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【いざ】ファイアーモリブレム31【新天地!】
[248]森崎名無しさん:2011/06/05(日) 13:55:04 ID:??? ライアン 18/18 鉄の弓(攻速…0 係数…) 回避判定→ ハートQ +3+砦(4)= 守備判定→ スペードA +6+砦(2)=
[249]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/06/06(月) 11:59:51 ID:??? 森崎 8/19 鉄の剣(攻速…9 係数…ダイヤK〜3) 命中判定→ スペード6 +16+指揮(2)=24 追撃判定→ ハートQ +16+指揮(2)=30 攻撃判定→ スペード4 +13+指揮(2)=19 ライアン 7/18 鉄の弓(攻速…0 係数…) 回避判定→ ハートQ +3+砦(4)=19 守備判定→ スペードA +6+砦(2)=9 森崎の攻撃!ライアンに10のダメージを与えた! ライアンは倒れた。森崎は40の経験値を得た ============ 砦の隅に追い込まれたライアンに、森崎の攻撃を避けるすべは残されていなかった。 素早く、なおかつ重い一撃がライアンの背中に当たる。 ライアン「うわぁ!」 痛みでへたり込むライアンを見て、ジェイガンが訓練の終了の合図を告げた。 ジェイガン「そこまで!森崎殿、ご苦労だった」 森崎「ああ。こっちこそ久々の戦闘で色々と思い出すこととかあったからな」 こうして森崎は戦いの感を取り戻しつつ、第七小隊の教官をうまくこなしていくのだった。
[250]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/06/06(月) 12:01:30 ID:??? 今日の分の訓練を終えた森崎は、広間へと呼び出される。 森崎の歓迎会を兼ねた、ささやかだが腕によりをかけた料理が 広く並べられたパーティーが開かれているというのだ。 マルス「あまりお金をかけられないからこうして立食になっちゃうけれど…」 森崎「いや、いいさ。こうして大勢で旨い飯を食えるならそれ以上の形式は望まんぜ」 マルス「ありがとう。ようやく君の話をゆっくりと聞ける機会が出来たというわけだ。森崎教官殿」 森崎「教官殿って…まぁ、日本でも後輩たちに指導するのは先輩の大事な役目だったしな。 こうして俺が積みあげてきた経験や技術が少しずつだが 確実に伝えられていくのを実感できるのはあまり悪い気分ではないけどさ」 マルス「ジェイガンから聞いたよ。結構様になっていたみたいじゃないか。 時間が空いたときでも構わないから、これからも彼らの指導をよろしく頼むよ」 森崎「へいへい」 適当な返事を返しながらも、こうして親友から期待をされるのはやはりうれしいものだ。 金箔カステラ に舌鼓を打ちながら、森崎は久々に再会した親友と思い出語りを挟みつつ会話を重ねる。 ☆何を話しますか? A 自分のサッカーでの活躍や近況について語る B 今日訓練を見た第七小隊のメンバーについて語る C アリティアや、マルスの近況について語る D アリティア以外の各国の状況について語る E WY大会中にガーネフの姿を見たことを語る F マルスとの会話を打ち切り、他の誰かと会話する 2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。
[251]森崎名無しさん:2011/06/06(月) 12:03:11 ID:ihomnzVc E
[252]森崎名無しさん:2011/06/06(月) 12:19:37 ID:u32ALx3o E
[253]森崎名無しさん:2011/06/06(月) 12:42:00 ID:??? 金箔カステラはささやかな食べ物じゃないですよ、王子w
[254]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/06/06(月) 20:15:52 ID:??? >>253 アカネイアと日本では物価の値段がかなり違っていそうですね。食べたい!羨ましい! ============ >E WY大会中にガーネフの姿を見たことを語る 森崎「復興で大変な時期にこんな話をするのはちょっと気がひけるんだが…」 マルス「どうしたんだい。深刻な顔をして」 森崎の躊躇いをはらむ表情から、おそらく悪い話題が出てくるものだと予想し、マルスは顔を引き締める。 森崎「…今から2ヶ月ほど前か。俺がちょうどワールドユース大会の決勝戦を戦っていた頃だ」 マルス「うん。確か君の話だとその試合に勝って見事世界一になったと――」 森崎「その試合後の話だ。…中山って奴がいたのを覚えてるだろ?」 マルス「あの特別試合で僕達と同じチームになった選手だね。彼がどうかしたのか?」 森崎「決勝戦後、あいつは全ての力を使い果たしたかのようにフィールドで倒れた。 ……初めてのことじゃないんだ。少なくとも俺が知っている限りでは2度目だった。 あいつの体は優れた能力を発揮できる代わりにひどく衰弱しきっていた。 そしてその原因を作ったのは……俺にあったんだ!」 マルス「…………」 次第に森崎の語気が荒くなっていくのを感じたマルスは、押し黙って森崎の次の言葉を待つ。 森崎「俺はすぐに医務室へあいつを運んだ。それから…現地のスタッフは特に異常はないと言った。 俺はその言葉を信じて胸を撫で下ろし…しばらく死んだように眠るあいつの様子を見ていた。 ……それからだ。急にあいつが意識を取り戻したかと思うと……ガーネフが。奴が現れた」
