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【最終】ファイアーモリブレム33【試験】
[184]森崎名無しさん:2011/08/03(水) 19:14:06 ID:??? 濃いめか薄めかで印象が変わるな
[185]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/08/03(水) 20:26:39 ID:??? >>184 お中元でもらうとちょっと嬉しかったりしますね。ちなみに私は牛乳割りが好きだったりします。 ============ 召し上がれ→ カルピス グラスに注がれたその白い液体は、実に喉越し爽やかでどこか懐かしい味がした。 わずかに心が澄んだように感じたカインは、自分の悩みをリフに聞いてもらおうと決心する。 カイン「リフ殿。よろしければ俺の悩みを聞いていただきたいのだが…!」 リフ「ほっほ。この老僧の言葉でよければお力になりましょうぞ」 リフの穏やかな口調に安心したカインは、少しだけ間を開けて身を乗り出すように話しだす。 カイン「……リフ殿。俺は、教官失格です。後輩の台頭を素直に喜べず、己の成長を優先してしまった。 従騎士たちの訓練だったはずなのに、俺は彼らに追い抜き、追い越されることを恐れている…! 本来なら彼らを導く存在である上官の俺が、こんな情け無い考えをしてしまうことが憎たらしいのです!」 リフ「カイン殿。お主が恐れているのは本当に従騎士たちなのでしょうか?」 カイン「え…?」 リフ「後ろのほうで戦いをある程度見学させて頂きましたが… カイン殿の剣が揺れだした原因。それはあの騎士にアベル殿のことを言われたからでは?」 カイン「……」 リフ「同期の騎士にして親友。そしてライバル。あなたの人生の中で家族以外に最も共有する時間の多かった まさに『相棒』と呼べるべき存在だったのでしょう」 カイン「はい。アベルと肩を並べて戦うことが楽しかった。どんな敵が来てもアイツと一緒ならば負ける気がしなかった」
[186]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/08/03(水) 20:28:16 ID:??? だが、自分の前大戦での戦績はその相棒と比べれば実に小さなものであった。一般の兵士と比べれば聖騎士の勲章を授かったり、 現隊長だったジェイガンから『銀の槍』を受け継いだりと立派なものに思える。しかし、比較されてしまう相手が悪すぎたのだ。 リフ「大陸一の騎士を討ち取り、アカネイアの三神器の一つを賜り、マケドニアの狂王すら一蹴する。 さらには異国にて森崎殿の窮地を救う奇跡を呼ぶミラクルシュートは今でもアリティアで語り継がれる活躍…」 カイン「アイツが活躍するのは別に構わないんだ。むしろ嬉しいくらいだった。親友として誇れたんだ。 でも……俺はもう二度とアイツと肩を並べることはできない。アイツはもう……自分の夢のために歩き出しちまったんだから」 最高の武勲、凄まじいほどの名声を得たはずの黒豹アベルの去就。それは騎士団を辞め、 アカネイア大陸のサッカーの発展を裏から支えることであった。 カイン「アイツの夢は素晴らしいものだと俺も思う。平和な世の中になりつつあるこの大陸で、 サッカーに関する道具や設備はこれからどんどん必要になってくるはずだ」 リフ「親友の夢を応援する。実に良いことではないですか。なぜ貴方はそこまで焦っているのですか?」 カイン「……明日の最終試験。アイツが久しぶりに剣を取り、講師として招待されるんだ。 ブランクがあるとは言え、大陸一の聖騎士の剣術は未だ曇りを見せないらしい。 俺やフレイ殿は従騎士の補佐を任されている。つまり、試験ではアベルと戦うことになるんだ」 リフ「なるほど。これがアベル殿と武器を交わす本当に最後の機会かもしれないというわけですか……」 カイン「リフ殿。俺はどうしたらいいのでしょうか。自分のこの気持ちにケリを付けるためにも自分をさらに鍛えるか。 それとも上官らしく、クリスたちに経験を積ませることを第一に考えたほうが良いのでしょうか…?」 それぞれ別々の夢へと歩き出す親友との最後の決着か。後輩を導く上官の義務か。 既に成人してるとは言え、まだカインも若輩者。悩める騎士に対してリフの出した答えとは…
[187]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/08/03(水) 20:30:02 ID:??? 僧侶の教え→!card !とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します ダイヤ・ハート→自分の気持ちに正直になりなさい。既に答えは出ているはずです。 スペード→近くに参考になる人がいます。そう、森崎殿です。 クラブ→新たな夢を見つけなさい。あの従騎士たちの中にその答えが眠っているはずです。 JOKER→???「しばらく会わないうちに辛気臭い顔になったな、カイン!」お、お前はーッ!?
[188]森崎名無しさん:2011/08/03(水) 20:31:24 ID:??? 僧侶の教え→ ダイヤ5
[189]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/08/03(水) 20:46:48 ID:??? 僧侶の教え→ ダイヤ5 >ダイヤ・ハート→自分の気持ちに正直になりなさい。既に答えは出ているはずです。 ============ リフ「カイン殿。私にその相談をした段階で、既にあなたの中で答えが出ているのではないのですかな?」 カイン「!」 豆のような小さな瞳に、全てを見透かされるような錯覚を覚える。 カイン「俺の中で、答えが……出ている……」 リフ「自分の気持ちに正直になりなさい。貴方が後輩たちのことを気にとめているように、 貴方を気にとめている存在がいることを覚えておいてください」 カイン「リフ殿……俺は……」 リフ「私が言えることはそれだけです。自ら陰の存在へと下がる必要など無いのですよ、カイン殿」 カイン「……はいっ!!ありがとうございましたぁっ!!」 ガバァと頭を下げたカインの額がテーブルへとガツンとぶち当たる。 その様子を見て、リフは安心したように微笑むのだった。 リフ「(いつの時代も年配者が若輩者を導くもの。私の役目は……少しでも周りの者の悩みを取り除いてあげることです)」 主役たちを輝かせる小さな星々のように。残り少ないであろう人生に自分の価値を見出すリフであった。 ※カインとリフの互いの評価が大きく上がりました!
[190]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/08/03(水) 20:48:17 ID:??? 〜ペガサスナイトとの遭遇〜 セシル「だからさ、クリスも重騎士とはいえもっと技や速さを鍛えたほうがいいと思うのよ」 クリス「う〜ん。それは分かっているんだけど……この装備だとなかなか鍛えようにも行かないのよね」 セシル「そんな『鋼の槍』みたいな重い武器じゃ、そのうち体の良い的になっちゃうわよ?」 クリス「いや、私の職業は的になってこそだと思うんだけどさ……って、うわぁ!」 ビュゴォォォォォッ!! 今回の模擬戦の内容を振り返り、戦闘談義をするクリスとセシル。 すると、何処からか頬を打ち付けるような激しい風が吹いてくる。 セシル「んなっ…いきなり何?って、あ、あれは…!」 ペガサース→!card !とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します ダイヤ・ハート→スペード・クラブ+さらにシーダ姫もいる。何やら大量の武器を運んでいるが…? スペード・クラブ→アリティアスポーツ店の看板娘ことエスト登場! JOKER→ダイヤ・ハート+ペガサス三姉妹揃い踏み!パオラとカチュアも一緒だぞ!
[191]森崎名無しさん:2011/08/03(水) 20:49:00 ID:??? ペガサース→ スペードA
[192]森崎名無しさん:2011/08/03(水) 20:49:06 ID:??? ペガサース→ ダイヤA
[193]森崎名無しさん:2011/08/03(水) 21:56:56 ID:??? リフ坊主らしくなったな。
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0ch BBS 2007-01-24