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【Forza】Another-C_7【FIORENTINA!!】
[312]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/08/28(日) 12:05:42 ID:??? >>294 無駄だったプレイってほとんど無かった気がします。 フィオレンティーナは監督含めて一丸となっていました。 テーマの通りチームの力で勝ってくれて良かったです。 >>295 >>297 スレ主の心の中では一生消えない伝説です。 >>296 いやあ…本当にパルマの引きは強敵でしたね! 絶妙な所で勝って絶妙な所で負ける…ドキドキ感を最後の最後までよく演出してくれたものです。 クオーレについてはスレ主が送り込んだ、いとも容易く行なわれるえげつない行為でしたがw 本当に初見殺しごめんなさいw >>298 ありがとうございます、スレ主も最後は魂抜けてました。 >>299 大抵は1試合では全ての奥の手を見せられないんですけどね。 この試合は用意していた物が全部出ました。 カードの神様どうしちゃったのと思いました。
[313]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/08/28(日) 12:08:14 ID:??? >>300 実はパルマはフィオよりも1つ高いレベル設定でした。 表面上の総合力も水を空けられていたのですが… 皆さんが粘り強く諦めずついてきて下さったお陰ですね、スレ主は果報者です。 >>301 ブンナークの代わりに私が泣きましょうw >>303 本編のハンブルガー戦はスレ主もリアルタイム参加でしたが… あの時の興奮にはまだまだ追い付けてませんよ、精進精進。 >>304 全力のジャンピング土下座をくらえ! >>305-309 サーセンww スレ主は左脳ではシューマッハ=デンマークと理解しています。 しかし右脳では何故かシューマッハ=スウェーデンとなっちゃっています。 何故こんな事になったかわかりません、でも北欧の国って必ず何かこんがらがっちゃうのですw
[314]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/08/28(日) 12:10:12 ID:??? ◎ブンナーク ブンナークキャリバー( ダイヤ6 )76+( 3 + 5 )+(ガッカリペナ、レジスタ、マイナスクロス+1)=85 トリノ 高クリア( スペード10 )69+( 6 + 5 )+(人数補正+1)=81 ファビオ 高クリア( スペード4 )68+( 4 + 4 )+(城壁伝説、人数補正+4)=80 ◎クスタ 芸術的クリア( ハートQ )74+( 4 + 4 )+(人数補正+1)=83 【シュート】−【クリア】=5〜1 → シュートは放たれたが有効ブロック分だけ威力減少 ブンナーク ブンナークキャリバー( ダイヤ6 )85+(威力減衰-3)=82 シューマッハ キャッチ( ハート5 )70+( 3 + 3 )+(ガッツ100以下-3)=73 【シュート】−【セービング】≧2→ ゴールに突き刺さった! 長き戦いよさらば! ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 実況「さあ深々とサイドを抉ったバンビーノくん! もはやラストパスは秒読みでしょう、これが最後のプレイになるのかっ!?」 バンビーノ「なるさっ! してみせる!」 スパァァァァン!!! サイドいっぱいからマイナス方向へとクロスが蹴り出された。 それは誰もが予想した通りの、ファーへ出されたハイクロス。 たった一人、ブンナークの為だけに出されたボール。
[315]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/08/28(日) 12:12:25 ID:??? ガシッ! ファビオ「これ以上させっか!」 トリノ「何もさせねえって言ってんだ!」 ブンナーク「なにッ!」 身体をぶつけてポジショニングを争いに行くパルマのDF。 もはや彼らはファウルを怖れていなかった。 それくらいでないと、この男には対抗できないと思っていたからである。 そして彼等の集中力はプレッシャーの中とは思えぬほど研ぎ澄まされていた。 クスタ「止めさせて貰うぞ、ブンナーク!」 バッ 二人がブンナークを抑え込み、クスタがベストポジションを悠々と得た。 ブンナークの視界を塞ぎ、クロスボールのタイミングを横取りし… そして彼のクリアジャンプのタイミングはまさに完璧だ。 ブンナーク「じゃ…ま…だあぁぁぁぁぁ!!!!」 グッ ファビオ「!?」 トリノ「う、ウソだ!」 ドカアァァァァァァ!!!! フィジカルを磨いてきたトリノ、若いが才能に溢れ、PA内で底力を発揮するファビオ。 彼を全力で抑え込んできた二人が、その暴虐の前に弾け飛ぶ。 奪われていた自由を取り戻した彼は、地に放たれたTレックスの如しだった。
[316]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/08/28(日) 12:14:24 ID:??? ブンナーク「うあぁぁぁぁぁっ!!」 バッ クスタ「凄まじいパワーですが…もう遅い!」 ブンナーク「それを決めるのはテメエじゃねえっ!!」 グッ クスタ「グッ…!(…ポジショニングの有利が!?)」 シューマッハが託した最後の砦、クスタの守備は緻密にして剛毅…まさに芸術的だった。 フィジカルのパワーもブンナークに全く劣ってはいなかったのだ。 そしてクスタが信頼するDFの二人が彼をサポートしている…止められぬ理由はなかった筈だった。 だがファビオとトリノがクスタをサポートしているように、 ブンナークは三杉の意志とバンビーノのマイナスクロスによって後押しされている。 そしてブンナークという男はテンションをそのままプレイに乗せてくる男だった。 この事がクスタとブンナークの勝負を最後の最後で分けた。 クスタ「う…うおぉぉぉっ!」 ブンナーク「これがブンナークキャリバーだっっっっ!!!」 ド ッ ゴ オ ッ ッ ッ ッ ッ ッ ! ! 遂に放たれた。 フィオレンティーナの勝利の夢を乗せた大剣が。 ギリギリまで競っていたクスタの身体を吹き飛ばし、轟音を響かせてパルマゴールを襲う。 その光景をシューマッハは心静かに見ていた。
