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キャプテンブライト8
[660]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/08(木) 03:10:45 ID:lEPzOdiw 奈々の部屋の天井裏へと移動する際、ブリッジの天井裏を通った。 灯里とあおいの会話が聞こえてくる。 灯里「最近知ったんですけど。『ASUS』って『エイサス』って読むんじゃないんですねー」 あおい「…まさかメインPCの復旧が遅れてるのって、それが原因!?」 灯里「いえ。なんでもマザーの型番を(日本)公式HPで探したけど、マニュアルすらなくて。 似た型番ではチップセットが違ってたり」 あおい「……」 灯里「AMAZONにも置いてなくて。通販ショップのHPで時々あっても品切れで。 色々検索したら、存在するみたいだけど、なんか英語のページがいっぱいで面倒で断念してたと…」 あおい「それ正式に日本売りされてたヤツじゃないんだ…。…ひょっとしてメモリは?」 灯里「当然のようにノーブランドです」 あおい「これが若さか…!」 灯里「もしノーブランドのHDDがあったら、試してたでしょうかねー?」 二人の会話は、ハマーにはよくわからない。 だが盗撮対象としては、どうだろう。 灯里はこの前、失敗した。 でもあおいちゃんなら? 二頭身だが、それさえ目をつぶれば。意外とガードが緩いのでは!? アップで撮れれば、あるいは…!? ハマー「(…ターゲット変更、あおい殿!)」 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
[661]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/08(木) 03:13:13 ID:lEPzOdiw あおい「それじゃー」 唐突に、あおいがブリッジから離れた。 あおい「ずんたかぽこてん、ずんたかぽーん♪」 何やら歌を口ずさんでいる。 あおいの足は遅い(二頭身で歩幅が狭いため)。 だが彼女が、ちょっと足早に歩いていく。 ハマー「(この経路は…女子トイレ!? し、しまったでござる!!)」 今回はターゲット選定段階だったため、基本装備しかない。灯里に使った手(看板投下)が使えない! だが。あおいちゃんは迷わず『障害者用トイレ』(多目的トイレ)に入った。 ハマー「(ぅおおおッ! 僥倖! 僥倖でござるッ!!)」 既に穴は開いている。カメラも使えるし、何より『音』が撮れるのは大きい。音に二頭身は関係ないからだ。
[662]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/08(木) 03:16:33 ID:lEPzOdiw トイレに入ったあおいちゃんが、唐突に右手を上げる。 その時チリチリした感覚をハマーは感じ取った。 ハマー「(せ、成功する予感!? あぼーんでもいい、逞しく育ってほしい!)」 さて。あおいちゃんが掲げた右手が、蒼く輝き始める。 ハマー「(これは…灯里殿の必殺技『蒼き右腕』!? 何故、あおい殿が!? 蒼いだけに!?)」 光はさらに輝いて室内を照らし、全てを蒼く染めていく。もう蒼さで何も見えない。 ハマー「(くっ、カメラで撮れないでござる! しかし、せめて『音』だけは…!)」 しかし今度もやはり、高感度マイクが何も音を拾っていない。 ハマー「(これ、もしかしてWB専用の音姫機能!?)」 あ。よく考えれば、障害者用トイレに音姫はついてないっぽい(音が逃げないから)。 逆に、通報装置と勘違いした障害者が、心臓発作とか起こしたら悲惨だ。 『ぐはっ。心臓が!? う、動けない…! ん? 音量!? これで外に合図できるのか!?』 音姫起動。自然の清流音+カッコウの鳴き声(らしい)。 『こ、これで外に合図できた…。後は助けを待つだけだ…。…ぐっ、胸が苦しい…!』 音姫起動。何度も起動。何度も流れる清流音。 そして彼は、十数時間後に発見され… …泣けてきた。
