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【決勝の】Another-C_5【先にあるもの】
[520]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/06/13(月) 12:24:40 ID:??? 有無を言わせぬジョアンの言葉にブンナークは押し黙るしかなかった。 しかし・・・確かにこれまでジョアンの指導に間違いがあった記憶など一度もないのは事実。 疲労を残さない、そして1時間で教え込む事が出来るという言葉も確かなのだろう。 そう信じ、ブンナークはジョアンに対して頷いた。 彼の指導を受け入れる事を決めたのだ。 先着2名様(順番通りじゃない書き込みは無効)で ★ジョアンのエスプリ(指導)→!card ★ブンナークの楔(被指導)→!card と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。 2人の数値の和が・・・ 《2〜15》 必殺ポストプレイ取得 《16〜22》 必殺ポストプレイ取得、パス+1 《23〜26》 必殺ポストプレイ取得、パス+2 《27〜33》 必殺ポストプレイ及び上位技フラグ取得、パス+2、競り合い+1 《2人共Joker》 必殺ポストプレイ及び上位技フラグ取得、パス+2、競り合い+1、高低浮き球適正+1 【基本ルール以外の補正・補足・備考】 Jokerは15扱い カードのマークor数値が同一の場合それぞれ数値に+5。
[521]森崎名無しさん:2011/06/13(月) 12:31:46 ID:??? ★ジョアンのエスプリ(指導)→ ハート8
[522]森崎名無しさん:2011/06/13(月) 12:35:31 ID:??? ★ブンナークの楔(被指導)→ スペード9
[523]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/06/13(月) 15:15:52 ID:??? > ジョアンのエスプリ(指導)→ ハート8 、ブンナークの楔(被指導)→ スペード9 > 《17》 必殺ポストプレイ取得、パス+1 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ジョアン「ヘディングならば・・・・・お前はポジショニングもコントロールも問題なく出来ている。 それなのにポストプレイが出来ないのは理屈に適っていないように思わんか?」 ブンナーク「いや・・・んな事を言ったって出来てねえんだなコレが。」 ジョアン「ふむ、ではヘディングとポストプレイの違いは何だ? 正答は2つあるが答えてみろ。」 ブンナーク「・・・ゴールではなく、味方の進行方向を狙う事・・・」 ジョアン「正解だ、それが一つ・・・だが大事なのはもう一つの答えの方だ。」 ブンナーク「・・・・・・・・・ゴールの方を向いているか、ゴールに背を向けているか・・・か?」 ジョアン「エクセレント、それが答えだ。」 悩みながら出されたブンナークの回答に、ジョアンは満足そうに頷いた。 そこまで理解しているならば、ジョアンとしては話が早い。
[524]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/06/13(月) 15:17:02 ID:??? ジョアン「お前がポストプレイを苦手としている理由は、敵の行動が把握出来ない所にある。 ゴールに背を向けるという事は、敵DFに対しても背を向ける事になるからな。」 ブンナーク「・・・!」 図星であった。 ブンナークは敵のポジショニングや行動が把握出来ぬ故、その瞬間の集中力が分散してしまっていた。 集中力が分散される事で一つ一つのプレイの質も落ち、結果として使えない代物となっているのだ。 ジョアン「背を向けた相手の行動は目では見えない。 逆に守る側は、浮き球とお前の両方の位置を目で確認できる・・・。」 ブンナーク「なら・・・どうすりゃいいんだ。」 ジョアン「簡単だ、手を使えばいい。」 ブンナーク「はあ?」 ジョアン「今お前が想像しているような使い方ではない、手に目と同じ役割をさせろと言っている。」 ブンナーク「手に目の役割を・・・・・・・・・ あっ! そういう事か!?」 ジョアン「察したようだな・・・。 両手で背後のDFと接するポジションを取る事、それだけだ。 DFが左右のどちら側に居るか、どんな半身を取っているかが手に取るように判る。 相手の動きを制限するような反則でなければ、手はどんどん使っていけ。」 ブンナーク「なるほど・・・そういう事なら確かに1時間も要らなそうだぜ・・・・・・」
