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【Forza】Another-C_7【FIORENTINA!!】
[916]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/09/22(木) 07:25:44 ID:??? 三杉は部屋の隅で折りたたんだ服を手に取り、ズボンから順に身に付けた。 それから頭を触ってみたが、少しボサッとしている感じがある。 後でドライヤーを借りる事にして、取り敢えずはリビングに降りる事にした。 リビングではコーヒーの香ばしい匂い、クロワッサンを焼く電子オーブンの音。 充実した朝を感じる思いであった。 クロワッサンとコーヒーを平らげると、三杉は一旦ホテルに戻る旨を弥生に告げた。 後ほどIHの開会式会場で待ち合せるという事になるが…弥生は少々顔を曇らせ、寂しそうな目をする。 三杉(やれやれ、女の子というのは寂しがり屋だな。) ☆どうしますか? A 仕方ない、ずっと一緒に行動する。 B 頭を撫でてどうにか理解して貰う。 C 軽くチュッてしてどうにか理解して貰う。 D 別に何もしないしホテルにも戻る E 笑いかける(ドSの笑みで) F その他 2票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。) ※昨夜はお酒飲んでたらいつの間にか寝てました。すみません。 投票お願い致します、次の更新は夜か来週です。
[917]森崎名無しさん:2011/09/22(木) 08:43:23 ID:JQpJuZvo C 乙でした。 ご主人様に戻ってるという事は……ゴクリ。
[918]森崎名無しさん:2011/09/22(木) 10:19:56 ID:8kXsFKGU C
[919]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/09/22(木) 20:10:29 ID:??? >>917 ふひひ、さーせん ========================================= > C 軽くチュッてしてどうにか理解して貰う。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 三杉(寂しさを埋めてやれるのは…安心感だけだろうな。) スクッ 三杉は椅子から立ち上がり、弥生の方へ近寄った。 近付くと弥生の眉は少し下がっているのが判り、彼女の物憂げな心境がより伝わってくる。 三杉「後ですぐ合流出来るんだけどな…それでも寂しいかい?」 弥生「うん……だって、明日になればまた居なくなってしまうから…」 三杉「そうだったね…」 弥生の言いたい事は三杉もよく理解できた。 こうやって甘く優しい時間を過ごせるのは後1日。 三杉は明後日にはイタリアに戻らなければならないのである。 残された有限の時間を、出来る限り長く一緒に過ごしたいというのは当然の感情だろう。 三杉「弥生。」 スッ 弥生「ん…?」 三杉は弥生の頬に掌を当て、ゆっくりとさすった。 また桃色の唇を親指で優しく撫でる。
[920]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/09/22(木) 20:30:21 ID:??? 弥生「……どうしたの?」 三杉「…確かに明日からまた暫く離れ離れになるが…それでも僕らは一緒だ。 その事を判っておいて貰いたいと思っている。」 弥生「ホントかな…」 三杉「証拠…あげるよ?」 そう言って、三杉は弥生の唇に自分の唇を合わせた。口づけている時間はほんの僅かな、ささやかなキスで。 けれども弥生は嬉しそうに恥ずかしそうに目を逸らすのだった。 三杉「信じて貰えたかい?」 弥生「うん、信じる…。 あ、でも…」 三杉「なんだい?」 弥生「もう一回…」 三杉「仕方のない子だな。」 唇を指差しておねだりする弥生に、三杉は苦笑混じりに応えた。 今度のキスはさっきよりも少しだけ長かった。
[921]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/09/22(木) 20:32:50 ID:??? 三杉「さて、それじゃ僕は一旦ホテルに戻るよ。」 弥生「はい、待ち合わせは競技場で良いですか?」 三杉「ああ、11時にそこで。 しっかりとおめかししておいで。」 弥生「もちろん。」 さっきの寂しげな顔が嘘みたいに弥生は朗らかに笑った。 これを見て三杉も一安心である。 三杉「それじゃ…(っと? そう言えば…)」 A お土産のネックレスを今渡す。(合流時に身に着けてきてくれます。) B 今じゃなくて良い、別れ際に渡そう。 C 他に言う事がある(記述お願い致します。) 2票選ばれた選択肢で続行します(投票はメル欄空白でお願い致します。)
[922]森崎名無しさん:2011/09/22(木) 20:34:19 ID:h17qs9Ts B
[923]森崎名無しさん:2011/09/22(木) 20:45:56 ID:dx51Pido A
[924]森崎名無しさん:2011/09/22(木) 20:47:31 ID:TyUWrn66 B
[925]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/09/23(金) 23:46:08 ID:??? > B 今じゃなくて良い、別れ際に渡そう。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 三杉(いや、今よりも最後の別れ際に渡す方が良さそうだな。 一番寂しくなる時に、それを埋められる物があるかどうか…これは大きな違いになる筈だ。) 不意の思いつきを吟味したところ、どうやら他にベストなタイミングがあると考えられた。 鞄の口に入れかけた手を慌てて引っ込める三杉であった。 そのまま今度は立ち止まる事なく青葉宅を後にし、三杉は荷物を置いてあるホテルへ向かった。 部屋に戻った三杉はまずシャワーを浴び直し、下着と服を新しい物に着替え… 濡れた髪を手櫛とドライヤーで簡単にセットする。 三杉(あ、そう言えば弥生の家ではドライヤーを借りなかったな。 あんなボサボサの頭で外を出歩くとは、貴公子失格じゃないか。) …などと詰まらない事を考えている内に、必要な準備と言える物は完了していた。 ちなみにその頃の弥生はまだ全力で入浴後に髪を乾かし終えた所。 これから可愛いワンピースを着ていくか動き易い服かで大いに悩むわけであった。
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0ch BBS 2007-01-24