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【2年目に】城山正の挑戦22【続く】
[676]675:2011/09/16(金) 00:27:24 ID:LYACM9dU age忘れスマソ。A 指輪のサイズは? 昔の男とか居たか気になるが、小さい男だと思われそうだなぁ。
[677]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2011/09/16(金) 02:53:20 ID:vTFs5j+6 >>674 100の質問、途中までやったんですけどPCクラッシュのあおりで消えちゃったんですよ。 また書き始めたので出来上がったら投下します(いつ、出来上がるかわからないので期待は禁物ですw) A小さい頃のエピソード Aここだけの秘密 A誕生日 Aブラのサイズ A 指輪のサイズは? 以上の5つの質問をすることになりました。(うち1つは聞くまでもないというか、投票と同時に回答も書かれてたしw) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 城山「そうだなぁ。美津乃ちゃんのことねえ」 新平「答えられることならなんでもいいですよ?」 城山「それじゃあ……誕生日は?」 新平「そっからですかっ!?……まあ確かにいまさら聞きづらいのはわかりますけど。 3月2日です。覚えておいてやってください」 城山「3月2日。……3(み)2(ツー)だから、美津乃なのかっ!?」 新平「……かもしれません。その通りだったらと思うとおっかないので確認はしてませんけど」 城山「そっか。んじゃついでに美津乃ちゃんのチビだったときの話とか聞かせてくんない?」 新平「オレが覚えてる所からですから、姉ちゃんが小学校の低学年くらいのときの話ですけどいいスか?」 城山「おうよ。構わん構わん」 新平「それじゃ、ちょっと回想シーンになります」 城山「ほわんほわんほわぁぁん」 ***
[678]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2011/09/16(金) 02:55:10 ID:vTFs5j+6 美津乃「新平。ちゅーにち戦見たくない?」 帰宅した姉がランドセルを机に放り投げるなり、聞いてくる。 新平「ちゅーにち?」 美津乃「そう。ちゅーにち。野球、野球」 新平「野球?みたーい」 まだルールも把握していなかったが父や姉とボールを投げあったり、バットで打ったりするのは楽しい。 そのことを思い出したオレは深く考えもせずに返事をした。 美津乃「よし。それじゃ今から見に行くよ」 新平「はーい」 こうして姉に手を引かれ幼いオレは南葛市から名古屋球場を目指して家を出たのだった。 そして日もとっぷりくれ、とっくに試合も始まった頃、オレ達姉弟はなぜか東京駅の駅員室で保護されていた。 中日戦を見ると息巻いていた姉は自信満々で名古屋まで子供料金の切符を2枚意気揚々と上りの列車に乗り込んだ。 その後東海道線を乗り継ぎに乗り継ぎ、終点の東京で降車客に押し流され、だだっ広い駅の構内をさ迷っているところを 駅員に保護されたのだった。 そして今でも覚えているのは新幹線に乗って迎えに来た両親が子供達を抱きしめながら、なんでこんなことしたの。 といった言葉に対して姉が言った台詞。 美津乃「新平が野球見たいって言ったから……。だから美津乃、がんばったの……」 母「新平!お姉ちゃんを困らせちゃ駄目じゃないの……」 新平「…………」 開いた口が塞がらなかった。 帰る道すがら他にも色々怒られたり、泣かれたりしたのは既に朧な記憶になってしまったが、 それだけは今でもはっきりと覚えている。
[679]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2011/09/16(金) 02:56:14 ID:vTFs5j+6 新平「……てな感じの話です」 城山「……なんてーか。チビのときから変わらないんだな」 新平「三つ子の魂百までって言いますからね。その後も何かと引きずりまわされ続けてます。今日もホントはゼミの日なんです」 城山「あー。そいつはご愁傷様」 もう慣れっこですと缶コーヒーを口に運ぶ新平。 新平「他にはなにかあります?」 城山「んー。胸のサイズ。カップっていうの?」 新平「姉ちゃんの下着なんかちゃんと見たことも尋ねたこともないから正確なとこはわかりませんが、想像通りだと思いますよ」 城山「脱いだらすごかったりしないの?」 その問いに新平は答えることなく静かに首を振るだけだった。 城山「んじゃあ、ここだけの秘密とかってないの?」 新平「ここだけの秘密……ですか……」 あいまいな質問に缶コーヒーのプルタブをいじりながら視線を宙に泳がせ、思案する新平。 新平「そうですね。秘密っていうかなんてーか。姉ちゃん、城山さんが来るの楽しみにしてますよ。いつも」 城山「いつも?」 新平「んー。正確には来ない予定の時ですかね。いや、バイトに来るときとかも楽しみは楽しみなんでしょうけど、 今日みたいに来る予定じゃない時によく、シロちゃんこないかなー、とか、シロちゃんなにやってんのかね、とか言ってますよ」 城山「…………」 思わぬ言葉に城山も何を言っていいのかわからず、押し黙ってしまう。 新平「姉ちゃん、あー見えて結構寂しがり屋で悲観的なんですよ。 ……だから、もっと構ってやってください。そしたら喜びますから」
