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【敵味方問わず】幻想のポイズン53【白黒判定】
[923]森崎名無しさん:2011/10/22(土) 08:49:47 ID:??? 反町「オータムドライブの威力を知っているか?」 勇儀の三歩必殺を止められない=オータムも然り だが正直森崎の反応とか見るとなぁ 魔王モード習得して前の最高値に戻らせたいとか考えちゃうよ
[924]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/10/23(日) 01:04:42 ID:??? >>920 アルゼンチン1 0-3 ウルグアイ とかになっていたかも! >>921-922 どうも乙感謝です。 ディアス「カウンターシュート? 見て覚えた」 >>923 さとり・ミューラー・森崎「「「やめろォ!!」」」 ====================================================================================== ジョン「なんっ……という事でしょう!? アルゼンチン! ここでっ……ここでっ、ディアス選手ではなく! 永琳選手がゴールを決めたァァアッ!! 見る者を魅了するそのアクロバティックなオーバーヘッド! 高々と飛び上がるその様は、ただただ美しいと評するよりほかに言葉が見つかりませんッ!! 萃香選手、これは意表を突かれたか止められず!! アルゼンチン、再び4点差にしてしまったァァァ!! これで6−2!! アルゼンチン、強い! 強すぎるゥゥウウッ!!」 反町「……純粋なシュート力だけなら、永琳さんの方がディアスより上か」 輝夜「ディアス君は上背は無いけど、永琳は女にしては身長も高い。 高い浮き球への対処も上手いわ。 脚力も上と考えると……反町君の言うように、シュート力だけなら永琳がディアス君より優れているわね」 うどんげ「(やっぱり師匠は凄い……ディアスっていう子とパスカルっていう子の関係みたいに、私と師匠もなれたらなぁ……)」 ヤマメ「(……弾くのが精いっぱい、かなぁ。 くそぅ、パルスィとオータムスカイズのを足して2で割って更に大技くっつけたような奴らだ。 オータムスカイズのも化けもんだがあいつらもたいがいだぁ)」
[925]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/10/23(日) 01:06:12 ID:??? 観客「チートにチートが合わさり最強に見える」「あのバク宙からのオーバーヘッド……ディアスより飛んでなかったか!?」 「ウルグアイちゃんが息してないの!」「ところでさっきのゴール決めた人、ジュニアユースって……」「しっ! 言うな!!」 ディアスにばかりスポットライトが当たる中で、遂に火を噴いた永遠亭の至宝の一撃。 それは前半戦からアルゼンチンがディアスだけのワンマンチームではないと見極めていた者たちだけではなく。 一般の観客たちにも強い衝撃を与える事に成功をしていた。 ディアスを注意すれば永琳が来る、しかし、永琳を止めようと動けばディアスがフリーになる。 ただ一人の天才ではなく、二人の天才を所持するアルゼンチンJrユースの恐怖が、いよいよ観客たちにも知れ渡ってきた瞬間であった。 バルバス「ふふふ、永琳殿の指導によりディアスは一皮剥け、もはやプロと言って差し支えない程にまで……。 いや、プロでもいない程の超一流と呼ばれる選手へと成長をした。 それに刺激を受けて他の者たち――特にパスカルは急激に伸びた。 その成長速度だけならば、間違いなくディアス以上だろう。 そして、そのディアスとパスカルをこのチームで誰よりもうまく扱える永琳殿の存在……。 素晴らしい、完璧なチームとは正にこのアルゼンチンJrユースの事を言うのだろう。 これで優勝が出来なければ私は無能だな」 この観客たちの怒号を聞いて終始悦に浸っていたのはアルゼンチン監督、バルバスである。 ディアスの才能に惚れ、ディアスを中心としたチームを作る事を目標としていたバルバス。 彼の目論見は永琳の力によって自身が思っていた以上の完成度となり、彼は今、監督として幸福の絶頂にいた。無論、半裸で。
