※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【ロリっこ】幻想のポイズン52【ぱらだいす】
[71]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/05/26(木) 01:41:21 ID:??? >C.「ふっ、今大会でNo.1ストライカーの看板を下ろしてもらうぜお二人さん」 挑発をしてみる ============================================================================================= シュナイダー「ほう……!」 レミリア「な、なんですってェ!?」 ここで反町一樹は、皇帝――カール=ハインツ=シュナイダーシュナイダー。 そして、紅魔館の主――レミリア=スカーレット両者に対して、明らかな挑発行為を行った。 本来ならば温厚で何事も穏便に済ませようとする、平和主義者である反町からは考えられない行為。 しかし、これはそんな反町にも一端のストライカーとしての自覚が目覚めてきた証とも言える。 頂点を目指すというのならば、当然ながらその栄冠に辿り着けるのはたった1人しかいない。 今までの反町ならば、その栄冠に辿り着こうとすら考えなかったのかもしれないが……。 幻想郷で数多のゴールを築き上げ、自信を持ち、そして、今日の試合であの萃香から1ゴールを奪い取り。 勇儀の三歩必殺ともほぼ遜色の無いシュートを撃てた事で、 反町は自身がNo.1ストライカーになれるだけの実力を備えていると認識をしていたのである。 この挑発行為は、それを改めて確認し――大会No.1ストライカーになってみせるという宣言。 そして、シュナイダーやレミリアには負けないという宣戦布告でもあった。 反町「ドリブルやパス、それに競り合い強さではお前たちにかなわないかもしれないが……。 シュートに関しては、間違いなく俺が上だ。 悪いが今大会No.1ストライカーの座は貰ったぜ」 シュナイダー「…………確かに、お前の言うように現時点ではお前の方がストライカーとしての質としては上だろうな」 レミリア「シュナイダーッ!」 更に続ける反町の言葉を、意外にもシュナイダーは肯定し、レミリアは狼狽をする。 レミリアとしては、当然ながら矮小だと思っている反町に見下される事は面白くない。 顔を真っ赤にしながら、反町を射殺さん勢いで睨み付けるのだが……。 一方でシュナイダーは極自然に笑みを浮かべながら、返答をする。
[72]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/05/26(木) 01:42:56 ID:??? シュナイダー「だが……俺もこのまま手を拱いているつもりはない。 大会中にお前に追いつき……追い越す。 それを試合で証明してやる」 反町「大会中に急成長なんで無理だぜ?」 シュナイダー「無理かどうかは俺が決める事だ」 相変わらず、いつになく強気な反町に対して、真っ向から勝負を挑むシュナイダー。 彼らがもしもあたるとすれば……決勝トーナメント。 それまでの日数は決して多いとは言えず……シュナイダーの言葉も無謀のように思える。 しかし、その無茶で無謀な言葉も、シュナイダーが呟けば本当にそうなるかもしれない……という気に反町はなった。 少なくとも、カール=ハインツ=シュナイダーという男は、反町に負ける気などは微塵にも無い様子である。 シュナイダー「モリサキら、全日本を倒し……決勝トーナメントではお前たちを倒す。 そして、優勝という栄冠を手に入れるのは俺たち西ドイツだ」 反町「いや、幻想郷が勝たせてもらう」 視線を交じらせれば、火花が散る反町とシュナイダー。 シュートコントロールという1点だけを集中的に鍛え上げて出来た、幻想郷屈指のストライカー。 ヨーロッパでNo.1と謳われ、間違いなく世代最強クラスの実力を持つ西ドイツの皇帝。 初対面である筈の2人は強く睨み合い……やがて、互いに無言で背を向けて歩き出した。 時計を見れば、既に試合開始10分前……そろそろ自分たちのチームに戻らなければならない時間だったのである。
