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【最終】ファイアーモリブレム33【試験】
[654]森崎名無しさん:2011/08/15(月) 20:20:05 ID:zm9fNW96 E
[655]森崎名無しさん:2011/08/15(月) 20:26:39 ID:7eKb6nbM D
[656]森崎名無しさん:2011/08/15(月) 20:29:29 ID:cJGfrW5A b
[657]森崎名無しさん:2011/08/15(月) 20:34:07 ID:RlsYypjQ E
[658]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/08/15(月) 21:06:38 ID:??? >E 部下の悩みを改善してやるのも教官の勤めだ。話してみろよ ============ 快活明朗な彼女らしくない返事に、森崎は不安を覚える。 これでは明日の最終試験を大事なところで落としてしまうかもしれない。 優れた素質を持ちながらも、メンタル的な弱さが目立つ問題児集団とジェイガンに銘打たれていた第七小隊。 初めのうちは観光のついでという半端な気持ちで面倒をみるつもりだったが 今になってみれば彼女たちへの指導に自分でも驚くほどの熱を込めていた。 森崎「(俺の持つ『進化』の力は他人の資質や成長力を高める効果があるらしいが…)」 仲間と心を通わせ、力を合わせる戦い方を選んだ自分にとって 自分の成長よりも他者を鍛えあげることに価値を見いだしそうになっている思考に森崎は少し笑ってしまう。 森崎「(どうかしてるな。いくら『破滅のツボ』を押したからといって、俺のサッカー人生はまだまだこれからだってのに)」 将来的に指導者になるのも悪くはない。これまでの実績的にも意外とうまくこなせていけるだろう。 だが、それはおそらくまだまだ先の遠い未来の話。そうなってくれることを願いつつ、森崎はクリスにこう語った。 森崎「部下の悩みを改善してやるのも教官の勤めだ。話してみろよ」 クリス「……森崎さん」 森崎「一人で考え事をしてたからこんな暗くなるまで時間がかかっちまったんだろ? このままじゃ明日の試験にも影響が出る。俺が相談に乗ってやるからさ」 クリスはしばらく唸るようにして悩んでいたが、すっと顔を上げると森崎に悩みを打ち明ける。
[659]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/08/15(月) 21:08:31 ID:??? 悩めるクリス→!card !とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します ダイヤ・ハート→森崎さんにはなにがあっても絶対に叶えたい夢ってありますか? スペード→アリティアの王宮騎士になるのがおじいちゃんと約束した私の小さい頃からの夢なんです。でも… クラブ→私…今日の訓練で自分が本当に正騎士になれるのか自信が無くなってきたんです… JOKER→実は私、どうしても気になってしまう人がいるんです…
[660]森崎名無しさん:2011/08/15(月) 21:09:03 ID:??? 悩めるクリス→ クラブ2
[661]森崎名無しさん:2011/08/15(月) 21:09:14 ID:??? 悩めるクリス→ クラブ5
[662]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/08/15(月) 21:41:19 ID:??? 悩めるクリス→ クラブ2 >クラブ→私…今日の訓練で自分が本当に正騎士になれるのか自信が無くなってきたんです… クリス「私…今日の訓練で自分が本当に正騎士になれるのか自信が無くなってきたんです…」 森崎「(こいつがこんなに落ち込んだのは第九小隊との模擬戦で負けたとき以来だな…)」 セシルの巧みな戦術に(第九小隊の講師陣の頑張りもあったが)逆転負けを喫し、 クリスは自分の判断ミスで仲間の期待を裏切ってしまったと悔いたことがある。 だが、森崎の励ましもあり彼女は前向きに立ち直ると次の訓練からメキメキと頭角を表していったはずだ。 森崎「おい、お前またちょっと負けたくらいで自分の所為だとかぬかしてるんじゃないだろうな」 クリス「違います!あ……い、いえ……すみません。そうではないんです」 クリスの言い分では、自分の実力自体には自信がないわけではないらしい。 仲間との連携も発展し、この第七小隊はどんな相手でも戦っていけると信じているという。 森崎「じゃあどうしてそんなに不安そうな顔をする。隊長であるお前が不安がっていてはその空気が周りにも伝わるぞ」 クリス「……私が不安なのは、私が正騎士になったことで他の人が正騎士になれなくなってしまうことなんです」 森崎「……なに?」 自分の予想とは違うクリスの悩みの言葉に対し、森崎の返事は気の抜けたものだった。 クリス「他の小隊との競合訓練はこれまで色々とありました。今回のサッカーの試合だってそうです。 でも……今日はっきりと分かったんです。他の小隊の人たちも自分の夢に向かって精一杯戦っているんだって」 森崎「それはそうだろうさ。他の小隊の連中も正騎士になるために従騎士の門を叩きにきたんだろ?」
[663]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/08/15(月) 21:43:35 ID:??? クリス「例えばの話ですよ。例えば……家の生活が苦しくて、家族を養うためにと給金の高い仕事につきたい人がいるとします。 でも、その仕事につける人数は限られていて……誰かを蹴落とさなければならない状況だとしたら。 森崎さんだったらどうしますか?自分のせいで他人を不幸にするかもしれないと分かったら…どうするんですか!?」 森崎「クリス…?」 言葉の最後の方はとても例え話とは思えないほどに感情がこもったものだった。 きっとこの話は例え話でもなんでもなく、他の小隊の従騎士がそういう不幸な境遇の出ということなのだろう。 クリス「教えてください。私は……私はこのままじゃ……」 他人を守るために騎士になろうとしていた自分。だが今の自分は他人の夢を壊してその夢を叶えようとしている。 描いてきた理想と比べるには相応しくない苦しい現実を目の当たりにしたクリスは、迷える指針を森崎に委ねようとしているのだ。 ☆どうしますか? A そんなの簡単だ。躊躇なく蹴落とせ。お前はそれを覚悟してここまでたどり着いたはずだ。 B 他人に気を使える立場かよ。笑わせるんじゃねぇ。今のお前には部隊長はとても任せられんな! C その従騎士の言葉が本当のことかどうかなんて分からんぞ?お前を油断させるために騙しているかもしれん。 D 譲りたいなら譲っちまえ。お前の正騎士に対する思いは所詮その程度だったってことさ。 E 俺の知り合いにも似たような境遇の奴がいてな。よし、そいつの話をしてやろう。 F お前は今その従騎士に対してどれだけ失礼なことを考えているのか分かっているのか!? 2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。
[664]森崎名無しさん:2011/08/15(月) 21:46:32 ID:PRWqj2/o F
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