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【ロリっこ】幻想のポイズン52【ぱらだいす】
[932]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/07/04(月) 23:35:53 ID:??? >A.「ああ、そうだ。 お前の弱点は見切ったぜ、ジノ=ヘルナンデス!」 指を指して盛大に言ってみる ================================================================================================ ざわ……! トリノ「な、なにィ!?」 ゴルバテ「くそっ、PKを決めたくらいでエラそうに……!」 うどんげ「あわわわわ……も、もしかして酸素欠乏症になったんじゃないのキャプテン……」 静葉「(同世代の子が相手だから遠慮がなくなったのか……それとも自信がついてきたのか……よくわからないわね……)」 ヘルナンデスの問いかけに対し、反町が肯定をしながら指をズビシ!と指しつつヘルナンデスを挑発するかのような物言いをすると……。 イタリア、幻想郷、両陣営からはざわざわとざわめきが広がり始めた。 イタリアからは、たかがPKを決められたくらいで弱点を見切られてたまるかといったような怒りの声。 幻想郷からは、いつになく強気な反町の発言に対する困惑の声が上がる。 特に、前半戦でゴールを決めた時も大会No.1ストライカーを狙っているという発言があった事から見て。 普段の反町を知る者たちは、何か病気にかかってしまったんじゃないかと勘繰るのだが……。 無論、反町は至って正常であり素面である。 ヘルナンデス「みんな、落ち着け。 彼の言っている事は恐らく本当だよ」 ディモス「ヘ、ヘルナンデス……」 そして、この小さな混乱を収めたのは……問いかけた当の本人である、ジノ=ヘルナンデスであった。 反町の挑発的な言葉に対してもまるで物怖じせず、立ち上がると腕組みをしたまま反町を睨み付け……。
[933]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/07/04(月) 23:38:18 ID:??? ヘルナンデス「偶然でああもピンポイントに僕の苦手なコースに撃ってくるとは思えない。 恐らくは、最初のシュートの時点で僕の苦手なコースを割り出していたんだろう」 反町「!(……わかっていたのか。 まあ……あんな問いかけをしてきたんだし、それも当然……か?)」 ヘルナンデス「だが……要は彼にさえ気を付ければ済む話だ。 彼に撃たせなければ何の問題もない」 言いながら、にやりと笑いゴールネットに突き刺さったボールを拾うと、ヘルナンデスは近くにいたメンバーにそれを投げ。 早く試合を再開するようにと暗にせかす。 これを受けてイタリアメンバーは配置に戻り始め、反町を始めとする幻想郷メンバーも試合再開の為にと戻り始める。 ゴルバテ「お、おいヘルナンデス……本当にあいつ、お前の弱点を見切ってるのかよ……?」 ヘルナンデス「だろうね。 アレはハッタリじゃないよ、確実に彼は僕の苦手コースを読み切っている。 そして、それ以上に恐ろしいのは――そこに正確に蹴りぬける彼のシュートコントロールだ。 はっきり言うと……彼に撃たれては、僕では弾ければ上出来といった所だろう」 バサレロ「そんな……どこに飛んでくるかわかっているのなら、止められるんじゃ……!」 ヘルナンデス「裏をかかれる危険もあるからヤマを張るのは無理だ。 それに、仮にわかっていたとしても止められる自信は無い。 注意するだけで弱点を克服出来るなら苦労しないさ。 だから、とにかく彼には今まで以上に注意をしてくれ……ボールを渡さないよう、撃たせないよう早めにプレスをかけるんだ」 そして、イタリアゴール前では――残っていたDF陣がヘルナンデスの身を案じていた。 ヨーロッパーNo.1キーパー――この世代最高クラスのGKである、ジノ=ヘルナンデス。 彼に、シュートを止められる自信が無いと言われてしまっては、思わず彼らとしても狼狽してしまう。 だが、ヘルナンデスはあくまで冷静に対処をするようにと告げ……。 それから、ふと視線を外して……更に続ける。
