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【Forza】Another-C_7【FIORENTINA!!】
[768]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/09/13(火) 14:01:29 ID:??? ダーンと渡されたメニューには、ババーンと以下のような銘柄が並んでいた。 ・ロイヤル ブレックファースト ・イングリッシュ ブレックファースト ・スコティッシュ ブレックファースト ・ゴールデン アフタヌーン ・クイーン ヴィクトリア ・スーペリア ダージリン ・スーペリア アッサム ・スパイス チャイ ・ハートウェル ・ヌワラ エリヤ ・グランド キーマン ・アールグレイ ・カウンテス グレイ(ダージリン アールグレイ) ・リッチ バニラ ・ホワイト ピーチ ・フルーツガーデン ・オーガニック スーペリア ルイボス ・スーペリア ルイボス エルダーフラワー ・ケニヤプレミアム 弥生「な、なるほど…(…と言ってもこれは…知ってる単語は幾つかあるけど、違いが想像つかない… …それ以前に、このセットって一体幾らくらいするんだろう…)」 …と弥生は困惑の極致に到る。 そして三杉はそんな弥生を気に留めず、自分の紅茶を選び始める。
[769]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/09/13(火) 14:02:47 ID:??? 三杉(さてと…イタリアでエスプレッソばかりだったからな、久し振りに飲むまともな紅茶だ。 セカンドフラッシュにするべきか…それとも敢えてミルクティー前提にするか…) 弥生(ええと…アフタヌーンティーだからブレックファストのは多分ダメよね… チャイ…は、何となく淳が気に召さなそうだし、ヌワラエリヤに到っては何語なの?) 三杉(ふむ、まあここは王道でFTGFOP1の香りをストレートで楽しむとしよう。) 弥生(名前的にはホワイトピーチが可愛くて良いけど、淳に邪道だとか言われそう〜……) 対照的な2人の思考であったが、ともかく三杉は自分のオーダーを決めた。 そして相手の方に視線を移すと、弥生はまだお茶のメニューと睨めっこしている。 三杉(クスッ 判らないならば聞いてくれればいいのに。) 必死そうな弥生の可愛らしさに思わずクスリとして、三杉は… A 助け舟を出してあげる B ズバッと決めてあげる(銘柄を上のメニューから選んであげて下さい。) C 面白いので何も口出さずに最後まで待ってあげる D 『まだかい?』と急き立ててみる。 E その他 2票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)
[770]森崎名無しさん:2011/09/13(火) 14:08:27 ID:W+d8GbP6 A
[771]森崎名無しさん:2011/09/13(火) 14:16:50 ID:xbgrCsW6 A
[772]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/09/13(火) 16:35:05 ID:??? > A 助け舟を出してあげる ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 三杉(そうだな…楽しんで貰う為に連れてきたのだから、こんな事で悩ませたら可哀そうだ。) そう思い、三杉はメニューと睨めっこをしている弥生に助け船を出してあげる事に決める。 フと『自分はこんなキャラだったろうか?』と自分の確かな変化に僅かな違和感を感じるが… そこは深く考えるのを止め、今の自分の思いをすんなりと受け入れた。 三杉「弥生。」 弥生「えっ! ははは、はい!」 三杉「弥生はどんな紅茶が好きなんだい?」 弥生「えと…好きな紅茶、好きな紅茶…」 三杉「漠然とで良いよ、それから飾る事もない。 ミルクティーが特に好きだとか… スッキリした飲み口が良いとか、香りをつけたのが好みだとか、何でも良いから言って御覧?」 弥生「は・・・はい。 ええと、それじゃ…」
[773]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/09/13(火) 16:37:39 ID:??? 先着で ★弥生の好み→!card と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。 《ダイヤ》 ミルクティー 《ハート》 弥生「だ、ダーリンが…」 三杉「ああ、ダージリンね」 《スペード》 フレーバーティー 《クラブ》 紅茶荷電(←商品名)が好き。 《クラブA》 紅茶よりもむしろ、ガーデンに咲いている薔薇の朝露が飲みたい。 《JOKER》 至高の紅茶(飲んだ事があるけれど、銘柄は知らない)
[774]森崎名無しさん:2011/09/13(火) 16:40:44 ID:??? ★弥生の好み→ ハート3
[775]森崎名無しさん:2011/09/13(火) 16:45:08 ID:??? 「オレンジペコで!」
[776]森崎名無しさん:2011/09/13(火) 17:03:00 ID:??? 呼称「ダーリン」フラグを折ったってとこ? やはりドSかw
[777]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/09/13(火) 18:02:28 ID:??? > 弥生の好み→ ハート3 > 《ハート》 弥生「だ、ダーリンが…」 三杉「ああ、ダージリンね」 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 弥生(やっぱり・・・ご主人様は、この2年間で少し変わったみたい。 そりゃあ、ちょっとは意地悪な所もあるけれど・・・でも優しさが前提にあるのが凄く感じられるわ。) これまでの言動、そして優しく助け舟を出してくれる今の姿から、弥生は三杉の纏う空気が依然と変わったと確信した。 その変化は女性にとって甘〜い魅力と感じさせるものであり、弥生は文字通りトロンとした気分になってくる。 以前の背徳的な雰囲気も、一部の女性にとってある意味強烈な魅力を放っていたのは疑いないが・・・ 今の三杉は本物の王子様のような、女性が原初に夢見る理想の男性の魅力を醸し出しているのである。 弥生(どうしよう、紅茶の事よりもすっごく甘えたい・・・) 紅茶の事は既に弥生の思考の20%にまで低下し、 甘えたい、(頭や髪を)撫で撫でされたいと言う気持ちが支配的になっていた。 しかしそれを直接言ってしまうと、ガラガラと幸福が崩れてしまうような不安感もある。 普通の常識的な幸せに対して懐疑的になっている故なのであるが・・・ そこで弥生は流れとして不自然にならない“ささやかな幸せ”をコッソリと楽しむ事で、 今の気持ちの昂ぶりを消化させようとした。 弥生「(この流れなら・・・言えるわ!)だ、ダー リン・・・」 一瞬だけ三杉の目を覗きながら、弥生は小声でそう言ったのだった。 まるでダージリンの事を言い間違えたかのような、微妙な発音で。
[778]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/09/13(火) 18:03:44 ID:??? 大人になって好きな男をダーリンと呼ぶなど、恥ずかしくてまともな神経では出来ない事である。 けれどもそれは、甘い夢として確かに女性の心の奥底に眠っている。 この行動が弥生にとっては色々な意味で大きな冒険だったのは、その事からもお判りだろう。 三杉「(ん・・・噛んだか?)ああ、ダージリンね。 なんだ、ちゃんと判ってるじゃないか。」 弥生「あ・・・アハ!」 三杉「それだったら迷う必要はないさ、確かに銘柄は幾つもあって目移りするけれど・・・ ダージリンが好きなら、この店では断然スーペリア ダージリンさ。 当たり前だがセカンドフラッシュ(夏詰み)だし、ゴールデンティップスの多い FTGFOP1 (フィナー・ティピー・ゴールデン・フラワリー・オレンジ・ペコー)だからね。」 弥生「す、凄いんですね!」 三杉「うん、これを飲むと低級のダージリンでは物足りなく感じてしまうかもね。」 昔と変わらない薀蓄(←8割がた理解していない)に生返事をしながら、 弥生は内心でガッツポーズを決めていた。 弥生(言った・・・頑張ったわ弥生・・・お父さん、お母さん、いま弥生は幸せです。) ※いったんここまで
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0ch BBS 2007-01-24