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キャプテンブライト8
[578]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/29(月) 03:06:25 ID:9p0n4miU >>574 ルナはWBにいないタイプの女性なんで、書いてて楽しいですな。 >>576 一瞬「自殺」すら頭をかすめたくらいなので、かなりの決意でやってます。 C:シャアのとこに遊びに行く。胸毛は怖いが…怪我ない女性に会えるかもしれないし。 ----- ガルマ「(あれ? なんで連邦軍の制服が…)」 ガウの中。ふらふら歩いている連邦軍の制服は、ブライトさんだった。 そんな、敵勢力の母艦に行く時ぐらい、少しは変装しようよブライトさん…。 ただあまりにも堂々としているので、みんなが不審がっても「誰かが通報済みだよね」と思ってしまう心理。 ドアのチャイムを鳴らすと、そーっと、ドアが開いた。 やたら警戒しているが、シャア・アズナブルである。 ブライト「やあキャスバル兄さん…何か怯えてる?」 シャア「あ、ああ。ちょっとな。最近、ドアを開けるのが怖くてしょうがないんだ…」 その多目的ホールには、リカルドとルナマリアの姿もあった。 せめて自室に呼ぼうよ、キャスバル兄さん…。
[579]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/29(月) 03:08:07 ID:9p0n4miU ブライト「なんか、あったの?」 シャア「聞いても信じてもらえるかどうか、わからんが…。 この前。胸毛で全裸の日系ブラジル人と遭遇してしまって」 ブライト「普通の日系ブラジル人が風呂に入ったら、そうなるだろ」 シャア「違う! そんなレベルの胸毛でも、全裸でもないんだ! あの圧倒的な威圧感。存在感。仁王立ちして『当然』のごとく全裸…」 ブライト「そんな存在、俺は一人くらいしか知らないぞ?」 シャア「むしろ、知ってることに驚きを隠せない。どうやって逃げたんだ?」 ブライト「どうしたっけかなぁ。誰かを 生 贄 にしたことは覚えてるんだけど」 シャア「誰か、って…」 ブライト「あと、アジアン訛りで叫びながら尚敬高校にも出没したらしい。 原さんの包丁をかわし、撤退していったそうだが」 シャア「原さんの包丁をかわしてる時点で、もう人間レベルじゃないだろ…」 ブライト「ああ。そこで 刺 殺 しといてほしかったんだがな」
[580]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/29(月) 03:09:57 ID:9p0n4miU シャア「ともあれブライトさん、座ってくれ。あと…リカルド、お茶をお出しして」 ルナ「あれ? お茶とかそういうのは、私の役目かと…」 シャア「お客様がいるわけで。女っけがなくなっちゃうのも寂しいでしょ」 ルナ「確かに 毛 がないのは寂しかったですね…。ヒリヒリするし」 シャア「え。…女っ気、って言ったんだけど」 ルナ「あ、ああ! そっちの! あははは…」 ルナマリア、やたらに挙動不審。
[581]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/29(月) 03:12:07 ID:9p0n4miU ブライト「じゃあ兄さん。まずつまらない報告からだ」 シャア「おう」 ブライト「原作と違って。次の戦闘、WBはドーム球場に隠れないっぽい」 シャア「旧 広島市民球場に隠れるんだと予測していたんだがな…」 ブライト「狭かった のかもしれないな」 シャア「どう戦ってくるんだろう? この地方じゃ、いくらなんでも戦力差があるだろうに」 ブライト「それがさぁ。最近、芝村舞とかミライさんとか、教えてくれないんだよ。 それどころか、詳しく聞こうとすると『何かあったの?』って不審がられるし」 ルナ「(普段、よっぽど仕事しない艦長なんだろうなぁ)」 リカルドが運んできたコーヒーを、口にする。 シャア「じゃあ、こっちも報告。ジオン側から見てWBは俺が追っかけてるくらい『すっごい重要』っていう認識だ。 あと秘密ロボとかいるかも、と上には報告してあるし。 まあ…現時点での な の は が、既にガンダム以上の描写をされているんだが」 ブライト「それは、そっちのザクとかが弱すぎるんだと思う…」 シャア「一般兵は、必殺技やスキルはMS依存、ってしてたのに。生身で意外と強かったからなぁ」(チラッ) ルナ「(え!? 私のせい!? 私のせいってことになってるの!?)」 ブライト「兵士の小銃とかが、意外と強かったし」 シャア「『ジオンはMSという秘密兵器のおかげで、連邦に喧嘩を売れた』という常識から、外れてきちゃうんだよね」 ブライト「ま、俺にとっては、試合とかどうでもいいんだけどね」 シャア「まったくだ。幼女の裸とかを想像してたほうが、よっぽどいい」 ルナ「(互いの軍は、こんな上官たちが率いているんだ…)」
[582]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/29(月) 03:14:16 ID:9p0n4miU シャア「ところでブライト。俺は最近、どうにかしてしまったのかもしれん」 ブライト「何かあったのか?」 シャア「男なら。誰しもが『性的レーダー』を持っていると思うんだが…」 #性的レーダー…AVパッケージを見て、何故か借りたり回避したりする、経験が詰まった本能のこと。 シャア「それが狂ってしまったのか。ここ最近。WB隊のキャラが、何故か魅力的に思えて…!」 ブライト「なのはと、金髪ツインテール幼女以外に?」 シャア「奈々ちゃんだ。なんとなく、幼女っぽい気がして…」 ブライト「そう?」 シャアの「感覚」を感じ取り、遠くの奈々がイラッとしたのは言うまでもない。 シャア「それどころか…このルナマリアでさえ幼女じゃないかと思えてくるほどなんだ…」 大丈夫、キャスバル兄さんのレーダーは狂っていない。むしろ精密だ。 ルナ「(まさか『生えてるかどうか』だけが判断基準じゃないわよね…)」 一概に否定できないけれど。
