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【いざ】ファイアーモリブレム31【新天地!】
[507]森崎名無しさん:2011/06/18(土) 01:09:04 ID:bG5P9nDc E
[508]森崎名無しさん:2011/06/18(土) 01:11:17 ID:OZdz96N+ E
[509]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/06/18(土) 01:33:54 ID:??? >E 人質に取られた仲間を助けるために勇敢に飛び出したことを話す 森崎「あれは…そうだな。確かディール要塞での戦いでの話だ。 ミネルバ王女の妹であるマリア王女を救出するため、 アカネイアへの進軍ルートを急遽変更して俺達はジューコフ将軍が守る砦へと攻め込んだ」 ライアン「その戦いでは、兄さんは森崎さんと同じ部隊にいたんですよね?」 森崎「ああ。あの時はゴードンにカシムって弓兵に、傭兵オグマに僧侶リフ。 俺達5人は北の山間ルートから回りこむようにして敵の本拠地を目指して進軍していた。 俺はオグマを先行させて攻撃を仕掛けさせたんだが、そのジューコフ将軍って奴がかなりの強敵でな。 オグマはそいつに敗れ、そして山の中で俺達の部隊は進むことも戻ることも出来ずに孤立してしまったんだ」 トーマス「ゲゲッ、随分な修羅場をくぐってきたんだなお前…」 ライアン「そ、それからどうなったんですか?」 唾を飲み込み、緊張した面持ちでライアンは森崎の話に夢中になっている。 森崎「オグマを倒したジューコフは俺達の部隊を潰すべく進軍してきやがった。 俺は仲間たちに隠れるように指示を出したが、リフってじーさんが捕まっちまったんだ。 ……俺はそのとき非情にもそのじーさんを見捨てる選択をとった。 オグマを失い、これ以上被害を増やさないためにはそれが最適な行動だと思ったんだ」 トーマス「うわぁ、お前って結構残酷だな!老人をもっと勞ってやれよ!」 森崎「いちいち話の腰を折るなよお前は!……そのときリフを助けようと飛び出そうとしたのがお前の兄貴、ゴードンさ。 俺はあいつの勇気に感化され、自分の選択が間違っていたことに気付かされたのさ。 仲間を見捨てて生き残っても意味が無い。救える命を救って勝ってこその優れた指揮官なんだって俺はあいつに教わったのさ」 ライアン「…そうだったんですか。今の森崎さんを作っているのは兄さんの勇気も含まれていたんですね…嬉しいです」
[510]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/06/18(土) 01:35:49 ID:??? 森崎「俺はあいつに大事なことを教わった。だが、その礼をする前にあいつは俺の前から姿を消した。 ……すまなかったなライアン。お前にとっては血を分けた大事な兄貴だったんだろ……?それを俺は……」 ライアン「……いいえ、こうして森崎さんが兄さんのことを大事に思っていることを知れただけで、僕は満足です…… 森崎さん。これからは僕が兄さんの意志をついで、兄さん以上の勇気を持てるように頑張ります。 そしていつか、兄さんの代わりに森崎さんからお礼をいただく。それが今の僕の目標です」 森崎「ライアン……」 トーマス「ぶえ〜〜〜ん、エエ話や〜〜〜!涙がチョチョ切れるで〜〜〜!」 森崎「(やっぱりこいつはもう一回くらい徹底的に殴っておいたほうがいいか…?)」 しんみりとした空気を一蹴するトーマスの涙に森崎がうんざりしつつあったそのときである。 感動トーマス→!card !とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します ダイヤ→トーマス「よし、今日から俺が君の兄さんの代わりだ!」なんとライアンの兄貴を宣言!? ハート→トーマス「よし、今日は君に俺の技術を徹底的に伝授しよう!」トーマスが師匠を宣言!? スペード→トーマス「これからは森崎が君の兄さんの代わりだな!」何故か森崎とライアンの仲を取り持つ! クラブ→トーマス「で、その作り話のオチはなんなんだ?」トーマスがとことん話の腰を折る! JOKER→なんとトーマスが突然顔の皮を剥いでいき――!?
