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キャプテン森崎外伝スレ9
[791]なん雑212:2012/03/30(金) 22:15:26 ID:??? FWの子のシュートは少年が拳で弾き辛うじて防いだ。 実際の試合だったならば、味方が詰めていきもう一度オフェンス側にチャンスがあったはず。 この場限りで言うならば両者ともに惜しい結果というところだろう。 ポニーテール「やっぱり真は強いなー。今のボレーには結構自信があったのに止められちゃったぞ」 ショートカット「響こそいいシュートだったよ!ボクも一瞬反応が遅れてたらどうなったか。次の試合では頼りにしてるよ!」 ポニーテール「う、うん!カンペキな自分に任せてくれるならなんくるないさー!」 見上(次の試合・・・?もうIAリーグが始まるのか) 高木社長の言葉の節々からは多少の余裕が感じられたが、気のせいだったようだ。 そんなに時間がないのなら、私が監督をしようがしなかろうが大した違いはない。 私はこれで義理は果たしたと、公園から出ようとした。 犬「わうわう!がう!」 見上「わっ!?・・・い、犬、どうしてこんなところに」 犬と私は言ったが、正確には巨大な犬だ。何を食べたらこうも大きく育つのだろうか。 もし人間に転用できるような食事ならば是非今後の日本人の体格向上に一役買って欲しいものだ。 ・・・思わず現実逃避をするぐらいに、私はみっともなく動揺していた。ジョンである程度慣れていると思っていたが。 ポニーテール「ちょっとごめん、真。いぬ美が吠えてるみたいだからちょっと見てくる」 ショートカット「あ、ああうん」 ショートカット(よくわかるなあ、響) ポニーテール「どうした、いぬ美?人に吠えちゃダメなんだぞ!」 見上(飼い主はこの子だったのか。これは少々マズいことになったか・・・?)
[792]なん雑212:2012/03/30(金) 22:17:00 ID:??? いや、マズくない。私は単に公園にいる通行人だ。練習を見ていたとして何ら怪しくない。 胸を張って公園からこのまま出てしまえばいい。幸い、私に吠えかかった巨大犬も飼い主になだめられ大人しくなっている。 見上「元気な犬だね。でも、気をつけるんだよ」 ポニーテール「ご、ごめんなさい、おじさん・・・」 見上(おじさん・・・) 見上「いや、いいんだよ。それじゃあ私はこれで・・・」 音無「えーっと・・・あ、着いてたんですね見上さん!」 ツイてないですよ、音無さん。朝解雇を言い渡されて何を今更だが、今日は厄日だ。 かくして私は、逃げる機会を失った。 ポニーテール「この人、ぴよ子の知り合いなのか?」 音無「知り合いというか・・・響ちゃんたちの監督になるかもしれない人よ」 ポニーテール「えええ!自分たちのチームに監督が!?真ーっ!自分たちのチームに監督が!」 ショートカット「ええっ、本当に!?」 あれよあれよといううちに話が進んでしまっていた。もちろん、私は一言も発していない。 ポニーテール「それじゃあ自己紹介しないとだな!自分は我那覇響!フォワードをやってるうみんちゅさー!」 ショートカット「ボ…私は菊池真です!ポジションはゴールキーパーです!」 見上(こうなった以上、私だけ何も言わないわけにもいくまい) 見上「私は見上辰夫。サッカーのコーチをやっているものだ。まだ君たちの監督になると決まったわけではないが・・・」 響「・・・」 真「・・・」 音無「・・・」 見上(視線が痛い)
[793]なん雑212:2012/03/30(金) 22:18:03 ID:??? 見上「な、なるかもしれないのでそうなったらよろしく頼むよ。ええと・・・」 A 我那覇さん B 菊地くん 選択した方がお試しチームのキャプテンになります 先に二票入った選択肢で続行します ID表示でお願いします。非表示ではカウント出来ません
[794]森崎名無しさん:2012/03/30(金) 22:18:37 ID:ATCvws5o A
[795]森崎名無しさん:2012/03/30(金) 22:19:30 ID:xCSDGUeU B
[796]森崎名無しさん:2012/03/30(金) 22:21:14 ID:ukuU1QXI B
[797]森崎名無しさん:2012/03/30(金) 22:24:08 ID:??? 見上さんなら当然まずキーパーに注目するだろうからね
[798]森崎名無しさん:2012/03/30(金) 22:30:22 ID:??? この見上さんはアニメ版のPよりかは有能なんですかねw
[799]795:2012/03/30(金) 22:34:42 ID:??? 言えない…ただの真ファンシだとは言えない…w
[800]森崎名無しさん:2012/03/30(金) 23:08:36 ID:??? 大丈夫だ、問題ない
[801]なん雑212:2012/03/30(金) 23:49:22 ID:??? >>B 菊池くん 私がその名を呼んだのは必然だった。私自身、かつてゴールキーパーであったし、教え子も同じだ。 同性というある種の気安さも手伝い、私は菊地真と名乗った少年に声をかけた。 見上「ええと・・・菊地くん。菊地くんはゴールキーパーだったね?」 真「あ、はい。ボ・・・私はゴールキーパーです」 見上「私も昔ゴールキーパーをやっていてね。少しは練習を見れるかもしれないと思うよ」 真「本当ですか!へへっ、やーりぃ!」 響「よかったな真!それじゃ、キャプテンは監督に教えてもらってる真に譲るしかないさー!」 真「ちょっと待ってよ響!それってボクに押しつけただけじゃないの!?」 追いかけっこを始めてしまった。先ほどまでサッカーをしていたというのに、元気なことだ。 他のメンバーと思しき子たちは遠巻きに見ているだけだったが、そのうちに練習を再開した。 2人だけになったところで、音無さんが私に声をかけてきた。 音無「あの、見上さん・・・ひとつ、聞いてもいいですか?」 見上「なんでしょう」 音無「真ちゃんを男と勘違いしていませんか?」 私はそう飲み込みが悪い方ではない。すぐに言葉の真意を悟った。 つまり、私が菊地くんと呼んだところの菊地真というアイドルは女性であるようだ。 言われてみれば、体格が男にしては細い。女性として未成熟であるのも否めないが。
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0ch BBS 2007-01-24