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キャプテンブライト7
[360]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/13(月) 00:54:47 ID:npyy8E9s 灯里「カメラさんからの報告です。もう現場の映像が拾えません。連絡、途絶です」 芝村 舞「ジオン側はコムサイだけ降下させて、ファルメルは宇宙に残る。 つまりファルメルのカメラさんなら、映像を押さえてるはずだ」 ブライト「……」 【選択肢】試合のゆくえ→ 先に2票入った選択肢で続行。age進行推奨ですが、別になんでも構いません。 A:カメラさんに頼む。 B:キバヤシに頼む。 C:アムロに頼む。 A案は、業界人のツテで、ジオン側から取った映像を取り寄せます。 B案は、キバヤシなら現場の声が聞こえているかもしれません。 C案は、パンツ鑑定士+NT能力で状況把握と通信を試みます。 ----- 今日はここまでー(ワンプレイも進まなかった…)。
[361]森崎名無しさん:2011/06/13(月) 00:56:47 ID:RaHNvcXc B
[362]森崎名無しさん:2011/06/13(月) 01:07:43 ID:R+9gcgns B
[363]森崎名無しさん:2011/06/13(月) 01:07:45 ID:3qLr6d1k B 何が起こっているんだキバヤシ!
[364]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/14(火) 00:33:27 ID:wB//8IcM B:キバヤシに頼む。 ----- キバヤシ「任せろ、話は聞かせてもらっている!」 ブライト「どういう状況なんだ?」 キバヤシ「試合は続いているようだ。1点のリードに、救われた。今、お互いに3人対3人だが。 相手のGKはゴール前から動けず、WB隊は3人でパスを回して逃げている。 ジオン側も強くプレスに行けない。かわされたらGKと1対1になるから」 ブライト「まだ試合やってるのか…」 芝村 舞「全員撤退していたら、この艦は墜とされていたかもしれんな。 ロスタイムと合わせて、あと5分ちょっとになったが…もう、終わりだろう」 ブライト「というと?」 芝村 舞「選手たちが全員、大気圏に落ちる。もう動けない。宇宙空間で持っていた運動エネルギーは、 大気にぶち当たり、音と光と…そして熱に変換される。重力にも引かれて減速も無理だろう。最悪、燃え尽きる」
[365]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/14(火) 00:35:26 ID:wB//8IcM 灯里「はひっ。ホワイトベース安定します。ミノフスキークラフト、大気中でも正常に動いてます」 芝村 舞「よし、よくやった。艦はゆっくり高度を落とせ。選手たちは、敵味方、生死に関わらず回収する。 ガイドビーコンを出せ。この艦の無事と回収の意志を見せつけろ。キバヤシ、音はどうか」 キバヤシ「選手たちの突入の衝撃音しか聞こえん。…逆に言えば、まだ燃え尽きていない。存在しているはずだ」 灯里「カメラさんから報告。映像、撮れるみたいです」 メインスクリーンに、3人の姿が映し出された。全員無事のようではあるが… 瀬戸口「よりによって、奈々があっちの位置か!?」 自軍ゴール前にGK謙信。少し離れてDFメカ沢。センターライン付近にMF奈々。奈々だけ遠く離れて孤立している。 ブライト「マズい位置なのか?」 瀬戸口「メカ沢は変形、謙信ちゃんは聖なる鎧がある。しかし奈々には装備がない。 だから彼女こそ、こっちのゴールに近ければ…WBの影に入れて、いくらかマシになったかもしれないんだが」 芝村 舞「いや、こちらの突入が早かったからな。乱気流が起きて、むしろ危険かもしれん。どちらにせよ気休めだ」 あおい「相手のザク3機は?」 キバヤシ「警察無線を傍受した。スピード違反のため3機を逮捕。尚、全員がサッカー筋を損傷だそうだ」 桜子「…それ絶対、警察が凄すぎるって」
[366]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/14(火) 00:37:27 ID:wB//8IcM --- メカ沢(WR形態)は、想像以上の降下速度と衝撃に、身体を安定させるので精一杯だった。 とても落下する奈々のほうまでは行けない。近くにいた謙信の下に入って、その背中に彼女を乗せる。 謙信「…メカ沢殿? 私は大丈夫だ。奈々殿のほうを助けられないか?」 メカ沢「無理だ、あっちまで行けない。それにお前だって危ないだろ?」 謙信「残りガッツの問題で限界まで温存しておいたが…今の私でもマダルト程度なら使える」 メカ沢「まだると?」 謙信「冷気の魔法だ。それを楯にすれば、聖なる鎧の結界と合わせて耐え切れるはずだ」 メカ沢「魔法か! それなら奈々も…!」 謙信「奈々殿には、聖なる鎧がない」 メカ沢「……」
