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【決勝の】Another-C_5【先にあるもの】
[153]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/05/20(金) 12:05:44 ID:??? ☆どうしまっか? A 「僕のこの手が真っ赤に燃えるぅ!鍵を掴めと轟き叫ぶぅ!」 B 「三杉淳の名において命ずる・・・50X号室の鍵を渡せ!」 C 「僕の名は三杉。 このホテルは、狙われている!!」 D (関節を外して腕をのばすッ!その激痛は波紋エネルギーでやわらげるッ!) E 「お前はこれから『できるわけがない』というセリフを4回だけ言っていい。」 F 「Honest labour bears a lovely face!」 G そ の 他 2票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)
[154]森崎名無しさん:2011/05/20(金) 12:14:48 ID:wDMEgaF+ D
[155]森崎名無しさん:2011/05/20(金) 12:20:23 ID:HgSjsMks B
[156]森崎名無しさん:2011/05/20(金) 12:20:25 ID:+PAKFi6A E
[157]森崎名無しさん:2011/05/20(金) 12:21:14 ID:pcrT0z8A G (フロント従業員が女性であることを前提に) じっと目を見て鍵を要求する。
[158]森崎名無しさん:2011/05/20(金) 12:33:31 ID:ub46b/bE E
[159]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/05/20(金) 17:54:06 ID:??? > E 「お前はこれから『できるわけがない』というセリフを4回だけ言っていい。」 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 近付く三杉に対してフロントの方が先に声をかけてきた。 これは三杉にとって期待通りの行動である。 フロント「おはようございます、お客様。」 三杉「おはよう、朝早くからご苦労だね。」 フロント「ええ、仕事ですからね。」 三杉「ふぅん・・・ああ、その通りだ。 これは君の仕事だったね。 なにせ君は・・・・・・“ホテルマン”だ。」 フロント「む・・・・・・お客様、その呼称をお使いになるとは只者ではありませんね?」 三杉「フフ、今は落ちぶれているけれど、これでも数々の一流ホテルを見て来ているからね。 ホテルマンという存在は数あるサービスマンの中でも、最高峰だと心得ているつもりだ。 そして・・・。」
[160]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/05/20(金) 17:56:14 ID:??? 続く言葉の為に、三杉はわざわざここで溜めを作った。 ちょっとした演出がもたらす効果を、彼は理解に修めているからだ。 三杉「そしてホテルマンは、自分の仕事にプライドを持っている事も知っている。」 フロント「・・・恐れ入ります。」 この言葉に相手は仰々しく一礼したのだった。 おそらく彼にとって最も嬉しい言葉の一つに違いなかった。 三杉は心の中でガッツポーズを決めた。 これは舞台で言えば、所謂つかみはOKという状態である。 さあ本題はここからだ。 三杉「ところで・・・君は伝説のホテルマンと呼ばれた人物を知っているかい?」 フロント「伝説のホテルマン・・・。 もてなしの国 日本で誕生した、アジア初のエグゼクティブ・コンシェルジュの事でしょう。 残念ながら名前以外の事は存じ上げておりません。」 思った通りの回答だった。 伝説と呼ばれる人物の名前くらいは知っていても、そこはアジアの一国の人間の話。 イタリアの地で詳しい事を知り得るのはなかなか難しかろうと思ったのだ。
[161]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/05/20(金) 17:57:43 ID:??? 三杉「その人物が話していた“ホテルマンの心得”を僕は知っている・・・知りたくは無いかい?」 フロント「なっ・・・!」 フロントは一瞬だけ仰天を表情で表し、そしてすぐに平静を取り戻した・・・少なくとも表面上は。 しかしそれはプロのホテルマンとしての矜持がそれをさせただけであった。 落ち着き払った仕草を保ちながら、フロントは頷いて三杉の言を肯定した。 三杉(フッ、いい反応だな・・・熱心で優秀なホテルマンだという事が判るよ。 これで条件は全てクリアされた・・・後は決まった通りに勧めるだけ。) その平静もこれで終わりと言わんばかりに三杉は顔を伏せて笑った。 もはや鍵は自分の手に渡ったも同然・・・そう確信したのである。 そして三杉は打った、死活となる一手を。 三杉「これから君に伝説のホテルマンの心得を教えるが・・・その前に言っておく事がある。」 フロント「はい・・・!」 三杉「君はこれから『できるわけがない』というセリフを4回だけ言っていい。 いいかい、4回だよ。 」 フロント「・・・? ・・・はい。」 僅かに戸惑いの間を持たせたが、フロントは三杉の言葉に了解した。 彼はこの日、ホテルマン人生で最大の衝撃を受けることになる。
[162]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/05/20(金) 17:58:51 ID:??? すみません、一旦ここまでとします
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0ch BBS 2007-01-24