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【いざ】ファイアーモリブレム31【新天地!】
[101]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/06/01(水) 01:52:19 ID:??? ストラット「お?なんだ、最初から素直にそう渡してくれればいいんだよ」 お互いの仮面を交換し合う最中、中山はこの因縁男の顔を垣間見る。 自分の記憶違いでなければ、その姿は間違い無くイタリアの絶対的エースと絶賛され、 多くの国民の期待を背にワールドユース大会へ挑むものの まさかの予選落ちという結果に終わったイタリアユースのストラットであった。 中山「(そういえば…色々とニュースになっていたな。 将来有望なサッカー選手が次々と失踪、行方不明になる事件が多発しているって)」 その行方不明者のリストの中にストラットの名前があったことに驚いたことは記憶に新しい。 中山はその記憶を思い出すと、だんだんと自分の置かれている状況が分かってくる。 どうやら行方不明と思われていた彼は、この謎の仮面集団の仲間として エレミヤと名乗る女性の任務をこなしているらしい。そしておそらくはイスラスやバビントン、 そして自分も今頃ニュースで『行方不明』扱いされているだろう。 中山「(確かに全てを捨てて逃げ出したいと思ったけどさ…さすがにこんな状況望んじゃいねぇよ…… 森崎……俺、これからいったいどうなってしまうんだよ〜〜〜〜〜っ!!)」 両手に握られた斧の重さがどっしりと両肩に伸し掛る。 中山はすっかり機嫌を良くしたストラットととりあえず行動を共にすることを決め込んだのだった。 時にアカネイア歴606年春。後に英雄戦争と呼ばれる戦乱よりおよそ1年前の出来事だった――。
[102]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/06/01(水) 01:53:35 ID:??? それは復興中の不安定な環境ながらも、暖かな誠意を感じる祝福だった。 ドーン!ドーンドーン!ポーン!パフパフパフ〜 心が踊る楽しい音を鳴り響かせながら、垂れ幕を持った一団が自分たちを囲んでくる。 誰もが自分に対し羨望の眼差しを向け、頬を上気させては歓迎の言葉を投げかけてくる。 森崎「(いや〜、ワールドユース大会を優勝したときは寝込んでいて 祝勝会なんて出れなかったからなぁ。こんなに愉快な気分は本当に久しぶりだぜ)」 思わずにやけそうになる顔をキリッっと引き締め、黄色い歓声を背に受けながら 森崎はモロドフに引き連れられアリティア王宮の奥へと進んでいく。 たどり着いた玉座の間には懐かしい顔ぶれが集まっていた。 マルス「ようこそアリティア王宮へ。わが友、森崎有三」 森崎「来てやったぜ。わが友、マルス王子」 とても短いが精一杯心の篭った歓迎と再会の喜びが混じる会話を交わし、 森崎はここ最近の鬱憤をはらすかのような晴れ晴れとした顔で旧友たちと語り合った。 マルス「優勝おめでとう!僕は信じてたよ。必ず君が世界一の栄冠を掴み取れるって!」 シーダ「森崎くんほど頼りになるキーパーはいないもの。優勝するのは当然よね」 森崎「ふっふっふ。もっと褒めてくれ。讃えてくれ!」 まずはワールドユース大会優勝という最高の手土産をマルスとシーダに届ける。
[103]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/06/01(水) 01:54:59 ID:??? 森崎「へぇ〜!それじゃあ今はエストと同棲しつつお店を切り盛りしてると!?」 アベル「ああ。今じゃこの大陸のサッカー用具はほぼ俺の店の道具が使われてるんだぜ」 エスト「森崎くんの世界の道具にも負けない自信があるのよ。よかったらお一つ購入していかない?」 騎士団を退役し、恋人のエストとスポーツ店を経営しているアベルと近況を報告しあう。 カイン「というわけで、俺は新兵の教育係として毎日厳しい指導をしているのだ!」 森崎「カインが指導役ぅ?ちょっと心配だなぁ。訓練が厳しすぎるとか文句つけられてそうだなぁ」 カイン「な、なぜ分かった!昔から思っていたがお前は人の心の中が読めるのか!?」 森崎「さーて、どうだかね〜?というかお前の行動があからさますぎるだけだっての」 ジェイガンの跡を継ぎ、持病により無理ができないアランの代わりに騎士団長を務めるカインの苦労話に耳を傾ける。 