[934]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/07/04(月) 23:39:59 ID:??? ヘルナンデス「それと、相手の19番(リグル)にパスやポストプレイは無いから警戒をしなくていい」 バサレロ「!? ど、どうしてわかるんだ……?」 ヘルナンデス「何、簡単な事さ。 彼女はどうやら自尊心が異常に高いようだからね。 ソリマチに撃たせなければ問題ないと言っておけば……さぞや今頃、頭がカッカしているだろうさ。 もう自分がゴールを決める事しか頭にないよ」 映姫「なるほど……そういう意図でのあの発言でしたか」 相手選手の前で、事実上の敗北宣言をするというのは、自チームの士気を下げ、相手チームの士気を上げる……。 メリットは無くデメリットだけがある、最悪の行動である。 しかし、視点を変え、状況が変わればその行動にもまた意味が出てくる。 ヘルナンデスはそのことに気づき、咄嗟にそれを行動に移した。 これでゴール前での不安要素が、1つだけではあるが、消えたと言ってもいいだろう。 ヘルナンデス「あと、あのサイドハーフにはシュートが無い筈だ。 次に来た時はクリアーでなくコースを塞ぐ事に専念しよう」 バサレロ「わかった!」 映姫「(嘘も方便……ふむ、白です。 そしてまた、反町一樹君も白。 そう、力を持つ者は振る舞い方も気を付けなければならない。 今までの彼はどうにも力と精神が不釣り合いでしたが……今ならば十分白と言えますね)」 リグル「(くそっ! くそっ!! インチキしてる癖に私を無視してッ!! 絶対に私が決めてほえ面かかせてやるんだ! 反町も2点取って満足しただろうし、エースが無得点のまま終われないよ!!)」 そして、幻想郷陣営では――ヘルナンデスの目論見通りの事態となっていた。 ヘルナンデスに暗に自分は怖くないと言われた事もあってか、リグルの怒りは有頂天に達しており。 ぷんすかと怒りながら、試合開始の笛を心待ちにしている。 その心中にはただゴールを決めてエースとしての意地と誇りを見せてやろうという信念と、無視された怒りがあるのみであったのだが……。
[935]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/07/04(月) 23:41:00 ID:??? 先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、 ★秋の頭脳派静葉さん→!card★ ★動かない大図書館パチェさん→!card★ と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。 【静葉の反応】 JOKER→静葉「ポストプレイがリグルちゃんやうどんげにしか出来ないと誰が言ったのかしらね?」 第三のポストプレイヤー誕生だと……? ダイヤ・ハート→静葉「一樹君、ちょっと……」 リグルの様子に気づいた静葉が反町に助言! スペード・クラブ→静葉「(さて、この攻撃を何とか堰き止めて……逆転ね)」 試合に集中してそれどころじゃねぇ! 【パチュリーの反応】 JOKER→パチュリー「そうよリグル! あなたは反町をも超える存在なのよ!! ディ・モールト! よいぞォォォオッ!!」 あ、戻った ダイヤ・ハート・スペード→パチュリー「反町、ちょっと……」 リグルの様子に気づいたパチュリーが反町に助言! クラブ→パチュリー「コホッ、コホッ……むきゅ……」 喘息でそれどころじゃねぇ! >>930 発動しません。必殺シュートを使えないのと同じようなもんだと思ってください。
[936]森崎名無しさん:2011/07/04(月) 23:41:31 ID:??? ★秋の頭脳派静葉さん→ ハートQ ★
[937]森崎名無しさん:2011/07/04(月) 23:41:33 ID:??? ★動かない大図書館パチェさん→ ダイヤ6 ★
[938]森崎名無しさん:2011/07/04(月) 23:41:38 ID:??? ★秋の頭脳派静葉さん→ ダイヤQ ★
[939]森崎名無しさん:2011/07/04(月) 23:42:10 ID:??? お、まだ救いはあるか?
[940]森崎名無しさん:2011/07/04(月) 23:42:34 ID:??? パチュリーさんのJOKERwww戻るなwww
[941]森崎名無しさん:2011/07/04(月) 23:43:33 ID:??? センスが無効化の心配はないようだが 変わりに反町への警戒が高まると同時に リグル揺さぶりのデメリットがあったということだろうか
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0ch BBS 2007-01-24