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【敵味方問わず】幻想のポイズン53【白黒判定】
[816]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/10/15(土) 00:44:48 ID:??? Aで決定した所で、本日はひとまずここまで。 次回はいよいよアルゼンチンの天才とブラックファルコンさんが対決……かな? それでは、お疲れ様でしたー。
[817]森崎名無しさん:2011/10/15(土) 00:48:46 ID:??? 乙でしたー
[818]森崎名無しさん:2011/10/15(土) 00:50:07 ID:??? 乙でした〜
[819]森崎名無しさん:2011/10/15(土) 00:51:59 ID:??? ポイゾナス乙じゃあ
[820]森崎名無しさん:2011/10/15(土) 01:03:33 ID:??? 乙でした さーて練習期間どうすっかなー
[821]森崎名無しさん:2011/10/15(土) 16:32:39 ID:??? ディアスは何点くらい取るかなー
[822]森崎名無しさん:2011/10/15(土) 23:25:51 ID:??? ブラックファルコンは何やらかしぐらいするかなー
[823]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/10/15(土) 23:35:31 ID:??? >A.「いいと思いますよ。 何も文句ないです」 輝夜の構想を肯定する ===================================================================== 今まで出していないメンバーをスタメンに抜擢するというのには若干の不安を抱くものの……。 しかし、輝夜の狙いや意図は的外れなものではなく。 また、今まで出番を得られなかったお空やメディスンが予想以上に発奮し活躍をしてくれる可能性もある。 反町が輝夜の構想を肯定すると、輝夜は何とも嬉しそうに笑みを浮かべ、うんうんと頷く。 輝夜「ま……この試合を見て、細かい所は変えていくかもしれないけれどね。 ただ、作戦の根本はきっと変わらないわ」 反町「(なんだかんだで、ちゃんと監督業してるなぁ……輝夜さん。 最初は不安しかなかったのに)」 当初代表の監督に輝夜が就任すると決まった時こそ驚いたものの。 合宿が始まり、大会が始まってみれば――意外にとも言うべきか、輝夜はちゃんと試合の組み立て方などを考え采配を行ってきていた。 選手としては二流でも監督としては一流だ、と彼女は自ら言っていたが……。 もしかしたら、その発言も決して嘘ではないのかもしれない。 反町「(……まぁ、実際選手としてはお世辞にもいい選手とは言えないしなぁ)」 こうして反町と輝夜が次戦のスタメンについて話し合っていた間にも時間は流れ。 やがて観客席を回っていたヒューイ達が戻ってくるとほぼ同時に、試合開始時間となり。 両チームの選手達がフィールドへと現れると同時、観客席からは一斉に歓声が漏れ始める。 ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!! リグル「うー……やっぱりうるさいなぁ〜。 耳が痛くなるよ」 メディスン「だけど、昨日のフランス戦よりはだいぶマシじゃない?」 輝夜「この試合戦う両チームは、どちらも南米の国だからね。 ここヨーロッパまで応援に来ている人は少ないからじゃないかしらね?」 反町「(そういや南米国同士の争いなんだなぁ……ここにブラジルがいれば、正に南米の三強揃い踏みって感じか)」
[824]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/10/15(土) 23:36:56 ID:??? 輝夜の言うように、本日第二試合――アルゼンチン対ウルグアイというこの試合は、南米の強国同士の試合。 ここヨーロッパでは応援をする者も少ない為か、昨日のフランス戦のそれに比較をすれば騒音は抑えめであるものの。 逆にJrユースレベルとはいえ、南米のサッカーを見れるという事で純粋なサッカーファンは期待をしているのか。 歓声が少ないという事はまるで無かった。 そして、フィールドに現れた両チームの選手達はといえば……お互いがお互いを睨み合いながら行進をし。 静かに闘志を燃やし、火花を散らせていた。 同じ南米のサッカー強豪国として、この1戦を落とすのは両チームとも避けたい。 そういう意味では、この試合は両チームにとって決勝トーナメントに進む為のいち試合という話ではないのだった。 ビクトリーノ「(いつまでもブラジルやアルゼンチンだけにデカい顔はさせられねぇ……! この試合で勝って……ウルグアイのサッカーがアルゼンチンに負けてねぇ事を証明してやる!!)」 