[663]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/08(木) 03:17:51 ID:lEPzOdiw 少しすると、蒼い光が薄まって。空気も流れてきて。 あおい「ふぅ、すっきり。蒼い宇宙にあるのは…お前はマリオンではない! 俺がガンダムだ!」 ハマー「(……?)」 トイレから出たあおいは、トコトコ歩いていって。 自分の部屋に帰ると。 まず 脱 い だ。 …帽子を。 ハマー「(お、落ち着け。落ち着くでござるよ、拙者!)」 そしてタオルと、恋々高校のジャージ含む着替え一式を手にすると。 あおいはバスルームへと入っていった。 ハマー「(またも僥倖! あおい殿の部屋の屋根裏には罠もなかったし、意外と無防備でござる!)」 しかも。脱衣場の地点ではメンテで配管や配線等をチェックした時にできたのか、屋根裏のパネルがズレていた。 カメラが、ギリギリで中に入れられる。角度が難しそうだが、大丈夫そうだ! 衣擦れの音。 ハマーは最大限にまでアップにして、カメラのモニタを凝視した。
[664]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/08(木) 03:19:28 ID:lEPzOdiw あおいの足が見える。ユニフォームは既に脱いだ後らしい。 ハマー「(いけるでごわす! バッチグーっしょ!!)」 あおいが、ショーツを脱いだらしい。 足首あたりにショーツが絡まる。 ハマー「(もう、もう! あぼーんなんて怖くない! この興奮をお茶の間に!!)」 ゆっくりと、カメラを上半身へと向けていく。 ハマー「(…しかしあおい殿。足、こんなに長かったかなぁ)」 ゆっくりと、カメラを上へ。 そこは男が夢にまで見る聖地が。 何 故 か モザイク入りで。
[665]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/08(木) 03:21:41 ID:lEPzOdiw ハマー「(何故!? 何故ここまで来てモザイク入れるのでござる!? 中の人の根性なし!!!)」 ゆっくりと、カメラを上へ。 ハマー「(あれ? なんで『毛』がないの…? …まさか。ひゃっほう!!!!!!)」 ゆっくりと、カメラを上へ。 そこは巨乳派と貧乳派が争う、男の第二の聖地。 ハマー「(あれ? なにこの 胸 毛 。『下』とは正反対に、毛深すぎるでござるよ!?)」 全裸で。身動き一つせず、腰に手をやり仁王立ちしているこの女性。 この人、本当に、あおいちゃん??? ゆっくりと、カメラを上へ。 …その人物は。 田嶋陽子。
[666]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/08(木) 03:23:14 ID:lEPzOdiw <WB:ブリッジ> ボトッと。ダウンジャケットに包まれた黒い生命体が天井裏から落ちてきた。 ブライト「うわ!! なんだ急に!? これハマーか!?」 芝村舞「ああ。ただのハマーだ。それよりブライト少尉。警察から戻るのが早かったな」 ブライト「俺は巻き込まれただけですから…。でもなんで、行く先々で…」 ブリッジには、いつものメンバーが定位置についていた。 ただ、床に落ちて気絶しているハマーを心配する者は灯里しかいない(介抱しようとまでは、しないが)。 ブライト「なんでハマーが、こんなところにいるわけ? 最近。ブリッジの天井裏には、なのはだったのに」 瀬戸口「っつーかブリッジに人が通れる天井裏なんてつけるなと」 灯里「忍者さんは、24時間護衛の訓練をしてたみたいですよー?」 芝村舞「誰の護衛につくかで悩んでる気配が満々だったな」 あおい「で、ボクも狙われた気がして。…やっちゃいました」
[667]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/08(木) 03:25:21 ID:lEPzOdiw ブライト「何、やらかしたの!? ハマーは死んでもいいけど、俺はもう警察に行きたくないぞ!?」 あおい「電脳ハックして、脳を焼き殺そうと」 キバヤシ「(あおいちゃんって、結構恐い…)」 ブライト「し、死んでるの!? ねえ。どっか他の場所で死んでたことにしない?」 あおい「気絶してるだけだよ。ちょっと視覚野と言語野に色んな『情報』を流してみた」 ブライト「そんなことできるんだ…」 あおい「ゴースト(魂)を焼いちゃおうかな、と思ったんだけど。舞ちゃんが…」 瀬戸口「意外ッ。ハマーをぶっ転がすのをとめたのは芝村舞!!」 ブライト「…そうなの? 焼き殺しちゃってもいいのに、というか、そうしてくれない? 他の場所で」 芝村舞「気持ちはわかるが、ハマーにもそれなりの価値がある」 ブライト「ガムテープより役立たないのに!?」 あおい「『邪魔だからレギュラー』とかいう起用なのにねぇ…」 芝村舞「これは少佐…草薙素子からの受け売りだが。 『どんなに優秀でも、同じ規格品で構成されたシステムは、どこかに致命的な欠陥を持つことになる。 組織も人間も同じ。特殊化の果てにあるのは、ゆるやかな死』だと。 ハマーを入れることで、WB隊は常に揺らいでいる。ヤツは『同じ規格品』ではないからな。 長期的に見れば。ハマーは単一化を防ぎ、『緩やかな死』を防いでいると言える」