[73]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/05/26(木) 01:44:29 ID:??? 反町「………………(言ってやった……! あれだけ凄そうな奴に言ってやったぞ! これで後には引けない……! いや……引くつもりもない!)」 そして、皇帝の視線から逃れた反町は思わず安堵のため息を吐く。 緊張の糸がぷつりと切れたように脱力しながら手を見れば……手のひらはじっとりと湿っており。 それだけシュナイダーの醸し出すプレッシャーが異常なものなのだという事を改めて認識していた。 反町「(カール=ハインツ=シュナイダーか……日向や三杉とは違った意味で……強敵になりそうだ……)」 新たな強敵の登場に、胸の動悸が早まるのを感じる反町。 怖くないと言えば嘘になるが……それでも、反町は彼と対戦をするのが少しだけ愉しみな気がした。 因みに、かなり残念な事に、この時彼が強敵として名を上げた中には、魔界の軽業師の名前は無かった。
[74]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/05/26(木) 01:45:53 ID:??? レミリア「何を勝手に2人の世界に入ってくれてるの。 あなたのライバルはモリサキとかいう奴なんでしょ?」 シュナイダー「勿論だ、目下の俺の愉しみは……モリサキとの再戦だ」 一方、反町と別れたシュナイダーとレミリアの2人はチームメイトが待つ席へと戻りつつ話をしていた。 話と言っても、レミリアがシュナイダーに一方的に文句を言うものだったが……。 どうやらレミリアとしては反町の不躾な態度が気に入らないらしく、心底お怒り状態であるらしい。 レミリア「まったく、咲夜や美鈴はあいつを常識人と言っていたが無礼極まりない! 会っていきなり挑発とはどんな親が教育したんだ! 顔が見たいわ!」 シュナイダー「確かに常識的な奴とは言い難いな、少なくともカルツから聞いていた情報とは違う。 だが……あいつがどんな人間だろうが構わんさ」 言いながら、シュナイダーはふ、と笑みつつ自身の手を見つめる。 手のひらを開ければ……そこはじっとりと汗で湿っており、シュナイダーはそれをズボンでふき取りつつ。 目を細めて、反町が去って行った方角へと顔を向ける。 シュナイダー「人間性も人種も性格も体格も、すべてはフィールドに立てば関係がない。 要はあいつが俺たちを倒すだけの実力と気概がある、というだけの話だ。 ……それでいい、それでこそ戦う意味がある」 レミリア「ふん……私はやはりあいつは気に食わん。 ……まあいいさ、試合で完膚なきまで叩きのめせばいいまでだ。 そして、どちらが上なのか思い知らせてやる」 シュナイダー「今から楽しみになってきたな……」 反町一樹とカール=ハインツ=シュナイダー……世代を代表する、トップクラスストライカー。 彼らの初めての出会いは、概ねこのようにして行われ……そして、終わった。 いつになく強気な態度で反町が出たのは、シュナイダーのプレッシャーに負けたが為の威嚇行為だったのか。 果たしてシュナイダーの余裕は、試合を行っても崩される事は無いのか。 そのすべては、決勝トーナメントで当たる時までわからないのだった。
[75]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/05/26(木) 01:48:24 ID:??? 皇帝を恰好よく書こうとすればするほど、筆がすすまぬぇ。 という所で反町とシュナイダー、初接触という所で本日はここまでです。 次回はイタリアvsフランスになりますが、この試合は判定無しのNPC戦にします。 理由としては、リーグ戦なのでカード判定にしてしまうと万が一にも今後の予定に影響が出ちゃう事。 また、覚醒しちゃうとゲームバランスがとんでもねぇことになってしまう事などです。 なにとぞご理解下さい。 それでは、お疲れ様でしたー。
[76]森崎名無しさん:2011/05/26(木) 01:50:35 ID:??? 魔王VS皇帝乙でしたー
[77]森崎名無しさん:2011/05/26(木) 01:53:49 ID:??? 頑張れ古明地姉妹乙でした〜
[78]森崎名無しさん:2011/05/26(木) 16:35:33 ID:??? 何故かこいしの気配を完全察知するナンデスの前にフランスの守備完全崩壊 何故かオーバーラップしてきたナンデスの思考を読みさとりが新たなトラウマ+失点を喫する まで予測した
[79]森崎名無しさん:2011/05/26(木) 16:38:46 ID:??? 黄金の右腕ェ…
[80]森崎名無しさん:2011/05/26(木) 17:05:04 ID:??? そしてナンデスのアプローチが非紳士的行為と判断されて一発退場ですねわかります。 審判「我々審判はいつでも(略)」
前
次
写
0ch BBS 2007-01-24