[317]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/08/28(日) 12:16:00 ID:??? シューマッハ(オレも共に競る体力を残していれば…結果は違ったか…) 彼が天才的だったのは飛び出しの判断力とタイミング、 それと1対1で絶対に敵より先に動かず、その動きを見切る度胸のみだった。 セービングの才能は並より優れていた程度…現在の強さは彼の血の滲む努力で得た副次的なものだった。 そのセービングは彼の精神力と体力を多大に消耗させるもろ刃の剣。 この試合、彼はほとんど全てのシュートを止めてきたが…飛び出せる場面は少なかった。 フィオレンティーナの攻撃は巧みに彼の行動を制限し、飛び出せない場面を演出していたのだ。 シューマッハ(結果、オレの体力は限界に至った。 これが戦略だったというのなら…) ダッ 迫りくる豪球に向けてシューマッハはダイブした。 長い金髪をバサッと翻し、両腕を伸ばしてその巨体が美しく舞った。 ガシッ! シューマッハの両掌はこのボールを掴んだ。 それは一瞬の事だったが、確かに彼はキャッチした。 だが…
[318]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/08/28(日) 12:18:17 ID:??? ドガアァァッ!!!! シューマッハ(すげえよ………尊敬するぜ!) ブンナークキャリバーは、シューマッハの抵抗を許さなかった。 込められたブンナークのパワーは、シューマッハの巨体ごとボールをゴールネットへ押しこんだのだ。 これがパルマサポーターを地獄に落とす、フィオレンティーナの再逆転シーンの全てである。 ピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!! フィオレンティーナ 3−2 パルマ ============================================= 前半LT ブンナーク マルコ→センタリング→ブンナークキャリバー (通算8得点) 後半8分 シニョーリ ドリブル→アクセルスピンシュート (通算16得点) 後半33分 クオーレ ドリブル→フォーリャ・セッカ (通算2得点) 後半40分 三杉 マルコ→センタリング→ハイパーオーバーヘッド (通算8得点) 後半44分 ブンナーク バンビーノ→センタリング→ブンナークキャリバー (通算9得点)
[319]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/08/28(日) 12:20:53 ID:??? ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!! 実況「決まったあぁぁぁぁぁっ!!! 後半終了間際あぁぁぁぁぁ!!!!! 何と言う事でしょう、先程の同点ゴールから僅か4分の電撃戦! クオーレくんのファンタジーが再び爆発し、勝ったと思ったパルマ! しかし! しかしこうして追加点を奪ったのはフィオレンティーナ! 何と言う皮肉、何と言う劇的な展開! 決めたのはシンプラサート・ブンナーク!」 観客「あ……あぁ…」「もうダメだ…おしまいだぁ……」「ファンタジスタが居るのに…」 パルマが逆転してから後の10分は、サポーターにとってまさにナイトメアだった。 甘美な夢から転落させられ、地獄を味わうとはまさにこの事…あまりの衝撃に泣き出す者さえ居た。 ディアス「終わっちまったかな…」 フィッツウォルタ「シニョーリは消耗し、クオーレも間もなく限界だ。」 ヒノ「勢い…ってか、士気も違いすぎる。」 ジェンティーレ「もはやパルマに追加点を奪う力は残ってねえ…」
[320]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/08/28(日) 12:24:38 ID:??? シニョーリ「まだだっ! まだロスタイムがある!!」 観客もライバル達も、ほとんどの者が試合の趨勢を見切っていた。 しかしフィールドの選手達は諦めなかった。 かつてはこういう展開を誰よりも嫌い、投げ出してしまっていたシニョーリが… ボールをその手でセンターサークルに運び、『まだ試合は終わって無い』と他の選手を引っ張った。 クオーレもクスタも…タルデリ、コンティ、トリノ、ファビオ…全員とも心が折れる事はなかった。 三杉「まだ試合は終わってない! ロスタイムを入れた数分…絶対に守りきるぞ!」 対して『喜べるのはそれからだ』と気を引き締め直すフィオレンティーナ。 鳴り響く笛、後半5度目にもなるキックオフ。 試合終了直前、疲労のピークにある最後の5分弱。 だが両チームの選手達は最後の最後までパフォーマンスを落とさなかった。 勿論体力的に限界を迎えている選手達は何人も居たが、その選手達も気力は萎えていなかった。 最後の瞬間まで、足を止める選手は両チームにたったの1人も居なかったのである。 そして――――――――――――――
[321]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/08/28(日) 12:31:36 ID:??? ピッッピッッピィィィィィィィィィッッ!!! 試合の終わりを… コッパ・イタリア・プリマヴェーラの終わりを告げる笛が鳴り響いた。 あれから後、スコアが動く事はなかった。 実況「遂に……遂に長い笛が吹かれました!! 試合終了です、フィオレンティーナ優勝!!!!!! コッパ・イタリア・プリマヴェーラの覇者はフィレンツェ雄!!! 並みいる強豪を蹴散らし、古豪フィオレンティーナが優勝だあっ!!!!!!!」 ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア 興奮を隠そうともしない実況のアナウンスが、真夏の太陽が… ここミラノのサンシーロスタジアムに集まったサポーターの熱狂を煽っていた。
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0ch BBS 2007-01-24