[680]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2011/09/16(金) 02:58:05 ID:vTFs5j+6 城山「……そっか。んー、もうちょっと顔出すようにするよ。あと……」 少し考えて改めて新平に向き直る城山。 城山「……ゆ、指輪のサイズとかってわかる?」 新平「ゆ、指輪っ!?ね、姉ちゃんのですか!?」 一足飛びに飛躍した城山の思考に新平も声が大きくなってしまう。 城山「うん。指輪。普段から世話になってるからそれ位贈ってもいいかなー、なんてな」 新平「うーん。気持ちはわかりますけど、具体的にはオレも知りません。 姉の指輪のサイズ知ってる弟ってそう多くないと思いますよ」 城山「そっか。とんがりコーンがはまるサイズっていうのが唯一のヒントか」 両の手にはめて喜んでいた美津乃の姿が思い出される。 その直後スクリュードライバーと称して突っつかれたこともセットで思い出してしまった。 新平「とんがりコーンって。それ誰でも指にはまりますって。ヒントでもなんでもない……。 あ。ヒントっていうか、前にマーチの整備してるときにワッシャー指にはめて喜んでました。確かあれはM16だったかな」 城山「M16。鉄砲みたいだな。ゴルゴが使ってなかったっけ?」 新平「突撃銃で狙撃しますからね奴は。さすがの凄腕ですよ。イヤ、ゴルゴはともかくワッシャーの規格ですよ」 城山「ふ〜ん。覚えておくよ。とんがりコーンよりは手がかりになりそうだ」 新平「オレのほうでもそれとなく探っておきます」 城山「よろしく。ん、帰ってきたかな?」 遠くから聞きなれたエンジンの咆哮が聞こえてくる。荒ぶったリズムなのは営業が上手くいかなかったのだろう。 城山「ご機嫌斜めだな」 新平「ですね。上手くなだめてくださいね。オレはこれからゼミに行ってきます」 シュタッと手を上げて店から出て行く新平。その後姿を眺めながら城山は八つ当たられる覚悟を決めるのだった。
[681]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2011/09/16(金) 02:59:05 ID:vTFs5j+6 8月2週選手フェイズ(選手フェイズは選手の数が減ったため、判定編のみとなります) 先着1名様でこのスレに 8月2週目の選手→!card と(!とcardの間の)スペースを埋めて書き込んで下さい。 カードの数字が A 白鳥/山森 2 瀬名/朝比奈 3 岡部/井沢 4 赤松/伊藤 5 ピボット/グリコ 6 大場/葛西 7 木下/窪田 8〜Q 引き直し K スキルを1つ習得して引き直し ジョーカー 必殺技を習得して引き直し カードのマークは スペード・クラブ白鳥の列 ダイヤ・ハート山森の列 にそれぞれ対応します。 クラブのAを引くと続・白鳥浪美子の拝み屋日誌が、始まるかもしれません。 A〜7が出るまで延々引き直し続けてください。 今日はこれまで。 >>666の通りやっぱり難航したw 読みづらいでしょうけど、察してくださいまし。 ふんじゃまた明日。
[682]森崎名無しさん:2011/09/16(金) 03:00:44 ID:??? 乙でした 8月2週目の選手→ スペード2
[683]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2011/09/17(土) 00:00:27 ID:/cN6G77w 8月2週目の選手→ スペード2 =瀬名 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 夏休みもおよそ半分が終わり、友達もある者は父母の田舎へ、ある者は家族で海へ、山へ、テーマパークへ。 大会も終わり、中だるみ絶賛進行中の瀬名は家でごろごろと怠惰な日々を送っていた。 瀬名「あー。ヒマー。やることなーい」 宿題がたんまりと残っている現状とは釣り合わないことを口走りながら居間でゴロゴロと無為に時間を過ごす瀬名。 瀬名ママ「そんなところでゴロゴロしてていいの?」 A 明日から家族で旅行でしょ。準備できてるの?(海or山を併記してください) B 宿題やらなくていいの?まだ全然終わってないんでしょ? C 今度からレギュラーなんでしょ?サッカーはいいの? D その他(同意するときはコピペかアンカーをお願いします) 先に2票入った選択肢で続行。ID表示でお願いします。ID無しではカウント出来ません。
[684]森崎名無しさん:2011/09/17(土) 00:01:24 ID:Z6/n/8+2 C
[685]森崎名無しさん:2011/09/17(土) 00:02:43 ID:prk38yMs C
[686]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2011/09/17(土) 01:31:39 ID:/cN6G77w C 今度からレギュラーなんでしょ?サッカーはいいの? −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 瀬名ママ「今度からレギュラーなんでしょ?サッカーの練習はいいの?」 居間に転がっていたサッカーボールを拾い上げると手で撫で回し始める。 瀬名ママ「あんなに身体の弱かった瀬名がサッカーでレギュラーにねぇ……」 つい半年ほど前まで学校も休みがち、勉強もおくれがちでこの先どうなってしまうのだろうと、 夜な夜な夫と涙ながらに相談していたのが嘘のように愛娘は元気にたくましくなった。 若干、ガサツというか雑になった気もしないでもないが、それを差し引いても得たものは大きい。 ここは素直に指導してくれた城山監督と、仲良くしてくれているチームメイトたちに感謝するべきだろう。 瀬名「おかーさん。ボール、ボール」 瀬名ママ「あ、ああそうね。はい」 身を起こしてこちらを見上げている娘にボールを手渡す。 瀬名「それじゃちょっとボール蹴ってくるね」 そのままテコテコと玄関へと行き、スニーカーの紐を結び始める。 瀬名ママ「外は暑いわよ。ちゃんと帽子かぶって。日焼け止めは塗ったの?」 背後からつば広の麦藁帽子を娘の頭にかぶせる。 瀬名「んもー。サッカーするのにこれはジャマだよぅ」 瀬名ママ「いいじゃない。こっちの帽子のほうがキャップよりかわいいわよ」 あんまり邪険にしてスネられると夜ご飯に苦手なピーマンを山盛り用意されるので、瀬名はそのまま麦藁帽子で家を出る。
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0ch BBS 2007-01-24