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【敵味方問わず】幻想のポイズン53【白黒判定】
[870]森崎名無しさん:2011/10/18(火) 01:29:58 ID:??? 乙でしたー 三杉「君は何を言ってるんだ」
[871]森崎名無しさん:2011/10/18(火) 01:30:35 ID:??? 乙でした〜 中国と咲夜さんラブというとサークル『鳩血』さんが真っ先に浮かびます。
[872]森崎名無しさん:2011/10/18(火) 01:33:29 ID:??? >>869-870 23秒……なんという瞬殺
[873]森崎名無しさん:2011/10/18(火) 08:45:14 ID:??? 叫ばなきゃ来ないのか…… 相手の顔面にオータムぶち込めば或いは……
[874]森崎名無しさん:2011/10/18(火) 11:18:17 ID:??? そしてポイズンさんの十八番 名前だけでキャラ付けの犠牲者がひとり
[875]森崎名無しさん:2011/10/18(火) 12:20:25 ID:??? うちの監督に呼ばせるという手もあるな つい飛んできちゃうかもしれない
[876]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/10/19(水) 00:04:21 ID:??? >H.「あのパスカルってやつ……ディアスの行動を完璧に読んでたのか!?」 パスカルに注目してみる ========================================================================================== お空「うにゅ? ぱすかる?」 レティ「……彼のプレイ、そんなに凄かったかしら? ……確かにあのパスは上手かったとは思うけれど」 ヒューイ「それよりあのディアスって人間の方がもっともっとすごかったよね?」 反町の思いもよらぬ発言に対し、周囲の反応は芳しくは無い。 それも当然と言えば当然、何せ彼女たちの目に鮮明に焼付いたのはファン=ディアスの超人的なプレイであり。 幾ら上手いパサーだとはいえ、 そのディアスには劣るようなプレイしか見せていないパスカルは取るに足らない存在だと評価をしていたのだから。 しかし、パスカルの真の凄さというものに気づいていた者もいる。 パチュリー「……今の彼の……パスカルのプレイで見るべき点は、先ほどのパスなんかじゃないわよ」 メディスン「え?」 パチュリー「本当に見るべきは、あのディアスの……誰もがそのまま拾ってドリブルゴールをすると思っていたあのボールを。 自身へのパスだと確信を持って飛び込んできていたという点。 言いたいのはそういう事よね、反町?」 反町「は、はい!」 大妖精「あの……どういう事なんですか?」 パチュリー「そうね……じゃあ……うどんげ」 うどんげ「えっ、私!?」 パチュリー「貴方は……師匠である八意永琳の思考、行動……全てを読める? 言葉を交わさず、合わせる事が出来る?」 うどんげ「そっ、そんな……そんなの無理だよ! いくらルナティックスでは私がパートナーを務めてるとはいっても……。 私の実力じゃ完璧には師匠に合わせられない……師匠が考えている事だってわかんないよ……」
[877]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/10/19(水) 00:06:03 ID:??? うどんげは眉をハの字に下げ、耳をしょげ返らせながらため息を吐きつつそう呟く。 情けない事だが、八意永琳のパートナーとされる鈴仙=優曇華院=イナバには、永琳についていく事は出来ない。 それは実力が圧倒的に不足をしている事も原因ではあったし……。 天才である永琳の思考を読み取れる程、うどんげが場数を踏んでいないのも原因であった。 うどんげと永琳が為すコンビプレイは、 あくまでも永琳が主体となって先導しそれにうどんげが辛うじて合わせるというのが根本にあるのである。 パチュリー「でもそれは責められるべき点ではない……むしろ、必然と言っていいでしょう。 実力的に格差があるのならば、そもそもコンビプレイというものは出来ない……。 辛うじてでも合わせられるだけ、うどんげはまだ優秀。 だからこそ、あのパスカルは異常と言える」 美鈴「そっか……実力がまるで違うのに、あのパスカル君はディアス君の考えを完璧に読み取り……。 