[583]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/29(月) 03:15:31 ID:9p0n4miU ブライト「ところでさー。ジオン側に『ティアナ』ってヤツ、いない? 無性に頭にきてんだけど」 シャア「いないよ。こっちも探してるんだ。大量の麻薬持ってて逮捕されてるらしいが。 服役後、絶対に俺たちがぶっ転がす」 リカルド「(『俺・たち』!?)」 ルナ「(え!? 私たちも一緒になって、ティアナをぶっ転がさなきゃいけないの!?)」 リカルド「(それにアレ、本名じゃないでしょ…)」 ルナ「(…それに。私がティアナさんと会話するシーン、もう撮り始めてるわよ?)」 リカルド「(え。内容がコロコロ変わる、台本ではなく?)」 ルナ「(うん。もう実際に。別撮りで)」 ある意味、衝撃的事実。 ルナマリアは、自分の出番のほうにしか気が行ってなかったが。 ティアナが実際にこのスレに来たら、どんな目にあうんだろう…。
[584]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/29(月) 03:16:44 ID:9p0n4miU ブライト「……。…じゃ、ま、そーゆーことで」 シャア「おっけー。また今度ねー」 ブライトとシャアの密談(?)は、終わったらしい。 ブライトが帰っていく。 ルナは、笑顔を顔の表面に張り付かせながら手を振って。 何か、ティアナのためにできないかと考え…何も思いつかず。 ルナ「(これが世界の選択なのよ…)」 そう思うことにしたという。
[585]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/29(月) 03:18:17 ID:9p0n4miU さて。普段ならルナが入れるコーヒーだが、今日はリカルドが入れた。 それは普段のルナのより、濃いものだった。 そのコーヒーが、ルナの神経の一部を刺激する。 ルナ「あぅ」 シャア「ん?」 …尿意である。 ルナ「いえ、別に。あははは」 ゆっくりと立って、部屋を出る。 足早に。目的は女子トイレ。 その、女子トイレ前まで辿り着いたが。そこは、やけに女性が並んでいた。 ルナ「な、なんでこんなに並んでるんですか?」 女性士官「ちょっと故障が多いみたいで。…でもいいわよね、パイロットは!」 ルナ「え?」 女性士官「ノーマルスーツの中に、できるんだから…」 ちょっと待ってほしい。ノーマルスーツはそんなに万能じゃないんだ。 この時代。アレは、ただのオムツなのだ。 でも! このままここに並んでいたら。 間違いなく、間に合わない。悲 劇 が起こる!
[586]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/29(月) 03:19:50 ID:9p0n4miU そして。さすがに、そんな属性がついたら…皆に 引 か れ る ! しかたない、ノーマルスーツを取りに、MSデッキへ…。 そこでルナは気がついた。 ルナ「(そうだ! 男子用トイレを、ちょっと借りちゃえばいいんだ!)」 そりゃ、流石に気が引けるし、恥ずかしい。でもノーマルスーツの中でやるより、マシだろう。 ルナは隣の男子トイレの入り口を窺って。 『個室』が空いていることを確認し、ダッシュ! 無事に『個室』へと入り、鍵をかけて。 ルナ「ふぅ…」 少し、落ち着いた。 あとは、慌てず、急がず、かつ迅速に。いつもの通りにすればいいだけ。 …まるで訓練を積んだ爆弾処理班の心境である。 ピンク色に改造したミニスカの軍服と、下着をおろし。 便座に座って。タイミングを狙って、いつものように音姫を起動… ルナ「(ああぁあッ! 音姫が、ないッ!?)」
[587]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/29(月) 03:21:18 ID:9p0n4miU 同じ型のウォシュレットのはずなのに、明らかにボタンが少ない。 壁にセンサは!? ない!? 完全な想定外。 パニクッた。 落ち着け、落ち着くんだルナマリア。自分はザフトのエリートじゃないか! ルナ「(そうか…。男の場合、音姫使う必要がないから?)」 いや、違う。そんなことに気がついてどうする。 今はこの尿意を処理することが先決なのだ。 …TOTOが政治的な意味や差別で、男用ウォシュレットに機能をつけていないのか? 考えろ、観察するんだ。 同じ型のウォシュレットだ。 音姫をつけないタイプと、つけるタイプにわけて「売る」のはともかく。 「製造ライン」は、できるだけ統一したい、というのがメーカーではないか? 同じ型のウォシュレットなら、プログラムをいじりたくはないはず。 もっとも簡単な形で「音姫」だけ外すなら…スイッチだけ殺している可能性も!
[588]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/29(月) 03:23:49 ID:9p0n4miU ルナ「(叩けば…音姫、動くかも…!)」 …なんかザフトのエリートって、誰でもなれる気がしてきた。 ガンガンとウォシュレットの一部を殴るが、音姫は起動しない。 ルナ「(じゃあ通電させてみるかッ!)」 ルナは二本の銅線をコンセントに突っ込み、ウォシュレットのどこに電気を流せば効果的か考え… ルナ「(う!)」 尿意が強くなり。その途端に銅線を取り落とす。 空中で慌てて掴んだ。…片方の手で、二本とも。 ルナ「ぎゃあぁぁあああああ!!」 その電流は、ルナの全身の筋肉を硬直させ。 なんとか銅線を手放した時に、彼女の筋肉は一気に弛緩し。 それと同時に、彼女は漏らしていた。 いや、漏らしていたという表現がおかしいかもしれない。 別にどこも汚してないし、被害もない。 音姫さえ鳴れば、通常の、完璧な作法を守っていたのだから。
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0ch BBS 2007-01-24