[255]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/06/06(月) 20:17:02 ID:??? マルス「…!」 森崎「それだけじゃない。ガトーの爺さんの館で排除したはずの、何の才能も持たない俺が 一流の選手にまで上り詰められた要因…だけど俺の成長を妨げていた存在でもあった 『超モリサキ』という、俺そっくりの人間が、ガーネフと一緒に中山を唆しやがった! ガーネフは過去に俺が中山を貶めた原因『破滅のツボ』を押し返すように中山に命令した。 そして俺は……中山の、あいつの願いを聞き入れた。あいつの手をとって――自ら『破滅のツボ』を押した」 マルス「……そんな、そんなことが……あったのか……」 親友のため、自ら体を滅ぼしかねない選択をした森崎の悲痛な思いを感じ取り、マルスは言葉を失う。 森崎「今のところは大した影響は出ていない。限界を超えた無茶をしなければ特に支障はないのは中山が実証済みだったからな。 それ以来ガーネフと超モリサキの姿を見ることはなくなった。中山もあの時の記憶がないのか、特に気にはしていないみたいだしな。 俺はいつ破壊されてもおかしくない体に気を使いながら、無理なセービングを封印することで事なきを得ている。 ……これが俺が体験した『事実』だ。マルス。何か知っていることはないか? どうして倒したはずのガーネフが……また現れたりしてるんだ?」 マルス「……そのことなんだけど。実はアカネイア騎士団からガーネフが各地に現れたという報告を受けているんだ。 カダインの遺跡でガーネフの配下たちが復活の邪法を使った痕跡が残っているとマリクも言っていた。 確かな情報ではないが、一人の青年を引き連れているという目撃もある。 その青年が君の言う『超モリサキ』という存在かどうかは分からないが……」 森崎「おそらく、いや、絶対にガーネフはこの世界のどこかにいる。 あいつは死んじゃいなかった。俺達の世界にまで現れて何かを企んでいると思う」
[256]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/06/06(月) 20:18:05 ID:??? マルス「もしもガーネフが本当に復活しているのだとしたら、間違いなく再び戦が起こるだろう。 そしてその時に平和を守るのは僕達アリティアでなくてはならない。 森崎。明日からの訓練には僕もできるだけ顔を出すことにするよ。 少しでも兵の教育を捗らせるために、自らの目で訓練を実感しておきたいんだ。 それと、マケドニアにいるはずのガトー司祭にも手紙を出さなくては。 ガーネフに対抗するには彼が生成する『スターライト』が無くてはいけないからね」 森崎「ああ、頼む。……悪いな。いきなり突拍子もなく不穏な話題を出しちまって」 マルス「いや、君もガーネフの復活の予兆を知っていてくれて助かったよ。 予め対策を立てられる。今度こそ…今度こそ父上の仇を討たなくてはいけないんだ」 森崎の言葉でガーネフの復活という憶測は確信へと変わった。 復興のために即位式を先延ばしにしてるとはいえ、 心のなかでは既にアリティア王国を背負っていくという覚悟を決めているマルス。 もう二度と大切な民達を失いたくない。父が成し遂げられなかったことを 成し得てこそ堂々と王位を受け継ぐ資格を持てるのだとマルスは考えていた。 森崎「(とりあえずマルス達も一応ガーネフの復活は知っていたんだな。少しは安心できたぜ)」 金箔カステラをもう一切れ口の中に運び、森崎は明日からの訓練に想いを馳せるのだった。 翌日。今日はさらに本格的な実技訓練を行うとのことである。 集合場所へ向かおうとする森崎の前に、ジェイガンが現れた。 ジェイガン「おはようございます森崎殿。昨晩はよく眠れましたかな?」 森崎「ああ、お陰さまで。やっぱり適度に硬さのあるベッドのほうが落ち着くよ」 ジェイガン「…それはなにより。今日の訓練前に、森崎殿には大事なことをお願いしたいのです」
[257]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/06/06(月) 20:20:03 ID:??? 森崎「大事なこと?」 ジェイガン「はい。現在訓練を行なっている新兵たちに小隊ごとに隊長を任命していくのですが 明日からの訓練の出来を見て、森崎殿に判別をしてもらいたいのです」 森崎「俺に?あいつらの隊長を任命して欲しいと?」 ジェイガン「あの者たちは昨日森崎殿が言った通り非常に筋が良い。 この調子で訓練を重ねることが出来ればきっと優秀な騎士に育つことでしょう。 しかし、部隊をまとめられる力量は今のところどんぐりの背比べと言ったところ。 森崎殿が最も伸びると思わしき人物を選択してほしいのです」 森崎「…なるほどね。チームを纏めるキャプテンの重要さってのは俺が身を持って体験しているからな。 分かったよジェイガンさん。今日の訓練の出来を考慮して、俺が第七小隊の小隊長… いわゆる『キャプテン』を指名するわけだな」 ジェイガン「森崎殿の口から出たことならば、きっと誰も文句は言いますまい。 暗黒戦争での森崎殿の活躍に憧れて騎士を志願するものも多いのですからな」 森崎「ふーん。俺の活躍に憧れて……ねぇ。むふふ」 昔の自分では決して感じることは出来なかったであろう優越感と満足感に浸りながら、 森崎は訓練場へと軽くなった足をかろやかに上げて向かった。
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0ch BBS 2007-01-24