ディアス君のしてほしい事をやってみせた……」 パチュリー「天才に合わせられるのは天才だけ……ではないというのは、幻想郷サッカー界においても証明されている。 でも、合わせる云々だけではなく、完全に思考を読み取るというのは未だかつていないでしょうね。 (魔理沙と霊夢の関係が近かったといえば近かったけれど……アレだってあそこまで完璧じゃないわ……)」 輝夜「ディアス君だけを注視していれば、そこからパスカル君がサポートに来る。 ディアス君が声を出さずとも、ディアス君の考えを読み取ってね……。 そして、そこでコンビプレイを使われかわされる……厄介なもんだわ」 チルノ「よくわからんけど、あのぱすかるってのもマークすればいいのね!」 輝夜「そうすると今度はディアス君への注意が逸れるわ。 それに、永琳もいるのよ?」 パチュリー「(ヒューイなら……ディアスのドリブルを辛うじてこぼれ球にするくらいは……人数をかければ出来るかもしれない。 でも、パスカルとのコンビプレイで逃げられてはどうしようもなくなる。 八意永琳へパスをして、ヒューイと勝負をしないという選択肢もある。 ……弱音は吐きたくないけれど、こういう時に咲夜がいてくれれば守備力を強化できるというのに)」
[878]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/10/19(水) 00:07:48 ID:??? 要注意人物は、間違いなくファン=ディアスである。 ならば彼だけを多重マークすれば何とかなるのではないかといえば……それで済む話では無い。 彼を完璧なまでにサポートするアラン=パスカル。そして、幻想郷のトップ選手――あらゆる能力に秀でた天才、八意永琳。 彼らを警戒しなければ、ディアスが活躍しようとしなかろうと得点を許してしまう可能性がある。 アルゼンチンJrユースは間違いなくディアスによるディアスの為のチームであるが、しかし、ディアスのワンマンチームではなかったのだ。 反町「(ブラックファルコンとも、ヘルナンデスとも……まるで選手としての存在感が違うな。 どうやって対策をすればいいんだろう……)」 ワアアアアアアッ! リグル「あっ、またウルグアイがボール奪われてる!」 改めてアルゼンチンの驚異に対して深く認識していた幻想郷Jrユース。 しかし、そうしている間にも試合は再開されていた。 試合は再びウルグアイのキックオフで始まり、今度はビクトリーノが単身中央突破を試みる。 ここで点を返さなければ、完全に流れを奪われてしまうと鬼気迫る勢いのビクトリーノには、 さしものパスカルとディアスも阻む事は出来ない。 腐っても一国を代表する選手――ディアス程ではないとはいえ、ドリブラーとして知られるビクトリーノ。 だが、彼の突破はディアスの後ろに控える永琳によってあっさりと止められる。 彼にとっては不幸な事に、既に試合の流れはアルゼンチンの方へと大幅に向かってしまっていたのである。
[879]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/10/19(水) 00:08:49 ID:??? 永琳「さぁ、今度は私が行くわよ!」 タタタタタタタタッ! シュババァッ! 文「あ、あややや……(流石にこれは分が悪いですよぉ……永遠亭の天才を私が止められる訳ないじゃないですか〜)」 ビルト「く、くそぉっ……」 ジョン「あ〜っとぉ!? アルゼンチン、今度は永琳選手が中央を突破していきます! そうです、ディアス選手もさる事ながら永琳選手のドリブル技術もまた幻想郷ではトップクラス! 流石は永遠亭の至宝、天才、八意永琳! 加齢なドリブルでウルグアイ守備陣をごぼう抜きだァ!」 その卓抜したドリブルセンスは、幻想郷でも指折りの永琳。 加齢で老獪なフェイントを繰り出しつつウルグアイMF陣をあっさりといなしそのまま中盤を突破。 そして、このまま最後まで行ってしまうのかと思った矢先……。 永琳「ディアス君!」 ディアス「オッケー!」 浮かせたパスを前を走るディアスの背後へと向けて放ち、それを一目も見ないままディアスは足を後方に振り……。 ディアス「あーらよっとォ!」 萃香「うがーっ!!」 1点目の再現のように、踵部分で大きく蹴り上げる。 そして、その蹴り上げたボールはゴール前やや右、ディアスに注目していた為にがら空きになっていた場所へと飛び込み……。
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0ch BBS 2007-01-24