[525]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/06/13(月) 15:18:49 ID:??? 感嘆の思いでブンナークはジョアンの言葉を頭に刻んだ。 たった一言が物事をブレイクスルーさせ得る事があると、期待に胸を膨らませた。 その後、実際に練習を始めてからブンナークはジョアンの言葉が正しかったと実感する。 敵DFに背を向けていても、その位置を十分に把握出来てさえいればブンナークにとって十分だった。 むしろポジショニング争いを誘発するこの態勢は、フィジカルに優れたブンナークに都合が良かった。 ジョアン「よし、十分だろう・・・。 時間が余ったからパスコントロールのコツも教えてやる。」 ブンナーク「おう、頼・・・・・・お願いします。」 ジョアン「無理にそんな言葉遣いするな、誰も期待していない。」 ブンナーク「ちぇっ、そーかよ。」 こうしてブンナークは短時間の練習で飛躍的にポストプレイの熟練度を上げた。 ・・・と言っても、ジョアンが期待するレベルにはまだ足りない程度ではあったが。 ジョアン(クスタやレビタンの対抗と考えてスカウトしたが・・・FWをやらせて正解だった。 このタイプのCFWが一人控えに居ると、戦術の選択肢は今より広がる。) ※ブンナークがハイパワーポスト(高パス+2)100消費を習得、さらにパス+1
[526]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/06/13(月) 15:19:49 ID:??? ジョアン「ふむ、こんな所か・・・・・・ あとは実戦で色々試してみる事だな。 背後のDFに合わせるプレーは、使えば使う程色々とアイデアが生まれてくる。」 ブンナーク「了解だ、為になったぜ。」 ジョアン「ではクールダウンしてホテルへ戻れ、ストレッチを入念に行っておけよ。」 それだけ言って、ジョアンはブンナークの前から去っていた。 このジョアンの姿はブンナークにとっては珍しく、頼もしい大人として映っていたのだった。 ジョアンはブンナークと別れた後、ミラノのメインストリートへと移動していた。 日が暮れる今の時間、彼には会う約束をしている人達がいた。 ジョアン「・・・・・・ここか。」 ミラノにしては古めかしい感じのバールを探し当て、ジョアンは中へと入っていった。 今時分ではエスプレッソを出すようなカフェから、文字通りのバーとなっている。 店内では幾人かの者達が酒を嗜んでいた。 ただし落ち着いた隠れ家的なバールなのか、騒ぐ者は居なかった。 ジョアンは店内を見回し、待ち合わせをしている人物を探し・・・そしてすぐに見つけた。 ジョアン「待たせたか?」 アンザーニ「いや、私もさっき着いたばかりさ。 すぐに判ったかい?」 ジョアン「ふふ、キミのように横へ大柄な人間はなかなか居ないからな。」 アンザーニ「ほっほ。」
[527]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/06/13(月) 15:21:51 ID:??? ジョアンとアンザーニは度数の低い飲料をオーダーし、暫しの歓談を楽しんでいた。 旧交を改めて確かめ合うように笑い合った。 この後にもう一人の人物が到着すれば、堅い話をしなければならないのである。 それまでは・・・と、2人はこの貴重な時間を楽しんでいるようだった。 〜フィオレンティーナ 寄宿ホテル〜 夕食を終え、三杉は再び自室で腹休めをしていた。 監督の姿が見えないのが気になったが、どうやら用事があり出かけたそうだ。 あの監督がハメを外す事はあるまいと、心配する者は誰も居なかった。 夕食における話題はこれくらいの物で、メンバー達は各自ユッタリと食事を楽しんていたのだった。 このような風景を思い出すこともなく、三杉は今の時間をリラックスしていた。 三杉(ふう…いよいよ明日は決勝戦か。 もう今日はもう寝るか、それとも何かしようか・・・どうしよう?) A 弥生に国際電話だ。 B チームメイトに会いに行こう(明日の話題、その先の話題、雑談、その他)※さらに分岐 C 部屋でTVでも観ていよう。 D 今日はもう寝るとしよう。 E ホテルの外へ夕涼みといこう。 2票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)
[528]森崎名無しさん:2011/06/13(月) 15:36:05 ID:opWcUDFs E
[529]森崎名無しさん:2011/06/13(月) 16:03:01 ID:5LXsbBWs E
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0ch BBS 2007-01-24