※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【Forza】Another-C_7【FIORENTINA!!】
[583]森崎名無しさん:2011/09/03(土) 18:57:25 ID:??? 顔ぶれが懐かしすぎて泣ける
[584]森崎名無しさん:2011/09/03(土) 22:10:10 ID:??? STEEL FOOTBALL RUN
[585]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/09/05(月) 15:11:21 ID:??? >>581-582 クラブAだと隣の席にはファーストを断られた豚みたいな匂いのする男が座ってましたね。 Jokerだとそんな感じでファーストに乗れてました。 >>583 RT2002やゲーム版1の懐かしキャラが集結したら、こんな強力バルサBになりました。 3〜5年後辺りのバルサトップはきっと大変な事になってます。 取らぬ狸のCL編妄想ばかりが先行して困る件。 >>584 ニョホッ ============================================= > E ディエゴ・ブランドー ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 特集が組まれていたのは“ディエゴ・ブランドー”と言う選手であった。 コラムでの簡単な紹介文を見直して、三杉はここで首を傾げる事になった。 三杉(ディエゴ・ブランドー、イギリス人・・・・・・ふむ、イギリス人がディエゴ?) イギリス人でディエゴと言う名は普通は聞かない。 ディエゴのと言う名は、旧約聖書のイサクの息子でユダヤ人の祖となったヤコブのスペイン形“ハコボ (Jacobo)” の名が源流であり、そこから異形として生まれた幾つかの名の一つである。 イギリス人であれば、ジェイコブかジェイムズとでもなるべき名前の筈だが・・・。
[586]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/09/05(月) 15:13:38 ID:??? 三杉(なになに・・・ディエゴ・ブランドー、幼くして両親を亡くした天涯孤独の天才。) 『ラ・マシアへの入寮は13歳以上が決まりだが、ディエゴは例外的に10歳で入寮を許可された唯一の選手である。 しかしスカウトされた経緯やそれまでの経歴については未発表であり、本人も頑として答えてくれない。 この事からラ・マシア、いやバルセロナにおいて最も謎多き選手として有名である。 あまりの強情っぷりに、彼が貧困層出身ではないかと勘繰られた事もあるが・・・ 学業の成績が非常に優秀である事から、知的階級以上の出身であると主張する者の方が大多数である。 特に語学に堪能で、母国語の英語は勿論、スペイン語に加え、ポルトガル語、イタリア語等も話す事が出来る。 またテニスの腕も相当な物である事から、貴族階層出身者ではないかと噂され、女性人気が非常に高い。』 三杉(これは・・・・・・) あまりに創られたようなプロフィールに三杉は疑いを禁じえなかった。 身も蓋もない言い方をすれば、強烈な胡散臭さが漂っているのである。 しかし、もしこの話が本当であるならば話題性は余り有るほどの存在… そして何より天より2物3物を与えられた規格外の天才と言う事になろう。 三杉(いや…そうとも限らないか。) マルコ・クオーレ、ファンディアス、大空翼といった天才達を思い出し、三杉は先程の考えを否定した。 天才と言うのは理屈や背景からは説明できないような才の顕れを言う。 それに対してディエゴからは(所詮記事の情報だが)何らかの背景がある事が十分窺えられた。 そう考えてみれば、このディエゴは努力型の秀才…自分と同じタイプなのでは、と三杉は印象を改める。 三杉(…そうだとしても、少なくとも僕より優秀そうではあるな。 …まあ、そこはいいか。)
[587]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/09/05(月) 15:15:22 ID:??? プロフィールを一通り噛み砕くと、続いてプレイスタイルや実績の紹介に目を通した。 するとその前半部と後半部で、全く同一人物として結びつかない二つの特徴が三杉の注目を攫う。 『トップ下を好むディエゴは、主にインテリジェンスとテクニックで攻撃を組み立てるタイプだ。 豊富なアイディアに対してノールックパスやヒールパスを駆使するスタイルは、まるでジーコのようでもある。 細身ではあるがフィジカルは比較的強く、豊富な運動量で攻守のあらゆる場面に顔を出す… 相手にしてみれば非常に厄介な中盤の重鎮であろう。』 これが前半部である。 インテリジェンスとテクニック、パサー、運動量で攻守をカバー・・・ 三杉はこれを見て、自分と似たプレイスタイルだという印象を受けた。 『しかし勝利にこだわる所があるのか、チームの敗勢が濃くなると普段の紳士的な性格が変貌する。 闘志剥き出しにラフプレイを使い始め、相手を怪我させる事も厭わないのだ。 また相手チームの選手や審判に食ってかかる事も少なくない。 不思議な事だが、そうなった時の彼は明らかに動体視力やフィジカルが一回り以上上がっているように見える。 