[367]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/14(火) 00:39:10 ID:wB//8IcM 一方。孤立して降下してしまった奈々。彼女は一度、大気圏突入の経験があった。但しバリュートをつけて、だが。 人間が生身で大気圏突入するということ。それ自体は、帰宅部で似たような成功例がある。 男塾塾長、江田島平八のことだ。彼はバリュートを使わず、ノーマルスーツ一つで大気圏に突入して帰宅した。 塾長より有利な点として、奈々は魔法が使える。彼女も謙信と同じことを考えていた。 ヒャダルコでシールドを張って冷却するのだ。 しかし実際に降下してみたら…ヒャダルコ程度では、そして自分の魔力では冷却しきれないとも予感した。 マヒャドがあっても無理だろう。 だからもう一つのプランを実行した。左手でヒャダルコを用意し、右手でメラミを用意する。 両方の魔法を同時に、同じレベルで制御し、重ね合わせる。 極大消滅呪文・メドローア。それの小型版だ。 出力は低くて良い。ほんの少しだけでいいのだ。落下しながら、手を地面に向けると。 スッと、摩擦熱がなくなった。 奈々「(いけたっ!)」 だが喜びは、一瞬にして絶望に変わる。 …落下速度が、逆に速くなってしまったのだ。
[368]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/14(火) 00:40:31 ID:wB//8IcM そもそもメドローアは、全てを消滅させる。大気をもだ。 そのため摩擦熱はなくなるが、空気抵抗がほとんど得られなくなる。 仮に、永遠にメドローア状態を維持したとしたら。 地表にそのままの速度で落下する。…だが地面を、地球をも消滅させていくだろう。 仮に「垂直」に落ちていたら、ちょうど地球の反対側までブチ抜いて、今度は宇宙のほうへ飛び出そうとするはずだ。 奈々は小型のメドローアをとめて、冷気のヒャダルコだけに集中させた。 だが予想通りだった。これだけでは冷却が持たない。 塾長はこの熱をどうやって耐え抜いたのだろう。気合いか。…気合いでは、勝てる気がしない。 私と塾長の差は? 私にあって、塾長にないものは? 魔法だけか? 奈々「(…塾長が漢なら、私は…女だっ!)」 奈々は腰のポーチを開けた。中には普通の女子校生らしいものはほとんど入ってない。これは帰宅部の装備だからだ。 米軍流出のアーミーナイフ…多機能ナイフを取り出す。こんなものでも、布を切り裂くことくらいならできる。
[369]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/14(火) 00:42:40 ID:wB//8IcM アムロ「んなぁぁああああぁああ!?」 ブライト「うぉ、どうしたアムロ!?」 アムロ「正気か、奈々さん。やめろ、やめるんだ。まだ間に合う!」 ブライト「おい、どうしたんだよ!」 アムロ「あぁ…切り裂かれて…あぁ、なんてことを…」 がっくりと膝を落とすアムロ。 桜子「あれっ? 今、奈々ちゃんから何かが飛び出たんだけど…」 アムロ「インナーとブラジャーです」 桜子「…え?」 アムロ「奈々さんは自ら、インナーとブラを切り裂いて…あぁ、もう燃え尽きてしまった…」 あおい「ごめん、ちょっと意味わからない」 アムロ「制服の下に、着るでしょ? インナー。それとブラ。アレですよ」 瀬戸口「いや、根本的なところで意味わからないんだけど」 アムロ「ああぁあああ!? 奈々さん、それだけは、それだけは思いとどまってください!」 タカトシ「今度はなんです?」 芝村 舞「…奈々が、また何か放出したぞ」 アムロ「パンツです…」
[370]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/14(火) 00:43:58 ID:wB//8IcM ブライト「なんなんだ?」 アムロ「それは、かつて白かった物…。今はもう、摩擦熱で燃え尽きてしまった物…」 桜子「あのさ、アムロ。私たちにも理解できるように説明してくれない?」 アムロ「スカートの下にはくでしょ? パンツ。ショーツ。人類の宝、我らの夢。希望の光」 桜子「はぁ…」 アムロ「それがもう、燃え尽きてしまった…。あぁ、貴重な女子校生のパンツが、この世から消滅したんだ…」 ブライト「アムロ…?」 アムロ「以前の、駆け出しの僕だったら。『奈々さんは今、ノーブラ&ノーパンだ、ひゃっはー!』ってなりましたが。 今の僕はパンツ上級鑑定士。下着たちが消えていくのは、あまりにも忍びない…」 あおい「奈々ちゃんが、パンツ脱いだってこと?」 桜子「…熱かったから?」 アムロ「いや、理由は知りませんけど」 タカトシ「そこが一番、肝心なトコでしょ!!」
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0ch BBS 2007-01-24