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【Forza】Another-C_7【FIORENTINA!!】
[669]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/09/08(木) 18:11:23 ID:??? > B 外や人前では昔のように“淳”って呼んで欲しいな。 > 弥生の服装→ 《ダイヤ》 膝上20cm > 弥生のお気に入りカフェ→《クラブ》 可愛い内装のカフェ ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 弥生の言葉は、表情は、彼女の純粋な感動をそのまま映し出していた。 そしてそれは、歪みのない形で三杉へと伝わっている。 生まれついての美形、家柄と金、心臓病、群がる女子…幼き頃の環境は、三杉の女性観を歪め遠ざけてきた。 また心を許した女性の裏切りは、彼のまともな恋愛の機会を決定的に失わせた。(←森崎のせい) 環境によって培われた征服欲と、当たり前に持つ性欲…そして弥生の三杉への想い。 これらは三杉と弥生に背徳的な恋愛の形を歩ませるに到ったのである。 しかしイタリア行による長き別離、取り戻した挑戦心、利や理ではなく義で通じ合える仲間達との日々。 これらは三杉の心、感受性を緩やかに変化させていったのだ。 そしてミラノで出会ったモニカとの一件で、彼は極めて普通の恋心を知る。 それどころか…信じがたい事に献身の気持ちを覚え、その意味までも理解したのだ。
[670]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/09/08(木) 18:12:24 ID:??? だからこそ今の三杉は、その理性によって弥生の献身も純粋な想いも理解し受け止める事も出来る。 けれども元々有していた背徳的な欲求が消失したわけでなく… 三杉は弥生を前にして今も感情と理性の間を行き来している。 そして弥生の方も、いずれの三杉をも受け入れられるくらいに彼を慕っている事実がある。 故に微妙な天秤に揺れる三杉ではあるが、弥生と言う器はそれを緊張やストレスと捉えさせないのだ。 今この状況も、三杉は自分が心地よい揺らぎの中に存在する感覚にあった。 そんな三杉は、弥生の透明な感動に対して、然程甘くない飴の言葉を返していた。 三杉「外や人前では昔のように“淳”って呼んで欲しいな。」 弥生「―――!?」 電話では意識して優しい言葉をかけるようにして来たが、今のは甘いだけではない。 2人きりの場では御主人様であり、変わらない自分である事を暗に告げたのだ。 彼としてはそのつもりであったが・・・三杉の見積りは少々甘かったと言わざるを得ない。 何故ならば弥生は、相手を名前で呼べる・・・ただそれだけの事がどれ程幸せかを、髄まで知る人間だからだ。
[671]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/09/08(木) 18:14:00 ID:??? 弥生「・・・・・・・・・」 三杉「・・・・・・なぜ黙っているんだい?」 弥生「・・・・・・・・・じゅ・・・淳・・・」 三杉「なんだい弥生?」 ニコリ 弥生「あ・・・・・・」 ジーン 弥生は感動に打ち震えていた。 前回そう呼んだ時は『ご主人様、だろう?』と訂正されたが、今はそれが無かったからだ。 三杉を下の名で呼び捨てられる日が来る事を、完全に諦めきっていたからこその幸せ。 喩えその理由が“外だから”であっても、弥生にとってそれは至高の幸福となっていた。 三杉「・・・・・・さてと、それじゃあ早速ティータイムと行こうか。」 弥生「はい・・・!」 三杉(・・・・・・・・・そんなに喜ぶ事だったのか・・・?)
