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【2年目に】城山正の挑戦22【続く】
[814]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2011/10/03(月) 03:30:23 ID:SDK7Gw9Q >>811 エニウェアでの能力は現実世界の能力を参照して作成するので、白鳥を連れて行くと敏捷は高いが、体力、筋力は低い。 という微妙な能力になります。ちなみに学力も低いので知力、魔力もあまり高くありません。 差し当たって盗賊系がむいているかな。 >>812 島崎を連れて行くとどの能力も高水準で高く、戦力が一気に上がりますね。 また窪田も筋力は高いので被弾しないのが前提なら火力になります。葛西は……いっぱつエッグを投げる係に向いているかと。 誰を連れて行ってもスキルとレベルアップ時の能力アップでそれなりに使えるようになると思うので、 あまり深く考える必要はないと思います。必要ならルドルフを逆さまに振ればたくさん次元石は手に入りますし。 >>813 面白いスキルです。最終的にはサッカー筋をどうにかして手羽先として生まれ変わるのですね。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 城山「うらーっ!」 ケッタを立ち漕ぎしピッチの中を疾走する城山の最初のターゲットはスタミナ不足を懸念している白鳥だった。 白鳥「きゃーっ」 悲鳴を上げて逃げ惑う白鳥。流石の俊足と敏捷性で簡単には捕まらない。 別の一角でも熾烈な追いかけっこが始まる。 矢島「ボーっとしてるとお前らから先に捕まるぞ」 グリコ「うわぁ」 大場「あぶねっ!」 大騒ぎしている城山と美津乃に気をとられていると矢島がそっと忍び寄ってくる。 逃げ遅れた窪田が餌食となり腹筋背筋腕立て伏せをする羽目になる。 矢島「よしっ!次ぃっ!」 蜘蛛の子を散らしたように逃げ惑う後輩達を矢島は追いかけ続ける。
[815]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2011/10/03(月) 03:31:35 ID:SDK7Gw9Q そして一番危険な美津乃にターゲッティングされたグループ。 ピボット「うわー!」 木下「うきーっ!」 美津乃「待てー!待たないと酷いよー?」 岡部「ま、待ったら」 美津乃「そんな戦意のない奴はもっと酷い目に合わせてやる」 岡部「うきゃーっ!」 手にはいつの間にかバールのようなもの。引くも地獄進むも地獄となった選手達は実力をはるかに超える力を発揮して 逃走を続けるのだった。 *** 白鳥「……はぁふぅ、はぁふぅ。……も、ダメ」 快調に走っていた白鳥のスピードが見る見る落ち、ギャロップからキャンター、キャンターからトロット。そしてウォーク。 城山「ぅをいっ!?」 急激なスピードダウンに思わず白鳥を追い越してしまう城山。 背後を振り返ると膝から崩れ落ちると、ペタンと尻餅をつき、そのまま大の字に倒れてしまう。 城山「……白鳥。アウトな。ちゃんと腹筋背筋、腕立てやっとけよ」 白鳥「……はぁ、はぁ……」 息も絶え絶えの白鳥は、胸を大きく上下させるだけで返事ができなかった。
[816]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2011/10/03(月) 03:32:37 ID:SDK7Gw9Q 矢島「ふぅ、ふぅ。なかなかやるじゃないか」 山森「はぁはぁ。矢島先輩こそ」 矢島「大会終わってまだ2週間だしな。そう簡単には鈍らんって」 瀬名「まーちゃん。二手に別れよっ!」 山森「うん」 ピッチを縦断するように走っていた山森と瀬名はセンターサークル上で左右に別れ、矢島を巻こうとする。 その動きに矢島は手近にいた朝比奈にターゲットを変更することで対応する。 朝比奈「うぎゃー!なんでオレーッ!?」 矢島「のこのこ近寄ってきたからだよっ!」 美津乃にさんざっぱら追い掛け回された後だった朝比奈は程なく矢島に捕まり、2回目の筋トレ三点セットとなるのだった。 *** 美津乃「……その先はコーナー。もう逃げられないよ」 赤松「しまった!」 伊藤「追い込まれたかっ!」 ふっふっふと悪役のような笑みをたたえバールのようなもの片手に二人に迫る美津乃。 伊藤「赤松!アレをやるぞ!」 赤松「アレ!?アレをやったらお前は……っ!」 伊藤「構わんさ。お前だけでも逃げるんだ」 赤松「……わかった。スマン伊藤」 美津乃「なにをゴチャゴチャやっている。これで二人ともアウトだ」 歩み寄る美津乃に向かって二人は駆け出す。 美津乃「血迷ったかぁっ!」
