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【ロリっこ】幻想のポイズン52【ぱらだいす】
[934]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/07/04(月) 23:39:59 ID:??? ヘルナンデス「それと、相手の19番(リグル)にパスやポストプレイは無いから警戒をしなくていい」 バサレロ「!? ど、どうしてわかるんだ……?」 ヘルナンデス「何、簡単な事さ。 彼女はどうやら自尊心が異常に高いようだからね。 ソリマチに撃たせなければ問題ないと言っておけば……さぞや今頃、頭がカッカしているだろうさ。 もう自分がゴールを決める事しか頭にないよ」 映姫「なるほど……そういう意図でのあの発言でしたか」 相手選手の前で、事実上の敗北宣言をするというのは、自チームの士気を下げ、相手チームの士気を上げる……。 メリットは無くデメリットだけがある、最悪の行動である。 しかし、視点を変え、状況が変わればその行動にもまた意味が出てくる。 ヘルナンデスはそのことに気づき、咄嗟にそれを行動に移した。 これでゴール前での不安要素が、1つだけではあるが、消えたと言ってもいいだろう。 ヘルナンデス「あと、あのサイドハーフにはシュートが無い筈だ。 次に来た時はクリアーでなくコースを塞ぐ事に専念しよう」 バサレロ「わかった!」 映姫「(嘘も方便……ふむ、白です。 そしてまた、反町一樹君も白。 そう、力を持つ者は振る舞い方も気を付けなければならない。 今までの彼はどうにも力と精神が不釣り合いでしたが……今ならば十分白と言えますね)」 リグル「(くそっ! くそっ!! インチキしてる癖に私を無視してッ!! 絶対に私が決めてほえ面かかせてやるんだ! 反町も2点取って満足しただろうし、エースが無得点のまま終われないよ!!)」 そして、幻想郷陣営では――ヘルナンデスの目論見通りの事態となっていた。 ヘルナンデスに暗に自分は怖くないと言われた事もあってか、リグルの怒りは有頂天に達しており。 ぷんすかと怒りながら、試合開始の笛を心待ちにしている。 その心中にはただゴールを決めてエースとしての意地と誇りを見せてやろうという信念と、無視された怒りがあるのみであったのだが……。
[935]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/07/04(月) 23:41:00 ID:??? 先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、 ★秋の頭脳派静葉さん→!card★ ★動かない大図書館パチェさん→!card★ と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。 【静葉の反応】 JOKER→静葉「ポストプレイがリグルちゃんやうどんげにしか出来ないと誰が言ったのかしらね?」 第三のポストプレイヤー誕生だと……? ダイヤ・ハート→静葉「一樹君、ちょっと……」 リグルの様子に気づいた静葉が反町に助言! スペード・クラブ→静葉「(さて、この攻撃を何とか堰き止めて……逆転ね)」 試合に集中してそれどころじゃねぇ! 【パチュリーの反応】 JOKER→パチュリー「そうよリグル! あなたは反町をも超える存在なのよ!! ディ・モールト! よいぞォォォオッ!!」 あ、戻った ダイヤ・ハート・スペード→パチュリー「反町、ちょっと……」 リグルの様子に気づいたパチュリーが反町に助言! クラブ→パチュリー「コホッ、コホッ……むきゅ……」 喘息でそれどころじゃねぇ! >>930 発動しません。必殺シュートを使えないのと同じようなもんだと思ってください。
[936]森崎名無しさん:2011/07/04(月) 23:41:31 ID:??? ★秋の頭脳派静葉さん→ ハートQ ★
[937]森崎名無しさん:2011/07/04(月) 23:41:33 ID:??? ★動かない大図書館パチェさん→ ダイヤ6 ★
[938]森崎名無しさん:2011/07/04(月) 23:41:38 ID:??? ★秋の頭脳派静葉さん→ ダイヤQ ★
[939]森崎名無しさん:2011/07/04(月) 23:42:10 ID:??? お、まだ救いはあるか?
