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【決勝の】Another-C_5【先にあるもの】
[290]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/05/29(日) 15:22:40 ID:??? 三杉「ミハエル…何故、こんな何でもない問いに答えない?」 ミハエル「……」 彼はYESともNOとも答えずに、視線を僅かに他所へ向けたのだった。 それが何を示すものなのか…三杉は敢えて考えずにミハエルに視線を注ぎ続ける。 やがてそれに堪えられなくなったのか、彼は苦笑と共にポツリポツリと呟き始めた。 ミハエル「フフン、どうもキミにはウソを吐きたくないようデス。 …なので、言っておきましょうか。」 三杉「……?」 ミハエル「この後の経過に関わらず…ボクはユヴェントスを出て行くつもりでス。 元々ハーフでしか出れていませんでしたからね、トップが契約するとも思えまセン。」 三杉「ふむ…(色々と疑問はあるし、言いたい事もあるが、それよりも…) だけど、サッカーは続けるのだろう? セリエAでなくたって…。」 この三杉の言葉にミハエルはもう一度苦笑のように吐息をはいた。 そして『どうでしょう?』と軽く首を振ったのだ。
[291]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/05/29(日) 15:24:55 ID:??? ミハエル「キミの言葉を聞いた時はそのつもりでしたが…今は大きく心が変わってしまいマシタ。 すまないと思っていますが、仕方ないと諦めて下さい。」 三杉「……!」 三杉にとっては思わず息を呑んでしまう回答だった。 感嘆し、尊敬の念すら覚えたドリブラー…ボール捌きもステップのパランスも、 そして常識を遥かに踏み越えた、悪魔の小鳥のマシューズフェイントの使い手から… まさかそんな言葉を聞こうとは思っていなかった。 三杉はもはや反射で返していた。 三杉「…変わったのは心なのか?」 ミハエル「は…?」 三杉「本当はサッカー選手として、致命的な後遺症が残ったんじゃないのか?」 ミハエル「勘違いしないで下さい あくまでボクの気持ちの問題デス。」 三杉「違うと言うなら、もっと詳しく僕に説明してみろ。 …その、気持ちの問題とやらを。」 ミハエル「済まないが、他人に話す事ではありませン。」 三杉「……!」
[292]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/05/29(日) 15:26:02 ID:??? ミハエルの顔は何やら悟りきったような冷めたような物に見えた。 自分の中で決定的に何かを決めてしまったかのように… 完全に腹が据わっている人間の眼であった。 ミハエル「……」 三杉「なあミハエル…」 A 燃え尽きてしまったのか? 君の心は… B 1年でいい、フィオレンティーナでリハビリしていけ。 そのつもりがあれば僕は全力で動く。 C 見損なったよ、ミハエル… D 判った…話を変えよう E そ の 他 『3』票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)
[293]森崎名無しさん:2011/05/29(日) 15:40:06 ID:cfTiEqe+ A
[294]森崎名無しさん:2011/05/29(日) 15:42:46 ID:S+hgFuZQ B
[295]森崎名無しさん:2011/05/29(日) 15:47:38 ID:WO4eCitM B
[296]森崎名無しさん:2011/05/29(日) 15:49:03 ID:6ZGXpIS2 A
[297]森崎名無しさん:2011/05/29(日) 15:58:39 ID:rULICPmY B
[298]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/05/29(日) 16:47:41 ID:??? > B 1年でいい、フィオレンティーナでリハビリしていけ。 そのつもりがあれば僕は全力で動く。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 三杉「なら1年だ。」 ミハエル「え…?」 思わず口にしていた。 普段の彼ならば先ずその可否を検討し、十分な目算が立って初めて言葉にするような事を。 それは『思ったまま感じたままに』というBJの助言そのままの姿であった。 三杉「1年でいい、フィオレンティーナでリハビリしていけ。 君にそのつもりがあるなら、僕は全力で動こう。」 ミハエル「……!」 これには流石にミハエルも驚いたような表情を見せた。 僅かに身を乗り出したように見えたのは、三杉がそう期待したための錯覚だろうか? しかし… 先着で ★ミハエル立つ? 立つかボケェッ!→!card と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。 《ダイヤ、ハート》 「君は何をいっているんです?」 《スペード、クラブ》 「だが断る」 《JOKER》 「だが承る」
[299]森崎名無しさん:2011/05/29(日) 16:49:09 ID:??? ★ミハエル立つ? 立つかボケェッ!→ ハートK
[300]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/05/29(日) 18:01:30 ID:??? > ミハエル立つ? 立つかボケェッ!→ ハートK > 《ハート》 「君は何をいっているんです?」 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ミハエル「ミスギ、君は……一選手に過ぎない君が何を言っているんです?」 …しかし、この三杉の言葉に対してミハエルの態度は冷静に保たれていた。 それも止むを得ない所であろう。 三杉の言っている言葉は一選手としては無茶以外の何物でもない。 しかもこの申し出がミハエルの望む事かどうかも定かではないのに… 三杉(それは全くその通り…だが) 三杉にとって、それはほとんど確信に近かった。 ユヴェントスをミハエルが去るのではなく、居られないという事は…。 そしてリハビリとして相応しい場を用意したいという気持ちに嘘はなかった。 検討してみれば、ジョアンコーチとチームの契約に割り込めれば…という成算もある。 三杉「僕は……僕とフィオレンティーナとの契約は通常の物とは違う特殊な物だ。 勿論確約するような事じゃないが、全く考えなしに言っている訳じゃない。」 ミハエル「……」
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0ch BBS 2007-01-24