[926]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/10/23(日) 01:07:12 ID:??? バルバス「おっと、興奮しすぎて大事なパンツまで脱いでしまう所だった。 いかん、危ない危ない。 それはそれとして、まだ後半、時間は残っている。 より一層点差を広げさせなければな」 バババッ! ガシィーンッ!! パスカル「……おいディアス、監督が……」 ディアス「……わかってる。 わかってるから言うな、パスカル」 永琳「どうやら監督はより一層点差を広げろと言いたいようね……」 パスカル「(なんでエイリンさんは監督のあの姿を平然と見ていられるんだ……)」 ディアス「(この人、こういう所は感性おかしいよなぁ……)」 半裸の中年のサインを平然と見ながらチームメイトに指示を飛ばす永琳。 優秀なフィールドでの指揮官、八意永琳。 彼女に尊敬の念を抱く少年たちは、一様にその感性に首を傾げるのだった。 その後、ウルグアイJrユースボールで試合は再開。 このキックオフで、ウルグアイは後半開始直後の得点パターン同様、勇儀の超ロングシュート。 フリーの状態でのみ撃てる三歩必殺にて速攻で1点を返そうとする。 しかし、これは勇儀が蹴り損なってしまったか――それともDF陣がアルゼンチンは攻撃だけのチームじゃないと奮闘をしたのか。 巨漢DFであるガルバンがその身を張ったパワーディフェンスで辛うじて弾き、ゴールを許さない。 このプレイで後半戦、守備に散々走り回らされていた勇儀はガス欠。 ボールがラインを途切れた段階で控えと交代をし、ウルグアイは攻撃の柱とも言うべき選手を欠いてしまう事となる。
[927]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/10/23(日) 01:08:14 ID:??? それでも後半35分、ビクトリーノが持ち前の瞬発力とスピードを生かした速攻を決め、中央突破に成功。 ガルバンを文とのワンツーアタックでかわすとそのままオーバーヘッドキックを撃ち、ようやく今大会初得点。 そして、この試合ウルグアイにとっての3点目を挙げる事に成功をする。 だが、ウルグアイの反撃もこれまでだった。 やはり勇儀を欠いている状況では前線で強引な力技が出来ず、ビクトリーノのスピードも思うように生かせない。 幾度となく打ち込まれるビクトリーノのパンサーファング、そして文のドリブルゴールも。 数をかけたアルゼンチンの守備陣――ガルバンと永琳の手によってこれ以上の失点は許さないとばかりに防がれてしまう。 そして、後半開始から43分――そろそろロスタイムに差し掛かろうかというこの時間帯。 バシィッ! ポンッ! ディアス「へへっ、それじゃあ7点目は俺が決めてくるか!」 この試合の主役――ファン=ディアスに再びボールが渡った。 ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!! 観客「来た! メイン天パ来た! これで勝つる!!」「ディ・ア・ス! ディ・ア・ス! ディ・ア・ス!!」 ビクトリーノ「とっ……止めろォォオオオオオッ! ディアスを止めるんだあああああ!!」 ディアス「止めろって言われて止まる訳ないだろ〜♪」 ババッ! シャッシャッシャ! シャーッ!!
