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キャプテン森崎外伝スレ9
[861]なん雑212:2012/04/01(日) 18:48:20 ID:??? >>我那覇響 私は言葉に詰まった。特に誰、という考えもなくレッスンを見学できればいいと思っていたのだ。 そのため私が特に見たいと思える選手はいない。果たして誰の名前を言ったものだろうかと迷ってしまう。 しばし沈黙が流れる事務所。そこに救世主が現れた。 響「おはよーございまーす!あれ、監督にぴよ子、そんなところで何やってるんだ?秘密の相談?」 見上「・・・響にします」 音無「響ちゃんですか?てっきり真ちゃんにするかと思ってたんですけど・・・」 響「えっ、自分?一体何のことか説明してよー!」 確かに、言われてみればキャプテンでもあるし同ポジションというよしみもある。 真でもよかったとは今にして思うが、もう響と言ってしまった以上変えるのも響に悪い。 見上「響。サッカー練習の他にアイドルとしてのレッスンは入れているか?」 響「え?もちろん入れてるよ。自分の目標はトップアイドル!だからな!」 見上「それならいい。今週は私もそのレッスンに付き合う」 響「な、なんで監督が来るんだ!?・・・はっ、まさか監督はプロデューサーだったのか!?」 音無「そうだったんですか!?」
[862]なん雑212:2012/04/01(日) 18:50:17 ID:??? 響はともかく、わざとらしく音無さんまで乗ってくるとは。あいにくだが私はそんな兼業するつもりはない。 というか・・・もしかするとここはプロデューサーまで人手不足なのだろうか。それはさすがにないと信じたいが・・・。 だが、この2人の様子を見るに私の想像はあながち間違っているとは思えないのである。 音無「響ちゃん、よかったわね。見上監督は響ちゃんのプロデュースもしてくれるそうよ」 響「本当!?やったー!」 見上「勝手に話を進めないでください。私にそういったオファーが来た覚えはありませんし、 プロデューサーが私に務まるとは思えませんから」 音無「なるほど・・・オファーを出すように社長に言っておきますね」 見上「やめてください」 高木社長ならやりかねない。 響「結局監督はプロデューサーじゃないの?じゃあどうしてレッスンに・・・?」 見上「お前たちの事をよく知っておきたかったからだ」 響「えええ!?」 音無「か、監督って結構大胆なんですね。まさかレッスンの見学をお願いした理由がそんな理由だったなんてっ!」 響はともかく、音無さん。あなたが騒ぐのは正直どうかと思いますが・・・。このまま放置していては汚名を被りかねない。 ここはさっさと弁明し誤解を解いておくに越したことはないだろう。この話題を続ける気は毛頭ない。
[863]なん雑212:2012/04/01(日) 18:51:33 ID:??? 見上「・・・語弊が生じたようなので詳しく説明させています。私がそもそも見学しようと思った理由はIAリーグのためです。 監督として、選手をある程度は理解しなければならない。しかし、入社したばかりの私は理解しているとは到底言えない。 私が音無さんに劣っているのはこの点です」 響「・・・?・・・・??」 音無「いやその、買い被らないでください本当に」 見上「特に私にとって理解が難しいのが、目指しているトップアイドルというもの、ひいては成功するために必要な能力です。 この点を理解するには口で説明されるよりも、実地にレッスンを見学した方がいいと判断したわけです」 響「な、何を言ってるのかよくわからないぞ・・・」 音無「あ、あのう・・・色々とすみません。監督は真面目に考えてくださっているのに」 見上「・・・いえ。単純にレッスンがどういうものか知りたいというミーハーな理由もありますので、お気になさらず」 それとこれは響が目の前にいるから言えないが、選手との信頼関係を深めるという狙いもある。 こんなことはあり得ないとは思うが、私の指示を無視し、真がオーバーラップなどしたら目も当てられない。 オーバーラップするGKなどいるはずがないし、今の例はあまりにも非現実的に過ぎたかもしれない。
[864]なん雑212:2012/04/01(日) 18:52:54 ID:??? 私の言葉を理解できてはいないようだったが響も了承し、さっそく二人でレッスン室へと向かうことになった。 響の話によると、早朝は彼女とごく真面目な数人しかレッスン室にいないらしく貸し切り状態なのだとか。 見上「今日は何をするつもりなんだ?」 響「今日は歌の練習をする予定さー。ダンスは自分、カンペキだからな!」 見上「・・・完璧?」 響「そうそう!こーんな感じに、さ!」 自信たっぷりな言葉と一緒に、響がステップを華麗に踏む。素人目にも華麗ではある。完璧であるとは思わないが。 歌の実力のほどはこれから聞いてみないとわからないが・・・ルックスも可愛らしい部類だ。 本人の言うとおり、トップアイドルに近い候補生・・・・なのかもしれない。 見上「ほう・・・うまいものだ」 響「へへ、そうでしょ?やっぱり自分はカンペキさー!」
[865]なん雑212:2012/04/01(日) 18:54:27 ID:??? 見上(完璧かどうかについてはノーコメントだ。それにしても、今の響の動きは・・・) A ドリブルに使ってるのか? B 盆踊りか? C 私にも出来るぞ 先に二票入った選択肢で続行します ID表示でお願いします。非表示ではカウント出来ません
[866]名無しの若造さん:2012/04/01(日) 18:55:50 ID:??? >オーバーラップするGKなどいるはずがないし、今の例はあまりにも非現実的に過ぎたかもしれない そう遠くない未来に読売ランドに出現しますよ、というか多分メキシコ辺りに既にいるでしょうねw
[867]名無しの若造さん:2012/04/01(日) 18:57:00 ID:28JxSq3M A
[868]名無しの若造さん:2012/04/01(日) 18:58:35 ID:LO00aV0k A
[869]名無しの若造さん:2012/04/01(日) 19:22:20 ID:??? 歌いながらドリブルする選手もいそうだなw
[870]なん雑212:2012/04/01(日) 19:31:27 ID:??? >>866さん 外伝含めるとオーバーラップするGK、かなりいるのでは・・・。見上監督・・・ >>869さん 鼻歌はそこそこ居そうですけど、ガチで歌う人は・・・いるかなあ?
[871]なん雑212:2012/04/01(日) 19:32:29 ID:??? >>A ドリブルに使ってるのか? 見上「確かドリブルでも使っていたな、そのステップは」 響「お、監督さすがちゃんと見てるんだな!ちょっと見直したぞ!」 わかってもらえたことが嬉しいらしく、響が何度もステップを繰り返す。 あの軽やかなステップのドリブルは彼女のダンスから生まれたものだったのか。 愚直なタイプかと思いきや意外に頭に柔軟なところがあるのかもしれないと、響への評価を若干改める。 本能のままにやったら上手くいった、ということであったら完全なる私の買いかぶりだが・・・。 見上「それよりも、今日は歌の練習をするんじゃないのか?」 響「あ、そうだった!危うく監督のせいでダンスのレッスンするところだったさー」 見上(いい根性をしているな、こいつ・・・) 響「それじゃあ、発声練習から行くぞーっ!」 響「♪」 歌なら好悪を言うことが出来るのだが、私は音楽に造詣があるわけではない。 発声練習だけでは響の歌唱力のほどはよくわからない。この後分かればいいのだが。 という私の考えを読んだのか、気分だったのか、一通り発声練習を終えた響が歌いだした。だした、のだが・・・。
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0ch BBS 2007-01-24