[817]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2011/10/03(月) 03:33:40 ID:SDK7Gw9Q 伊藤がスライディングし、その両足に赤松が飛び乗る。 伊藤「飛べ!赤松!」 赤松「おうっ!」 赤松・伊藤『オレ達の合体技っっ!!』 伊藤を発射台に美津乃の頭上を飛び越えるべく赤松が飛翔する。 しかし美津乃もバールのようなものをピッチに突き立てると、それを足場に飛び上がる。 美津乃「甘いっ!」 赤松「なにィ!!」 美津乃「はい、アウト。ついでに」 伊藤「ごふぅっ!」 空中で赤松をキャッチするとそのまま伊藤に向けて投げ捨てる。 美津乃「二人獲ったーっ!さぁ残りの獲物はどこだーっ!」 くるりと一回転して着地を決めると、美津乃は再び走り出した。
[818]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2011/10/03(月) 03:34:43 ID:SDK7Gw9Q 城山「ほい。井沢アウトー」 井沢「あぅ。監督ー。自転車はずるいですよー」 城山「最初にオレはケッタだて言っといただろ。こんなくそ暑い中自分で走り回るなんてできるか。 よし、次はピボットお前だーっ!!」 ピボット「ひえー」 ガシャガシャと整備不良の自転車でピボットを追い始める城山。 朝比奈「がふっ!」 城山「どわっ!」 ふいに前輪が持ち上がり、次いで後輪も跳ね上がった。 どうやらピッチの上で背筋をしていた朝比奈に乗り上げたらしい。 城山「また朝比奈かっ!?」 朝比奈「ごふごふ。勘弁してくださいよ……監督ぅ……。これで3回目ですよ……」 朝比奈のユニフォームには腹に2本、背中に1本。合計3本の轍の跡が残っている。 城山「また捕まったのかよ。ちゃんと逃げる気あるか?」 朝比奈「3回も轢かれてなけりゃ、もうちょっとマシだと思います」 城山「そうか。ちゃんとノルマはこなせよ。おっとピボットがだいぶ遠くに逃げちまった。待てーっ!!」 朝比奈「あ゛ーっ!!何回やったか忘れちゃった……」 轢かれた衝撃で42回までこなした背筋の数を忘れた朝比奈は、再度1からぴょこぴょこと頭と足を跳ね上げるのだった。
[819]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2011/10/03(月) 03:35:43 ID:SDK7Gw9Q 矢島の持っていた時計が20分の制限時間の経過を告げる。 矢島「監督ー!時間です!」 美津乃「え〜もう?」 山森「はぁっはぁっ助かった……」 瀬名「……危なかったねー」 井沢「また捕まるところだったよ」 目前まで迫った美津乃の魔の手を寸でのところで免れ、膝に手をつき息を整える3人娘。 危うく美津乃の背後でぴょこぴょこと腕立てをしている岡部のように捕縛されるところだった。 城山「ちっ!命拾いしたなピボット」 ピボット「はは。なんとか捕まらないで済みました」 城山「って、油断したな!ロスターイム!ピボットアウトーッ!」 ピボット「え゛ーっ!?」 時計が止まる事等なかったはずなのに、非情のロスタイム突入。 美津乃「シロちゃんでかした!ほいっほいっほーいっ!3人ともアウトー」 山森「いっ!?」 瀬名「ふぇっ!?」 井沢「う゛っ!?」 当然3人娘もまとめて捕獲され、筋トレ三点セットと相成ったのだった。 こうして遊んでるのかどうか微妙な練習はインターバルを挟み、本日の練習時間一杯まで続いたのだった。 今日はこれまで。 判定も投票もなくてスマヌ。明日はシロノトリガーの導入からスタートする予定なりよ。 ケータイのエロ画像が容量一杯になって収拾がつきません。上手に整理する方法をご教授くださいまし。 現在ダブりを探し出すべく、1枚1枚見比べっこ中。そんなことしてる暇があるなら更新しろって?まったくその通り。んじゃまた。
