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【Forza】Another-C_7【FIORENTINA!!】
[456]森崎名無しさん:2011/08/30(火) 19:31:24 ID:??? イタリアでも民明書房が売っているってすごいよね
[457]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/08/30(火) 19:39:17 ID:??? こうしてジョアンに導かれた三杉達の最初の戦い、コッパ・イタリア・プリマヴェーラは終了した。 数々の強敵との邂逅、ぶつかり合い、知恵比べ・・・それらは三杉達を一回り成長させていた。 イタリア・セリエA・・・下部組織とは言え、世界最高峰のリーグでNo.1となった彼ら・・・ しかし三杉達の歩みは止まる事はない。 これから臨む事になるであろうジャパンカップ、そしてワールドトーナメント・・・ その道は日本サッカーを変えたいと言う、大それた目的へと繋がっている。 ファンタジスタを退けた三杉は、その第一歩を強く踏み締め、次の一歩へと踏み出した実感を得ていた。 しかしフィールドを去ろうとするフィオレンティーナを、邪まな目で見据える者達も居た。 その中の一人が、低い声で呟く。 それはまるで肉食獣が唸る様な、危険を感じさせる呟きだった。 ミルチビッチ「すっかり気を緩めているか・・・。 クッ、あのような戦士に非ざる者にワタシは敗れたのかっ・・・!」 彼はASローマに所属していたホセ・ミルチビッチであった。 やや細身だが骨太で均整の取れた肉体からは、妙な熱気が発せられている。 自らに向けた怒りで身を焦がしそうな勢いの彼を、他の人物が制する。
[458]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/08/30(火) 19:40:42 ID:??? ナムリス「落ち着けよミルチビッチ、不審人物として通報されるぜ。」 ミルチビッチ「ワタシに指図はしないで貰おう・・・!」 ナムリス「フフ・・・お前のリベンジの日まで、そう間も空きはしない。 それまでワンショット・ワンキルの精神は取っておけ・・・なあ、ピャタコーフ?」 ナムリス・ユブンタイは他の2人のうち、一方に同意を求めた。 しかし求められた人物の方は、まるで自分には関係ない話と言った感じで視線すら寄越さない。 冷たい感じでボソッと一言・・・ ピャタコーフ「興味ないね・・・」 それだけ口にして、それ以上は何も言わなかった。 ミルチビッチもフンッと鼻を鳴らし、押し黙って、鋭い眼光を再びピッチへと向ける・・・。 それはフィオレンティーナの10番を射抜いていた。
[459]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/08/30(火) 19:42:04 ID:??? 少しも冷える事の無いミルチビッチの熱気に、ナムリスは呆れ顔で肩を竦め・・・ そして返事は期待せずに言葉を紡いだ。 ナムリス「・・・サビチェビッチも数日のうちにはミラノに着く。 それまでは礼服の一つでも買っておけ、いずれ必要になるんだからな。 ・・・ではオーガ・・・いや、オルミーガ、後は宜しく頼むよ。」 オルミーガ「何処へ・・・?」 ナムリス「フフッ、フィレンツェさ。」 オルミーガと呼ばれた人物は去っていくナムリスに恭(うやうや)しく辞儀をした。 その頭頂には左右に二つ・・・髪に隠れていても目立つ、抉ったように大きな傷痕が見られたのだった。 *********** 選択肢に辿り着かず申し訳ありませんが、本日はここで終了致します。 また次回、どうぞ宜しくお願いでーす。
[460]森崎名無しさん:2011/08/30(火) 21:12:30 ID:??? 何が嬉しいってオルミーガさんktkr
[461]森崎名無しさん:2011/08/31(水) 00:17:20 ID:??? ラ・オツデシタ!
