※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【最終兵器】Another-C_6【ファンタジスタ】
[225]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/07/08(金) 20:05:54 ID:??? 三杉「(なればこそ・・・今の状態であれば、この言葉が牽制としての価値を生むかも知れない。) 見たかパルマッ! これが僕達のファストブレイクだ!!」 ファビオ「ファスト・・・」 シューマッハ「ブレイクだとっ!?」 敢えて作戦の名称を教える事で、今のが偶然の産物でない事をパルマに知らしめた。 この事で『2度目があるぞ・・・』と相手が受け取り、印象に残ればしめたものである。 パルマは攻撃の中においてもファストブレイクが頭にチラつき、その積極性が鈍る可能性がある。 いや、三杉としてはむしろそれを狙いたかった。 三杉(クスタ、シューマッハという絶対的な堅守を破ってのゴールだ。 攻撃陣が安心して攻められる根源は揺らいでいる・・・そこを突かない手はない。) さらに強く睨みつけてくるシューマッハに対し、三杉は必要以上なほど不敵に見下ろした。 パルマのメンバーにこの構図を印象付けておきたかった。 そして・・・ 先着で ★思ったとおりにいきますかな?→!card と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。 《ダイヤ》 シューマッハは立ち上がって鼻息を荒めたが、他の選手は微妙に腰が引けている。 《ハート、スペード》 シューマッハは立ち上がって鼻息を荒め、他の選手も目はまだ氏んでない。 《クラブ》 クスタ「ハッタリです!」 チクショー! 《JOKER》 シューマッハ「グッ!」 シューマッハが目を逸らした!よっしゃ!
[226]森崎名無しさん:2011/07/08(金) 20:06:14 ID:??? ★思ったとおりにいきますかな?→ ハートK
[227]森崎名無しさん:2011/07/08(金) 20:11:01 ID:??? まだまだこれからか。
[228]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/07/08(金) 20:15:07 ID:??? そんな感じで手強いパルマはまだまだフィーバーだよー という所で今日は終わりに致します、全然進まなくてごめんなさい。 多分、明日は少し更新できる気がしますので宜しくお願いします。 あと昨夜やっていた新番組のアニメ『うさぎドロップ』をお勧めしておきます。 原作は元々好きでしたが、アニメになっても魅力は損なわれてなかったー!むしろイイ感じー! なのでお勧め、大人と幼女好きの方にお勧めですハァハァ。
[229]森崎名無しさん:2011/07/08(金) 20:15:54 ID:??? おつでぃしたー
[230]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/07/09(土) 14:03:35 ID:??? >>229 乙感謝しちょりますぜよー ============================================= > 思ったとおりにいきますかな?→ ハートK >《ハート》 シューマッハは立ち上がって鼻息を荒め、他の選手も目はまだ氏んでない。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 事は三杉の思惑通りにはいかなかった。 こちらに見下ろされている状況を把握するや否や、シューマッハはすぐに立ち上がったのだ。 そして鼻息を荒め、味方に聞かせるよう大声で言い返してきた。 シューマッハ「ハッ、腐っても決勝戦だ…こうでないと楽しくないねえっ! 確かに今のはオレもクスタも面喰った…認めてやる、大したカウンターだ。 だがオレ達に二太刀目は通用しないぜ、なあクスタ!!」 クスタ「勿論ですよ…。 ファビオ、他の皆もいつまでそんな顔をしているんですか!」 パルマ選手「クスタさん…」「キャプテン!」「そう、そうだよな!」 「あの二人がそう簡単にやられるわけ…」「オレ達もだ!」 三杉(ほう、さすがはデンマークユースのキャプテン。 ファストブレイクを大した物と認めつつ、 それでも面喰っただけ、次は通用させないと宣言したか…見事な鼓舞だ。)
[231]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/07/09(土) 14:04:38 ID:??? 実際にシューマッハがどう思っているかは判らない、ハッタリで言っている可能性も考えられたが… だが彼の言葉には一言一句本心に聞こえる迫力があった。 そして事実としてパルマのフィールダーには士気が戻っている。 三杉(GKでキャプテン、そしてとことん強気にチームメイトを引っ張り上げる…か。 フフ、立場が同じなら言動も似てくるのだろうか?) 結果として自分の策は通らなかったが、三杉はあまり残念とは思わなかった。 この程度の小細工にかからない強者であった事が、むしろ彼を高揚させたのだ。 口に出しはしないが、三杉はパルマを通して別の敵を意識させられていた。 その後、パルマのキックオフで試合が再開した。 だがスコアが動いた時点でロスタイムを越えており… 結局、新たな見せ場は作られる事なく前半終了の笛が鳴らされた。 ピィィイイイイイイイイイイイイイイイ! 実況「さあ1点が入った後、前半は大きな事件なく終了となりました。 今からのハーフタイム、両チームはどんな作戦を立ててくるのでしょうか? 特にリードを許したパルマ側には注目したい所です、期待して後半戦を待ちましょう。」 観客「ぷはー、息が詰まるぜ…」「フィオレンティーナが一点リードだけど、これ互角だろ。」 「シューマッハもクスタも健在だしシニョーリも爆発力あるからな。」「後半期待って事で!」
[232]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/07/09(土) 14:07:56 ID:??? 選手達がフィールドから一旦離れていくのを見守りながら、人々は前半を批評し合っていた。 彼らの談によれば、いずれの実力が上とは言えない状況のようである。 そして観客席一角、丁度センターラインを最前線から臨めるここでも… アルシオン「どちらが勝ちますかね?」 ジョアン「そうだな……順当に行けば圧倒的にパルマだろうが…。」 アルシオン「が……?」 この2人も当然ながら決勝戦を観戦していた。 そしてジョアンの言葉ではパルマが有利であるようだ。 しかし圧倒的と言う割に、ジョアンはパルマの勝利を断言しない… ジョアンは一息おいて、その説明をアルシオンに聞かせようとした。 その時… ???「私にもその先を聞かせて貰えないかな?」 アルシオン「えっ…?」 この2人、いやジョアンに言葉をかける人物がいた。 身なりが良く、清潔さ…いやエレガントを感じさせ… 切れ長の目と先が二又に別れた眉が人の印象に残る若紳士であった。
[233]森崎名無しさん:2011/07/09(土) 14:09:11 ID:??? バティンとディアスはどこに注目したか…
[234]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/07/09(土) 14:09:51 ID:??? ???「フフ…13時間と48分ぶりだな、ジョアン。」 ジョアン「御曹司……フィレンツェに戻ったのではなかったのですか。」 ???「ああ、この目で見ておきたかったのだ。 停滞と緩慢な衰退という寂寥の時代にあるフィオレンティーナ… その変革の道に巻き込んでしまう少年達の顔をな。」 ジョアン「ヴィットーリオ・トレイゼ・チェッキ・ゴーリ…… それが敗者になろうという貴方の美意識か。」 ゴーリ「いや、それだけではないよ。 闘っている彼等の充足感、僅かでも感じたかったのだ。 正直に打ち明ければ、私は私の自己満足だけでここにやって来たのだよ。」 アルシオン(ゴーリ……と言うとフィレンツェのオーナー、マリオ・ゴーリの息子か。) ゴーリはジョアンの隣の空席に華麗な所作で腰かけた。 そして先程の話の続きをジョアンに対して催促するのだった。
前
次
写
0ch BBS 2007-01-24