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キャプテンブライト7
[393]森崎名無しさん:2011/06/15(水) 22:05:01 ID:??? まあ軍規や命令を個人判断で無視してたら軍は機能しないからねえ。 時間稼ぎに死んでこい、っていう命令だって戦局次第では受け入れなきゃいけないわけだから。 この世界がマトモな戦争してるかどうかは別としてw
[394]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/16(木) 00:46:24 ID:??? >>388 わかってらっしゃるw 流れとして美しいし(このスレのブライト的に)。 >>390 謙信は他と比べて真面目すぎるんですな。…これ、なのはが相手だったらどうなったんだろうw >>391 それもありますね。罰を与えたいわけじゃなく。 >>392 真面目すぎるんですよ。 >>393 そこらへんを、なんらかの形で解決させないと…という感じです。まともな戦争かは…ともかくw
[395]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/16(木) 00:48:05 ID:6LswtNCI C:「真ん中を取って、36時間の謹慎にしては?」 ----- 桜子「…ごめん、もう一回言うね。ブライトさん、あまり真面目に考えてないでしょ」 ブライト「うん!」 タカトシ「(なんでこの人は、こんなに自信いっぱいなんだろう…)」 桜子が手と声を上げた。 桜子「待って。命令違反って言うけどさ。こっちに被害出なかったのって、あの3人が最後まで残っててくれたからでしょ」 瀬戸口「そうなんだけどね。でも本人が命令違反だって認めてるんだから、しょうがない」 桜子「だけど、それで懲罰ってのは筋が通らないわ」 瀬戸口「命令違反してるんだから、筋は通ってるでしょ。それが軍隊ってものなの。桜子さんも、わきまえて」 桜子「うー。…なんとかならないの?」 瀬戸口「できなくはないけど。俺がやるのも、それこそ筋違いだ。桜子さんこそが部隊を守る立場なんだから。 …いやまあ、本来はブライトさんなんだけど。一番しっかりしてる的に言えば」 桜子「え? なんとかできるの? どうすればいいの?」 瀬戸口「見てて。次からは、自分で苦労してよ?」
[396]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/16(木) 00:50:18 ID:6LswtNCI 瀬戸口は立ち上がり姿勢を正して。踵を合わせて舞に正対し、敬礼をした。 瀬戸口「問題があります。よろしいでしょうか、芝村百翼長殿」 芝村 舞「言ってみろ」 瀬戸口「整備不良のため、懲罰房のロックが誤作動を起こす可能性があります」 芝村 舞「ふん…。整備しておけ。では3名は自室で謹慎とする。それで構わないか、ブライト艦長?」 ブライト「え? うん。いいんじゃない?」 瀬戸口「了解しました。3名、復唱を」 謙信「…上杉謙信。自室にて謹慎する」 奈々「あ、はい。美島奈々、同じく謹慎します」 メカ沢「…メカ沢新一、自室で謹慎」 瀬戸口「これで、自室で3日間の休日になったわけだ。遊びには行けないけどね。ゆっくり休んでろってことだ」 桜子「凄い…」 瀬戸口「貸し1だ。っつーか、芝村だって罰を与えたくはないだろうに。謙信ちゃんが強情なのさ」 芝村 舞「色々言いたいことがあるが…まず謹慎期間。3日間ではない。ブライト艦長は36時間と判断している」 ブライト「……。え? あれ? ってことは。俺って…休みを半分にさせちゃった?」 芝村 舞「休みではなく、謹慎。自室でだ。外出は許可しないし、食事その他は運ばせる。3名とも反省しておくこと」 謙信「(こくこく)」
[397]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/16(木) 00:52:11 ID:6LswtNCI 芝村 舞「軍隊において、上官の命令は『基本的』に『絶対』だ。…逆に言えば例外だってある。 まず。戦えという命令にイヤですと答えて、それが許されるならば軍隊は機能しない。だから『命令は絶対』だ。 しかし時折『例外』もある。その時は巧く立ち回れ。能力、技術、コネ、屁理屈、なんでもいい。組織を納得させろ」 瀬戸口「原のおねーさんなんか、通りすがりの人を ##検閲しました## ても、書類一枚で解決させてるぐらいだ」 芝村 舞「今回も、『肩に違和感があって撤退が遅れた』とか言ってくれていれば、口頭注意だけですんだ話だ」 瀬戸口「…『肩に違和感』は野球だろ」 そこで謙信が、顔を上げた。凛とした口調で言う。 謙信「先ほど。芝村殿が、そう誘導させようとしてくれていたのは、わかっていた。それはありがたく思う」 芝村 舞「なのに何故、わざわざ命令違反だと言い切った」 謙信「決まりは、守らねばならない。上の者であればあるほど、なお守らねばならない。…その組織に属する以上は」 芝村 舞「…感動すら覚えるよ。そのせいかな。そなたの周囲の人間は、必ずそなたを守ってくれるだろう。 桜子だけじゃなく、あのブライト艦長ですら減刑を口にしたほどだし。…形はどうあれ」
