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【決勝の】Another-C_5【先にあるもの】
[739]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/06/20(月) 18:34:46 ID:??? ローマじゃなくてパルマでした。 すみまひぇん。
[740]森崎名無しさん:2011/06/20(月) 18:35:25 ID:??? ★前半14分からの争い、そして・・・→ クラブ4
[741]森崎名無しさん:2011/06/20(月) 18:37:14 ID:??? ★経過時間→ 5
[742]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/06/20(月) 18:49:13 ID:??? クラブ4・・・色々と小競り合いがありつつフィオレンティーナが中盤を制し、 でもシュートには持っていけなかったのかな、という低調な結果ですかね。 一旦ここで切ります。 明日か深夜にまたー。 ちなみにキャプ森 本スレのサンパウロ戦並かそれ以上の難易度設定してるつもりです。 引きによってはボロ負けも有り得たり・・・ですが、このスレではそんな難易度はいつもの事。
[743]森崎名無しさん:2011/06/21(火) 00:14:41 ID:??? ただよう緊迫感乙でした!
[744]森崎名無しさん:2011/06/21(火) 05:25:31 ID:??? 後半のラムカーネ、サブにいるファンタジスタ このまま前半終わると後半三杉が攻撃にまわれそうにない 前半に仕掛けてリードしときたい 最悪ファストブレイクUが唯一の得点チャンスになりうるのも困り者
[745]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/06/21(火) 17:45:50 ID:??? >>743 乙感謝ですー! 緊迫感でてますかねえ? >>744 後半さらに辛くなる悪寒、でもマルコだけパワーアップする不思議。 ============================================= > 前半14分からの争い、そして・・・→ クラブ4 、経過時間→ 5 > 《クラブ》パルマボール(Cファビオ・カステッリーニのボールから) ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― チョンッ コンティ「おおっつ、ごっつぃテクじゃか!」 マルコ(低い浮き球の処理なら体格は関係ない・・・ボクだって競り勝てる!) 実況「あっと、マルコくん上手い! コンティくんよりも先にチップキックでボールを浮かせた! そのまま先に体勢を整えてこれをキープ・・・っと、だがすぐにガリバルディくんが迫る!」 ガリバルディ「ヨンフォアタックルを喰らえっ!」 チッ! マルコ「あっ・・・!」 レントゥルス「あれ、ボールがこっちに来た。」 フワフワ ダラピッコラ(フォローの動きが完璧なのに計算じゃねえとか・・・なんだこいつ。) クスタのクリアから5分間、両チームではボールの主導権を握る為に競り合った。 各自が長所を持ち、それを活かして闘うフィオレンティーナの選手達は粘り強かった。 しかしパルマの選手達もトルシアの指導の賜物か、全般的な基礎技術の高さを見せる。 互いにプレーが繋がらない状況が続いたが、ここで動きが見られた。
[746]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/06/21(火) 17:46:54 ID:??? ヒュルルルル・・・ 三杉「甘いっ!」パシッ ディモス(ゲゲッ、パスへのカットも上手いな。) 実況「おっと、ここで三杉くんがサイドからのパスをジャンピングカット! 試合開始からパルマのチャンスメークを悉く潰しています!」 クオーレ「・・・・・・」ドキドキ 三杉(ハッ 新田がFWとMFの狭間、ならば・・・!)シュパンッ! ボールをインターセプトした三杉は、瞬間的に新田が良い位置につけている事に気付いた。 着地した直後、体勢を整えるまでもなく鋭いパスを繰り出した。 シニョール「ハハッ、そろそろボール返・・・・・・!」 シル(速くて低い弾道・・・!? この隙間を通すのかよ!) 実況「凄い! 中央斜めに位置する2人の間、針の穴に糸を通すようなキラーパス!」 曲芸的な身軽さでアクロバティックにボールへ飛びつくシニョーリも、 手堅くコースを読んでカットに向かうシルも、反応に間に合わず通してしまう。
[747]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/06/21(火) 17:48:11 ID:??? コンティ(てんご困るテクニシャンじゃのう、こりゃあ。) クオーレ(すごい・・・やっぱりあの人はすごい・・・ なんだか足が熱くなってきた・・・)ドキドキ パルマのスタメン選手もベンチの交代要員も、この一連のプレイに舌を巻く思いだった。 特にベンチで観ているクオーレは、フィールドの戦士以上にジックリと目を楽しませていた。 三杉のキラーパスは中盤を越えて新田に渡り・・・そして彼はそのままゴールへ向かった。 新田(ブロッカー2枚でブンナークが蹴ってもGKまで届かなかった・・・ ならオレだって、最低一人はブロッカーを抜いてからじゃないと見込みは薄い・・・!) 実況「おっと新田くんまだシュートを撃たない、さらにドリブルでゴールへ近付くぞ!?」 クオーレ「あっ、ダメだよ!」 トルシア(うん・・・?) クスタ「ファビオ、私がカバーします。」 ファビオ「判ってますともー!」 迫ってくる新田に対し、ファビオ・カステッリーニが迎撃に向かう。 クスタがカバーに回る事で、彼は目の前の1対1に全神経を集中する事が出来る。 ツインタックルなどとは異なる形の連携、これがパルマのチャレンジ&カバーである。
[748]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/06/21(火) 17:49:13 ID:??? 新田(一人・・・! よし、ここを抜いてシュートだ!) ファビオ「来い・・・・・・・・・バンビーノ(チビスケ)!」 新田「誰がバンビーノだよっ!」 シュシュッ・・・ダッ! 新田は素早いまたぎフェイントから、マシューズのように左へ飛び出す。 その瞬間にファビオの足はボールに入って来ず、新田はこれで抜いたと確信していた。 だが・・・ ファビオ「抜いたと思ったかよ?」ササッ ガシッ!! 気付けばファビオは新田の隣を並走しており・・・ そして厳しいショルダータックルで新田の態勢を崩してきた。 新田(クッ・・・こいつっ!! ならこれだ・・・!) ファビオ(そこで切り返し、だが・・・・・・それはフェイクだ!) まるで予め聞いていたかのように、ファビオは新田の意図を読みきっていた。 そして新田はゴールから離れた場所へと誘導されたのだった。
[749]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/06/21(火) 17:50:42 ID:??? 新田「こいつ・・・うぁっ!」 ファビオの足が新田の所有するボールを刈り取った。 この様子に、パルマベンチのクオーレは残念そうな声を上げる。 クオーレ「ナイスパスだったのに・・・今のは近付かれる前に撃たなきゃ! クスタと連携した時のファビオは簡単に抜けないよ・・・」 ドル「おいおいマルコ、お前どっちの味方なんだよ。」 クオーレ「あっ・・・」 当然パルマの他の選手からはクオーレに対してツッコミが入った。 その様子にパルマ監督のトルシアはフッと笑った。 トルシア「そう、これがファビオの実力だ。 ルーキーの中では抜きん出た身体能力、そして相手の動きへの読み・・・ ジャッポネーゼ相手に後れを取る事はそうある事じゃない。」 クオーレ「・・・・・・。 うん、昔から凄かったよファビオは。」 トルシア(だが相手は、2年そこそことは言えジョアン先生の指導を受けている。 なかなか100戦100勝とはいかんだろうなあ・・・。) いつの間にかトルシアの微笑は苦笑へと様変わりをしていた。 そして少し離れて座っているクオーレの表情を、横目でチラリと確認する。 珍しくその頬は紅潮しており、口許も少し高くなっているように見えたのだった。
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0ch BBS 2007-01-24