[928]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/10/23(日) 01:09:17 ID:??? 半ば哀願するかのようなビクトリーノの声は、しかし、無情にフィールドに響き渡るだけ。 まるで自身の手足を動かすかの如く、自在にボールを操るディアスはそのままぐいぐいと中央を突破。 ボールを持っているというのにスピードが落ちないそのドリブルを止められる者がいる筈もなく。 1人、2人、3人と次々と選手達を抜き去りディアスは一気にウルグアイゴールへと襲い掛かる。 ジョン「あっ……ああああああああああああああああああああああああああっ!? こっ、これは……これは、ウルグアイ、やはり止められないィィイイイイイイイッ!! ディアス選手、止まらない! 止まらない!! まるでボールを持っていないかのような、自在な動き! 自在なドリブル!! ウルグアイ守備陣、完全にディアス選手1人に手玉に取られてしまっている!! これは……これは、萃香選手との一対一になるぞォッ!?」 ズダダダダダダダダダーッ!! ディアス「ここで点を決めて4点差。 ついでに俺もダブルハットトリック、と」 萃香「ふざけるんじゃないよ! 7点もやって……たまるかァァァアアアアッ!!」 バッ!! 最終ラインに残っていたDF達をクリップジャンプで抜き去り、ついに萃香と一対一となるディアス。 既に勝敗は決定しているこの場面だが……しかし、伊吹萃香はそれでも本気でディアスをつぶしに飛び出す。 リーグを戦い抜く上では得失点差を最低限に抑えるのは基礎中の基礎であるし。 何よりも鬼としての矜持がこれ以上の失点を許さない。 萃香「(6失点してる時点で赤っ恥もいいところだけど……これ以上、点はやらん! 飛び越えるのか、はたまたボールだけを上に通すか……! どっちにしろ、好き勝手ドリブルはさせん!!)」 ディアス「(ここは……これだッ!!)」 バシュッ! 萃香「なっ……!?」
[929]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/10/23(日) 01:10:20 ID:??? ここまでシュートを決められた事もあるが、しかし、ディアスの真骨頂は何よりもその独創的なドリブル。 ここでディアスが選択をするのはドリブルで萃香をかわしてから無人のゴールへボールを入れる事だろうと予想した萃香であったが……。 意外にもここでディアスは小さな振り足でボールを蹴り、萃香がボールに触れるより先にボールを手放す。 これには萃香も驚きのあまり、僅かに硬直――慌てて手を出し弾き返そうとするが……。 萃香「(届かないっ……! いや、でも、これは……!!)」 やはり今回も数センチの所で届かず、萃香は憎々しげに短い己の腕を睨み付ける。 だが、そのボールの軌道を見て萃香はホッと安堵の息を吐きもした。 ディアスの放ったシュートは、萃香を抜く事だけに集中しすぎていたのか、完全に枠を外しているのである。 これならば入る事はない、失点をする事はないと、萃香は確信する。しかし、次の瞬間萃香の表情は凍りつく。
[930]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/10/23(日) 01:11:54 ID:??? ギュルッ……バシュウウウンッ! ピピィーッ!! 萃香「なっ……に……!?」 高く浮かび、枠を外したかに見えたディアスのシュートには強烈な回転がかかっており。 バナナシュートのような軌道を描くそれはループをしながらすっぽりと無人のゴールに吸い込まれた。 ――言葉通り、本当に吸い込まれたかのようにゴールへ入ったのである。 それはまるで、人には決して見えないサッカーの神がゴールへ向けて押し込んだかのように。 ディアス「ハッハァー!! 俺が天才、ファン=ディアスだァ!!」 ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!! ピッピッピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!! サッカーの神が愛したとしか思えない、天賦の才を持つ少年――ファン=ディアス。 彼のダブルハットトリックを達成した記念となるこのシュートは、彼の得意とするバナナループによるもの。 観客たちのこの試合最高潮の歓声と同時に試合終了を告げる審判の笛が鳴り響き。 こうして天才、ファン=ディアスによるファン=ディアスの為の試合は幕を下ろしたのである。 アルゼンチンJrユース 7−3 ウルグアイJrユース ===================================================================================== ようやく試合終われた……という事で本日はひとまずここまでです。 続きは明日以降書かせていただきます。長々とNPCシーンが続いて申し訳ありませんでした。 また、そろそろスレも1000が見えてきましたのでもしよろしければ次スレタイ案なぞ考えていただけると幸いです。 それでは。 【】幻想のポイズン54【】
[931]森崎名無しさん:2011/10/23(日) 01:23:35 ID:??? 【ハッハァー!】幻想のポイズン54【バーン!】 乙なのじゃー
[932]森崎名無しさん:2011/10/23(日) 01:40:52 ID:??? 【待ち受ける】幻想のポイズン54【天才たち】 【ノーガード】幻想のポイズン54【フィールド】
[933]森崎名無しさん:2011/10/23(日) 02:46:47 ID:??? 乙
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0ch BBS 2007-01-24