そして彼自身もゴールに対して貪欲になり、ミドル・ショートレンジ問わずシュートを撃ち出してくるのだ。 この時彼が放つのが、高速で地を這う様な軌道のシュートあり… 地元ではこのシュートをアグィラ・デル・オーロ(黄金の鷲)と呼んでいる。』 しかし後半部は前半部からは一変し、ラフな選手像を浮かび上がらせる。 これは自分には無い特徴・・・どちらかと言えば日向を思わせるスタイルだ。 水と油、相反する二つの性質が途中で入れ替わるのかと思うほどに、前者と後者は違っていた。 三杉(二重人格なのか・・・それともこの後半部が本性で、普段は紳士を演じているとか・・・) このような勘繰りを三杉のような者が入れてしまうほど、このディエゴ・ブランドーという選手は “謎”という大きな魅力に包まれていた・・・少なくともこの記事の中では。
[588]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/09/05(月) 15:18:05 ID:??? バルセロナB(4−2−3−1) −−−−−−− −−−H−−− Hリネカー −−−−−−− J−−I−−F Jラーソン Iディエゴ Fアルゴス −−−−−−− −−G−E−− Gライカール Eグランディオス −−−−−−− −B−−−A− Bフェレール Aフォンセカ −−C−D−− Cクァール Dアウミージャ −−−@−−− @ゴンザレス コラムの残りのスペースには、上のフォーメーションが記されていると共に・・・ 『バルサBの選手は、バルサトップと全く同じ戦術で闘っている。 つまりテクニックが満たされれば、いつでもトップのレギュラーを張れる選手達なのだ。 バルサは頂点から底辺まで一つの哲学、一つのメンタリティが統一された稀有なチームである。 クライフが選手時代に提唱した革命は、彼が監督となった今、大きな城なって完成したのだ。 レアルがどれほどの資産を使って補強しようとも、ラ・マシアの存在によりバルサは揺るぎはしない。 戦術と連携でバルサはいつまでも戦っていけるだろう。』 ・・・と締め括られていた。 三杉は雑誌を置くと、フウーッと大きく息を吐く。 あまりにも巨視的なクライフの手腕に三杉は感嘆に包まれるのを感じていた。 選手として一流だっただけではなく、指導者・戦略家としても超一流である事を改めて知ったのだった。
[589]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/09/05(月) 15:19:24 ID:??? 一旦ここまでです。
[590]森崎名無しさん:2011/09/05(月) 15:22:39 ID:??? 乙です ゴールデン北国シュートを使うのか
[591]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/09/05(月) 19:26:10 ID:??? 三杉「バルセロナBか…」 硬い背もたれに身体を預け、三杉は力無く呟いた。 スペイン内戦の歴史を思えば、バルサBは間違いなくスペインではなくバルサで出てくるだろう。 勿論中には各国のナショナルチームに合流するメンバーも居るだろうが… 少なくともクラブチームの中で本気で世界一を狙える希少なチームであるのは疑いない。 選手の質という意味では…年齢制限のないA代表ならばともかく、U18となっているWトーナメントでは 間違いなく“A代表>>クラブチーム”という図式が成り立つだろう。 しかしこのバルセロナBは少々他と違うのは明らかであった。 “フィオレンティーナでWトーナメント出場する事が決まっている”三杉は、 自分達はどうなのだろうか、大丈夫なのだろうか、と答えの出ない問いに頭を悩ませる。 そしてパルマ戦を終えた後の、控室での出来事を思い出すのであった。
[592]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/09/05(月) 19:27:11 ID:??? 〜回想・2日前 サンシーロスタジアム、フィオレンティーナ控室〜 優勝を決めただけでなく、ベストイレブンやMVPなどを輩出した三杉達。 彼等は成し遂げた成果によって、誇らしげに、和やかに控え室へと戻って来た。 だが控え室では、そんな彼等を2人の思わぬ人物が待っていたのだった。 ジョアン「諸君、よくやってくれた。 期待以上の成果を見せて貰ったぞ。」 パチパチパチ バンビーノ「コーチ・・・」 一人はメンバーの誰もが良く知る人物であった。 ジョアン・ウェンガー、このフィオレンティーナでの三杉達のコーチであり・・・ 今ここに居るメンバーをコッパ・イタリア・プリマヴェーラに挑ませた本人だ。 もう一人は三杉達の知らない顔だった。 身なりの良さや高貴な眉毛から、それなりの人物である事だけは想像がついた。 三杉「この結果はコーチのご指導の賜物ですよ。 ・・・そんな事よりそちらは?」 ジョアン「うむ・・・こちらはヴィットーリオ・トレイゼ・チェッキ・ゴーリ氏。 フィオレンティーナの会長であるマリオ・チェッキ・ゴーリ氏の御子息であり・・・ このチームの執行役員を担う方・・・所謂、フロントという奴だ。」 「!?」「フロント!?」「マジで!」
前
次
写
0ch BBS 2007-01-24