[398]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/16(木) 00:53:21 ID:6LswtNCI 謙信「…私は喋るのが苦手だ。うまく言えないが。私を守ってくれる人がいる。 その時私は、その人のことを守りたいと思う」 芝村 舞「羨ましいものだ。皮肉じゃないぞ。…私のことを守ってくれる人間は、数少ないだろうから」 謙信「芝村殿から、悪意は感じないが」 芝村 舞「悪意はなくとも、人を傷つける。だから嫌われるのだよ、我が一族は」 謙信「…お察しします」 謙信は軽く頭を下げてから、腰から鞘ごと、カシナートと脇差を引き抜いた。舞の目の前に掲げる。 謙信「芝村殿。これは謹慎中に持つべき物ではないと思う。預かってはくれないだろうか」 芝村 舞「構わないが…そこまで深く考えなくともよいだろう」 謙信「(ふるふる)…数々の配慮、感謝する」 謙信は軽く会釈をした後。先ほどの瀬戸口の敬礼を真似して、慣れない仕草で、敬礼した。 舞も敬礼を返す。こちらはサマになっている。謙信は肯くと、自室へと歩いて行った。 しばらく皆、その後ろ姿に見惚れていた。男だけでなく女たちもだ。 性格なのか品格なのか、気高さなのか気品なのか。人を惹き付けるカリスマ性。 戦場の彼女も、そうだ。特に指揮能力に優れているわけではない。しかし必ず部下がついてくる。 瀬戸口「生真面目すぎだよ、彼女は」 芝村 舞「まったくだ」
[399]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/16(木) 00:56:22 ID:6LswtNCI --- 芝村 舞「奈々。今回の試合、改めて礼を言う。そして大気圏からの帰宅。見事だったぞ」 奈々「あ、いえ、そんな…。私も命令違反組ですし」 芝村 舞「高いセニョリータ係数、美しいトキメキ指数、そして安定した戻り率。こんな選手は見たことがない!」 ブライト「(相変わらず、まるで意味がわからない専門用語が…)」 芝村 舞「そしてメカ沢、すまんな。お前はこういう息苦しい規則は嫌ってそうだ。だが、軍隊とはこうなのだ」 メカ沢「仁義を通して、なんで怒られるんだって気持ちはあるが。理屈はわかるよ。 番長の命令に従わない子分は、子分じゃないし。示しもつかないだろうし」 芝村 舞「二人とも。命令をいつでも違反できるよう、能力を、階級を、発言力を高めておけ。コネを、信頼を作っておけ。 それはお前本人だけではなく、仲間をも守る武器となり、楯となる。憶えておくといい」 メカ沢「了解だ。メカ沢新一、謹慎する!」 奈々「同じく美島奈々、謹慎します!」 #メカ沢、奈々、謙信が36時間「謹慎」状態になりました。この間は練習等ができません。 ・メカ沢と奈々はガッツが100、全 力 で 反省している謙信はガッツが50、回復します。
[400]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/16(木) 00:58:56 ID:6LswtNCI 芝村 舞「さあ全員、解散せよ。ここはジオンの勢力圏内だ。いつでも対処できるように、身体を休めておけ」 灯里「はひっ。放送しますね。『皆さん、通常シフトにて待機。交代で休息を取っておくように』です!」 灯里がその言葉を放送した直後。地鳴りのような大歓声が、艦内に響いてきた。 芝村 舞「…ん? 私が、何かおかしなこと言ったか?」 瀬戸口「いや…WBって基本的に『総員:戦闘配置』らしく。通常シフトで休めることって、ないみたいで」 芝村 舞「え!?」 流石の舞も、この運用には驚きを隠せなかったという。
[401]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/16(木) 01:00:40 ID:6LswtNCI <WB:ブリッジ。多くの選手たちが戻って> 桜子が、あおいの横で浮こうとして…後ろに転びそうになっている。 どうやら無重力状態のクセができていたらしい。 桜子「でもさぁ。私、軍隊に馴染めないなぁ。今回だって偶然、懲罰房のカギが壊れてたから良かったけど」 瀬戸口「え? 違う違う! 俺は誤作動の『可能性がある』って言っただけ。多分ロックは壊れてないよ」 桜子「えー!?」 瀬戸口「本音と建前。それを察知して、適当に理由つければいいわけ。平時はともかく、戦時なら意外と何でも通る」 桜子「…うん。頑張る」 芝村 舞「ところで。謙信ちゃんからカシナートと脇差を預かったのだが」 キバヤシ「サムライの大小を預かるっていうのは、かなりの大事件じゃないのか?」 芝村 舞「うむ。これを渡された時、ちょっとトキメキを感じたぞ」 ブライト「…何故、艦長の俺に預けなかったんだという疑問は残るがな」 犬の本能と同じで、誰がTOPかを嗅ぎわけたのかもしれない。
[402]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/06/16(木) 01:04:38 ID:6LswtNCI 芝村 舞「メカ沢と奈々には、それぞれ褒美をやった。だが謙信ちゃんは…」 桜子「え? メカ沢たちに何かプレゼントあげたの?」 芝村 舞「ああ。『物』ではないがな。この艦を救ってくれた彼らに、勲章だけというのも味気なかろう。 と言っても、私は取り次いだだけだがな。…まあ、日本へ着いたらわかるだろう。 あの二人はいいのだ。だが謙信ちゃんへの褒美が、何も思いつかない。彼女が欲してるものとは、何だろう」 あおい「うーん…。強さを取り戻したい、ってのはわかるけど、それはどうにもならないし。 装備は聖なる鎧あるし。謙信ちゃんは楯を使わないし。カシナート以上の得物って、なかなか見つからないしねぇ」 ブライト「……」 【選択肢】→謙信へのご褒美 先に2票入った選択肢で続行。age進行推奨ですが、別になんでも構いません。 A:「カシナートを改造したら?」>謙信の承諾を得てから、なのはや原さんが改造します。 B:「脇差には、良いヤツないの?」>通販とか、なんか、そういうので。 C:「なのはの魔法とか、別系統の魔法を教えたら?」>なのは魔法、DQやFF魔法を目指します。 D:「GPM組で、訓練してやったら?」>芝村舞、原素子、瀬戸口。実戦経験ならWB隊より多いはず。 ----- 今日はここまでー。
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0ch BBS 2007-01-24