[820]森崎名無しさん:2011/10/03(月) 06:52:45 ID:EtbvN36A 乙でしたー そして、ここでいつでも自由選択肢だ! 島崎に次元石を渡しに行く
[821]森崎名無しさん:2011/10/03(月) 12:02:41 ID:??? SDカードに転送→PCでチェック→消去対象を選択 これが結果的に一番早く済ませられそう
[822]森崎名無しさん:2011/10/03(月) 22:51:58 ID:YBzWo2wo 島崎に次元石を渡しに行く
[823]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2011/10/04(火) 00:11:04 ID:46/crViY >>820 >>822 ご利用ありがとうございます。話の都合上描写されていない時間に渡しておいたということで進行します。 >>821 SDカード接続用のUSBコネクタが行方不明になって久しいのですよ。 なので今日も今日とて2000までしか保存できない内蔵と256MBのSDカードに保存した7000枚近い画像を見比べましたよ。 結果、40枚程のダブりを確認しましたよ。……もっと他にやることあるだろ、オレ。つん読を解消するとか、更新するとか! −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 最後のクールダウンを終え、スポーツセンター前に集合する南葛SC。 城山「今日の練習はこれで終了だ。全員きちんと夏休みの宿題はやっとけよ」 SC『さー』 せっかく楽しい時間を過ごした後にわざわざ現実に引き戻されたSCの返事はいつもより小さい。 友とは名ばかりの悪友といい付き合いが出来ているのは、山森をはじめとした数名だけで、残りのものは未だ真っ白、 もしくはラジオ体操だけ。または昆虫採集や工作といった自由研究しか終わっていない。 中には課題図書を図書館から借りてもいない者もいる。 そんな中で一番げんなりした顔をしたのは指導者側で参加した矢島だったりするのだが。 城山「返事が小さいぞ!」 SC『サーッッッ!!!』 半ばヤケクソで返事をするSC。 城山「まー。夏休みの宿題なんざ9月に入ってからが本当の勝負だがな」 美津乃「シロちゃんダメ。そんなこと言っちゃ」 自分の経験を披露する城山を美津乃がたしなめる。 美津乃「そーゆーコトは自分で気づかなくちゃ意味ないんだから」 訂正。同じ穴の貉だったようだ。
[824]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2011/10/04(火) 00:12:05 ID:46/crViY 山森「ハイ監督」 城山「ほい山森」 挙手した山森を教師気分で指す城山。 山森「あの……合宿、とかしないんですか……?」 白鳥「合宿!?枕投げー!」 瀬名「ぱじゃまぱーてぃー!」 岡部「お泊り会?楽しそー」 山森「あ、いや。そーじゃなくて。お兄ちゃんが全国に行けなかったんなら今年は合宿か?って」 山森の言葉に城山も去年の暮れにやった合宿を思い出す。 城山「合宿、ねぇ」 A 来週の土日にやるか(合宿場所はさらに分岐) B いや来週一杯使ってやるぞ(合宿所はさらに分岐) C 今年はやらんよ 先に2票入った選択肢で続行。ID表示でお願いします。ID無しではカウント出来ません。 効果と費用は当然B>Aとなります。 またAの場合は全員無条件参加できますが、Bの場合お家の事情で途中参加、途中帰宅となる選手も出るかもしれません。 やる場合は当然、保護者からある程度の支援はあります。
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0ch BBS 2007-01-24