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【さらば】キャプテンEDIT34【氷潤】
[713]森崎名無しさん:2011/07/09(土) 00:47:00 ID:??? 少し仮眠してたら大前が3連続ポストやらかす夢見たぜ……
[714]森崎名無しさん:2011/07/09(土) 08:46:08 ID:??? ご無理なさらず。 再開を楽しみに待ってます。
[715]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2011/07/09(土) 22:46:08 ID:??? どうにもお待たせしてすみません、今回の投下です >>708 乙ありがとうございます 県大会のデータを組んだのが比良山超パワーアップの前というのもあるんですよね…… アレが無ければ、もっと諏訪子様相手に苦戦したりしたと思うんですがw >>709-710 弱点はあるんですけれど、それを突いた先にいるのが輝林と渡会なんですよね 本当に渡会と比良山のここまでの強化は意外でした 輝林は元々お助けキャラとして登場したので、それほど驚きはしないんですが >>711 菱野「そういう時には治療進行判定でダイヤを引けば、次の試合までに完治しますわ!」 やす子「いや、1/4に賭けるっていうのもどーよ? 試合中に悪化するのも怖いんだし……」 >>713 ありえそうで怖いですねw ミサンガの祈りイベントならポストは回避可能ですが、一試合限りですし…… >>714 お労りの言葉、痛み入ります 無理せず、自分なりのペースでも皆様と共に完走できるよう、頑張ります
[716]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2011/07/09(土) 22:47:16 ID:??? ★比良山(省エネ運転2)→ボレーシュート 67+ スペード3 =70★ ★敵の4番→低いクリアー 44+ ダイヤQ =56★ ★諏訪子「またペナだよ(泣)」→ブロック 57+位置ペナ(-2)+ スペード8 =63★ ★敵のキーパー→パンチング 47+ ハートJ =58★ 2≦ 比良山のボレーシュートがゴールを奪う! ------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 比良山の放ったボレーは、威力自体は蹴り損ないとでもいうべき非力なものしかこもっていなかった。 だが、放たれたコース、その狙いに限れば極上のものである。 クリアーに来たDFに先んじてボールを蹴り、誰もブロックに、セービングに来れない位置に蹴り込む。 そう、何もシュートは相手を弾き飛ばす強烈なものとは限らないのだ。 諏訪子「あーうー!」 パサッ…… ピィイイイイイイイイイイイイイっ! 諏訪子の悔しげな叫びと共に、ボールがネットを揺らす音、そして鳴紋中の更なる追加点を告げる笛が鳴らされた。 実況「ゴール、ゴール、ゴールっ! 鳴紋中、前半も終わりに差し掛かった27分、駄目押しの3点目を入れて赤口中を突き放す! 前半の時点で3−0! 驚異のミラクルチーム・赤口中も、やはり王者鳴紋を止めることは出来ないのかァ!?」 比良山「よしっ! これでこの試合2ゴール目だ!」 赤口のGK「や、やっぱり鳴紋のツートップは止めようがないよー!」 ハットトリックにリーチを掛け気勢を上げる比良山と、落胆の色も露わな赤口中GK。 今大会、幾度も繰り広げられてきた光景である。
[717]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2011/07/09(土) 22:48:22 ID:uEyFv84U 菱野「――と、ちょうど治療が済みましたわ、宇津木さん」 宇津木「きた! 許可きた! メイン復帰許可きた! これで勝つる!」 そして同時に、怪我でピッチの外に出ていた宇津木が帰還する。 いよいよもって赤口中は敗北のふちに追い込まれようとしていたが、 早苗「ま、まさか、ここまで追い込まれることになろうとは……ですが、まだです! まだ終われません!」 武居「……同感だぞ、早苗さん。ここまで来て、シュートの一つも撃てず帰れるものか!」 大前(前半の時点でここまで追い込まれていて、まだ士気が落ちないのか……。 元から団結力が異様に強いチームだったのは知っていたけれど、ここまでとはな。 相手はまだまだやる気みたいだし、ロスタイムを入れて数分のこった前半、これをどう凌ごう?) ※ 大前の現在のガッツ:560/860 先に3票入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。 A.宇津木は怪我持ちで雪村も結構働いてる。ここは中盤を庇うためにも前線が積極的に守備に参加しよう! B.残り時間でも更なる駄目押しは可能だ。得点を狙う為にカウンター狙いで前に張ろう! C.発想を逆転させるんだ。むしろFWと攻撃的MFは守備しないで、相手をもっと奥へ引き込んでしまおう! D.いや、特に新しい指示はいらないか…… E.その他(自由選択です。大前に取らせたい行動を併記してください)
[718]森崎名無しさん:2011/07/09(土) 22:49:25 ID:PvtAT8Ww A
[719]森崎名無しさん:2011/07/09(土) 22:56:03 ID:8xSAXmkQ A
