを使ったスポーツだよ。 僕の世界じゃ競技人口も多い人気のスポーツだ」 クロノ「へえ、それはすごいな。面白いのか?」 和輝「当然!」 クロノ「言い切るか。興味が出てきたな」 和輝「なら、軽くやってみるか? ボールもあるし…って、あれ? 僕のショルダーバッグは……あ」 クロノ「バッグは調査のため、管理局に預けたからな。 その中にボールがあったのか?」 和輝「そうだった…。これじゃ戻ってくるまでできないな…」 クロノ「ふむ…」 がっくりうなだれる和輝を見て、クロノは時計に目をやりうなずくと、 端末を取り出してそれを起動させる。
[48]タイトル未定:2011/05/14(土) 21:39:47 ID:1OUna6Yw 局員「はい、どうしました?」 そして、クロノの前にスクリーンが現れ、見知らぬ人物が映し出される。 和輝「おわっ、なんだそれ!?」 それを見て和輝は驚きの声を上げる。 クロノ「魔法を利用した通信さ。すまないが聞きたいことがある」 そんな和輝に答えつつ、クロノは目の前の人物に話しかける。 局員「なんでしょう?」 クロノ「天見和輝の所有物の調査はもう終わっているだろうか?」 局員「あのバッグに入ってた物ですね。それでしたら特に何もなかったので 完了してますよ」 クロノ「そうか。では、特に問題なければバッグ毎、こちらに転送してもらえないだろうか?」 局員「わかりました。問題はないので大丈夫ですよ。そちらの座標を送っていただけますか?」
[49]タイトル未定:2011/05/14(土) 21:41:04 ID:1OUna6Yw クロノ「わかった。……送ったぞ」 局員「確認しました。では、転送します」 局員がそう言って通信が切れた後 クロノ「来たな」 部屋に魔法陣が出てきて、和輝のバッグが転送されてくる。 和輝「すげー! 魔法すごすぎる!」 目の当たりにした魔法の凄さに興奮しながら、和輝は中を確認する。 クロノ「あったか?」 和輝「ああ! ありがとう、クロノ。わざわざこんな事までしてもらって」 クロノ「気にするな。僕がやってみたいと思ったからそうしたまでだよ」 和輝「そうか。じゃあ、ボールも来たことだし早速やってみようか。 どこかに公園とかはないか?」 クロノ「それならこの近くにあるよ。案内しよう」 輝「それは好都合。じゃあ、お願い」
前
次
写
0ch BBS 2007-01-24