[511]森崎名無しさん:2011/06/18(土) 01:36:03 ID:??? 感動トーマス→ ダイヤ10
[512]森崎名無しさん:2011/06/18(土) 01:42:36 ID:??? 気分屋トーマスw
[513]森崎名無しさん:2011/06/18(土) 01:49:40 ID:??? 馬鹿だけどいい奴ポジションを獲得出来そうで良かったな暴走機関車
[514]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/06/18(土) 02:51:32 ID:??? >>512-523 今回の彼のように運良く『早期参加』の資格を得られれば活躍頻度も上がりますからね! ============ 感動トーマス→ ダイヤ10 >ダイヤ→トーマス「よし、今日から俺が君の兄さんの代わりだ!」なんとライアンの兄貴を宣言!? トーマスは情に厚い男である。特にこういった家族間の絆を伝える感動話に弱い。 ちなみに森崎も同様にこの系統の話に弱い。トーマスとウマが合うのも納得のいくところだろう。 トーマス「君はえらい!兄さんの遺志を継ぎ、是非とも立派なアーチャー、 いいや、将来的にはスナイパーになるべきだ! よし決めた!俺は今日から君の兄さんの代わりだ! ゴードンの代わりに君の成長を身近で見守らせてもらうことにするよ!」 ライアン「え…あ…あの、どういうことでしょうか?」 森崎「いきなり何を宣っているんだお前は!」 トーマス「実はジョルジュさんと一緒に講師として付いてきたのは真っ赤な嘘です。 俺は今日この日、アリティア騎士団の研修生としてアカネイアから遠征してきたのですよ」 バッ! トーマスが取り出した書類には確かにその旨を記したものが貼られていた。 ジョルジュの紹介文には、他の騎士団で経験を積ませたい。 是非とも高名なアリティア騎士団の弓兵として役立てて欲しいと書かれている。 森崎「つまり…どういうことだ?」 トーマス「今日から俺は君たちアリティア騎士団の同僚ということだ! 安心してくれたまえ。ライアンは俺が責任をもって一流の弓兵に育て上げてみせるから!」
[515]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/06/18(土) 02:54:23 ID:??? ライアン「は、はぁ……」 森崎「う、うそだろ…?この段階でいきなりトーマスがアリティア騎士団に加入だって…?」 トーマス「そういうことだ。正騎士のカインやノルンちゃんと一緒にお前たちの力になるぜ!」 ビシィ!っと音がなるくらいサムズアップを決めて笑顔を輝かせるトーマス。 こうして青天の霹靂とも言わんばかりの突然の移籍話に森崎とライアンはぽかんと口を開けることしか出来ないのであった… ※ライアンの評価が上がりました ※トーマスがアリティア騎士団に加わりました。ゴードンの代理を務めます。 午後の訓練はより実践的な戦場での訓練が予定されている。 部隊を分けて別々の作戦を行いつつ、味方の勝利を目指す形式である。 ジェイガン「第七小隊集合!」 ザザザッ!! ジェイガン「よし、みんなきけ。これから行われる訓練を説明する。 今日の実技だが、珍しい方に教官を務めていただくこととなった。 アカネイア王国から我が国に来訪されたジョルジュ将軍、 そしてワーレン傭兵組合からアテナ殿を特別講師として招待した」 ジョルジュ「アカネイア弓騎士ジョルジュだ。よろしく頼むよ」 アテナ「アテナ、この国で世話になった。受けた恩は返す。これ、人として当たり前のこと。 アテナ、教えるのは苦手。でも剣を使うことなら負けない」
[516]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/06/18(土) 02:55:44 ID:??? ジェイガン「これから東の砦にジョルジュ将軍、西の砦にアテナ殿を敵将として配置する。 お前たちは2つの部隊を作り、これらの砦を全て制圧することで勝利することが出来る。 なお、部隊の振り分けの指導は引き続き森崎殿にやってもらうことにした。よろしく頼んだぞ森崎殿」 森崎「はいよー。(ジョルジュさんに…お、あの女剣士はドルーア本土での決戦で同盟軍として協力してくれた娘だったな)」 カタリナ「ジョルジュ将軍は大陸一の弓使いと呼ばれる弓の達人ですね。 アテナさんは異国の珍しい剣技を扱う方とか。皆さん、頑張りましょう!」 一旦自軍の砦へと入り、進撃準備をする第七小隊の面々。そんな中、ルークが切ないため息を吐き出し黄昏ていた。 ルーク「はー」 ライアン「どうしたんですか、ルークさん?」 ルーク「どっかに若くて綺麗で優しくて可愛いシスターいないかな?」 ライアン「ど、どうしたんですかルークさん…いきなりそんなことを言い出すなんて…」 ロディ「まだ日は高い。寝言を言うには少し時間がズレているようだが?」 ルーク「だまらっしゃい!騎士にはさァ、ロマンスってもんが必要だろ? 戦いで傷ついた俺を優しく癒してくれるようなさァ。 この小隊にはそういった『癒しキャラ』がいないと俺は気がついたんだよ! な、クリス!そんなシスターがいてくれれば戦いももっともっと盛り上がるとは思わないか!?」 血走った目でクリスに顔を近づけるルークを引き剥がしながら、クリスは冷静に答えを返す。 クリス「ロマンスは知らないけど…怪我を治してくれる癒し手が入ればありがたいわね。 といっても、私たちの中には僧侶やシスターといった癒し手はいないわ。誰かに助力を頼めればいいんだけど」
[517]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/06/18(土) 02:57:16 ID:??? カタリナ「あ、それでしたら先ほどジェイガンさんからの言伝なんですけれど、 この小隊に助力してくれる癒し手の方が確かシーダ様のペガサスに乗ってまもなくやってくるそうですよ?」 ロディ「そうなのか?確かに今回の訓練は2つの部隊を作る上で少しでも多くの戦力がほしいところだが…」 ライアン「森崎さんはそういった話を予め聞いていたりしていましたか?」 森崎「いや…特には聞いていない。そもそもジョルジュさんたちの講師の件だって俺は初耳だったからな」 ルーク「なんだっていいさ!マイシスター!早く!早く会わせてくれ〜〜っ!!」 バッサバッサバッサ… 天に向かって叫び倒すルークの声に応えるように、ペガサスにまたがったシーダが現れる。 シーダ「お勤めご苦労さま、森崎くん」 森崎「ああ、早速来てくれたか。あれ?そういえば今回はマルス王子はいないのか?」 シーダ「ええ。公務でどうしても抜けられないらしくって… その代わりといってはなんだけど、この御方を遣わしてくださったわ」 ルーク「来た!メインシスター来た!これで勝つる!」 ペガサスからふわりと華麗に舞い降りるその癒し手の姿は、森崎がよく知る人物だった。
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0ch BBS 2007-01-24