[668]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/08(木) 03:31:05 ID:lEPzOdiw ブライト「こいつがそんな、役立ってるんスか!?」 芝村舞「同じ規格…萌えと幼女と裸だけに走ったジャパニメーションが、実質もう死んでるのと同じことだ。 WB隊が単一規格のもとで構成されていけば。じきに組織として死ぬ。それがどんなに優秀でも。 組織の硬直化。防ぎきれなかったウイルスの一撃や、戦術・戦略の変化についていけずに」 ブライト「ちなみに。それって、どれくらい後?」 芝村舞「まあ…200年後とか」 ブライト「なんか、どうでもいい話だな。この瞬間、ハマーの死、ないし隔離のほうがおトクっぽいのに」 芝村舞「私だって配慮はしている。カード運で『芝村舞のサイン入り異動命令書』が当たれば、 ハマーを且ナ村人材派遣に隔離(?)できるようになる、とか…」 瀬戸口「え!? >>208 あたりで名前だけ出てたヤツ!? アレ流出じゃなくて舞ちゃんが書いてるの!?」 芝村舞「そうだが?」 瀬戸口「もう『肩たたき券』レベルじゃん!!」 芝村舞「……。…てへっ☆」 #ハマーも数日間、田嶋陽子の顔を思い出して萎えたという。 #ちなみに実在の田嶋陽子の『下の毛』『胸毛』の有無は、知りません。 ・あおいちゃんが自分の記憶や過去ログから、テキトーなイメージを流しただけのためです。 ・……。中の人は、田嶋陽子が大好きです(保身に走った)。
[669]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/08(木) 03:33:31 ID:lEPzOdiw 瀬戸口「ところで舞ちゃん」 芝村舞「ん?」 瀬戸口「選択肢で。重要な(?)キャラが抜けてるんだけど。これは進行さんの責任?」 芝村舞「いや。別録りだ」 キバヤシ「(それって逃げの言葉に聞こえるが)」 芝村舞「ハマーの味方についてたカメラさんが、マー社長の日常(?)を盗撮してきてくれた。いつでも見れるぞ」 灯里「わー☆ マー社長が普段どうしてるか楽しみですねー。私が部屋に戻ると、なんだか怯えてることが多いんで」 あおい「怯えてる…?」 灯里「躾のために『意外ッ! それは髪の毛!』を使ったのが原因かもしれません…」 芝村舞「灯里、マー社長に使ったのか!? …それは怯えもするだろう。あれは意外だからな」 灯里「意外ですからねー」 瀬戸口「(やばい)」 キバヤシ「(この人たち)」 あおい「(ボクたちの知らない別の世界のことを)」 ブライト「(知ってる…)」 #「マー社長の日常」がアップロードされました。(流れが暇な時に)いつでも見れます。
[670]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/08(木) 03:36:18 ID:lEPzOdiw --- M/B、ヤフオクで出品されてたのを落札(ジャンク扱いだけど)。 もう少し(?)でPC復旧し試合ができそうだけど。でも別にダラダラしててもいいんだなって思う自分もいる。 灯里「さて。次のコーナーは。『教えて、絶望先生』です」 ブライト「そう…なのか?」 灯里「お兄さん(伊藤誠)と、なのは(幼女)が、わからないことを絶望先生に聞くコーナー」 ブライト「待て。なんだその人選は」 灯里「はひっ。絶望先生と伊藤誠って、最近リュウ並みに出番がないんで。救済コーナー。 万が一の保険として、なのはちゃんを当ててみました…だそうですっ!」 瀬戸口「(なのはちゃんが関わる時点で…)」 【選択肢】→教えて、絶望先生!! 先に2票入った選択肢で続行。age進行推奨ですが、別になんでも構いません。 A:『オレンジ同盟』について(ハイネたちが結成した、反?なのは組織)。突撃レポート! B:「メカ沢オプション」について(その後にわかった情報と、換装方法等)…これマジで使えるの!? C:「なんでニュースで、バール『のようなもの』とか、歯切れが悪いの?」 D:試合での作戦「ハマーに任せろ」は、変えられないの? ----- 今日はここまでー。
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0ch BBS 2007-01-24