[462]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/08/31(水) 17:41:56 ID:??? >>460 普通のドリブルやシュートで人を吹き飛ばす怪人(笑)が遂に登場しましたw >>461 ラ・オツカンシャー ============================================= <フランス・パリ> パリ市街の北北東約23km、地名はロワシー=アン=フランス。 ここにはロンドンのヒースロー空港に次ぎヨーロッパ第2位、世界単位でも第6位の利用旅客数を誇る、 大規模かつ重要なフランス最大の国際空港が存在している。 名前は第二次世界大戦時の英雄に因み、シャルル・ド・ゴール空港。(通称CDG) この空港に三つあるターミナルの中でも、主に国内線に使われるAérogare2(第2ターミナル)・・・ そのサテライトから続く道を、三杉は鼻歌交じりに歩いていた。 三杉(セイン 泣きじゃーくーる僕をー 何もー聞ーかなーいでー♪) 肩には小振りの旅行バッグを掛け、薄手のシャツにパンツルックと言う夏らしい軽装。 空港内だが帽子とサングラスを身に付け、彼は足取り軽くメインターミナルを目指していた。 その途中で案内スクリーンあるのに気付いた彼は、バッグのサイドポケットからチケットを取り出した。 三杉(JL50XX・・・・・・あった、13:30か。 ・・・あと2時間以上か。) スクリーンに示された離陸時間と左腕の時計を見比べ、三杉は軽く溜め息をつく。 イタリアからの直行便が出ていれば、ただ待っているだけで良かったのに、と。
[463]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/08/31(水) 17:44:53 ID:??? 日本への直行便が毎日出ているこのCDGを経由する便しか無かったのが、今更ながら惜しまれるが・・・ 三杉(ま、一回のフライト時間が短くなったのを喜んでおくとしよう。) そうポジティブに思考を変換すると、三杉は再び歩みを進め始める。 すると間もなくエスカレーターが目の前に現れた、これを上がればAérogare2に到着と言うわけだ。 足を止めず、そのままエスカレーターに乗る三杉・・・少しずつ広い空間が目の前にひらけ始める。 太陽の光が彼の身体に注がれた・・・サングラスと帽子を身に付けていて正解だった。 三杉(噂に聞いた通り・・・天井の全面がガラス張りなんだ。) Aérogare1のアバンギャルドと言われる建築にも興味があったが、その事を忘れる程三杉はこの開放感が気に入った。 造型にも曲線を多用し非常にオシャレでモダン、建築家ポール・アンドリューの感性が窺い知れる。 本来、成田へ向かう便はAérogare1が利用される物だ。 しかし今回は、航空会社間の調整で偶然にAérogare2から発たれる便が一つあった。 成田への到着時間も都合が悪く無かった事から、わざわざこの便を指定したが・・・正解だったと言える。 むしろ直行便が無かった事を感謝したい気持ちにすら三杉はなっていた。 三杉(いつまーでもー 空にーいてー ソーローーーン♪) 気を良くした三杉は空いていたベンチを素通りし、そのままテナントの方へ向かう。 レストラン、土産屋、軽食カフェ、本屋、服飾店と数多くの店が構えられていた。 飛行機へのチェックインまで、まだかなり時間がある事もあり、三杉はブラブラと店を回る事にした。
[464]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/08/31(水) 17:46:33 ID:??? 三杉(弥生にお土産でも買っていこうかな・・・それとも先に腹ごしらえをしておこうか。) ミランから戻ってすぐにパーティー、その翌朝早くに飛び出してきたのだ。 何しろ時間がなかった・・・バッグの中身も着替えと貴重品だけで朝食もまともに食べていない。 ゆえにこの待ち時間は、三杉にとってある意味とても有用であると言えた。 三杉「さて、どこに行こう?」 A レストランに行く B 軽食カフェに行く C 土産物屋に行く D 本屋に行く E 服飾店に行く F ゴディバでチョコを買う 2票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。) 2回行動出来ます。 場所によっては偶然に人に会ったり、何か買えたり、情報を得たりします。 無意味ではありませんが、たいした選択でもないのでお好みでどうぞ。
[465]森崎名無しさん:2011/08/31(水) 17:50:13 ID:kQnSGR4g F
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0ch BBS 2007-01-24