[720]森崎名無しさん:2011/07/09(土) 22:59:04 ID:YBMuTbco A
[721]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2011/07/09(土) 23:41:33 ID:??? >>A.宇津木は怪我持ちで雪村も結構働いてる。ここは中盤を庇うためにも前線が積極的に守備に参加しよう! ------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 大前「比良山、残り時間は俺たちが積極的に守っていこう。宇津木は怪我人、そして雪村も疲れてきてる。 ここは前目でボールをカットして、アイツらに負担を掛けずに後半へ折り返さないか?」 比良山「まあ、それが理にかなった判断だろうな。断る理由は無い」 提案すると比良山はすぐに快諾の意を表した。 前半、残り時間の少ない中で中盤を酷使するメリットは無い。 故にMF、ことに消耗著しい攻撃的MFは温存する。それが残り時間を戦い抜く鳴紋の方針となった。 … … … 実況「現在前半27分、鳴紋中が3点のリードを保っています。 あの手この手で鳴紋中からゴールを奪おうと攻め立てた赤口中ですが、その度に反撃を受け失点を重ねる形となっております。 準々決勝までの3試合を破竹の快進撃で飾って来た奇跡のチームも、やはり鳴紋には歯が立たないのでしょうか?」 観客「やっぱり、決勝進出は鳴紋で決まりだな」「赤口中もよく頑張ったけどなあ……」「3点差か。さて、風呂入ってこよ」 実況も観客も、前半の時点で既に鳴紋の勝利と試合を決めて掛かり始めていた。 そして、実際問題3−0の試合を覆すのに、両者の戦力差は余りにも離れている。 早苗を筆頭した女子選手は、非常識なことに全国に出てくる有力校の中でもやって行けるだけの選手ではあった。 だが、それだけで成り立たないのがサッカーというスポーツ、いやチームスポーツ全般での鉄則である。
[722]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2011/07/09(土) 23:42:46 ID:??? 神奈子「むー、観客も実況も好き勝って行ってくれるわね! 私たちがまだシュートの一本も撃たない内から負けると思っちゃって!」 諏訪子「あーうー……私が言っていいことじゃないけど、シュート撃てないまま3失点してちゃ、決まったと思われるってば……」 武居「か、神! おやめ下さい、そのような曇ったお顔は似合いません!」 下原「いあいあ!」 早苗「…………」 再開を待つ早苗の表情は、固い。だが、それは完全な失意を意味してはいなかった。 早苗「……まだです! まだやれますよ!」 宮川「さ、早苗さん?」 唐突に吼えた早苗に、赤口中の選手たちが目を瞬く。 県内王者の鳴紋を相手に3点のビハインド。この重みは早苗自身が選手として優秀であるが故に、痛いほど分かる。 しかし、それで諦めるにはまだ早い。試合はまだ後半30分が残り、選手たちの体力はあり余っている。 早苗「考えても見て下さい。鳴紋中はこの試合、二度の決定機を逃しています。 そして、私たちはシュートチャンスに結びつかなかったとはいえ、複数の角度から鳴紋の中盤を攻め立てています。 この意味することが、分かりますか?」 神奈子「……えーっと、つまりアレ? 要するに――」 諏訪子「分かった。つまり鳴紋中には、あちらこちらから攻められて、疲弊している選手がいるってことだね? 特に守備にも攻撃にも絡んだ雪村とか、あるいは怪我した宇津木とか」 神奈子「――なにィ!? 私が言おうと思ったのに!」
[723]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2011/07/09(土) 23:43:53 ID:??? 早苗「諏訪子様の仰る通りです。雪村さんは鳴紋の攻守の要。タックルが上手い分、ボールカットは本多さんより上。 故に今まで中盤で積極的に守備をしてきました! 加えて、攻撃にも参加するというオーバーペース。 そろそろそれが祟ってくる頃ですよ!」 武居「逆にこちらはほとんど消耗していないな。決定機を作れず、必殺シュートを撃てなかったが、それが逆に温存に繋がったと」 早苗「そうです、そうです! 私たちにはまだ戦える力があります! 逆に鳴紋中は時間を経るごとに苦しくなるはず。 ここはこのまま後半戦に逃がさず、苛烈に攻め立てましょう! 奇跡は前に出ることでのみ掴めるもの! 下を向くには、まだ早いです!」 宮川「なるほど、そう言われると――」 下原「――希望が沸いてくる! うがふなぐる・ふたぐん!」 俄かに、活力を取り戻し始める赤口イレブン。その様子に早苗はホッと安堵の息を吐いた。 早苗(……良かった。みんな、まだ諦めていません。私はまだ、このピッチの上で戦えます!) 勝機は限りなく薄くなったが、意気はいまだ軒昂。余力は十分にある。 赤口の逆襲が、キックオフと共に始まろうとしていた。 実況「赤口中のキックオフで試合再開です! さあ、前半も残り少ない時間帯。せめてこれをシュートに結びつけて終わりたいところ! これまで攻撃力で勝ち上がってきたチーム、その矜持はせめて示したい!」 早苗(そう思うのが普通でしょう。ですが、そんな常識には囚われません!) 武居「さーて、まずは――」
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0ch BBS 2007-01-24