ドーガ「戦いが終わってから体重が増える一方でな。なぁ、サッカーで痩せるにはどこのポジションがいいかな?」 森崎「いっぱい走ることになる中盤がいいんじゃないか?というかドーガはもっと食事制限しろよ」 1年前と比べて10キロも増加してさらに巨大化したドーガとのサッカー談義に花を咲かせ、 ジェイガン「よく来てくれた森崎殿。出来ればゆっくりと観光でもしてもらいたかったのだが… 正式な騎士の叙勲を授かるために訓練を受けている従騎士たちを是非とも一度指導してもらいたいのだ」 そして今回の招待の目的の一つであろう『新兵の訓練』の手伝いの詳細をジェイガンから説明される。 森崎「さて、それじゃあ早速だがその期待の新人君たちの様子を見に行くとしますか」
[104]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/06/01(水) 01:56:30 ID:??? ジェイガンに訓練場を案内されながら、森崎はまるで昨日のような懐かしい体験に浸っていた。 と、その時。 ???「うわ〜!急げ急げ急げ!はやく行かないとまたジェイガンさんに怒られる!」 ????「ちょっとクリス待ってください!ちゃんと前を向いて走って…きゃっ!?」 ドガァッ!! 森崎「ぐえぇっ!」 ???「うわぁ!?」 ????「ひゃあ!?」 曲がり角でいきなり森崎と衝突してきた訓練兵らしき二人組が派手に目の前で倒れている。 片方は丈の短いスカートと、マントを羽織った魔道士風の少女だった。 鼻を強くぶつけてしまったのか目の端に涙を浮かべて赤く腫れた患部をさすっている。 そしてぶつけた頭を抱えつつ起き上がろうとするもう一人の訓練兵にジェイガンは大声で怒鳴りつけた。 ジェイガン「クリス!カタリナ!またお前たちは遅刻寸前か! 罰として訓練の開始前に私との手合わせを命ずる!」 クリス「ええ〜!?勘弁して下さいよジェイガンさん…」 カタリナ「私は軍師希望なので戦うことは苦手なんですけど…」 ジェイガン「文句を垂れる暇があるならすぐに中庭へ向かえ! 問題児集団第七小隊のお前たちを今日こそ心身共々徹底的に鍛えなおしてくれるわ!カーツ!」 森崎「ん?第七小隊?それって確かマルスからの手紙に書かれていた…」
[105]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/06/01(水) 01:58:10 ID:??? ワールドユース大会中にマルスから送られてきた手紙では、 いかにも期待の新人のように書かれていた第7小隊のクリスという兵士。 だが、実際にこうして対面してみると鬼教官に成り切っているジェイガンに こっぴどく叱られてへこむ、所謂『劣等生』と思われても仕方のない若者だった。 森崎「(おいおい…こんなのが本当に期待の新人だってのか〜?)」 ガミガミとジェイガンからお叱りを受けるその訓練兵を見て森崎は少しがっかりしながらため息を吐いた。 ☆☆☆クリス登場(クリスの性別を決定してください) A男 B女 ※男女の違いでステータスや選べる職業等の差はありません。 ※装備品やイベントに若干の差が現れますが、基本的にはお好みでどうぞ。 『4』票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。 ============ 第2部の重要キャラの一人である『クリス』が登場したところで一旦ここまで。 次回からはクリスのより詳しい設定を決めていきたいと思います。それではまた。
[106]森崎名無しさん:2011/06/01(水) 02:00:38 ID:Em+Fb5cc A リンダの受け皿になってほしいところ
[107]森崎名無しさん:2011/06/01(水) 02:00:49 ID:fdvk8X7k B お疲れ様でしたー
[108]森崎名無しさん:2011/06/01(水) 02:02:02 ID:eH0/sGZA B ミネルバ様のライバルキャラになってくれ
[109]森崎名無しさん:2011/06/01(水) 02:03:30 ID:afffNCfo b
[110]森崎名無しさん:2011/06/01(水) 02:04:01 ID:4IuaKJiA B
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0ch BBS 2007-01-24