特にウルグアイキャプテン、ラモン=ビクトリーノの意気込み――この試合にかける執念は凄まじかった。 ウルグアイも南米の強国と言われるだけの実力、実績を積んできた国ではあるものの……。 しかし、ブラジルやアルゼンチンよりはどちらかといえば格下と見られがちな国である。 その事実は、Jrユース世代でとはいえウルグアイを代表する選手となったビクトリーノも十二分に理解していたのだが……。 だからといって、それをそのまま受け入れられる程、彼は物分りもよくなければ諦められる性分でもなかった。 故に、彼は今日この試合でアルゼンチンに勝ち、ウルグアイが決してアルゼンチンの格下ではないという事を証明しようとしていたのである。 ディアス「〜♪ 〜♪」 一方、アルゼンチンキャプテンのファン=ディアスはといえば……そんなビクトリーノの思惑を知ってか知らずか。 アップテンポな鼻歌を歌いながら行進をしていた。 その姿は後ろに続くアルゼンチンメンバーの危機迫る表情とはまるで違い、そんなディアスの態度が一層ビクトリーノの神経を逆なでする。 パスカル「おいおいディアス、真面目にやれよ」 ディアス「試合が始まればな〜♪」 ビクトリーノ「(ふざけやがって……! 見てやがれ! すぐにその恍けた顔を泣きっ面に変えてやる!)」
[825]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/10/15(土) 23:37:56 ID:??? 萃香「おっ、敵さんのキャプテンはいい性格してるね〜。 試合を心から楽しむって事をわかってそうだ〜」 勇儀「いいねぇ、気に入った! 薬師ぃ、お前いいトコに派遣されたねぇ!!」 永琳「……貴方達も、相変わらずいい性格してるわね……」 そんな両チームの対立に関係なく、至って普通に会話をしていたのはそれぞれのチームに派遣をされた選手達。 ウルグアイに派遣をされた伊吹萃香、星熊勇儀、射命丸文。そして、アルゼンチンに派遣された八意永琳であった。 彼女たちには両国の諍いなどは殆ど関係ないのだから、これも当然の事と言えるだろう。 萃香「つっても、私たちだって今日の試合がこいつらの大切な誇りがかかった試合だってのはわかってるんだ。 お前さんたちにゃ悪いが、今日は白星を貰うよ!」 文「(決勝トーナメントに上がりませんと、記事も思うように書けそうにないですし……。 勝ち点は稼ぎませんとね)」 永琳「あらあら……こちらには私しか派遣選手がいないのだから、少しくらいは手加減してほしいのだけど……」 勇儀「無論最初から杯は捨てないさ! それは私の意地だしね!」 萃香「私も〜。 後半にならんと酔い回んないしね〜。 でも、前半だってそこそこ本気でやっちゃうさ〜」 しかし、それでも両者ともに負けるつもりは毛頭ない。 幻想郷戦においてビクトリーノの事を多少なりと認めた鬼の2人は、彼の誇りを守る為に自らに出来る範疇で力になろうと考えていたし。 文は文でここで負けては記事もまともに書けやしないと、いつになく真剣である。 それに対して永琳は微笑を携えたままやんわりといなし……そうこうしている間に両チームキャプテン立会のもとコイントスが行われ。 結果、アルゼンチンがボールを――ウルグアイが陣地を取る事となる。
[826]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/10/15(土) 23:38:58 ID:??? ビクトリーノ「いくぞ、みんな! ここで勝って、俺たちの力を見せつけてやろうぜ!!」 ウルグアイメンバー「「「「おう!!」」」」 ディアス「おーおー、力んじゃってまぁ……」 ポジションにつくなり、チームメイトたちを鼓舞するビクトリーノを見ながらにやにやと笑み、センターサークルに立つディアス。 その横に立つ永琳は……やはり微笑を浮かべ、ディアスの肩に手を置き呟く。 永琳「ウルグアイの弱点は以前も言ったように前半に弱い点。 ……最初からフルスロットルで行って頂戴」 ディアス「とーぜん。 んじゃ、第1試合の幻想郷とイタリアの試合じゃ、ソリマチってのがハットトリックしてたし……」 永琳の言葉に返答をするディアスは、そこでふと言葉を止め……ニィ、と口を吊り上げ嫌らしい笑みを浮かべてから続きを吐いた。 ディアス「俺はダブルハットトリックでも目指すとしますか」 =========================================================================================== ひとまずここまで。 ここからしばらくNPCシーンが続きます。ご了承ください。
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0ch BBS 2007-01-24