[672]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/09/08(木) 18:15:53 ID:??? 首を傾げながらも、三杉は弥生の案内で移動し始める。 電話での会話から、今から弥生のお気に入りのカフェに連れて行かれる筈だ。 隣を歩きながら、時々こちらの顔を覗き見る弥生の顔は明るい笑顔であった。 それに疑問の色を隠した微笑を返しながら、三杉は本日の弥生の服装を改めて見てみる。 トップスは白に近いベージュの半袖カットソー、スカートは裾が大きいフレアラインとなった桃色のミニ、 足元は素足に少しだけヒールの高いサンダルを涼しげに履きこなしていた。 カラーからは少女っぽさが残るが、スリムな脚が更に長く見え、女性としての色気は十分に感じさせる。 女性から見ればスマートで男性から見れば扇情的に映り・・・コーディネートとしては中々素晴らしかった。 道行く若者の視線を時々感じるのは、自分の力だけではないのだろうと三杉は客観的に思うのだった。 弥生「着きましたよ。」 そうこう考えている内に弥生お気に入りのカフェに到着した。 適度に可愛い外装から、女子ご用達といった所である。 三杉(ふむ、なるほどね・・・) 弥生「お茶の香りも良いですし、何よりケーキがとても美味しいの。」 先程とは違う意味で幸せそうに物を言う弥生に手を引かれ、三杉は店へと入った。
[673]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/09/08(木) 18:16:59 ID:??? 店内は更に可愛い装飾が施されており、ザッと見積もって外装の3割増と言ったところ。 案内された席に座り、メニューを開く2人。 弥生「何にするんですか?」 三杉「そうだなあ・・・弥生のお勧めで頼むよ。」 弥生「あ、それじゃあ・・・」 オーダーを済ませると、2人の間に緩やかな時間が流れ始める。 取り敢えず2人の会話を邪魔する者は誰もいない。 三杉(さてと・・・) A 取り敢えず弥生の話を聞く。 B 取り敢えず三杉が話す。 C おかみを呼ぶ。 D ストローを包む紙の一端を破り、剥き出しになったストローを咥えて弥生に肺活量アタックを食らわす。 2票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)
[674]森崎名無しさん:2011/09/08(木) 18:21:23 ID:pespnUxw B さらっとネタ仕込むなあw
[675]森崎名無しさん:2011/09/08(木) 18:25:57 ID:4RXb06mE A
[676]森崎名無しさん:2011/09/08(木) 18:34:51 ID:WIWzNET6 A
[677]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/09/08(木) 19:26:50 ID:??? > A 取り敢えず弥生の話を聞く。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― どうやら先程のやり取りだけで、弥生のご機嫌はMaxハイテンションと言った様子である。 緊張もない様であるし、これならば話題を振らずとも何かしら話してくるだろうと黙っていると・・・ 弥生「ね・・・ねぇ、淳?」 三杉「なんだい?」 案の定 弥生がぎこちなく名を呼んできたので、三杉もわざとらしく問い返す。 すると弥生はこう切り出してきた。 先着で ★弥生の話題→!card と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。 《ダイヤ》 弥生「一ノ瀬くんって覚えてる? 実は退学になったの。」 《ハート》 弥生「なんか嬉しいな・・・こーゆーの憧れてたんだ。」 《スペード》 弥生「石崎くんって覚えてる?」 《クラブ》 弥生「実は一ノ瀬くんに付きまとわれて困ってるの。」 《JOKER》 好きな話題をお選び下さい。 《クラブA》 弥生「淳・・・子供は何人欲しい?私は三人欲しいな。女の子がふたり、男の子がひとりね。 名前は淳が決めてあげてね。私ってあんまりネーミングセンスないから。えへへ、どっちに似てると思う? 私と淳の子供だったら、きっと男の子でも女の子でも可愛いよね。それで庭付きの白い家に住んで、 小さなネコを飼うの。ネコの名前くらいは私に決めさせてね。“こじろう”なんてどうかなって思うけど・・・ あ、淳はネコ派だっけ?それとも犬派?私は断然ネコ派なんだけど、あ、でも、淳が犬の方が好きだって いうんなら、勿論犬を飼うことにしようよ。私、ネコ派はネコ派だけれど動物ならなんでも好きだから。 だけど一番好きなのは、勿論淳なんだよ。淳が私のことを一番好きなように。 (続きます)
[678]森崎名無しさん:2011/09/08(木) 19:29:35 ID:??? ★弥生の話題→ クラブA
[679]森崎名無しさん:2011/09/08(木) 19:30:06 ID:??? な ん や て
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0ch BBS 2007-01-24