[940]森崎名無しさん:2011/07/04(月) 23:42:34 ID:??? パチュリーさんのJOKERwww戻るなwww
[941]森崎名無しさん:2011/07/04(月) 23:43:33 ID:??? センスが無効化の心配はないようだが 変わりに反町への警戒が高まると同時に リグル揺さぶりのデメリットがあったということだろうか
[942]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/07/05(火) 00:08:22 ID:??? >★秋の頭脳派静葉さん→ ハートQ = >静葉「一樹君、ちょっと……」 リグルの様子に気づいた静葉が反町に助言!★ >★動かない大図書館パチェさん→ ダイヤ6 = >パチュリー「反町、ちょっと……」 リグルの様子に気づいたパチュリーが反町に助言!★ ======================================================================================================= 反町「え……? な、なんですか……?」 このリグルの様子には、当然のように静葉とパチュリーが気づいた。 かたやオータムスカイズで初期から同じ屋根の下で暮らし、然程仲良くはなかったが人柄を知っていた秋の姉。 かたや今ではすっかり見切りをつけたものの一度は彼女に期待を寄せていた知識人。 このままでは拙いと判断をした2人は同時に反町を呼び出し、試合再開前の短い時間で手短に用件を話し出す。 静葉「かくかくしかじか、まるまるうまうま……という訳で、リグルちゃんがかなり熱くなってるわ」 反町「まさか……! ヘルナンデス……そこまで読んであんな事言ってたのか……!?」 パチュリー「まあ、そんな意図でもなければあそこまで潔く敗北発言をする筈が無いわ。 そして、彼の思惑通りリグルはもうゴールしか眼中に無い……。 この試合……少なくともゴールを決めるまでは、アシストは期待できないと考えていいでしょう」 静葉「中々のやり手ね、あのキーパー……。 ……いい策だわ。 見習いたいくらいよ」 ヘルナンデスの取った計略は、技術よりも頭を使った戦い方を得意とする静葉の好みに合ったものらしく、静葉は暢気にそう言い……。 しかし、当然ながらこのままではいけないと即座に反町に今後の戦法について話し始める。
[943]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/07/05(火) 00:09:34 ID:??? 静葉「まずリグルちゃんのポストプレイなどはもう使えないのはほぼ確定よ。 一樹君が何を言っても……」 パチュリー「聞くような性格じゃないでしょ、彼女。 状況が状況だもの」 反町「(すぐカッとなるからなぁ、リグル……)それじゃあ……どうすれば?」 パチュリー「リグルを使う時は撃たせる時だけにしなさい。 要するに……今のリグルはライトニングリグルキックを打つ為だけの存在」 反町「つまり……攻める時は……」 静葉「ボール運びには使えないし、零れ球を拾えば自分で突っ込む可能性極大という事ね……」 反町「……なんてこったい」 うどんげのポストプレイは恐らく既に読まれており、パルスィのパスでは反町にパスを通すのは難しく。 パチュリーは後ろで守備に専念をさせたい状況では……リグルの高いパス精度は貴重な攻撃手段。 それを封じられたとあっては反町も顔を暗くしてしまうのだが……。 かといってリグルに注意をしたところで、反発をされるのは目に見えている。 ここは素直にヘルナンデスの策を褒めるしかない。 パチュリー「余りに攻めあぐねるようならば私も上がる……けれど……あまり期待はしないでちょうだい。 守りも疎かに出来ない状況だから」 反町「(使うなら、人生が未だにライン際のうどんげか、 中央の静葉さんか……2択……やっぱり攻め手が足りない……)」 ヘルナンデスの取った行動により、使える手段を減らされた幻想郷Jrユース。 同点に追いついたものの、果たしてここから逆転する事が出来るのか……。 マルコ「次スレへ続く」 TO BE CONTINUED
[944]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/07/05(火) 00:10:54 ID:??? という事で本日はここまでです。 明日は次スレを立ててから、外伝をやらせてもらおうかなと思います。 それでは、お疲れ様でしたー。
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0ch BBS 2007-01-24