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【最終】ファイアーモリブレム33【試験】
[450]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/08/07(日) 16:19:44 ID:??? >C ロディ 森崎「(ロディか。主な前半の動きは相手のドリブルをブーストしつつこぼれ球にしたこと、 そして相手のサイドアタックへのパスを通してしまったことか)」 結果だけを見ればそれほど悪くはないように思える。 だが、どこか覇気のないロディの顔は森崎の不安をよぎらせるものだった。 森崎「(あいつのあの顔…どこかで。……そうか。成長が止まったことに苦しんでいた頃の俺の顔だ)」 自分の才能の限界を知り、周囲に追いつき追い越される苦しみをこれでもかと味わった経験を持つ森崎。 ガトー司祭の助力によってその悩みは一応の解決はしたが、今度は自らの手によって森崎は再び自分に枷を嵌めてしまっている。 森崎「(中山への贖罪のためなんだ。辛いだろうが後悔はしていない。それは俺自身納得していることだ。 だが、ロディのあの目……確かにロディは初めてあった時と比べて体力以外は目覚しい成長をしていないように思えるが…)」 森崎はロディに声をかけた。とりあえず前半戦の自分たちの動きを話題にする。 森崎「…というわけだ。ロディはルークやセシルとうまく連携しつつ相手を囲むんだ。 カタリナの魔法ブーストも有効活用していけ。そうすれば早々相手に遅れは――」 ロディ「……それはつまり私個人の力では相手に遅れを取ってしまうということでしょうか」 森崎「…………」 ロディ「他のものに比べて実力で劣っているのは自覚しています。 仲間と力を合わせなければ役に立たないというのならハッキリ言ってください」 森崎「(ひどい自虐的思考に陥ってやがるな。壁にぶち当たったときに誰もが一度は経験することだが…)
[451]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/08/07(日) 16:21:50 ID:??? ☆どうしますか? A 何を言われたか分からんが、そんな辛気臭い面をしてるやつは試合では使わんぞ。 B そういう意味で言ったんじゃない。俺はお前の力を信用しているんだ。 C その通りだ。お前は弱い。弱すぎる。だがそれを認めることで強くなれることもある。 D お前の努力は俺も知っている。だが、誰もが自分の才能の限界に気付かされる時が来るんだ。 E お前が落ち込んでたら俺は首でもくくらなきゃならないぞ。訓練なんだしもっと気楽に行けよ。 2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。
[452]森崎名無しさん:2011/08/07(日) 16:22:42 ID:W+wfBa9+ C
[453]森崎名無しさん:2011/08/07(日) 16:23:40 ID:Q2jhEpCg A
[454]森崎名無しさん:2011/08/07(日) 16:24:18 ID:+8YfxHec B 打たれ弱そうでなあ…
[455]森崎名無しさん:2011/08/07(日) 16:25:03 ID:jQCnmuOk C
[456]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/08/07(日) 16:44:31 ID:??? >C その通りだ。お前は弱い。弱すぎる。だがそれを認めることで強くなれることもある。 森崎「自覚してるのなら話ははやい。この際だからハッキリ言わせてもらうぜ。お前は弱い。弱すぎる」 ロディ「…………」 教官の立場である森崎からのハッキリとした劣等生の烙印の言葉。 ロディの顔は先程よりも青ざめ、唇は力なく震えているように見えた。 森崎「……だがな。その弱さを認めることでそこから先の道が見える。強くなれることもある。 自分の弱さを認められず、挫折や敗北を受け入れられないような奴こそ俺は弱いやつだと思う」 ロディ「弱さを……認める……」 森崎「自分が弱いと分かっているなら強くなれ。それすら知らない奴が、知る機会を得られない奴から落ちこぼれていくものさ」 ロディ「(弱い分だけ強くなる余地が残っている……だけど……)」 森崎の叱咤に混じった励ましの感情は理解できた。だが、ロディはなまじ順調に成長を重ねている分不安の気持ちが大きかった。 ロディ「(私は……本当にここから強くなることが出来るのだろうか……)」 弱さを見つめて→!card !とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します ダイヤ・ハート・スペード→私らしくもなかったな。従騎士の分際で贅沢な悩みだった…! クラブ→それは才能のある者の特権の話ですよ。私はルークやクリスとは違うんです… JOKER→そのとき観客席から子供たちの声が。あれは…ロディの弟たち!?
[457]森崎名無しさん:2011/08/07(日) 16:45:00 ID:??? 弱さを見つめて→ ダイヤ6
[458]森崎名無しさん:2011/08/07(日) 16:45:13 ID:??? 弱さを見つめて→ スペード10
[459]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/08/07(日) 19:47:06 ID:??? 弱さを見つめて→ ダイヤ6 >ダイヤ・ハート・スペード→私らしくもなかったな。従騎士の分際で贅沢な悩みだった…! たしかに現時点ではルークやクリス、セシルたちとは総合力で水を開けられているかもしれない。 だが、自分たちはまだまだ未熟な見習い騎士。成長の余地はそれこそ地平線に続く畑のように広がっているのだ。 これから大成できるかどうかはむしろこれからの自分の向上心にかかっている。 今の実力に不満を持ち、腐ることは簡単だ。ならばもう少しだけでも足掻いてみたほうがいいかもしれない。 ロディ「……私らしくもなかったな。従騎士の分際で贅沢な悩みだった…!」 森崎「そうだぜ。お前らはまだ若いんだ。悩むことが活力の源みたいなもんさ。 これからもどんどん壁にぶつかってどんどん悩め。 そしてどうしても苦しくなったのなら人に頼れ。俺みたいな心優しい色男が手を貸してやるからさ」 ロディ「ふふっ…色男ですか。ジョルジュ将軍と並べたらさぞかし絵になるんでしょうね」 森崎「ばーか。比べる相手が悪いっての。ったく、こうもすぐに立ち直られちゃあ俺の出る幕はなかったかな?」 ロディ「…そんなことはありません。森崎殿と話ができて、嬉しかったです。ありがとうございました」 森崎「お、おう。まぁお前たちの教官として当然のことをしたまでさ。わっはっは」 ※ロディの評価が上がりました
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0ch BBS 2007-01-24